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第一章 外界編
十四話 大天使VS最強の人間たち
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俺は学校の近くの山の頂上にある広場の上に着地した。平日の昼間なのも相まって、俺と客人以外、誰も居ない。
そして客人ももれなくしていらっしゃった。体が少々燃えており、臨戦態勢であることがうかがえる。
対して俺は一般人のため非力であり、かつスキルもないゴミカス。
対して相手は大天使カマエル。
勝ち目はあると思うか?
プリキュアのようにペンライトを振られても勝てる気がしない。
もっとも俺はヒーローでも幼女に人気な魔法少女でもないわけなのだが
「来たか、大天使カマエル。まんまと、やってきたな」
「…ルシファーの居場所を吐いてもらうわ。私達を挑発させたこと、後悔させてあげる」
怒りで俺をギロリと睨みつけてくるカマエル。せっかくの童顔が台無しである
「ハハハ、あいつはどんなものからも姿を隠す能力を持ってるからな。お前らにはわからんよ。」
俺は何も構えずにヘラヘラと言い放った
「嘘をつきなさい!、姿を私達からも隠すなんて、できるはずがないわ!これ以上私達をバカに―――」
「バカに、なんだって?」
「ッ!?」
勝手に話を展開するカマエルを無視して、体を素早く前に飛ばし、一瞬でカマエルの前まで距離を詰めた。
即刻武蔵を生成し、その勢いで袈裟斬りを放つ。
「まあ、なんだ。話ができないなら、力で解決するしか、ないよなァ…」
俺は羽を更に大きくする。こころなしか武蔵も大きくなっている
うおおおお、と力を込めて叫ぶ。
そして全身に紫電を纏わせた俺は、羽を羽ばたかせてカマエルに特攻していく。カマエルは慌てた様子で俺から距離を取るも、カマエルは炎の槍しか構えていなかった。そのため俺の特攻を受け流すのは厳しいだろう。
速度を落とすどころかむしろ上げて特攻を続ける。身が危ないと思ったのであろうカマエルは上に飛翔する
がそれはお見通しだった。60度くらいの角度で上に向かって進路を変えた
カマエルは避けるすべはないと察し、こちらに槍を投げつけてくる。
俺は向かってくる槍を避けるのではなく、空気の波動を目の前で生成して槍に特攻していく。空気の波動が槍を上に弾いた。
俺らの距離はだんだん狭くなっていく。もう避けられない、攻撃を防ぐすべも無いカマエル。俺はニィっと気味悪いと自覚できるほどの笑顔を浮かべた。
そして
「きゃああああああ!!!!」
ミカエルは俺の突進をモロに喰らい、さらなる空中へと放り出される。俺は一旦羽をしまってその場で止まった。上空約5m程度のところで衝突したため、落下すると同時にまた羽をはやして減速してゆっくり着地する。
数秒間ふっ飛ばされたあとカマエルはこっちを睨みながら純白の羽を羽ばたかせてこちらへと向かってくる。
もういっぺん突撃されたいのか?
