6 / 48
第一章
わたしの知らない真実
しおりを挟む
『レオン』は、目を細め、何かを探る様な目で注意深くベアトリーチェを見ていた。いや正確には、観察している。
「では、ベアトリーチェも揃った事だし、もうこの屋敷に用はない。フロンティアに帰るとしよう」
「ま…お待ちください。ベアトリーチェは…王太子殿下と婚約を…」
『レオン』は食い下がるベンジャミンを睨みつけて、
「そんなことは知らないそれに王命では公爵家の娘と書かれている。なら貴殿の本当の娘を差し出せばいいだろう。違うか?ベアトリーチェは、俺の娘なのだから、この国にも貴殿とも元々関わりのない者だ」
『レオン』はベンジャミンの言葉を撥ね退けると、連れて来ていた使用人たちにベアトリーチェとリリエンヌの荷物を運び出す様に言いつけた。
主に忠実な使用人たちはすぐさま取り掛かり、あっという間に部屋の中は空になった。というのも二人とも思い入れのある物は殆どなく、リリエンヌは自国から持ってきた物以外は全て置いて行くことにしたし、ベアトリーチェには元々そんな物はなかった。
そう言えば…あれはどうなったのだろう。
回帰してからは忙しくしていたせいで、母の形見の指輪がないことに今気付いたのだ。ベッドの下に落ちていないか探したが見当たらない。仕方なく諦めて馬車に乗り込んだ。
大きな馬車の室内になぜかベアトリーチェは『レオン』の膝の上に乗せられ、隣に座っているリリエンヌがベアトリーチェの髪を手で梳くように撫でていた。
広い馬車の室内で3人は会えなかった時間を埋める様に密着している。聞きたいことは山ほどあるが、馬車で移動中、ベアトリーチェは言葉にできなかった。ガタッと大きな揺れを感じた後、馬車は止まった。
「閣下、到着致しました」
「そうか、では降りようか」
『レオン』は護衛騎士からの伝達で、ベアトリーチェと一緒に馬車を降りた。ベアトリーチェを地面に立たせると流れる様な仕草で、リリエンヌをエスコートする。まるで絵画から抜け出たような二人に周囲の人もうっとりと見惚れていた。
「今日は、ここに泊まって、明日の朝、出発する」
そこは王都の中でも有名なホテルだった。外国からの貴賓が宿泊するホテルの中は豪華でエントランスホールのシャンデリアが眩いばかりの光を放っている。
ベアトリーチェはホテル内に置かれている美術品や装飾品を見て感歎していると、支配人らしき人物が、
「フェリクス大公殿下。当ホテルにようこそお出で下さいました」
「ああ、この国で一番良いホテルだと聞いている。妻と娘の世話を頼んだぞ」
「おまかせ下さい。この二人が滞在中のお世話をする者です。困った事がございましたらなんなりとお申し付け下さい」
支配人が中年の女性と若い女性を呼んで、リリエンヌとベアトリーチェに挨拶させた。明日、出ていくのに世話が必要なのだろうか?エリッサだっているのに…。
ベアトリーチェが不思議そうに『レオン』の顔を覗き込むと「明日、王宮に行かなくてはならない」とだけベアトリーチェに教えた。
部屋は、最上級のペントハウス。室内の物は侯爵家の物より高価そうな物が沢山置いてあった。いかにも王侯貴族が使用している部屋だと直ぐに分かる程だ。
ソファに腰かける様に促されると、先ほど付いてきたメイドがお茶を入れてくれた。
「席を外してくれ」
『レオン』の言葉にホテルの使用人たちが部屋の外に出た。それを見計らうように、本題を切り出した。
「リリエンヌ、ベアトリーチェ。すまない。もっと早くに迎えに来たかったんだが…。色々と事情があってな」
「いいのよ。結果としてちゃんと約束を果たしてくれたわ。そうでしょう」
「ああ、長かった…11年か。君があの男に借金の方に連れて行かれたと聞いた時は、怒りで我を忘れて殺しに行きそうだった。あの時、君の傍を離れなければと何度後悔したことか」
「無事に戻ってきてくれて、こうして再会できたわ。離れていても貴方を恋しく思ったわ。囚われの身でもいつかきっと貴方の元に帰れると信じていた。やっと、それが叶って嬉しい…」
「これからは、二人を幸せにすると約束する」
二人が恋人同士だという事は、ベアトリーチェにもわかる。だが、どういった事情でリリエンヌはベンジャミンの元に嫁ぐことになったのか。ベアトリーチェはきょとん二人の前に座っていつ始まるのか分からない昔話を待っていた。
「ごめんな。ベアトリーチェ。いきなり現れて『父』だといっても理解できないだろう」
