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第三章 北大陸
拾われ子と氷晶花
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フローレス家の屋敷から帰る直前にくらった爆発魔法、元い、テオバルドの提案。
それは、またもやテオバルドの護衛だった。雪山の一際気温の低い所にあると言われる珍しい花を、花好きなのに外に出られないアリアの為に採りに行きたいらしい。
ウィンフレッドが真っ先に反対したので場所を訊いてみると、シーバシュタットの町がある山よりも高い山で、町の北にあると言う。危険地域に含まれると聞いて、スイもテオバルドの説得に回った。
「いけません、テオバルド様! あの場所は危険過ぎます!」
『テオバルド様、もしBランク以上のモンスターが出て来たらボクらだけでは倒せない可能性があります。どうしても行きたいのであれば、せめてもっと経験豊富でランクが上のハンターに依頼してください』
「スイは一人でB-のグーロを倒したと言っていたじゃないか。それに今、山は静まり返っていてモンスターが殆ど出てこないんだろう? きっと大丈夫だ」
『「だからこそ危険なんです……!」』
意図せず重なった声に、二人の切実さが窺える。
しかしテオバルドは、スイの能力を買っているのか、自制心が欠けているのか、「今ならきっと行ける」の一点張り。
今此処で止めようとしても埒が明かないと判断したスイは、とりあえず目的の花について訊く事にした。
『……そこまで採取に行きたい珍しい花とは、どんなものなんですか?』
「氷晶花と言う花だ。滅多に見られないって聞いた」
『氷晶花? あれ……?』
スイはその名前の花に覚えがあった。レイラから貰った図鑑、その中に描かれていた同名の花の絵と、その採取方法について思い出す。
『……テオバルド様』
「何だ?」
『氷晶花はどうやって採取するか、ご存知ですか?』
「知らないけど、根ごと掘り返すか、ハサミで切れば良いんじゃないのか?」
『……氷晶花は植物ではなく、雪の結晶が重なり合い、花の形を成した物です。手袋越しでも体温が伝わるとすぐに溶けてしまうので、採取難度がかなり高いんです』
「え」
『溶かさずに採取し、更にそれを保管するには専用の魔道具が必要ですが……それをお持ちですか?』
テオバルドは側にいる執事長を見上げた。ウィンフレッドが首を横に振ると、唖然とする。
これで危険地域への護衛依頼は回避出来たかと思ったのも束の間、ショックから立ち直ったテオバルドは新たな案を示した。
「さ、採取出来ないなら描けばいい……!」
『描く?』
「僕は絵を描くのが得意なんだ。氷晶花その物をアリアに見せてあげられないのは残念だけど、絵を描いてあげればきっと喜んでくれる。この町の風景も、描いたら喜んでいた」
スイは先程までいたアリアの部屋を思い出す。壁に、シーバシュタットの町並みが描かれた絵が幾つか飾ってあったが、それは全部テオバルドが描いた物らしい。
「スイ。君には僕が氷晶花の下書きを終えて屋敷に戻るまで、護衛をしてもらいたい」
『……先程も申し上げた通り、ボクらでは対処しきれない可能性があります。他のハンターに――』
「他の奴等は信じられないから嫌だ!」
『!!』
「あ……ご、ごめん。でも、他のハンターは、その……」
テオバルドの強い拒絶に、スイはフローレス家の者が持つ傷を思い出す。配慮に欠けた発言だと、己を叱責して深く頭を下げた。
『……申し訳ございません。失言でした』
「……え」
「テオバルド様、スイ様はティアリス様の事を既に知っております。旅の途中で聞かれたそうです」
「……そっか。……知っていたのか……」
騒がしかったエントランスがしぃんと静まる。先程までとは打って変わった小さな声で、テオバルドは話し始めた。
「……お母様や使用人達を殺したハンターなんて、信じられないし、嫌いだ。でも、お父様や他の使用人を一人でボロボロになるまで戦って守り抜いたのも、ハンターだった。ハンター皆が悪い奴じゃないって、頭では解ってる」
震える程拳を握ったテオバルドは泣きそうな顔で言葉を続ける。
「だけど、他のハンターに頼むのは怖いし、嫌なんだ。でもスイなら信じられる。話してみて、そう思った。スイはきっと本物のハンターだ。あいつみたいに逃げたりしない。逃げる為に、モンスターを依頼人にけしかけたりしない……!」
『…………』
「お願いだ、スイ。僕の依頼を請けてくれ」
『……ウィンフレッド様は、どうお考えですか?』
そう訊ねれば、ウィンフレッドは重々しく口を開いた。
「……私は、賛成出来ません。あまりにも危険過ぎます」
「ウィンフレッド!」
テオバルドは声を荒げたが、スイも同じ考えだった。一点、妥協してくれるならば請けても良いと考えているが、今のテオバルドはその案を受け入れないだろう。
「……ですが、アリア様を思う気持ちは私も理解出来ます。スイ様、氷晶花があると思われる場所に行く為に、どれ程の戦力があれば充分だと考えていらっしゃいますか?」
『……せめて、もう一人か二人……雪山の戦いに慣れているCランク、出来ればBランクハンターがいれば……』
それこそ、スイがテオバルドに妥協してほしい点だった。
アサシンレオウルフの危険度ランクはB+だが、今のコハクがその域なのかは解らない。スイはB-のグーロに辛勝したばかりであり、ザクロはせいぜいCまでのモンスターしか倒せない。
危険地域へ行くには、戦力の不安が拭えないのだ。
「ならば、当家の腕が立つ護衛騎士を同行させるのはいかがでしょうか? テオバルド様、スイ様」
『!?』
「い、いいのか……?」
「駄目だと言っても、きっと今のテオバルド様は氷晶花を描くまで止まらないでしょう。お一人で暴走されるより、充分に準備をしてから行っていただく方が幾分かは安心出来ます」
『……その方について教えていただけますか?』
「歳は三十五。当家への忠誠心に厚く、体力があり、Bランクのアイスリザードを単独討伐した実績もあります。Cランクハンター以上の実力はあるかと。本当は一番腕が立つ者がいれば良かったのですが、その者は今旦那様に同行しておりますので」
「スイ、駄目か……?」
『…………』
出来れば請けたくないと言うのがスイの本音だ。だが、妹の為と言うテオバルドの気持ちを無下にするのも憚られる。
スイは自身がハンターになった理由を思い浮かべる。
『(……人を助けながら世界を見て回る……)』
助けられるのが、自分しかいないのであれば。
覚悟と申し訳無さを胸に、スイは仲間であり友達でもある二匹に問い掛ける。
『……コハク、ザクロ。もしもの時は一緒に無茶してくれる?』
《……そう訊くのは狡いぞ》
「ゴ主人ノ為ナラ、ザクロ頑張ル」
『……ハンターシュウに知られたら、怒られるかもしれないね』
《多分な。いいよ、一緒にオレも怒られる》
『ごめん、ありがとう』
眉を下げて笑うと、コハクとザクロはスイに頭を擦り付ける。その頭を撫でて、スイはテオバルドとウィンフレッドに了承の意を告げた。
後日、スイは初めてギルドで正式な指名依頼を請負い、北大陸の危険地域へ赴く事になる。
それは、またもやテオバルドの護衛だった。雪山の一際気温の低い所にあると言われる珍しい花を、花好きなのに外に出られないアリアの為に採りに行きたいらしい。
ウィンフレッドが真っ先に反対したので場所を訊いてみると、シーバシュタットの町がある山よりも高い山で、町の北にあると言う。危険地域に含まれると聞いて、スイもテオバルドの説得に回った。
「いけません、テオバルド様! あの場所は危険過ぎます!」
『テオバルド様、もしBランク以上のモンスターが出て来たらボクらだけでは倒せない可能性があります。どうしても行きたいのであれば、せめてもっと経験豊富でランクが上のハンターに依頼してください』
「スイは一人でB-のグーロを倒したと言っていたじゃないか。それに今、山は静まり返っていてモンスターが殆ど出てこないんだろう? きっと大丈夫だ」
『「だからこそ危険なんです……!」』
意図せず重なった声に、二人の切実さが窺える。
しかしテオバルドは、スイの能力を買っているのか、自制心が欠けているのか、「今ならきっと行ける」の一点張り。
今此処で止めようとしても埒が明かないと判断したスイは、とりあえず目的の花について訊く事にした。
『……そこまで採取に行きたい珍しい花とは、どんなものなんですか?』
「氷晶花と言う花だ。滅多に見られないって聞いた」
『氷晶花? あれ……?』
スイはその名前の花に覚えがあった。レイラから貰った図鑑、その中に描かれていた同名の花の絵と、その採取方法について思い出す。
『……テオバルド様』
「何だ?」
『氷晶花はどうやって採取するか、ご存知ですか?』
「知らないけど、根ごと掘り返すか、ハサミで切れば良いんじゃないのか?」
『……氷晶花は植物ではなく、雪の結晶が重なり合い、花の形を成した物です。手袋越しでも体温が伝わるとすぐに溶けてしまうので、採取難度がかなり高いんです』
「え」
『溶かさずに採取し、更にそれを保管するには専用の魔道具が必要ですが……それをお持ちですか?』
テオバルドは側にいる執事長を見上げた。ウィンフレッドが首を横に振ると、唖然とする。
これで危険地域への護衛依頼は回避出来たかと思ったのも束の間、ショックから立ち直ったテオバルドは新たな案を示した。
