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第一章 死ぬまでにしたい10のこと
26話 リリー・バルクシュタイン
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「あたしが婚約破棄の慰謝料として、全額お支払いします」
「なんですって?」
驚くわたくしに、バルクシュタインは喜びを隠しきれない子どものように、無邪気に笑う。
「言い値でお支払いします。あたしが失礼を働いた分も、ダンスの講師料も上乗せします」
「バルクシュタインさんが支払う必要はないのではなくて? あと、なぜそんなに嬉しそうなの?」
「あたし、お金が大っっっっっっっ好きなんです!!!! あたしが憧れていた人は、息を吸うみたいにだれかの力になっていた。あたしもそうなりたいってずっと思ってました。でも、あたし自身にそんな力はない。でもお金には力がある。だれかを助ける為にあたしはお金を使いたいのです」
恍惚とした表情で熱く語るバルクシュタインに目を細めるも、言葉の生々しさよりも、彼女らしさをそこに見た気がして、笑みが漏れそうになる。それを扇子で隠した。
わたくしは居住まいをただし、あたまを下げた。
「バルクシュタインさん。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、お金を貸していただけないでしょうか」
「嫌ですよ」
あっけらかんとバルクシュタインは言う。わたくしの表情をいちいちうかがい、終始楽しそうだ。
「言ったじゃないですか。あたしが支払うって。貸し借りじゃなくて、慰謝料としておさめてほしいのです」
「でも、その場合は、……アラン殿下が支払うべきかと」
「まぁー。そうですね。ここはひとつ、あたしが代わりに支払うってことで納得いただけないでしょうか」
満面の笑みは、商人の顔。しかし、言っていることはまったく逆の損する話だ。
なんだかおかしくてわたくしまで……笑ってしまう。ふたりで笑い合った。
「タダより高いものはございません。バルクシュタインさんの希望はないのですか? なにかわたくしでお力になれることでしたら、叶えたく思います」
「まだ納得しないのですか。しょうがない人ですねー。アシュフォード様は。じゃあ、あたしのことを嫌い続けるってことでどうでしょう?」
思わず、背が高いバルクシュタインを見上げ、瞳をのぞき込んだ。透きとおる蒼き瞳には、いっさいの曇りがない。バルクシュタインもわたくしを見据える。
「綺麗な、瞳……。神秘的ですね。一度みたら忘れられない。宝石がちりばめられているようです」
バルクシュタインは惚けた様子で言った。
「わたくしと前に……どこかで……お目にかかったのでしょうか」
「あー。うん。ただ、あたしはあの頃と容姿が全然違うから、わからないと思います。あー。えっと。お金の件は慰謝料なので変な恩など感じず、いままでどおり嫌ってくれればと。アシュフォード様がやりにくくなってしまったら困るので」
胸元まである髪をさわり、ごまかすように笑うバルクシュタイン。
まったくこの人ときたら。わたくしはてっきり、アラン殿下は彼女の容姿で選んだとばかり思っていた。わたくしの目は節穴。いや、認めたくなかったというべきだ。殿下は彼女の心意気に感銘を受けたのでしょう。
安心して、殿下を任せられます。
わたくしはアラン殿下のことを思った。幼少期に初めてあって、仲良くさせていただいたこと。わたくしの母が亡くなった時、あたたかい言葉をかけていただいて、優しくしてくださったこと。すべて、わたくしの胸のなかにいまも生きております。
――アラン殿下、いままで、ありがとうございました。バルクシュタインと、どうかお幸せに。
わたくしは大きく、息を吸って、吐いた。
バルクシュタインに手を差し出した。彼女は照れかくしのように、はにかみ、握手する。
「バルクシュタインさん。アラン殿下のこと、お金のこと、どうかよろしくお願いしますね」
「任せてください。お金は明日にはお渡しできます」
わたくしはお礼を言って帰ろうとしたが、なんと答えるのか気になって聞いた。
「もし……アシュフォードの後ろ盾や、ワインのアイデアがなかったら、商談は破棄されていた?」
バルクシュタインは髪をかき上げ、答える。
「いいえ。どんな悪い条件であろうと、アシュフォード様のお役に立てるよう、父を脅してでも契約するつもりでした。あたしは父の弱みを三つ握っているので」
「まぁ。頼もしい。そのお力でアラン殿下をぜひ助けてあげてください」
お辞儀をし、教室を出た。
イタム、新しい飼い主は彼女でもいいかしら。わたくしはバルクシュタインになら任せてもいいと思っています。貴方もとても彼女を気に入っているものね。
わたくしはその足で、ゾーイの屋敷に向かい、馬車のなかで事情を話した。
「今回のバルクシュタイン商会とのワインの輸送商談の件、責任者はゾーイさんにしてもらえないでしょうか」
「そんな! フェイトさんがすべてやってくださったのに。私にはそんな大役務まりません」