「これにはちゃんと訳があるのよ」
目の前にいる両親は、ベアトリーチェに順を追って説明しだした。
「まず自己紹介をしよう。俺の名はレオンハルト・フェリクス。身分はフロンティア帝国の大公だ。そして遺跡の調査や古い魔道具を甦らせる仕事をしている魔術師でもある。そして正真正銘、君の父親だ」
ベアトリーチェはリリエンヌの方を見ると、彼女も肯定するように頷いた。
彼らの話を掻い摘むと、事の発端は、新しい遺跡の調査にレオンハルトが駆り出されている間、リリエンヌの後見人だった叔父が多額の借金返済の為にベンジャミンに売り渡した。破格の結納金に目が眩んで、将来を誓い合った二人を引き裂いたのだ。その時、すでにリリエンヌはベアトリーチェを身籠っていた。
後は、ベアトリーチェが知っている通り、リリエンヌは生まれた我が子と引き離され、決められた日にしかベアトリーチェと会う事が出来ない軟禁生活を送らされていた。
どうして連絡をしなかったのかは、リリエンヌによると、知らせても直ぐに来れないだろうし、裏切られたと思われていると考えて、レオンハルトに別れを持ち出されるのが怖かったのだと話した。全てを諦めかけていた時にベアトリーチェから手紙を書く様に薦められ、覚悟を決めたのだった。
誰だって好きな人に嫌われるのは怖い。その怖さや不安を誰よりもベアトリーチェは知っている。リリエンヌの心情もベアトリーチェには理解出来た。
「ところで、一つ不思議な事があったんだ。丁度、一月前だ。遺跡の調査に再び行った時、突然地震が起きて神の祭壇にあった像が倒れてきた。俺は像の下敷きになったはずなのにどういうわけか、身体に異常を感じなかった。その上、目を開けると倒れてきた像は元の場所に戻っていた。その時、俺の指輪が光ったような気がして、見てみると、指輪の色が変わっていた。これを二人はどう思う?」
じっとベアトリーチェの方を見つめるレオン。ベアトリーチェは、レオンに向かって自分の身に起きた事を話し始めた。
「では、ベアトリーチェも揃った事だし、もうこの屋敷に用はない。フロンティアに帰るとしよう」
「ま…お待ちください。ベアトリーチェは…王太子殿下と婚約を…」
『レオン』は食い下がるベンジャミンを睨みつけて、
「そんなことは知らないそれに王命では公爵家の娘と書かれている。なら貴殿の本当の娘を差し出せばいいだろう。違うか?ベアトリーチェは、俺の娘なのだから、この国にも貴殿とも元々関わりのない者だ」
『レオン』はベンジャミンの言葉を撥ね退けると、連れて来ていた使用人たちにベアトリーチェとリリエンヌの荷物を運び出す様に言いつけた。
主に忠実な使用人たちはすぐさま取り掛かり、あっという間に部屋の中は空になった。というのも二人とも思い入れのある物は殆どなく、リリエンヌは自国から持ってきた物以外は全て置いて行くことにしたし、ベアトリーチェには元々そんな物はなかった。
そう言えば…あれはどうなったのだろう。
回帰してからは忙しくしていたせいで、母の形見の指輪がないことに今気付いたのだ。ベッドの下に落ちていないか探したが見当たらない。仕方なく諦めて馬車に乗り込んだ。
大きな馬車の室内になぜかベアトリーチェは『レオン』の膝の上に乗せられ、隣に座っているリリエンヌがベアトリーチェの髪を手で梳くように撫でていた。
広い馬車の室内で3人は会えなかった時間を埋める様に密着している。聞きたいことは山ほどあるが、馬車で移動中、ベアトリーチェは言葉にできなかった。ガタッと大きな揺れを感じた後、馬車は止まった。
「閣下、到着致しました」
「そうか、では降りようか」
『レオン』は護衛騎士からの伝達で、ベアトリーチェと一緒に馬車を降りた。ベアトリーチェを地面に立たせると流れる様な仕草で、リリエンヌをエスコートする。まるで絵画から抜け出たような二人に周囲の人もうっとりと見惚れていた。
「今日は、ここに泊まって、明日の朝、出発する」
そこは王都の中でも有名なホテルだった。外国からの貴賓が宿泊するホテルの中は豪華でエントランスホールのシャンデリアが眩いばかりの光を放っている。
ベアトリーチェはホテル内に置かれている美術品や装飾品を見て感歎していると、支配人らしき人物が、
「フェリクス大公殿下。当ホテルにようこそお出で下さいました」
「ああ、この国で一番良いホテルだと聞いている。妻と娘の世話を頼んだぞ」
