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反転
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彩夏先輩を追いかけて問い詰める勇気もなく、教室に戻った。
「なおーっ。もう大丈夫?さっきコウキ先輩来てたよ?」
藍瑠に教えられて驚いた。
「コウキが?私に?」
「うん。保健室だって言ったらすぐ帰っちゃったけどねー」
来たんだ。
何だろう……
昨日で最後だと思っていたから、よかった……
コウキとの繋がりが、これでおしまいは寂しい。
できたら、前のように戻れたら。
そんな甘い考えを抱いていた。
放課後、コウキがやってきた。
机の上に、小銭がじゃらじゃらっと置かれた。
「借りてた分返す」
「え…こんなに貸してないよ?」
「いいんだよこれで」
コウキの思惑がわからなくて戸惑う。
私と目を合わさない……私の後ろの方を見ている。
「おい。おまえ。おまえだよ、メガネの奴」
「ちょっと、コウキ…!」
コウキは後ろにいた野原君を呼びつけ、手招きした。
緊張が走る。
「……何ですか」
野原君は、コウキ独特の威圧感に怖気付きもしないで、私の隣に立つ。
「ちょっと話しよ」
「いいですけど」
そして男二人で廊下に出ていく。
私もあわててついていこうとしたら、藍瑠に止められた。
「コウキ先輩どうしたの?あれ野原君ボコられんじゃない?」
まさに一触即発に見えるけど、割り込むにも怖いし……
「橋セン呼んでこようか」
「ちょっと男子ーだれか止めて……」
まだ教室に残っている人たちも、二人の様子を見てざわつき始めた。
「きゃああっ」
野原君がコウキの胸ぐらをつかんだ。
クラスの男の子数名が野原君を止めにかかる。
「野原、落ち着け」
諌められて、襟から手を離しても、野原君の拳は硬いままで。
コウキは、ニヤニヤと笑っている。
「こわいよー…」
「なんなの?」
私は、怖がる女子たちの後ろに隠れて、黙って見ていることしかできなかった。
絶対コウキが、野原君を怒らせるようなことを言ったんだ。
そうじゃないと、野原君があんなに怒るわけがない。
「じゃあな。なお」
コウキは、涼しい顔をして帰っていく。
野原君はまだ怒りが冷めやらぬ顔でいる。
ひとまずの落ち着きに、クラスの子たちもおのおの部活や帰宅へと散っていった。
「野原君……」
近づいたら、野原君がやっと冷静さを取り戻したように、瞳の色が変わった。
「…………波多野」
「コウキが何か言った?あの、気にしないでいいと思うよ……」
野原君は、じっと私を見て、何か言おうとしたけどやめた。
「なお、部活っ」
藍瑠に背中を叩かれて時計を見る。
やばい!遅刻だ。
「あ、じゃあ私行くね」
慌ただしく教室を出て藍瑠と廊下を走る。
「波多野!」
後ろから心地よい声で呼ばれ、振り返った。
「今日、待ってていい?」
「……うん!」
野原君が優しく頷いた。
そのやりとりを見て、藍瑠が勘付いたようだった。
「なおさーん。乗り換えましたか?」
「一緒に帰るだけだから……」
「野原君が怒ったとこ初めて見たよね」
「うん……」
ほんとにコウキ、何言ったんだろう……
部活が終わった。まだ髪は乾いていないけど、更衣室を出て音楽室に急ぐ。
合唱部のメンバーたちがぞろぞろと帰っている。
野原君はまだかな……
前にも見かけた合唱部の先輩と、野原君が笑い合いながら音楽室を出てきた。
絵になる二人。
先輩はとても華奢で、色白で、黒くツヤのある髪で……
それを反対にしたのが私だ。
「波多野。もう終わったの?」
「うん、さっき……」
……先輩の視線が痛い。
「谷津先輩、お疲れ様でした」
野原君が先輩に頭を下げたら、その谷津先輩はやっと私から目線を外した。