しかしそんな能無しなことを大天使様がやるはずないので、警戒してその場にとどまる
そして、カマエルの頭がキラッと光ったため俺は一瞬で後ろに跳んだ。
そしてその刹那、俺の立っていた位置に何かが刺さった。…ナイフだな。それも、赤く燃えている
しかしわざわざナイフを飛ばしてくるあたり、こいつは遠距離戦が苦手と見た。
槍と剣程度の武器しか無いだろう、と推測する。
ならば前の水谷との戦いで使ったあの技が生きるだろう。
前のように体の前に高電圧の電気を体の前で生成する。前よりは威力は強くするが、今回は時限爆弾とする。今チャ―ジが終わった
俺は全力でその場から離れて体を厚い空気の波動で守る。そしてカマエルが着地した瞬間。その時限爆弾は爆発した。閃光と轟音が辺り一帯を包み込んだ
「きゃああああああああああああああ!!!!」
「ッ―――ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
俺とカマエルは同時に絶叫した。厚い空気の波動を身にまとっていたとしても……
今回、自爆は使うのは2回目だった。あまり使い慣れていない。そのため威力調整をミスってしまい、想定の2倍くらいデカい爆発が起きた。俺はバッと腕を顔の前で組んで防御態勢を取る。
そしてその爆発は俺の空気の波動を少しばかり貫通し、俺は少々ダメージを受けた。まあそのダメージが大きいと相手に錯覚させるために演技したわけだが。
まあ爆風はデカかったため、体が吹き飛ばされないようにするのには苦労したが。
「ッ…はぁ、はぁ」
爆風が収まり、俺は肩で息をする演技をする。
俺とは違って相当吹き飛ばされたカマエルは空中で静止し、そこで肩で息をついていた。
しかし俺を射抜く鋭い眼光は未だ健在らしく、俺は細い視線を感じた。
さすが大天使様である。ここまで根性があると、いつどこで反逆の糸口を発見されそうで怖い。
こんなに早く決着がつく、しかも俺が完全有利となると……少し怪しい。逆に怪しい。
アイツは炎の能力の使い手であるからして…
例えば、今のカマエルが本物じゃなくて、もしかしてあいつが煙だったり―――
そんなことを思っていたらなんと先程言ったカマエルさんの姿がノイズのようにモザイクがかかりはじめる。
あれ、これは…
俺は天を仰ぐ。なんで俺にはこういう姿を偽装するとかいうゴミみたいな戦術をとるやつしか居ないのだろうか
「よし。逃げよう」
俺はそう呟いて羽を羽ばたかせ、逃げる態勢に入る。
周りを見渡す。誰も居ない。俺は力強く頷いた。
そして叫んだ
「カマエル……姿を隠しているようだが、一つ言わせてもらおう」
そして俺は体を地面と平行にした。
さあ今こそ全力で某名言を叫ぶときだ。
そして叫んだ。あの名言を
「逃げるんだよォォォォォォォォォォォ!!!!!スモーーーーキーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
物理的に空を蹴って体に纏わせた紫電をフル活用し、とりあえず空を走った。
「ちょ、待ちなさい!!」
後ろからわかりきっていた元気な声。多分爆発に巻き込まれたのだろうが、軽症だったらしく、声がピンピンしているうえに飛んでいる音が先程俺を追いかけたときの音と全く変わらぬ。
まあ目的地もないのでどこか開けた場所の空中で戦う他ないだろう。
とりあえず俺は全速力で飛んで相手の体力をできるだけ減らすことにした
「ははは、まんまと逃げられちゃったわねえ、ラファエルさん?」
私は不敵な笑みを浮かべながらラファエルにそう告げる。
「うるさいわね!そこを退き―――ひゃっ!」
飛んで追いかけようとしたラファエルに対して、私は満面の笑みで光の波動をつかって目くらましをする。
ピッカピカの光が私の目の前のラファエルの全身をスーツのように纏わりつく。
私は目くらましが効く間に私は闘う準備をする。長い氷の剣―――『ニードへッグ』を作り出し、近くの気温を数度下げる。ただ近くに麗子が寝ているためあまり温度を下げられない。
ラファエルが目くらましから覚めた。だがしかし私は既に戦闘態勢に入っている。はぁ、とラファエルが大きいため息を付いた。
「…あなた、姑息ね。」
私はハッハッハと乾いた笑いをした。