「おまかせ下さい。この二人が滞在中のお世話をする者です。困った事がございましたらなんなりとお申し付け下さい」
支配人が中年の女性と若い女性を呼んで、リリエンヌとベアトリーチェに挨拶させた。明日、出ていくのに世話が必要なのだろうか?エリッサだっているのに…。
ベアトリーチェが不思議そうに『レオン』の顔を覗き込むと「明日、王宮に行かなくてはならない」とだけベアトリーチェに教えた。
部屋は、最上級のペントハウス。室内の物は侯爵家の物より高価そうな物が沢山置いてあった。いかにも王侯貴族が使用している部屋だと直ぐに分かる程だ。
ソファに腰かける様に促されると、先ほど付いてきたメイドがお茶を入れてくれた。
「席を外してくれ」
『レオン』の言葉にホテルの使用人たちが部屋の外に出た。それを見計らうように、本題を切り出した。
「リリエンヌ、ベアトリーチェ。すまない。もっと早くに迎えに来たかったんだが…。色々と事情があってな」
「いいのよ。結果としてちゃんと約束を果たしてくれたわ。そうでしょう」
「ああ、長かった…11年か。君があの男に借金の方に連れて行かれたと聞いた時は、怒りで我を忘れて殺しに行きそうだった。あの時、君の傍を離れなければと何度後悔したことか」
「無事に戻ってきてくれて、こうして再会できたわ。離れていても貴方を恋しく思ったわ。囚われの身でもいつかきっと貴方の元に帰れると信じていた。やっと、それが叶って嬉しい…」
「これからは、二人を幸せにすると約束する」
二人が恋人同士だという事は、ベアトリーチェにもわかる。だが、どういった事情でリリエンヌはベンジャミンの元に嫁ぐことになったのか。ベアトリーチェはきょとん二人の前に座っていつ始まるのか分からない昔話を待っていた。
「ごめんな。ベアトリーチェ。いきなり現れて『父』だといっても理解できないだろう」
「これにはちゃんと訳があるのよ」
目の前にいる両親は、ベアトリーチェに順を追って説明しだした。
「まず自己紹介をしよう。俺の名はレオンハルト・フェリクス。身分はフロンティア帝国の大公だ。そして遺跡の調査や古い魔道具を甦らせる仕事をしている魔術師でもある。そして正真正銘、君の父親だ」
ベアトリーチェはリリエンヌの方を見ると、彼女も肯定するように頷いた。
彼らの話を掻い摘むと、事の発端は、新しい遺跡の調査にレオンハルトが駆り出されている間、リリエンヌの後見人だった叔父が多額の借金返済の為にベンジャミンに売り渡した。破格の結納金に目が眩んで、将来を誓い合った二人を引き裂いたのだ。その時、すでにリリエンヌはベアトリーチェを身籠っていた。
後は、ベアトリーチェが知っている通り、リリエンヌは生まれた我が子と引き離され、決められた日にしかベアトリーチェと会う事が出来ない軟禁生活を送らされていた。
どうして連絡をしなかったのかは、リリエンヌによると、知らせても直ぐに来れないだろうし、裏切られたと思われていると考えて、レオンハルトに別れを持ち出されるのが怖かったのだと話した。全てを諦めかけていた時にベアトリーチェから手紙を書く様に薦められ、覚悟を決めたのだった。
誰だって好きな人に嫌われるのは怖い。その怖さや不安を誰よりもベアトリーチェは知っている。リリエンヌの心情もベアトリーチェには理解出来た。
「ところで、一つ不思議な事があったんだ。丁度、一月前だ。遺跡の調査に再び行った時、突然地震が起きて神の祭壇にあった像が倒れてきた。俺は像の下敷きになったはずなのにどういうわけか、身体に異常を感じなかった。その上、目を開けると倒れてきた像は元の場所に戻っていた。その時、俺の指輪が光ったような気がして、見てみると、指輪の色が変わっていた。これを二人はどう思う?」
じっとベアトリーチェの方を見つめるレオン。ベアトリーチェは、レオンに向かって自分の身に起きた事を話し始めた。
40
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです
秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。
そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。
いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが──
