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落花
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「奈緒の肌は吸いつくね。スイマーは肌きれいなコ多いけど……」
ジャージは下だけ脱がされて、太ももを撫で回された。
先生は、パンツの上から指でなぞったりしながら、近づいて匂いをかいだり、パンツの上からキスしたりしていた。
「先生……家が心配してるかも……」
下手に刺激しないように考えた台詞。
「そうだな。時間がないか。じゃあ……今日は気持ちいいことはこれだけな?」
ついに、ぐいっとパンツを下ろされて、やられるっ……と身構えたけど。
ぬるっ…ちゅる ちゅ…ぬるん…
変な感触で鳥肌が立つ。
先生は私を傷つけることはなく優しく、じっくり舐め出した。
「ひぁ……っ」
「お。やっといい声出たじゃん。そう。力抜いてね……」
舌使いがコウキと全然違う。比べたくないのに……っ。
早く終われ
早く終われ
もうやだっ……
「あっ!」
「ここが好きか。クリ派だな?」
執拗な責めから逃げられなくて、我慢に我慢を重ねた挙句、膝を震わせながら先生の顔の前でイッてしまった。
すごくショックだった。
佐久間先生がそんなことしたことも、簡単に喘いだことも、……イカされたことも
戻ったら忘れよう。そう強く思いながら着替えた。
「イク時震えてたね。かわいかったよ。じゃあ、帰ろうか」
ちゅっとおでこにキスされて、終わり。
先生は何もしないんだ……。
もちろん全然したいわけじゃないけど唇にキスもしてない。
涙目て頷き、パンツをはこうとしたら、「待って」と止められた。
「それほしいな」
それって、このパンツ……?
「これですか……?」
「ダメ?挿入しない代わり」
えー……。こんな場面で快諾できる人っているんだろうか。
でも、エッチしないで済むなら……。パンツには名前も書いてないし。
とりあえず、丸めたパンツを先生に渡す。
「ありがとう」
素直に嬉しそうに受け取ってくれて、ちょっと笑ってしまった。
「パンツ好きなんですか?」
ってどんな質問だよ。でも先生は答えてくれる。
「うん。あんまり理解されないけどね」
「少数派っぽいですもんねぇ……」
学校では、私の気の緩みを泣かせるまで怒鳴って叱ってた人が、パンツくれって……。倒錯しすぎでしょ。
「ありがとう。変な目で見ないでくれて。奈緒はいい子だな」
最後はお礼まで言われて。
めでたし、めでたし
なワケないんだけど
「帰り、遅くなってごめんね」
「はい、大丈夫だと……ありがとうございました」
何もありがとうな事はない。
フシギな話だけど、最初よりは恐怖はなくなった状態で、無事送り届けてもらった。
被害に遭ったはずなのに憎めない。
力技でヤられると覚悟してたから、舐められただけで済んでよかったと思った。
コウキには絶対に言えない秘密ができてしまった。
人間見かけによらない……。爽やかスポーツマンは爽やかではなかった。
後日。
「奈緒ーっ。今日は気合い入ってるなぁ!」
眩しいぐらい爽やかな笑顔の佐久間先生に、「はーい」と答える。
先生は何にもなかったみたいにしていた。
きっと常習犯だろうな……
野原君とも話す機会はなくて、コウキは学校には来てるけど休んだ分課題で忙しく、校内で会う時間はなかった。
★-★-★
記録会の日が来た。コウキは昼過ぎまで模試らしい。
「それ終わったらうち来て」って言われて、久しぶりにゆっくり会う時間ができそうだった。
他校との小さな試合で、場所はうちの高校。
山本先生と水島先生はいるが、佐久間先生は仕事の関係で来なかった。
2個メの出番が来て、名前が呼ばれて……ホイッスルが鳴る
飛び散る水飛沫。
前へ前へ、進む。
「……っはあっ」
タッチして、その組では1位。
「なおーっやったぁーっ」
藍瑠が喜んでくれる。
ベストは出なかったけど、まずまずの結果が出てホッとした。
野原君……来れないかな。連絡先も知らないし、な。
いざ見ても、ダイナミックすぎて引かれるかも……。
野原君のピアノは素敵だった。グランドピアノと野原君の組み合わせは、本当にグッとくる。
結果うちの高校が僅差で勝利して、合同練習は終わった。
プールサイドをおりて……あ、あれ、野原君?