「何を言ってるのよ。最終的に私達の有利になればいいのよ?あなた達だってそのつもりでしょう?」
ニッコニコでそう言った。
ははは、とラファエルが笑った
「随分私をなめているわね。天使のことなんだと思っているのよ」
「褒めているのかしら?」
私はニードへッグを中段の構えで構える。
「少しくらいね。非現実的な存在である天使という存在を目の前にいざ闘うというのにその落ち着きよう。肝が座っている点は褒めてあげるわ。」
ラファエルはそれだけいって手を天に掲げた。
するとラファエルの手の少し上に大きな魔法陣が形成された。
その魔法陣からとても立派な槍が彼女の手に舞い降りた。
柄の部分は立派な装飾が施されており、穂の部分はキレイな氷で作られており、真っ直ぐな斜面を持っている。
神器、といって差し支えない神々しさを、その武器は放っていた。
「なに、あんだけ大口叩いてたかが神器一つでビビってるの?」
ニヤついたラファエルの言葉にかちんと来た私は、
「神器程度で?笑わせないで」
と返した。実際ビビってるんじゃなく感心してるだけだから。
こんな下っ端天使がこんな不釣り合いなものを構えてるんだから。
私ははぁ、とため息を付いた。
「御託はこれまでね」
その後奇襲を仕掛けた。
「…本当に姑息ッ」
それを少し驚きながら穂で私のニードへッグを難なく受け流すラファエル―――と思われたが
「何これ……穂と刃が離れない……」
「戦う相手の情報は調べておくべきよね」
ケラケラ笑う。今実は私のニードへッグはとんでもない冷気を放っている。
ニードへッグのほんと少しの周りにだけだが、それでも空気を氷つかせてそれを使って鉄と鉄をくっつかせるくらいならできる。
今、アイツの槍の穂と私のニードへッグは愛し合ってる不倫している人のようにべったりとくっついている。
じゃあこの状態で私はどうやってラファエルに攻撃するか?
簡単だ。
冷気で凍りつかせてアイツの体を動けなくさせるのだ。
槍の穂から柄へ、柄からラファエルへ冷気が伝わっていく。
最初はどうにかして槍をニードへッグから引き剥がそうとする。しかし冷気がラファエルの体を蝕んでいく。
だんだん引き剥がそうとする力が弱くなっていく。ラファエルは引き剥がすのを諦め、その場から数メートル後ろに跳んだ。
「うふふふふ。神器ゲット~☆」
ニードへッグの周りの波動で作った冷気を消し、落っこちた神器を回収する。
せっかくだし名前でもつけてあげようかしら。
「マルデルなんて名前はどう?」
私はマルデルと名付けた槍を地面に置いて再度ニードへッグを構え直す
「…ふざけないで。人間ごときが、神器をッ―――」
「そーれ」
私はラファエルが言葉を垂れ流す間、つららを作り出してそれを放り投げた。
「ッ!」
ラファエルはそれを驚きつつもまた避けた。
まあそのすきに特攻したのだが。
「隙だらけよ」
一瞬にして懐に潜り込む。こういうとき、疾雷から習った身体強化の波動がとても役に立つ。
ニードへッグを脇腹から突き刺そうと試みる―――が
ラファエルは苦しそうな顔をしたあと、水を脇腹に作り出した。そしてその水の水圧が高く、ニードへッグは水に入るも押し返されてしまう。水から出たニードへッグは勢いがあり、私の体を地面にふっとばす。
私は地面に激突するも、受け身を取って横に一回転してから素早く立ち上がる。
「…手慣れてるわね」
「親友のおかげよ」
受け身も疾雷の教えである。武術に付いては本当に彼にばっかお世話になっている。
終わったらご飯を奢ってあげようかしらなんて思ってしまう。
その雑念を振り払い再度特攻をする。今度は自分の体を光の波動を使って背景と同化させる。
姿を隠したのだ。ラファエルはそんな私を発見できるはずなく、やむなくして上空へ飛んだ。
かかったわね
そして飛んだラファエルは、そのまま飛び去り―――
「!?体が…」
なんてことはなかった。ニッと私は笑った
「逃がすわけ無いでしょ」
前に疾雷と戦ったときに使ったセコ技だ。相手を既に波動を投げて凍らせた空中に相手を誘導して、相手の身動きを封じる。
「そして!」
何かが落下してくる音が聞こえてくる。ラファエルは危険を察して自分を水でガードしようと試みる。
しかしその水は虚しくも氷へと変わった
そりゃそうよ。ラファエルの周囲数センチは氷点下10℃くらいあるわよ。そしてその空気というより波動には、水を一瞬で凍らせる性質を混ぜ込んである。
そしてその落下物が段々とラファエルに近づいていき、
ついに彼女の頭頂部に突き刺さる直前、ラファエルが凍った羽をどうにかして動かして逃げようと体を地面と水平にして横に一回転する。
しかし間に合わず、羽をつららは貫通した
「―――ッッ!!!!!!!!」
その痛みからか、ラファエルは地面に落ちた。
羽を消すも痛みは残っているらしかった。
「…あっけないわね。意外に」
「あなたが、姑息だから……!!!!」
「さてなんのことやら。」
私はとどめを刺しにニードへッグを構えた
「もうついてくんなこのクソストーカー天使!」
もうこの鬼ごっこに辟易した俺は空中で振り返ってから急に静止した。勢い余ったカマエルがこちらへと突っ込んでくる。
「きゃああ!」
カマエルが俺の胸へと飛び込んでくるので、腕を横に振って振り払う。
少しカマエルが怯んで横に飛んだが、すぐに立て直してくる。非常にタフな女だ。
というよりめんどくさい女と言ったほうがいいのだが。
「ったく。」
羽を羽ばたかせてカマエルに特攻していく。
カマエルは槍を構えた
「カマエルが槍を構えてるな、なんちって」
ふざけていった言葉にカマエルは少し凍りつく。寒いオヤジギャグというのは意外にも武器になるらしい。
カマエルに横一文字切りを放つ。
カマエルはそれをまともに食らうわけではなく、ギリギリで後ろに緊急避難していた。
俺は空を蹴りすかさずタックルで追い打ちをかけに行く。フルパワーでタックルしたため、避けれるはずもなくカマエルはまともにこれを食らってしまった。
「うわあああああああ!!!!!!」
普通に重い一撃が入った。
「…空中戦だと、武蔵無いほうがいいな…」
ごめんな、と武蔵の峰を撫でてから武蔵の姿を消した。
「可愛いルシファーのためにも頑張るぞー」
棒読みでそう言いながらカマエルに向かっていると―――
『ピカ―ン!!!!!!!』
轟音が鳴り響く。俺は戦慄した。
そして、その轟音とともに学校に再び一本の光が差し込んだ。
「はぁ、やっと来たわね」
安堵のため息とともにこちらに近づいて回し蹴りを放つカマエル。俺は驚きすぎて回し蹴りを食らってしまった。なんとかして吹っ飛ぶのをこらえて反撃に蹴りを御見舞する。
「…ふふふ。さあ、今からが本番よ」
しかしカマエルはそう不敵な笑みを浮かべて俺の蹴りを避けた。ん?なんかこいつ、身体能力が上がってないか?と疑問に思った
…なるほど。今新たな天使が舞い降りてきて、その天使が鼓舞の力を持っているのだろう。
そしてうっすら、本当にうっすら俺の目に音符が写った。
音で鼓舞する大天使。と、すると…
「…ガブリエルか、お前の仲間の名は」
「さあね。あなたに教える義理はないわ」
カマエルの応答の中でカマエルが眉を一瞬ピクつかせたのを俺は見逃さなかった。
「…ふん。だがなんでもいい、がな」
俺は蹴りのお返しにさらなる攻撃をしかけにいった。
しかしカマエルはそれを上に跳んで避ける。
「…どうにも、本気でやらなきゃいけないらしいなッ」
俺は目をカッ開いた。弐の刻印が、強く光った気がした。
「…今までは、本気じゃなかったのね」
ピクピクと眉を動かすカマエル。
フン、と俺は鼻を鳴らした。
「怯えてるのか?」
再び武蔵を作り出す。なんだろう、やはりあったほうが便利だ。
武蔵は心做しかいつもより太く、長くなっている
ああ、俺は興奮しているんだな、と思った。新たな天使という、非日常な存在に出会えて、その存在と対等に闘うことができていることに俺は心を踊らせていた。
「さあ、鼓舞の力を手に入れたカマエル様よ、本気同士でやりあおうじゃないか。」
俺はニコニコでそう告げた。
「…ふふふ。調子に乗って、覚悟しなさい。あんたに本気の天使の力を見せてあげるわよ!」
喧嘩っ早いのであろうカマエルは俺の挑発に載ったのを見計らい、空を蹴って武蔵を構えながら特攻しにいった。
そして客人ももれなくしていらっしゃった。体が少々燃えており、臨戦態勢であることがうかがえる。
対して俺は一般人のため非力であり、かつスキルもないゴミカス。
対して相手は大天使カマエル。
勝ち目はあると思うか?