「さ、採取出来ないなら描けばいい……!」
『描く?』
「僕は絵を描くのが得意なんだ。氷晶花その物をアリアに見せてあげられないのは残念だけど、絵を描いてあげればきっと喜んでくれる。この町の風景も、描いたら喜んでいた」
スイは先程までいたアリアの部屋を思い出す。壁に、シーバシュタットの町並みが描かれた絵が幾つか飾ってあったが、それは全部テオバルドが描いた物らしい。
「スイ。君には僕が氷晶花の下書きを終えて屋敷に戻るまで、護衛をしてもらいたい」
『……先程も申し上げた通り、ボクらでは対処しきれない可能性があります。他のハンターに――』
「他の奴等は信じられないから嫌だ!」
『!!』
「あ……ご、ごめん。でも、他のハンターは、その……」
テオバルドの強い拒絶に、スイはフローレス家の者が持つ傷を思い出す。配慮に欠けた発言だと、己を叱責して深く頭を下げた。
『……申し訳ございません。失言でした』
「……え」
「テオバルド様、スイ様はティアリス様の事を既に知っております。旅の途中で聞かれたそうです」
「……そっか。……知っていたのか……」
騒がしかったエントランスがしぃんと静まる。先程までとは打って変わった小さな声で、テオバルドは話し始めた。
「……お母様や使用人達を殺したハンターなんて、信じられないし、嫌いだ。でも、お父様や他の使用人を一人でボロボロになるまで戦って守り抜いたのも、ハンターだった。ハンター皆が悪い奴じゃないって、頭では解ってる」
震える程拳を握ったテオバルドは泣きそうな顔で言葉を続ける。
「だけど、他のハンターに頼むのは怖いし、嫌なんだ。でもスイなら信じられる。話してみて、そう思った。スイはきっと本物のハンターだ。あいつみたいに逃げたりしない。逃げる為に、モンスターを依頼人にけしかけたりしない……!」
『…………』
「お願いだ、スイ。僕の依頼を請けてくれ」
『……ウィンフレッド様は、どうお考えですか?』
そう訊ねれば、ウィンフレッドは重々しく口を開いた。
「……私は、賛成出来ません。あまりにも危険過ぎます」
「ウィンフレッド!」
テオバルドは声を荒げたが、スイも同じ考えだった。一点、妥協してくれるならば請けても良いと考えているが、今のテオバルドはその案を受け入れないだろう。
「……ですが、アリア様を思う気持ちは私も理解出来ます。スイ様、氷晶花があると思われる場所に行く為に、どれ程の戦力があれば充分だと考えていらっしゃいますか?」
『……せめて、もう一人か二人……雪山の戦いに慣れているCランク、出来ればBランクハンターがいれば……』
それこそ、スイがテオバルドに妥協してほしい点だった。
アサシンレオウルフの危険度ランクはB+だが、今のコハクがその域なのかは解らない。スイはB-のグーロに辛勝したばかりであり、ザクロはせいぜいCまでのモンスターしか倒せない。
危険地域へ行くには、戦力の不安が拭えないのだ。
「ならば、当家の腕が立つ護衛騎士を同行させるのはいかがでしょうか? テオバルド様、スイ様」
『!?』
「い、いいのか……?」
「駄目だと言っても、きっと今のテオバルド様は氷晶花を描くまで止まらないでしょう。お一人で暴走されるより、充分に準備をしてから行っていただく方が幾分かは安心出来ます」
『……その方について教えていただけますか?』
「歳は三十五。当家への忠誠心に厚く、体力があり、Bランクのアイスリザードを単独討伐した実績もあります。Cランクハンター以上の実力はあるかと。本当は一番腕が立つ者がいれば良かったのですが、その者は今旦那様に同行しておりますので」
「スイ、駄目か……?」
『…………』
出来れば請けたくないと言うのがスイの本音だ。だが、妹の為と言うテオバルドの気持ちを無下にするのも憚られる。
スイは自身がハンターになった理由を思い浮かべる。
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助けられるのが、自分しかいないのであれば。
覚悟と申し訳無さを胸に、スイは仲間であり友達でもある二匹に問い掛ける。
『……コハク、ザクロ。もしもの時は一緒に無茶してくれる?』
《……そう訊くのは狡いぞ》
「ゴ主人ノ為ナラ、ザクロ頑張ル」
『……ハンターシュウに知られたら、怒られるかもしれないね』
《多分な。いいよ、一緒にオレも怒られる》
『ごめん、ありがとう』
眉を下げて笑うと、コハクとザクロはスイに頭を擦り付ける。その頭を撫でて、スイはテオバルドとウィンフレッドに了承の意を告げた。
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