「お疲れ様。明日また昼休みにね」
と言う谷津先輩を見送る形で、私と野原君はその場に残った。
野原君のことを好きなのかな……
「あ、電気つけっぱなし。消して来るね」
野原君が、音楽室の電気に気づいて部屋に戻る。
私も後をついて行って、音楽室に入る。
音楽室は、器楽部と合唱部で、日替わりで使っている。
校舎の一番上の階で、一番端。
窓から見える景色は、他の教室とは違う。
もうだいぶ日が落ちてしまっているけど……
窓際でほのかに残る夕焼けに目を奪われていたら、野原君が隣に立った。
「何見てるの?」
「夕焼け……」
ロマンチックすぎる景色に、もう誰もいない、静まりかえった音楽室。
野原君は黙って、夕日を見ていた。
ガチャッ
準備室のドアが開いて、驚いた。
が、ドアを開けた合唱部の顧問はもっと驚いていた。
「わあっ!まだいたの?驚かせないでよ……」
「すみません」
野原君は涼しげに笑いながら、私の背中に手を添えて出口へと促す。
二人で廊下に出て、笑いあった。
早く帰らなくちゃ。下校時間は過ぎている。
門を出ても、一緒に帰るのが当たり前のような雰囲気で、肩を並べて歩く。
「ねえ……今日、失礼なこと言ってなかった?」
ん?と首を傾げる野原君……
「コウキが……」
付け加えたら、野原君はああ、と気づいていた。
「あの人いつも失礼じゃん。オレにはよくわからない」
「あははは……」
「でも、波多野は好きなんだよね。だから、悪く言いたくはないけど……」
「あは……」
おかしくもないのに勝手に笑っちゃう……
どうしていいかわからない時は、笑っちゃう。
野原君の声色は嫉妬にまみれていて
私なんかの何がいいのか、もっと野原君にお似合いの人はいると思うのに……
駅までの道、みんなが通る大通りを外れて、横道に入った。
住宅が並ぶが、閑散としてとても静かだ。
「こっちの道は静かだね」
野原君もささやき声になっている
日没、暗い道
私たちを見ている人は誰もいない
二人でアスファルトを歩いて……
「夕日きれいだったなぁ」
「音楽室見晴らしいいもんね。羨ましい」
「羨ましい?また一緒に見たらいいんじゃない」
「いいのかな……」
「いいよ。オレは……」
野原君はそういってくれるけど。
罪悪感みたいな、自分に嘘をついているような後ろめたさはずっと消えない。
「……私……コウキと別れたんだ」
ぼそっと
小さな声で打ち明けた。
「でも、別れた感じがしないの。……あんな最低なやつ、って思ってたのに、別れたら寂しくて……
今まで、嘘ばっかりつかれたけど、嘘じゃない部分もあるような気がして」
口が滑ってる。
言わなくていいことまで話してる。
野原君は、じっと私を見て言った。
「……別れたんだ」
別れた。
でも気持ちの整理はついてないし、まだコウキと切れた気がしない。
野原君を見上げたら、恥ずかしそうにして私から顔をそらした。
「……近…」
顔が近かったようだ。
恥ずかしくなって私もうつむいた。
人一人通らない静かな道。
次の角を曲がれば駅に着く。
「………明日も一緒に帰れる?」
そう、聞かれて、うんって頷いた。
野原君の横顔。メガネと顎のラインを見ていたら、くるっと私の方を向いた。
「………避けないでね」
「えっ」
肩に手を添えられて、顔が近づいて
唇の端に唇が当たって、離れた
メガネは当たらなかったけど、野原君はメガネをあげるようにして、うつむいていた。
焦ってるみたいな、不器用な、一瞬のキス
ぎこちなさに胸を打たれて、言葉が出なかった。
野原君も喋らなくなって……
角を曲がる前に、またキスをした。
今度はちゃんと唇を合わせて。
保健室で感じた怖さはもうなくなっていた。
添えられた手元が震えてて、唇の角度を変えながらキスは続いた。
ぎこちなさがドキドキした。