プリキュアのようにペンライトを振られても勝てる気がしない。
もっとも俺はヒーローでも幼女に人気な魔法少女でもないわけなのだが
「来たか、大天使カマエル。まんまと、やってきたな」
「…ルシファーの居場所を吐いてもらうわ。私達を挑発させたこと、後悔させてあげる」
怒りで俺をギロリと睨みつけてくるカマエル。せっかくの童顔が台無しである
「ハハハ、あいつはどんなものからも姿を隠す能力を持ってるからな。お前らにはわからんよ。」
俺は何も構えずにヘラヘラと言い放った
「嘘をつきなさい!、姿を私達からも隠すなんて、できるはずがないわ!これ以上私達をバカに―――」
「バカに、なんだって?」
「ッ!?」
勝手に話を展開するカマエルを無視して、体を素早く前に飛ばし、一瞬でカマエルの前まで距離を詰めた。
即刻武蔵を生成し、その勢いで袈裟斬りを放つ。
「まあ、なんだ。話ができないなら、力で解決するしか、ないよなァ…」
俺は羽を更に大きくする。こころなしか武蔵も大きくなっている
うおおおお、と力を込めて叫ぶ。
そして全身に紫電を纏わせた俺は、羽を羽ばたかせてカマエルに特攻していく。カマエルは慌てた様子で俺から距離を取るも、カマエルは炎の槍しか構えていなかった。そのため俺の特攻を受け流すのは厳しいだろう。
速度を落とすどころかむしろ上げて特攻を続ける。身が危ないと思ったのであろうカマエルは上に飛翔する
がそれはお見通しだった。60度くらいの角度で上に向かって進路を変えた
カマエルは避けるすべはないと察し、こちらに槍を投げつけてくる。
俺は向かってくる槍を避けるのではなく、空気の波動を目の前で生成して槍に特攻していく。空気の波動が槍を上に弾いた。
俺らの距離はだんだん狭くなっていく。もう避けられない、攻撃を防ぐすべも無いカマエル。俺はニィっと気味悪いと自覚できるほどの笑顔を浮かべた。
そして
「きゃああああああ!!!!」
ミカエルは俺の突進をモロに喰らい、さらなる空中へと放り出される。俺は一旦羽をしまってその場で止まった。上空約5m程度のところで衝突したため、落下すると同時にまた羽をはやして減速してゆっくり着地する。
数秒間ふっ飛ばされたあとカマエルはこっちを睨みながら純白の羽を羽ばたかせてこちらへと向かってくる。
もういっぺん突撃されたいのか?
しかしそんな能無しなことを大天使様がやるはずないので、警戒してその場にとどまる
そして、カマエルの頭がキラッと光ったため俺は一瞬で後ろに跳んだ。
そしてその刹那、俺の立っていた位置に何かが刺さった。…ナイフだな。それも、赤く燃えている
しかしわざわざナイフを飛ばしてくるあたり、こいつは遠距離戦が苦手と見た。
槍と剣程度の武器しか無いだろう、と推測する。
ならば前の水谷との戦いで使ったあの技が生きるだろう。
前のように体の前に高電圧の電気を体の前で生成する。前よりは威力は強くするが、今回は時限爆弾とする。今チャ―ジが終わった
俺は全力でその場から離れて体を厚い空気の波動で守る。そしてカマエルが着地した瞬間。その時限爆弾は爆発した。閃光と轟音が辺り一帯を包み込んだ
「きゃああああああああああああああ!!!!」
「ッ―――ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
俺とカマエルは同時に絶叫した。厚い空気の波動を身にまとっていたとしても……
今回、自爆は使うのは2回目だった。あまり使い慣れていない。そのため威力調整をミスってしまい、想定の2倍くらいデカい爆発が起きた。俺はバッと腕を顔の前で組んで防御態勢を取る。
そしてその爆発は俺の空気の波動を少しばかり貫通し、俺は少々ダメージを受けた。まあそのダメージが大きいと相手に錯覚させるために演技したわけだが。
まあ爆風はデカかったため、体が吹き飛ばされないようにするのには苦労したが。
「ッ…はぁ、はぁ」
爆風が収まり、俺は肩で息をする演技をする。
俺とは違って相当吹き飛ばされたカマエルは空中で静止し、そこで肩で息をついていた。
しかし俺を射抜く鋭い眼光は未だ健在らしく、俺は細い視線を感じた。
さすが大天使様である。ここまで根性があると、いつどこで反逆の糸口を発見されそうで怖い。
こんなに早く決着がつく、しかも俺が完全有利となると……少し怪しい。逆に怪しい。
アイツは炎の能力の使い手であるからして…
例えば、今のカマエルが本物じゃなくて、もしかしてあいつが煙だったり―――
そんなことを思っていたらなんと先程言ったカマエルさんの姿がノイズのようにモザイクがかかりはじめる。
あれ、これは…
俺は天を仰ぐ。なんで俺にはこういう姿を偽装するとかいうゴミみたいな戦術をとるやつしか居ないのだろうか
「よし。逃げよう」
俺はそう呟いて羽を羽ばたかせ、逃げる態勢に入る。
周りを見渡す。誰も居ない。俺は力強く頷いた。
そして叫んだ
「カマエル……姿を隠しているようだが、一つ言わせてもらおう」
そして俺は体を地面と平行にした。
さあ今こそ全力で某名言を叫ぶときだ。
そして叫んだ。あの名言を
「逃げるんだよォォォォォォォォォォォ!!!!!スモーーーーキーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
物理的に空を蹴って体に纏わせた紫電をフル活用し、とりあえず空を走った。
「ちょ、待ちなさい!!」
後ろからわかりきっていた元気な声。多分爆発に巻き込まれたのだろうが、軽症だったらしく、声がピンピンしているうえに飛んでいる音が先程俺を追いかけたときの音と全く変わらぬ。
まあ目的地もないのでどこか開けた場所の空中で戦う他ないだろう。
とりあえず俺は全速力で飛んで相手の体力をできるだけ減らすことにした
「ははは、まんまと逃げられちゃったわねえ、ラファエルさん?」
私は不敵な笑みを浮かべながらラファエルにそう告げる。
「うるさいわね!そこを退き―――ひゃっ!」
飛んで追いかけようとしたラファエルに対して、私は満面の笑みで光の波動をつかって目くらましをする。
ピッカピカの光が私の目の前のラファエルの全身をスーツのように纏わりつく。
私は目くらましが効く間に私は闘う準備をする。長い氷の剣―――『ニードへッグ』を作り出し、近くの気温を数度下げる。ただ近くに麗子が寝ているためあまり温度を下げられない。
ラファエルが目くらましから覚めた。だがしかし私は既に戦闘態勢に入っている。はぁ、とラファエルが大きいため息を付いた。
「…あなた、姑息ね。」
私はハッハッハと乾いた笑いをした。
「何を言ってるのよ。最終的に私達の有利になればいいのよ?あなた達だってそのつもりでしょう?」
ニッコニコでそう言った。
ははは、とラファエルが笑った
「随分私をなめているわね。天使のことなんだと思っているのよ」
「褒めているのかしら?」
私はニードへッグを中段の構えで構える。
「少しくらいね。非現実的な存在である天使という存在を目の前にいざ闘うというのにその落ち着きよう。肝が座っている点は褒めてあげるわ。」
ラファエルはそれだけいって手を天に掲げた。
するとラファエルの手の少し上に大きな魔法陣が形成された。
その魔法陣からとても立派な槍が彼女の手に舞い降りた。
柄の部分は立派な装飾が施されており、穂の部分はキレイな氷で作られており、真っ直ぐな斜面を持っている。
神器、といって差し支えない神々しさを、その武器は放っていた。
「なに、あんだけ大口叩いてたかが神器一つでビビってるの?」
ニヤついたラファエルの言葉にかちんと来た私は、
「神器程度で?笑わせないで」
と返した。実際ビビってるんじゃなく感心してるだけだから。
こんな下っ端天使がこんな不釣り合いなものを構えてるんだから。
私ははぁ、とため息を付いた。
「御託はこれまでね」
その後奇襲を仕掛けた。
「…本当に姑息ッ」
それを少し驚きながら穂で私のニードへッグを難なく受け流すラファエル―――と思われたが
「何これ……穂と刃が離れない……」
「戦う相手の情報は調べておくべきよね」
ケラケラ笑う。今実は私のニードへッグはとんでもない冷気を放っている。
ニードへッグのほんと少しの周りにだけだが、それでも空気を氷つかせてそれを使って鉄と鉄をくっつかせるくらいならできる。
今、アイツの槍の穂と私のニードへッグは愛し合ってる不倫している人のようにべったりとくっついている。
じゃあこの状態で私はどうやってラファエルに攻撃するか?