「ううん。できます。ゾーイさんは勇気を持つ、我慢強い方。大丈夫。アシュフォードからは優秀な弟のシリルが仕事を担当します。バルクシュタインさんも非常に商売人として力があり、王太子妃になる方。3人で力をあわせて、マルクールのワインをアルトメイア帝国に広めましょう。きっと話題になりますよ」
ゾーイは眉を寄せ、口もとを強ばらせた。そして、鼻をふんす、と鳴らした。
「フェイトさんにそこまで言ってもらったら、私、やります! でも……フェイトさんに見ていてほしい。私は弱いです。ひとりではなにもできない。私が勇気を出せるのは、フェイトさんが困っている時だけです」
ゾーイはわたくしに抱きついてきた。わたくしは彼女の髪をなでる。茶色のさらさらの髪。
「そうですね。最初からひとりで任せるのは申し訳ないです。……1ヶ月だけ、一緒にやりましょう。それが済んだら、ゾーイさんに任せます」
ゾーイの顔がぱぁっと明るくなる。
ごめんなさい。ゾーイ。余命は3ヶ月ですが、あとどのぐらいでからだが動かなくなるのか、わたくしにはわからないの。だから、頑張ってくださいね。シリルとバルクシュタインが力になってくれます。わたくしからもお願いしておきますから。
「嬉しいです。一緒になにかができるなんて。フェイトさんがいれば、私はなにも怖くはありません。今回も、私の家のことなのに、力になってくださってありがとうございました」
「いえ。これはわたくしにうるべきケンカだったのに、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。明日には決着がつくでしょう」
わたくしがあたまを下げると、ゾーイは申し訳なさそうに首をふる。
「解決できてよかった。実は、フェイトさんに教わった、悪役令嬢の振りをして、嫌がらせする事……。すごく嫌なはずなのに、どうしてもあらがえないなにかに、とりつかれ、て……。ほんのすこしだけ、気持ち、よかった」
ゾーイはかああ、と頬を赤らめ、それをてのひらで隠した。
だからあんなにノリノリだったのですね。わたくしも驚きました。思いっきりやってほしいと言ったのはわたくしですしね。
「だれの心のなかにも、悪役令嬢はあります。その因子は今か今かと、孵化するのを待っているのです。ゾーイさんももう、立派な悪役令嬢です。誇ってくださいね」
「そん、な。照れます」
ふたりであの時、ゾーイが悪役令嬢になって水をかけた時のことを楽しく話す。
お金の件、なんとかなって本当によかった。ミラーとウィレムスをこのままにしておくことはできない。文化祭の日、その日までは我慢して差し上げます。
もう二度と、ゾーイやわたくしの大切な人に、手を出させないようにしないと。
「なんですって?」
驚くわたくしに、バルクシュタインは喜びを隠しきれない子どものように、無邪気に笑う。
「言い値でお支払いします。あたしが失礼を働いた分も、ダンスの講師料も上乗せします」
「バルクシュタインさんが支払う必要はないのではなくて? あと、なぜそんなに嬉しそうなの?」
「あたし、お金が大っっっっっっっ好きなんです!!!! あたしが憧れていた人は、息を吸うみたいにだれかの力になっていた。あたしもそうなりたいってずっと思ってました。でも、あたし自身にそんな力はない。でもお金には力がある。だれかを助ける為にあたしはお金を使いたいのです」
恍惚とした表情で熱く語るバルクシュタインに目を細めるも、言葉の生々しさよりも、彼女らしさをそこに見た気がして、笑みが漏れそうになる。それを扇子で隠した。
わたくしは居住まいをただし、あたまを下げた。
「バルクシュタインさん。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、お金を貸していただけないでしょうか」
「嫌ですよ」
あっけらかんとバルクシュタインは言う。わたくしの表情をいちいちうかがい、終始楽しそうだ。
「言ったじゃないですか。あたしが支払うって。貸し借りじゃなくて、慰謝料としておさめてほしいのです」
「でも、その場合は、……アラン殿下が支払うべきかと」
「まぁー。そうですね。ここはひとつ、あたしが代わりに支払うってことで納得いただけないでしょうか」
満面の笑みは、商人の顔。しかし、言っていることはまったく逆の損する話だ。
なんだかおかしくてわたくしまで……笑ってしまう。ふたりで笑い合った。
「タダより高いものはございません。バルクシュタインさんの希望はないのですか? なにかわたくしでお力になれることでしたら、叶えたく思います」
「まだ納得しないのですか。しょうがない人ですねー。アシュフォード様は。じゃあ、あたしのことを嫌い続けるってことでどうでしょう?」
思わず、背が高いバルクシュタインを見上げ、瞳をのぞき込んだ。透きとおる蒼き瞳には、いっさいの曇りがない。バルクシュタインもわたくしを見据える。
「綺麗な、瞳……。神秘的ですね。一度みたら忘れられない。宝石がちりばめられているようです」
バルクシュタインは惚けた様子で言った。
