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四章 学園は遠い
色の意味
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コンくんは分かりやすく説明する為に被ってる布を取り顔を出した。
みんなはコンくんの顔を見て顔を赤らめた。
(レイガくんとローズくんは反応しないな)
「オレの目って紫色だろ?」
「え?あ、うん。ゴメン、コンくんの顔が綺麗で目の色をちゃんと見てなかった」
「顔が綺麗で?あ、そういえばオレの顔って綺麗なんだっけ?忘れてた」
「は?忘れるって何で?」
キトくんが驚いて聞いてきた。
(吟遊科なら良くある事なんだけどね)
「あ~、吟遊科の子達と付き合いがあれば良くある事だよ~。吟遊科の子達は自分の顔が綺麗だっていう自覚が全然無いんだよ~」
「へ?全然?吟遊科の人達全員ですか?」
「全員かは分かんないけど~、オレの知ってる子達はみんなそうだったよ~」
「はは、けどオレ達見た目詐欺集団って一部で言われてますからね。見た目と性格のギャップの方が凄いって良く言われます」
「へ?見た目詐欺集団?どういう事?」
マナカくんとキトくん以外も吟遊科と交流が無い人達が困惑しているので私は分かりやすく説明する。
「困惑してるみたいだから分かりやすく説明するね?」
「セイカちゃん?」
「まず、吟遊科にはコンくんよりも見た目とのギャップが凄い人達が沢山居るってのを覚えてね?」
「まぁ、確かにオレは吟遊科ではそこまで激しいギャップは無いって言われるけど」
「コンくんの顔は吟遊科だと普通にあるくらいみんな顔は儚げで綺麗なんだ。けど、このレベルの顔の人達が凄い強い戦闘能力を持ってるんだ」
「戦闘能力?」
「まぁ、吟遊科はパーティーに誘われる事があまり無いんだ。だから、吟遊科の子達だけでパーティーを組む事が普通ってくらいあるんだ」
「だから、サブ職に戦闘系を持っている奴が多いうえに強いんだ。みんな中級の技を使えるし、上級の技を使える奴もちらほら居るんだ」
私の説明を引き継いでコンくんも一緒に説明してくれた。
それから、見た目と違って心もかなり強い事を説明した。
「分かった?」
「え?あ、うん、なんとなく分かった」
「なら、話を戻すな?」
「色の意味の話?」
「ああ」
吟遊科の話になってしまったけど、色の意味の話に戻るみたいだ。
「まず、オレのこの目の色の紫色はモンスター使いの素質がある奴しか無い色なんだ」
「確かに紫色の目って見た事無いや」
「だから、あいつらはオレのこの色を見て高く売れるって思ったんだろ」
コンくんの顔が良いのもあるけど、モンスター使いっていうレアな職を持っているのでかなりの高値で売れるだろう。
「あと、占い師とか他の素質が無いと成れないレア職にもモンスター使いみたいに絶対に持っている色があるんだけど、、、」
「けど?」
「オレ達モンスター使いみたいに紫色っていう分かりやすい色じゃないんだよ」
「どういう事?」
「例えば、占い師の素質がある奴は琥珀色の目を持ってる」
「アンリさんと同じ色?」
「アンリは占い師の素質は無いよ~」
ローズくんにそう言われて混乱しているマナカくん達にコンくんは説明を続けた。
「そう、普通の人も持つ色だったりして分かりづらいんだ。ちょっと、普通とは違うんだけどね?」
「ちょっと違う?」
「うーん、説明するのは難しいな」
確かに言葉では説明するのは難しいだろう。
なので、私も説明に参加する。
「見た方が分かりやすいよね?」
「セイカ?」
「私のサブ職は神聖者っていってこの職も素質がないと出来ないんだ。この職の素質がある人は青い目を持ってるんだ」
「セイカ、良いのか?」
