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閑話 オーガストとアマリリス
御披露目パーティー後、オーガストとアマリリスは密談をしていた。
「ねぇ、オーディ。あのアルフレッドは使えるの?」
「ああ、少し優柔不断な所があるがなかなか優秀だ」
「ふーん、そうなの。駄目な男ならエミリーに好い人を紹介しようと思ったんだけどなら良いわ」
「随分と彼女を気に入ったんだな?」
「だって、エミリーが自領で新しい農地改革を実践したお陰で、不毛地でも作れる作物の改良に目処がたったって、研究者から報告があったって父から聞いたのよ。だから、伯爵家の家督と存続を認められたって言っていたわ。学歴もない人間がやった事が凄いんじゃない」
「まあな、それとこれと何の関係があるんだ。アマリー」
「だって、私達の息子の嫁に優秀な彼女の娘を貰ったら素敵でしょう」
第二王子オーガストは、昔から天才と評価が高かったが、側妃の子なので、始めから臣下に降る予定だった。兄王子とも良好な関係を築いている。
しかも臣下に降りる際には王位継承権を放棄する。
それは先を見越して余計な野心を公爵家に抱かせない為の今後の処置だった。
宰相と云う役職に付くのも偏り過ぎた派閥の調整の為だった。
「はは、そう言う事なら早速励むかな」
「あら、気が早いわ。まだ結婚前でしょ」
「チッ仕方がない。結婚までおあづけだな」
二人は、いずれそうなる期待に胸を膨らませて、部屋を後にした。
「ねぇ、オーディ。あのアルフレッドは使えるの?」
「ああ、少し優柔不断な所があるがなかなか優秀だ」
「ふーん、そうなの。駄目な男ならエミリーに好い人を紹介しようと思ったんだけどなら良いわ」
「随分と彼女を気に入ったんだな?」
「だって、エミリーが自領で新しい農地改革を実践したお陰で、不毛地でも作れる作物の改良に目処がたったって、研究者から報告があったって父から聞いたのよ。だから、伯爵家の家督と存続を認められたって言っていたわ。学歴もない人間がやった事が凄いんじゃない」
「まあな、それとこれと何の関係があるんだ。アマリー」
「だって、私達の息子の嫁に優秀な彼女の娘を貰ったら素敵でしょう」
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