野原君は慣れていない。
やっぱりコウキは慣れてたんだなって、再確認する結果になった。
「なおーっ。もう大丈夫?さっきコウキ先輩来てたよ?」
藍瑠に教えられて驚いた。
「コウキが?私に?」
「うん。保健室だって言ったらすぐ帰っちゃったけどねー」
来たんだ。
何だろう……
昨日で最後だと思っていたから、よかった……
コウキとの繋がりが、これでおしまいは寂しい。
できたら、前のように戻れたら。
そんな甘い考えを抱いていた。
放課後、コウキがやってきた。
机の上に、小銭がじゃらじゃらっと置かれた。
「借りてた分返す」
「え…こんなに貸してないよ?」
「いいんだよこれで」
コウキの思惑がわからなくて戸惑う。
私と目を合わさない……私の後ろの方を見ている。
「おい。おまえ。おまえだよ、メガネの奴」
「ちょっと、コウキ…!」
コウキは後ろにいた野原君を呼びつけ、手招きした。
緊張が走る。
「……何ですか」
野原君は、コウキ独特の威圧感に怖気付きもしないで、私の隣に立つ。
「ちょっと話しよ」
「いいですけど」
そして男二人で廊下に出ていく。
私もあわててついていこうとしたら、藍瑠に止められた。
「コウキ先輩どうしたの?あれ野原君ボコられんじゃない?」
まさに一触即発に見えるけど、割り込むにも怖いし……
「橋セン呼んでこようか」
「ちょっと男子ーだれか止めて……」
まだ教室に残っている人たちも、二人の様子を見てざわつき始めた。
「きゃああっ」
野原君がコウキの胸ぐらをつかんだ。
クラスの男の子数名が野原君を止めにかかる。
「野原、落ち着け」
諌められて、襟から手を離しても、野原君の拳は硬いままで。
コウキは、ニヤニヤと笑っている。
「こわいよー…」
「なんなの?」
私は、怖がる女子たちの後ろに隠れて、黙って見ていることしかできなかった。
絶対コウキが、野原君を怒らせるようなことを言ったんだ。
そうじゃないと、野原君があんなに怒るわけがない。
「じゃあな。なお」
コウキは、涼しい顔をして帰っていく。
野原君はまだ怒りが冷めやらぬ顔でいる。
ひとまずの落ち着きに、クラスの子たちもおのおの部活や帰宅へと散っていった。
「野原君……」
近づいたら、野原君がやっと冷静さを取り戻したように、瞳の色が変わった。
「…………波多野」
「コウキが何か言った?あの、気にしないでいいと思うよ……」
野原君は、じっと私を見て、何か言おうとしたけどやめた。
「なお、部活っ」
藍瑠に背中を叩かれて時計を見る。
やばい!遅刻だ。
「あ、じゃあ私行くね」
慌ただしく教室を出て藍瑠と廊下を走る。
「波多野!」
後ろから心地よい声で呼ばれ、振り返った。
「今日、待ってていい?」
「……うん!」
野原君が優しく頷いた。
そのやりとりを見て、藍瑠が勘付いたようだった。
「なおさーん。乗り換えましたか?」
「一緒に帰るだけだから……」
「野原君が怒ったとこ初めて見たよね」
「うん……」
ほんとにコウキ、何言ったんだろう……
部活が終わった。まだ髪は乾いていないけど、更衣室を出て音楽室に急ぐ。
合唱部のメンバーたちがぞろぞろと帰っている。
野原君はまだかな……
前にも見かけた合唱部の先輩と、野原君が笑い合いながら音楽室を出てきた。
絵になる二人。
先輩はとても華奢で、色白で、黒くツヤのある髪で……
それを反対にしたのが私だ。
「波多野。もう終わったの?」
「うん、さっき……」
……先輩の視線が痛い。
「谷津先輩、お疲れ様でした」
野原君が先輩に頭を下げたら、その谷津先輩はやっと私から目線を外した。
「お疲れ様。明日また昼休みにね」
と言う谷津先輩を見送る形で、私と野原君はその場に残った。
野原君のことを好きなのかな……
「あ、電気つけっぱなし。消して来るね」