他サイト様でも掲載しております。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
私を家から追い出した妹達は、これから後悔するようです
天宮有
恋愛
伯爵令嬢の私サフィラよりも、妹エイダの方が優秀だった。
それは全て私の力によるものだけど、そのことを知っているのにエイダは姉に迷惑していると言い広めていく。
婚約者のヴァン王子はエイダの発言を信じて、私は婚約破棄を言い渡されてしまう。
その後、エイダは私の力が必要ないと思い込んでいるようで、私を家から追い出す。
これから元家族やヴァンは後悔するけど、私には関係ありません。
姉の所為で全てを失いそうです。だから、その前に全て終わらせようと思います。もちろん断罪ショーで。
しげむろ ゆうき
恋愛
姉の策略により、なんでも私の所為にされてしまう。そしてみんなからどんどんと信用を失っていくが、唯一、私が得意としてるもので信じてくれなかった人達と姉を断罪する話。
全12話
婚約者の命令により魔法で醜くなっていた私は、婚約破棄を言い渡されたので魔法を解きました
天宮有
恋愛
「貴様のような醜い者とは婚約を破棄する!」
婚約者バハムスにそんなことを言われて、侯爵令嬢の私ルーミエは唖然としていた。
婚約が決まった際に、バハムスは「お前の見た目は弱々しい。なんとかしろ」と私に言っていた。
私は独自に作成した魔法により太ることで解決したのに、その後バハムスは婚約破棄を言い渡してくる。
もう太る魔法を使い続ける必要はないと考えた私は――魔法を解くことにしていた。
姉から奪うことしかできない妹は、ザマァされました
饕餮
ファンタジー
わたくしは、オフィリア。ジョンパルト伯爵家の長女です。
わたくしには双子の妹がいるのですが、使用人を含めた全員が妹を溺愛するあまり、我儘に育ちました。
しかもわたくしと色違いのものを両親から与えられているにもかかわらず、なぜかわたくしのものを欲しがるのです。
末っ子故に甘やかされ、泣いて喚いて駄々をこね、暴れるという貴族女性としてはあるまじき行為をずっとしてきたからなのか、手に入らないものはないと考えているようです。
そんなあざといどころかあさましい性根を持つ妹ですから、いつの間にか両親も兄も、使用人たちですらも絆されてしまい、たとえ嘘であったとしても妹の言葉を鵜呑みにするようになってしまいました。
それから数年が経ち、学園に入学できる年齢になりました。が、そこで兄と妹は――
n番煎じのよくある妹が姉からものを奪うことしかしない系の話です。
全15話。
※カクヨムでも公開しています
そちらから縁を切ったのですから、今更頼らないでください。
木山楽斗
恋愛
伯爵家の令嬢であるアルシエラは、高慢な妹とそんな妹ばかり溺愛する両親に嫌気が差していた。
ある時、彼女は父親から縁を切ることを言い渡される。アルシエラのとある行動が気に食わなかった妹が、父親にそう進言したのだ。
不安はあったが、アルシエラはそれを受け入れた。
ある程度の年齢に達した時から、彼女は実家に見切りをつけるべきだと思っていた。丁度いい機会だったので、それを実行することにしたのだ。
伯爵家を追い出された彼女は、商人としての生活を送っていた。
偶然にも人脈に恵まれた彼女は、着々と力を付けていき、見事成功を収めたのである。
そんな彼女の元に、実家から申し出があった。
事情があって窮地に立たされた伯爵家が、支援を求めてきたのだ。
しかしながら、そんな義理がある訳がなかった。
アルシエラは、両親や妹からの申し出をきっぱりと断ったのである。
※8話からの登場人物の名前を変更しました。1話の登場人物とは別人です。(バーキントン→ラナキンス)
【完結】どうやら私は婚約破棄されるそうです。その前に舞台から消えたいと思います
りまり
恋愛
私の名前はアリスと言います。
伯爵家の娘ですが、今度妹ができるそうです。
母を亡くしてはや五年私も十歳になりましたし、いい加減お父様にもと思った時に後妻さんがいらっしゃったのです。
その方にも九歳になる娘がいるのですがとてもかわいいのです。
でもその方たちの名前を聞いた時ショックでした。
毎日見る夢に出てくる方だったのです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる