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帝国への旅立ち 編
魔法の練習をしましょう!
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「私、実は魔法とか全く使えないんですっ・・・!」
「「えぇぇえ!?」」
2人はかなり驚いているようで、思わずレリシアは萎縮する。
「ごめんなさいっ!隠してたわけではないのだけれど、言い出しずらくて・・・」
「じゃ、じゃあどうして学園に通うんだ??」
グレンが驚きながらも、不思議そうに尋ねてきた。
カスミも同じ意見らしく、聞きたそうにしていた。
レリシアは、かなり迷ったが、同じ学園に通うこの子達には、いずれ言わなければならない時が来るだろうと思い、先に事情を打ち明けておくことにした。
「実はですね、カクカクシカジカでグワッて感じにバファンで・・・。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
~5分後~
レリシアが経緯を話すと、2人はかなり同情してくれた。
「そんなことがあったんですね・・・。」
カスミは、頭を撫でて慰めてくれた。
初めは、かなり恥ずかしがっていたレリシアだったが、カスミの撫でスキルの前には屈せざるを得なかった。
「あ!じゃあいい提案があるぜ!」
突然、グレンがそう言った。
「どうしたんですか??」
「帝国まであと数日はかかるだろ?その間に私達でレリシアに魔法の基礎を叩き込んでやろう!」
「まぁ!素晴らしい提案ですね!」
カスミはグレンの意見に心底感心したようで目を輝かせていた。
しかし、当の本人は
「えーっと、魔法って基礎だとしてもそんな簡単に習得できるものじゃないですよね・・・???」
「まぁな!当然だ!誰でも使えたら価値が無くなるからな!」
(えっ、それを数日で・・・?)
レリシアはかなり不安だったが、2人がせっかく自分のために考えてくれた案を無碍にする訳にもいかず、その日から魔法基礎の練習が始まった。
「まずは体内の魔素を感じ取り、それを顕現させる練習からだな!」
グレンがレリシアには訳の分からないことを言っている。
するとカスミが、
「お手本を見せますね。」
と言い、人差し指を伸ばすと、その少し上に、シャボン玉のような半透明の何かが浮かんでいた。
「これが魔素です!これに魔法言語で詠唱をして、形を与えるんです!」
「そんな仕組みだったんですね・・・!」
まずは自分でやってみることからと言われ、魔素を感じ取ろうと必死になってみるが全く感じない。
見かねたカスミが魔素を感じ取るコツを教えてくれた。
グレンは感覚派らしく、魔素については上手く説明できないらしい。
「まず、ゆっくりと深呼吸をして、心臓の辺りに意識を集中させて下さい。」
カスミのしている通りにレリシアも真似をしてみる。
すると、なにやら少し冷たいものを感じた。
「なにか、冷たいものを感じるわ!」
「そうです!それが魔素です!すごく良い感覚をしてますね!」
レリシアは自分にも魔素がちゃんと宿っていることに少し感動した。
「では、次はそれを集め、指先へと意識を集中させて、それが浮かぶのをイメージをして下さい。」
レリシアは、再度、目を瞑り、言われた通りにやってみた。
すると、独特の冷たさが抜けるような感覚がした。
成功したかと思い、目を開くと、そこにはとんでもない光景が広がっていた。
「「えぇぇえ!?」」
2人はかなり驚いているようで、思わずレリシアは萎縮する。
「ごめんなさいっ!隠してたわけではないのだけれど、言い出しずらくて・・・」
「じゃ、じゃあどうして学園に通うんだ??」
グレンが驚きながらも、不思議そうに尋ねてきた。
カスミも同じ意見らしく、聞きたそうにしていた。
レリシアは、かなり迷ったが、同じ学園に通うこの子達には、いずれ言わなければならない時が来るだろうと思い、先に事情を打ち明けておくことにした。
「実はですね、カクカクシカジカでグワッて感じにバファンで・・・。」
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~5分後~
レリシアが経緯を話すと、2人はかなり同情してくれた。
「そんなことがあったんですね・・・。」
カスミは、頭を撫でて慰めてくれた。
初めは、かなり恥ずかしがっていたレリシアだったが、カスミの撫でスキルの前には屈せざるを得なかった。
「あ!じゃあいい提案があるぜ!」
突然、グレンがそう言った。
「どうしたんですか??」
「帝国まであと数日はかかるだろ?その間に私達でレリシアに魔法の基礎を叩き込んでやろう!」
「まぁ!素晴らしい提案ですね!」
カスミはグレンの意見に心底感心したようで目を輝かせていた。
しかし、当の本人は
「えーっと、魔法って基礎だとしてもそんな簡単に習得できるものじゃないですよね・・・???」
「まぁな!当然だ!誰でも使えたら価値が無くなるからな!」
(えっ、それを数日で・・・?)
レリシアはかなり不安だったが、2人がせっかく自分のために考えてくれた案を無碍にする訳にもいかず、その日から魔法基礎の練習が始まった。
「まずは体内の魔素を感じ取り、それを顕現させる練習からだな!」
グレンがレリシアには訳の分からないことを言っている。
するとカスミが、
「お手本を見せますね。」
と言い、人差し指を伸ばすと、その少し上に、シャボン玉のような半透明の何かが浮かんでいた。
「これが魔素です!これに魔法言語で詠唱をして、形を与えるんです!」
「そんな仕組みだったんですね・・・!」
まずは自分でやってみることからと言われ、魔素を感じ取ろうと必死になってみるが全く感じない。
見かねたカスミが魔素を感じ取るコツを教えてくれた。
グレンは感覚派らしく、魔素については上手く説明できないらしい。
「まず、ゆっくりと深呼吸をして、心臓の辺りに意識を集中させて下さい。」
カスミのしている通りにレリシアも真似をしてみる。
すると、なにやら少し冷たいものを感じた。
「なにか、冷たいものを感じるわ!」
「そうです!それが魔素です!すごく良い感覚をしてますね!」
レリシアは自分にも魔素がちゃんと宿っていることに少し感動した。
「では、次はそれを集め、指先へと意識を集中させて、それが浮かぶのをイメージをして下さい。」
レリシアは、再度、目を瞑り、言われた通りにやってみた。
すると、独特の冷たさが抜けるような感覚がした。
成功したかと思い、目を開くと、そこにはとんでもない光景が広がっていた。
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