グラウンド脇の、緑のネットの外側に野原君らしき男のコがいる……。
もう帰っちゃう?
「藍瑠、ちょっと行ってくるっ」
「どこに?」
「えーっと……『ちょっと!』」
別に私を見に来てくれたんじゃないかもしれない。
藍瑠を見るためかもしれないし、それとも、水泳部は関係なくて、音楽室のピアノ使うだけに来たのかも。
私は、野原君に比べると汚れてるし、全然釣り合いもしてない。
バカだから、体目当てに来る奴に引っかかったりもする。
困ったちゃんな彼氏もいる。
藍瑠ほどスタイルも顔も良くない。
それは自分でわかってる。私は自分で、すごくバカだってわかってる。
「野原君!」
はあ はあ…
走って息が苦しい
野原君は、はっと私に気づいた
「勘違いだったらごめんね、見に来てくれた?」
って言ったら、すぐに笑い出す。
「あはは。なんで勘違いなの?見に来てって波多野が言ったのに。観戦無理かと思ったけど後ろからちゃんと見れたよー。まじすごいじゃん。オレ泳げないからさー…」
聞いてるうちに、ウルウルしてしまう。
試合で興奮した名残かな?
わざわざ来てくれたのが嬉しくて…
「……波多野?」
「ありがとーっ……」
「ううん。お疲れ様。かっこよかったよ」
優しいな……本当に。
この人とは、触れ合ったり男女の関係じゃない、ただの友達。
話すたび何度も思う。
野原君の彼女になる子は、きっとすごく幸せだろうな。
ジャージは下だけ脱がされて、太ももを撫で回された。
先生は、パンツの上から指でなぞったりしながら、近づいて匂いをかいだり、パンツの上からキスしたりしていた。
「先生……家が心配してるかも……」
下手に刺激しないように考えた台詞。
「そうだな。時間がないか。じゃあ……今日は気持ちいいことはこれだけな?」
ついに、ぐいっとパンツを下ろされて、やられるっ……と身構えたけど。
ぬるっ…ちゅる ちゅ…ぬるん…
変な感触で鳥肌が立つ。
先生は私を傷つけることはなく優しく、じっくり舐め出した。
「ひぁ……っ」
「お。やっといい声出たじゃん。そう。力抜いてね……」
舌使いがコウキと全然違う。比べたくないのに……っ。
早く終われ
早く終われ
もうやだっ……
「あっ!」
「ここが好きか。クリ派だな?」
執拗な責めから逃げられなくて、我慢に我慢を重ねた挙句、膝を震わせながら先生の顔の前でイッてしまった。
すごくショックだった。
佐久間先生がそんなことしたことも、簡単に喘いだことも、……イカされたことも
戻ったら忘れよう。そう強く思いながら着替えた。
「イク時震えてたね。かわいかったよ。じゃあ、帰ろうか」
ちゅっとおでこにキスされて、終わり。
先生は何もしないんだ……。
もちろん全然したいわけじゃないけど唇にキスもしてない。
涙目て頷き、パンツをはこうとしたら、「待って」と止められた。
「それほしいな」
それって、このパンツ……?
