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第2章・この世界の片隅で
第101夜・『原爆ドリル(前編)』
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・・・10数年前のことだ。
私は、成田空港の、日本航空の貨物会社で、日々、額に汗して働いていた。
輸入貨物を扱うので、その税関の検査は厳しかった。
特定の貨物は、厳重な監査を受けていた。
私は、数日に一度、その検査室(正式なネーミングは忘れた)に出入りする貨物をフォークリフトで出し入れする作業をしていた。
大量の大人のおもちゃの検査や、エロ本の墨塗りなども行なわれていた。
私が一番ギョッとしたのが、貨物の中から、医療用の精巧な赤ちゃん人形が出てきたときだ^^
あん時は、赤ちゃんの死体かと思いたまげた^^
◇
さて、その日、私は、検査を終えた、何やら重そうな、パレットに乗った木箱を倉庫棚に戻すべくフォーリフトで運んでいた。
なんか、その大きな木箱の中身がゴロゴロしているなぁとは思っていた。
さて、フォークを上げて、倉庫の棚の二段目に格納しようとした。
その時、ゴロゴロ、ゴロゴロ、ミシミシミシ、ズボーッ! と、木箱の中から原爆のようなものが飛び出てきた。
しかも2個!
そして、床に落ちた!
何百キロもあるものが、床で折り重なっていた。
もう、ビクともしない。
「あわ、あわわ・・・、ああ、終わった・・・」
私は思った。
このとき、私は、この二つの鉄塊が原爆ならばどれほど良かっただろうかと思った。
そのまま、爆発して、成田市を跡形もなく焦土と化したろうからだ。
・・・それから、会社関係者が、ワラワラとやってきて現場検証、私は、事務所に隔離された。
前代未聞の物損事故だ・・・。
そして、状況の尋問がはじまった。
富里の寮には、何時間も帰れなかった。
この頃、つきあい始めた千葉明徳高校の彼女からは「どうしたの? なんで返事くれないの?」「どうしたの?」と何度もメールがあった。
でも、答えられる状況になかった。
・・・(すぐに続く 2014/03/26)
私は、成田空港の、日本航空の貨物会社で、日々、額に汗して働いていた。
輸入貨物を扱うので、その税関の検査は厳しかった。
特定の貨物は、厳重な監査を受けていた。
私は、数日に一度、その検査室(正式なネーミングは忘れた)に出入りする貨物をフォークリフトで出し入れする作業をしていた。
大量の大人のおもちゃの検査や、エロ本の墨塗りなども行なわれていた。
私が一番ギョッとしたのが、貨物の中から、医療用の精巧な赤ちゃん人形が出てきたときだ^^
あん時は、赤ちゃんの死体かと思いたまげた^^
◇
さて、その日、私は、検査を終えた、何やら重そうな、パレットに乗った木箱を倉庫棚に戻すべくフォーリフトで運んでいた。
なんか、その大きな木箱の中身がゴロゴロしているなぁとは思っていた。
さて、フォークを上げて、倉庫の棚の二段目に格納しようとした。
その時、ゴロゴロ、ゴロゴロ、ミシミシミシ、ズボーッ! と、木箱の中から原爆のようなものが飛び出てきた。
しかも2個!
そして、床に落ちた!
何百キロもあるものが、床で折り重なっていた。
もう、ビクともしない。
「あわ、あわわ・・・、ああ、終わった・・・」
私は思った。
このとき、私は、この二つの鉄塊が原爆ならばどれほど良かっただろうかと思った。
そのまま、爆発して、成田市を跡形もなく焦土と化したろうからだ。
・・・それから、会社関係者が、ワラワラとやってきて現場検証、私は、事務所に隔離された。
前代未聞の物損事故だ・・・。
そして、状況の尋問がはじまった。
富里の寮には、何時間も帰れなかった。
この頃、つきあい始めた千葉明徳高校の彼女からは「どうしたの? なんで返事くれないの?」「どうしたの?」と何度もメールがあった。
でも、答えられる状況になかった。
・・・(すぐに続く 2014/03/26)
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