「わたくしと前に……どこかで……お目にかかったのでしょうか」
「あー。うん。ただ、あたしはあの頃と容姿が全然違うから、わからないと思います。あー。えっと。お金の件は慰謝料なので変な恩など感じず、いままでどおり嫌ってくれればと。アシュフォード様がやりにくくなってしまったら困るので」
胸元まである髪をさわり、ごまかすように笑うバルクシュタイン。
まったくこの人ときたら。わたくしはてっきり、アラン殿下は彼女の容姿で選んだとばかり思っていた。わたくしの目は節穴。いや、認めたくなかったというべきだ。殿下は彼女の心意気に感銘を受けたのでしょう。
安心して、殿下を任せられます。
わたくしはアラン殿下のことを思った。幼少期に初めてあって、仲良くさせていただいたこと。わたくしの母が亡くなった時、あたたかい言葉をかけていただいて、優しくしてくださったこと。すべて、わたくしの胸のなかにいまも生きております。
――アラン殿下、いままで、ありがとうございました。バルクシュタインと、どうかお幸せに。
わたくしは大きく、息を吸って、吐いた。
バルクシュタインに手を差し出した。彼女は照れかくしのように、はにかみ、握手する。
「バルクシュタインさん。アラン殿下のこと、お金のこと、どうかよろしくお願いしますね」
「任せてください。お金は明日にはお渡しできます」
わたくしはお礼を言って帰ろうとしたが、なんと答えるのか気になって聞いた。
「もし……アシュフォードの後ろ盾や、ワインのアイデアがなかったら、商談は破棄されていた?」
バルクシュタインは髪をかき上げ、答える。
「いいえ。どんな悪い条件であろうと、アシュフォード様のお役に立てるよう、父を脅してでも契約するつもりでした。あたしは父の弱みを三つ握っているので」
「まぁ。頼もしい。そのお力でアラン殿下をぜひ助けてあげてください」
お辞儀をし、教室を出た。
イタム、新しい飼い主は彼女でもいいかしら。わたくしはバルクシュタインになら任せてもいいと思っています。貴方もとても彼女を気に入っているものね。
わたくしはその足で、ゾーイの屋敷に向かい、馬車のなかで事情を話した。
「今回のバルクシュタイン商会とのワインの輸送商談の件、責任者はゾーイさんにしてもらえないでしょうか」
「そんな! フェイトさんがすべてやってくださったのに。私にはそんな大役務まりません」
「ううん。できます。ゾーイさんは勇気を持つ、我慢強い方。大丈夫。アシュフォードからは優秀な弟のシリルが仕事を担当します。バルクシュタインさんも非常に商売人として力があり、王太子妃になる方。3人で力をあわせて、マルクールのワインをアルトメイア帝国に広めましょう。きっと話題になりますよ」
ゾーイは眉を寄せ、口もとを強ばらせた。そして、鼻をふんす、と鳴らした。
「フェイトさんにそこまで言ってもらったら、私、やります! でも……フェイトさんに見ていてほしい。私は弱いです。ひとりではなにもできない。私が勇気を出せるのは、フェイトさんが困っている時だけです」
ゾーイはわたくしに抱きついてきた。わたくしは彼女の髪をなでる。茶色のさらさらの髪。
「そうですね。最初からひとりで任せるのは申し訳ないです。……1ヶ月だけ、一緒にやりましょう。それが済んだら、ゾーイさんに任せます」
ゾーイの顔がぱぁっと明るくなる。
ごめんなさい。ゾーイ。余命は3ヶ月ですが、あとどのぐらいでからだが動かなくなるのか、わたくしにはわからないの。だから、頑張ってくださいね。シリルとバルクシュタインが力になってくれます。わたくしからもお願いしておきますから。
「嬉しいです。一緒になにかができるなんて。フェイトさんがいれば、私はなにも怖くはありません。今回も、私の家のことなのに、力になってくださってありがとうございました」
「いえ。これはわたくしにうるべきケンカだったのに、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。明日には決着がつくでしょう」
わたくしがあたまを下げると、ゾーイは申し訳なさそうに首をふる。
「解決できてよかった。実は、フェイトさんに教わった、悪役令嬢の振りをして、嫌がらせする事……。すごく嫌なはずなのに、どうしてもあらがえないなにかに、とりつかれ、て……。ほんのすこしだけ、気持ち、よかった」
ゾーイはかああ、と頬を赤らめ、それをてのひらで隠した。
だからあんなにノリノリだったのですね。わたくしも驚きました。思いっきりやってほしいと言ったのはわたくしですしね。
「だれの心のなかにも、悪役令嬢はあります。その因子は今か今かと、孵化するのを待っているのです。ゾーイさんももう、立派な悪役令嬢です。誇ってくださいね」
「そん、な。照れます」
ふたりであの時、ゾーイが悪役令嬢になって水をかけた時のことを楽しく話す。
お金の件、なんとかなって本当によかった。ミラーとウィレムスをこのままにしておくことはできない。文化祭の日、その日までは我慢して差し上げます。
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