「心配してくれてありがとう、レイガくん。この人達は信頼出来るから大丈夫だよ」
そう言って私は被ってる布を取った。
「ふぁ、、、」
「うわ、、、」
「、、、、。」
「ん?どうかした?」
「いや、セイカちゃん。みんなセイカちゃんの顔に見とれてるだけだよ」
「私の顔に?あー、、、自覚ないと駄目なのは分かってるけどコレばっかりはね?」
「あー、うん、まぁ、オレもそうだから分かるけどセイカちゃんって吟遊科でもかなり上位の顔立ちだからね?」
「うーん、そう言われても私には私の顔は普通にしか思えないから仕方ないよ。それより」
惚けているみんなを正気に戻す為、みんなに呼びかけた。
「話を戻すけど、私は片目だけ青色なんだ」
「え?黒い髪に青色の目って」
「まぁ、それだけで狙われるから布を被って髪で青い目の方を隠してるんだけど、それよりも私の青い目の方を見せるから良く見てね?普通の人と少し違うから」
そう言って私は左目を見せる為に髪を上げた。
みんな顔を赤らめて私の青い目を見ている。
見せてもみんな分からないのか困った顔をしていたけど、カンナさんが何かに気づいたみたいだ。
「カンナさん、分かった?」
「いえ、その、もしかして、少し光ってます?」
「うん、当たりだよ。カンナさんは可愛いうえに観察眼が優れてるね?」
「い、いえ、そんな、そんな事無いです!」
カンナさんは顔を真っ赤にして否定していた。
(そんなに否定しても可愛いだけなんだけどな)
「セイカちゃん、説明してあげないと」
「あ、そうだったね。私の青い目は普通の青い目と違ってほのかに光って見えるんだ。別に暗闇で明かりの代わりにはならないんだけど光って見えるってだけで本当に光ってるわけじゃないんだ」
「どういう意味?」
「私達みたいに普通じゃない力っていうのかな?まぁ、そういう力を持ってる人達の目は普通の人と違ってほのかに光って見えるんだ。その目は裏の世界では宝石と同じ価値があるんだよ」
みんなに私達の様な特殊な目を隠すのは何でかを説明する事にした。
みんなはコンくんの顔を見て顔を赤らめた。
(レイガくんとローズくんは反応しないな)
「オレの目って紫色だろ?」
「え?あ、うん。ゴメン、コンくんの顔が綺麗で目の色をちゃんと見てなかった」
「顔が綺麗で?あ、そういえばオレの顔って綺麗なんだっけ?忘れてた」
「は?忘れるって何で?」
キトくんが驚いて聞いてきた。
(吟遊科なら良くある事なんだけどね)
「あ~、吟遊科の子達と付き合いがあれば良くある事だよ~。吟遊科の子達は自分の顔が綺麗だっていう自覚が全然無いんだよ~」
「へ?全然?吟遊科の人達全員ですか?」
「全員かは分かんないけど~、オレの知ってる子達はみんなそうだったよ~」
「はは、けどオレ達見た目詐欺集団って一部で言われてますからね。見た目と性格のギャップの方が凄いって良く言われます」
「へ?見た目詐欺集団?どういう事?」
マナカくんとキトくん以外も吟遊科と交流が無い人達が困惑しているので私は分かりやすく説明する。
「困惑してるみたいだから分かりやすく説明するね?」
「セイカちゃん?」
「まず、吟遊科にはコンくんよりも見た目とのギャップが凄い人達が沢山居るってのを覚えてね?」
「まぁ、確かにオレは吟遊科ではそこまで激しいギャップは無いって言われるけど」
「コンくんの顔は吟遊科だと普通にあるくらいみんな顔は儚げで綺麗なんだ。けど、このレベルの顔の人達が凄い強い戦闘能力を持ってるんだ」
「戦闘能力?」
「まぁ、吟遊科はパーティーに誘われる事があまり無いんだ。だから、吟遊科の子達だけでパーティーを組む事が普通ってくらいあるんだ」
「だから、サブ職に戦闘系を持っている奴が多いうえに強いんだ。みんな中級の技を使えるし、上級の技を使える奴もちらほら居るんだ」