簡単だ。
冷気で凍りつかせてアイツの体を動けなくさせるのだ。
槍の穂から柄へ、柄からラファエルへ冷気が伝わっていく。
最初はどうにかして槍をニードへッグから引き剥がそうとする。しかし冷気がラファエルの体を蝕んでいく。
だんだん引き剥がそうとする力が弱くなっていく。ラファエルは引き剥がすのを諦め、その場から数メートル後ろに跳んだ。
「うふふふふ。神器ゲット~☆」
ニードへッグの周りの波動で作った冷気を消し、落っこちた神器を回収する。
せっかくだし名前でもつけてあげようかしら。
「マルデルなんて名前はどう?」
私はマルデルと名付けた槍を地面に置いて再度ニードへッグを構え直す
「…ふざけないで。人間ごときが、神器をッ―――」
「そーれ」
私はラファエルが言葉を垂れ流す間、つららを作り出してそれを放り投げた。
「ッ!」
ラファエルはそれを驚きつつもまた避けた。
まあそのすきに特攻したのだが。
「隙だらけよ」
一瞬にして懐に潜り込む。こういうとき、疾雷から習った身体強化の波動がとても役に立つ。
ニードへッグを脇腹から突き刺そうと試みる―――が
ラファエルは苦しそうな顔をしたあと、水を脇腹に作り出した。そしてその水の水圧が高く、ニードへッグは水に入るも押し返されてしまう。水から出たニードへッグは勢いがあり、私の体を地面にふっとばす。
私は地面に激突するも、受け身を取って横に一回転してから素早く立ち上がる。
「…手慣れてるわね」
「親友のおかげよ」
受け身も疾雷の教えである。武術に付いては本当に彼にばっかお世話になっている。
終わったらご飯を奢ってあげようかしらなんて思ってしまう。
その雑念を振り払い再度特攻をする。今度は自分の体を光の波動を使って背景と同化させる。
姿を隠したのだ。ラファエルはそんな私を発見できるはずなく、やむなくして上空へ飛んだ。
かかったわね
そして飛んだラファエルは、そのまま飛び去り―――
「!?体が…」
なんてことはなかった。ニッと私は笑った
「逃がすわけ無いでしょ」
前に疾雷と戦ったときに使ったセコ技だ。相手を既に波動を投げて凍らせた空中に相手を誘導して、相手の身動きを封じる。
「そして!」
何かが落下してくる音が聞こえてくる。ラファエルは危険を察して自分を水でガードしようと試みる。
しかしその水は虚しくも氷へと変わった
そりゃそうよ。ラファエルの周囲数センチは氷点下10℃くらいあるわよ。そしてその空気というより波動には、水を一瞬で凍らせる性質を混ぜ込んである。
そしてその落下物が段々とラファエルに近づいていき、
ついに彼女の頭頂部に突き刺さる直前、ラファエルが凍った羽をどうにかして動かして逃げようと体を地面と水平にして横に一回転する。
しかし間に合わず、羽をつららは貫通した
「―――ッッ!!!!!!!!」
その痛みからか、ラファエルは地面に落ちた。
羽を消すも痛みは残っているらしかった。
「…あっけないわね。意外に」
「あなたが、姑息だから……!!!!」
「さてなんのことやら。」
私はとどめを刺しにニードへッグを構えた
「もうついてくんなこのクソストーカー天使!」
もうこの鬼ごっこに辟易した俺は空中で振り返ってから急に静止した。勢い余ったカマエルがこちらへと突っ込んでくる。