野原君が、音楽室の電気に気づいて部屋に戻る。
私も後をついて行って、音楽室に入る。
音楽室は、器楽部と合唱部で、日替わりで使っている。
校舎の一番上の階で、一番端。
窓から見える景色は、他の教室とは違う。
もうだいぶ日が落ちてしまっているけど……
窓際でほのかに残る夕焼けに目を奪われていたら、野原君が隣に立った。
「何見てるの?」
「夕焼け……」
ロマンチックすぎる景色に、もう誰もいない、静まりかえった音楽室。
野原君は黙って、夕日を見ていた。
ガチャッ
準備室のドアが開いて、驚いた。
が、ドアを開けた合唱部の顧問はもっと驚いていた。
「わあっ!まだいたの?驚かせないでよ……」
「すみません」
野原君は涼しげに笑いながら、私の背中に手を添えて出口へと促す。
二人で廊下に出て、笑いあった。
早く帰らなくちゃ。下校時間は過ぎている。
門を出ても、一緒に帰るのが当たり前のような雰囲気で、肩を並べて歩く。
「ねえ……今日、失礼なこと言ってなかった?」
ん?と首を傾げる野原君……
「コウキが……」
付け加えたら、野原君はああ、と気づいていた。
「あの人いつも失礼じゃん。オレにはよくわからない」
「あははは……」
「でも、波多野は好きなんだよね。だから、悪く言いたくはないけど……」
「あは……」
おかしくもないのに勝手に笑っちゃう……
どうしていいかわからない時は、笑っちゃう。
野原君の声色は嫉妬にまみれていて
私なんかの何がいいのか、もっと野原君にお似合いの人はいると思うのに……
駅までの道、みんなが通る大通りを外れて、横道に入った。
住宅が並ぶが、閑散としてとても静かだ。
「こっちの道は静かだね」
野原君もささやき声になっている
日没、暗い道
私たちを見ている人は誰もいない
二人でアスファルトを歩いて……
「夕日きれいだったなぁ」
「音楽室見晴らしいいもんね。羨ましい」
「羨ましい?また一緒に見たらいいんじゃない」
「いいのかな……」
「いいよ。オレは……」
野原君はそういってくれるけど。
罪悪感みたいな、自分に嘘をついているような後ろめたさはずっと消えない。
「……私……コウキと別れたんだ」
ぼそっと
小さな声で打ち明けた。
「でも、別れた感じがしないの。……あんな最低なやつ、って思ってたのに、別れたら寂しくて……
今まで、嘘ばっかりつかれたけど、嘘じゃない部分もあるような気がして」
口が滑ってる。
言わなくていいことまで話してる。
野原君は、じっと私を見て言った。
「……別れたんだ」
別れた。
でも気持ちの整理はついてないし、まだコウキと切れた気がしない。
野原君を見上げたら、恥ずかしそうにして私から顔をそらした。
「……近…」
顔が近かったようだ。
恥ずかしくなって私もうつむいた。
人一人通らない静かな道。
次の角を曲がれば駅に着く。
「………明日も一緒に帰れる?」
そう、聞かれて、うんって頷いた。
野原君の横顔。メガネと顎のラインを見ていたら、くるっと私の方を向いた。
「………避けないでね」
「えっ」
肩に手を添えられて、顔が近づいて
唇の端に唇が当たって、離れた
メガネは当たらなかったけど、野原君はメガネをあげるようにして、うつむいていた。
焦ってるみたいな、不器用な、一瞬のキス
ぎこちなさに胸を打たれて、言葉が出なかった。
野原君も喋らなくなって……
角を曲がる前に、またキスをした。
今度はちゃんと唇を合わせて。
保健室で感じた怖さはもうなくなっていた。
添えられた手元が震えてて、唇の角度を変えながらキスは続いた。
ぎこちなさがドキドキした。
野原君は慣れていない。
やっぱりコウキは慣れてたんだなって、再確認する結果になった。
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