「これですか……?」
「ダメ?挿入しない代わり」
えー……。こんな場面で快諾できる人っているんだろうか。
でも、エッチしないで済むなら……。パンツには名前も書いてないし。
とりあえず、丸めたパンツを先生に渡す。
「ありがとう」
素直に嬉しそうに受け取ってくれて、ちょっと笑ってしまった。
「パンツ好きなんですか?」
ってどんな質問だよ。でも先生は答えてくれる。
「うん。あんまり理解されないけどね」
「少数派っぽいですもんねぇ……」
学校では、私の気の緩みを泣かせるまで怒鳴って叱ってた人が、パンツくれって……。倒錯しすぎでしょ。
「ありがとう。変な目で見ないでくれて。奈緒はいい子だな」
最後はお礼まで言われて。
めでたし、めでたし
なワケないんだけど
「帰り、遅くなってごめんね」
「はい、大丈夫だと……ありがとうございました」
何もありがとうな事はない。
フシギな話だけど、最初よりは恐怖はなくなった状態で、無事送り届けてもらった。
被害に遭ったはずなのに憎めない。
力技でヤられると覚悟してたから、舐められただけで済んでよかったと思った。
コウキには絶対に言えない秘密ができてしまった。
人間見かけによらない……。爽やかスポーツマンは爽やかではなかった。
後日。
「奈緒ーっ。今日は気合い入ってるなぁ!」
眩しいぐらい爽やかな笑顔の佐久間先生に、「はーい」と答える。
先生は何にもなかったみたいにしていた。
きっと常習犯だろうな……
野原君とも話す機会はなくて、コウキは学校には来てるけど休んだ分課題で忙しく、校内で会う時間はなかった。
★-★-★
記録会の日が来た。コウキは昼過ぎまで模試らしい。
「それ終わったらうち来て」って言われて、久しぶりにゆっくり会う時間ができそうだった。
他校との小さな試合で、場所はうちの高校。
山本先生と水島先生はいるが、佐久間先生は仕事の関係で来なかった。
2個メの出番が来て、名前が呼ばれて……ホイッスルが鳴る
飛び散る水飛沫。
前へ前へ、進む。
「……っはあっ」
タッチして、その組では1位。
「なおーっやったぁーっ」
藍瑠が喜んでくれる。
ベストは出なかったけど、まずまずの結果が出てホッとした。
野原君……来れないかな。連絡先も知らないし、な。
いざ見ても、ダイナミックすぎて引かれるかも……。
野原君のピアノは素敵だった。グランドピアノと野原君の組み合わせは、本当にグッとくる。
結果うちの高校が僅差で勝利して、合同練習は終わった。
プールサイドをおりて……あ、あれ、野原君?
グラウンド脇の、緑のネットの外側に野原君らしき男のコがいる……。
もう帰っちゃう?
「藍瑠、ちょっと行ってくるっ」
「どこに?」
「えーっと……『ちょっと!』」
別に私を見に来てくれたんじゃないかもしれない。
藍瑠を見るためかもしれないし、それとも、水泳部は関係なくて、音楽室のピアノ使うだけに来たのかも。
私は、野原君に比べると汚れてるし、全然釣り合いもしてない。
バカだから、体目当てに来る奴に引っかかったりもする。
困ったちゃんな彼氏もいる。
藍瑠ほどスタイルも顔も良くない。
それは自分でわかってる。私は自分で、すごくバカだってわかってる。
「野原君!」
はあ はあ…
走って息が苦しい
野原君は、はっと私に気づいた
「勘違いだったらごめんね、見に来てくれた?」
って言ったら、すぐに笑い出す。
「あはは。なんで勘違いなの?見に来てって波多野が言ったのに。観戦無理かと思ったけど後ろからちゃんと見れたよー。まじすごいじゃん。オレ泳げないからさー…」
聞いてるうちに、ウルウルしてしまう。
試合で興奮した名残かな?
わざわざ来てくれたのが嬉しくて…
「……波多野?」
「ありがとーっ……」
「ううん。お疲れ様。かっこよかったよ」
優しいな……本当に。
この人とは、触れ合ったり男女の関係じゃない、ただの友達。
話すたび何度も思う。
野原君の彼女になる子は、きっとすごく幸せだろうな。
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