「きゃああ!」
カマエルが俺の胸へと飛び込んでくるので、腕を横に振って振り払う。
少しカマエルが怯んで横に飛んだが、すぐに立て直してくる。非常にタフな女だ。
というよりめんどくさい女と言ったほうがいいのだが。
「ったく。」
羽を羽ばたかせてカマエルに特攻していく。
カマエルは槍を構えた
「カマエルが槍を構えてるな、なんちって」
ふざけていった言葉にカマエルは少し凍りつく。寒いオヤジギャグというのは意外にも武器になるらしい。
カマエルに横一文字切りを放つ。
カマエルはそれをまともに食らうわけではなく、ギリギリで後ろに緊急避難していた。
俺は空を蹴りすかさずタックルで追い打ちをかけに行く。フルパワーでタックルしたため、避けれるはずもなくカマエルはまともにこれを食らってしまった。
「うわあああああああ!!!!!!」
普通に重い一撃が入った。
「…空中戦だと、武蔵無いほうがいいな…」
ごめんな、と武蔵の峰を撫でてから武蔵の姿を消した。
「可愛いルシファーのためにも頑張るぞー」
棒読みでそう言いながらカマエルに向かっていると―――
『ピカ―ン!!!!!!!』
轟音が鳴り響く。俺は戦慄した。
そして、その轟音とともに学校に再び一本の光が差し込んだ。
「はぁ、やっと来たわね」
安堵のため息とともにこちらに近づいて回し蹴りを放つカマエル。俺は驚きすぎて回し蹴りを食らってしまった。なんとかして吹っ飛ぶのをこらえて反撃に蹴りを御見舞する。
「…ふふふ。さあ、今からが本番よ」
しかしカマエルはそう不敵な笑みを浮かべて俺の蹴りを避けた。ん?なんかこいつ、身体能力が上がってないか?と疑問に思った
…なるほど。今新たな天使が舞い降りてきて、その天使が鼓舞の力を持っているのだろう。
そしてうっすら、本当にうっすら俺の目に音符が写った。
音で鼓舞する大天使。と、すると…
「…ガブリエルか、お前の仲間の名は」
「さあね。あなたに教える義理はないわ」
カマエルの応答の中でカマエルが眉を一瞬ピクつかせたのを俺は見逃さなかった。
「…ふん。だがなんでもいい、がな」
俺は蹴りのお返しにさらなる攻撃をしかけにいった。
しかしカマエルはそれを上に跳んで避ける。
「…どうにも、本気でやらなきゃいけないらしいなッ」
俺は目をカッ開いた。弐の刻印が、強く光った気がした。
「…今までは、本気じゃなかったのね」
ピクピクと眉を動かすカマエル。
フン、と俺は鼻を鳴らした。
「怯えてるのか?」
再び武蔵を作り出す。なんだろう、やはりあったほうが便利だ。
武蔵は心做しかいつもより太く、長くなっている
ああ、俺は興奮しているんだな、と思った。新たな天使という、非日常な存在に出会えて、その存在と対等に闘うことができていることに俺は心を踊らせていた。
「さあ、鼓舞の力を手に入れたカマエル様よ、本気同士でやりあおうじゃないか。」
俺はニコニコでそう告げた。
「…ふふふ。調子に乗って、覚悟しなさい。あんたに本気の天使の力を見せてあげるわよ!」
喧嘩っ早いのであろうカマエルは俺の挑発に載ったのを見計らい、空を蹴って武蔵を構えながら特攻しにいった。
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