私の説明を引き継いでコンくんも一緒に説明してくれた。
それから、見た目と違って心もかなり強い事を説明した。
「分かった?」
「え?あ、うん、なんとなく分かった」
「なら、話を戻すな?」
「色の意味の話?」
「ああ」
吟遊科の話になってしまったけど、色の意味の話に戻るみたいだ。
「まず、オレのこの目の色の紫色はモンスター使いの素質がある奴しか無い色なんだ」
「確かに紫色の目って見た事無いや」
「だから、あいつらはオレのこの色を見て高く売れるって思ったんだろ」
コンくんの顔が良いのもあるけど、モンスター使いっていうレアな職を持っているのでかなりの高値で売れるだろう。
「あと、占い師とか他の素質が無いと成れないレア職にもモンスター使いみたいに絶対に持っている色があるんだけど、、、」
「けど?」
「オレ達モンスター使いみたいに紫色っていう分かりやすい色じゃないんだよ」
「どういう事?」
「例えば、占い師の素質がある奴は琥珀色の目を持ってる」
「アンリさんと同じ色?」
「アンリは占い師の素質は無いよ~」
ローズくんにそう言われて混乱しているマナカくん達にコンくんは説明を続けた。
「そう、普通の人も持つ色だったりして分かりづらいんだ。ちょっと、普通とは違うんだけどね?」
「ちょっと違う?」
「うーん、説明するのは難しいな」
確かに言葉では説明するのは難しいだろう。
なので、私も説明に参加する。
「見た方が分かりやすいよね?」
「セイカ?」
「私のサブ職は神聖者っていってこの職も素質がないと出来ないんだ。この職の素質がある人は青い目を持ってるんだ」
「セイカ、良いのか?」
「心配してくれてありがとう、レイガくん。この人達は信頼出来るから大丈夫だよ」
そう言って私は被ってる布を取った。
「ふぁ、、、」
「うわ、、、」
「、、、、。」
「ん?どうかした?」
「いや、セイカちゃん。みんなセイカちゃんの顔に見とれてるだけだよ」
「私の顔に?あー、、、自覚ないと駄目なのは分かってるけどコレばっかりはね?」
「あー、うん、まぁ、オレもそうだから分かるけどセイカちゃんって吟遊科でもかなり上位の顔立ちだからね?」
「うーん、そう言われても私には私の顔は普通にしか思えないから仕方ないよ。それより」
惚けているみんなを正気に戻す為、みんなに呼びかけた。
「話を戻すけど、私は片目だけ青色なんだ」
「え?黒い髪に青色の目って」
「まぁ、それだけで狙われるから布を被って髪で青い目の方を隠してるんだけど、それよりも私の青い目の方を見せるから良く見てね?普通の人と少し違うから」
そう言って私は左目を見せる為に髪を上げた。
みんな顔を赤らめて私の青い目を見ている。
見せてもみんな分からないのか困った顔をしていたけど、カンナさんが何かに気づいたみたいだ。
「カンナさん、分かった?」
「いえ、その、もしかして、少し光ってます?」
「うん、当たりだよ。カンナさんは可愛いうえに観察眼が優れてるね?」
「い、いえ、そんな、そんな事無いです!」
カンナさんは顔を真っ赤にして否定していた。
(そんなに否定しても可愛いだけなんだけどな)
「セイカちゃん、説明してあげないと」
「あ、そうだったね。私の青い目は普通の青い目と違ってほのかに光って見えるんだ。別に暗闇で明かりの代わりにはならないんだけど光って見えるってだけで本当に光ってるわけじゃないんだ」
「どういう意味?」
「私達みたいに普通じゃない力っていうのかな?まぁ、そういう力を持ってる人達の目は普通の人と違ってほのかに光って見えるんだ。その目は裏の世界では宝石と同じ価値があるんだよ」
みんなに私達の様な特殊な目を隠すのは何でかを説明する事にした。
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