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全ては過去の思い出…
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その日の夜は、春なのに少し冷え込んでいた。
久しぶりの公爵家で過ごしたエレオノーラは、昔のことを思い出していた。
楽しかったこともあったが、苦しいことの方が多かった半生…。
まだ、安定期に入って間もない膨らみ始めたお腹にそっと手を当てた。
「この子が生まれるころには、何もかも落ち着いているよ」
「そうね。あなたのおかげで幸せになれた」
「そんなことはない。君は幸せになれたのに…」
「昔のことよ。私も多くの選択を間違えたわ」
「選択を間違えたのはあいつだ。それに私もだ…」
「これからはみんなが幸せになれる方法を考えなければね」
「ああ、そうだな。過ちを二度と犯さないように」
オースティンは、穏やかに微笑んでいるエレオノーラの手に自分の手をそっと重ね、後ろから抱きしめた。
子供が無事生まれますようにと願いを込めて。
翌日、昨夜の冷え込みが嘘の様に晴れ晴れとした暖かな春の柔らかい日差しを浴びながら、エレオノーラとオースティンは王宮に向かった。
王宮の貴賓用の応接室に通されて、二人は過去の記憶を辿っていた。
苦しい思い出の方が多いはずなのに、不思議と懐かしいという感情の方が勝っている事に気付く。それは今、二人が幸せだからこそ感じる事が出来た感情なのだと理解していた。
二人掛けのソファーに腰かけていると、扉をノックする音が聞こえてきた。中に入って来たのは当然、国王ルドヴィック…。
ここ数日の出来事で顔色も悪く、面窶れしていたが、二人の姿を確認すると、どこか安堵の色を見せた。
「兄上…それにエレオ…いや侯爵夫人もわざわざお越し頂きありがとうございます」
エレオノーラの顔を見て気が緩んだのか。ルドヴィックは名前で呼ぼうとした。しかし、隣にいるオースティンに睨まれて慌てて、言い直す。
いくら完全に自分の妻になったとはいえ、かつてはこの二人は夫婦という関係で結ばれていた。その事を思い出すとオースティンは嫉妬する心を押さえられない。つい、表情に出てしまったのだ。
慰めるかのように、エレオノーラは静かにオースティンの手の甲を軽くトントンと叩いた。
エレオノーラがオースティンに微笑みを向ける。「大丈夫。もう未練はないわ」というようにその眼差しは穏やかな春の陽射しのようだった。
その後、三人は今後の子供たちの事について話した。特にエスメローダの出生の秘密を聞いた時、ルドビックは酷く驚いた。
もう自分の子供は持てないと覚悟していたのに、彼女が娘だと分かると大いに喜んだ。同時に二人に感謝した。
「ありがとう。エレ…侯爵夫人。育ててくれて…産んでくれて本当にありがとう」
ルドヴィックは何度も何度も頭を下げて、礼を言う。その瞳には薄らと涙が自然と滲み出ていた。
「彼女がこの国に嫁いできたら、大切にする。幸せになれるよう全力で守ると約束する」
ルドヴィックの瞳には希望に似た輝きが戻って来た。その表情はかつてエレオノーラが恋い慕っていた頃の様…。
「私の様な想いはさせないでください。あの子の未来を支えてあげてね」
「ああ…昔の様な過ちは犯さない。誰にも陰口一つも言わせしないと誓う」
「その言葉を聞いた安心したわ。遠く故郷を離れて見ず知らずの土地に輿入れしなくてはならないあの子が不憫だったから…」
神が定めた運命だとしてもエレオノーラは、我が子の行く末を案じない訳にはいかない。
三人は、長く話し込んでいたが、側近の一人が次の予定を耳打ちすると、三人は部屋を出て行った。
中庭に咲く花々を見るとエレオノーラの心に辛い過去の残像が現れる。
あの四阿でいつもルドヴィックに放置され、決まってその後彼女を慰めてくれたのはオースティンだった。
どこか冷めたような感覚で、その光景を思い出して目を伏せていると、
「オースティン…やっと会えた。わたしの愛しい人…」
覚えのある声が聞こえてきた。メディアだった。
取り調べの為に牢獄から出されていたメディアは、オースティンの姿を見つけて駆け寄ったのだ。
かつてはこの国の頂点に立っていた時の傲慢さはあるが、美しかった容姿は薄汚れて血が滲んでいる。頬は痩せこけ、目は落ち込んでいる。しかし象徴的なウェーブのかかった赤い髪は風に揺られて靡いていた。ボロさえ纏っていなければ、その甘ったるい声と美しい容姿で惑わされたかもしれない。
しかし、オースティンは彼女を全身全霊で拒絶していた。
エレオノーラの身体を抱き寄せる。その態度にカッとなったメディアが襲い掛かる。傍にいた騎士らに拘束されたが、狂ったようにメディアは喚き散らす。
「わたしが愛した愛しい人。どうしていつもわたしにそっけないの。こんなに愛しているのに…。そんな女の何処がいいのよ!!あんたは邪魔なんだよ!どうして死ななかったんだ!わたしのほうが美しいのに!お前を苦しめる為にルドヴィックを誘惑したのに…何でなのよ!振り向いてもくれない。言葉さえもかけてくれない。わたしの何処が気に喰わないのよ」
メディアは最後は、壊れた玩具のように何度も何度も「どうして…なんで…」と呟いていた。
その様子を胸に怯えるエレオノーラを抱きしめながら、冷たい視線だけをメディアに注いでいるオースティン。
誰もが口を開くことが出来ないでいると、「早く連れて行け!」冷酷で残酷な言葉がオースティンの口から出た途端。騎士達が慌ててメディアを元の獄舎に引き摺っていく。
オースティンは「自業自得だ」と吐き捨てる様に言うと、エレオノーラを連れだって王宮を後にした。
最後までオースティンはメディアを視界に入れず、言葉もかけなかった。
これまでもそうだったように…。
彼の一番は常に今、隣にいるエレオノーラただ一人。他の者など彼にとっては路上の石の一つに過ぎないからだ。
帰りの馬車で、エレオノーラを抱きしめながら「大丈夫かい?気分は?」何度も何度も彼女を気遣う言葉が出る。
エレオノーラはもう過去を振り返らない。
魔女に憑りつかれた頃の自分は捨てたのだ。
優しい夫の胸に持たれて、未来の自分を思い描いていた。きっとこれからは今よりも幸せになれると…。
馬車は静かに公爵家に辿り着いた。
屋敷の中庭の方から子供たちの賑やかな声が聞こえてくる。
──ああ…、あの時別れを決断して良かった。誰かは「さよなら」は別れの挨拶だと言うけれど、エレオノーラは違った。
「さよなら」の向こうにあるのは、きっと新しい未来が待っている始まりなのだと。
だから、始まりの言葉と考えていた。
「あっ、お父様とお母様が帰って来たわ」
エスメローダの声で、子供た。はいっせいにオースティンとエレオノーラの方に駆けてきた。
オースティンは、両手を広げて子供達を迎えようとしていた。その傍らでエレオノーラは幸せな笑みを浮かべていた。
ー完ー
久しぶりの公爵家で過ごしたエレオノーラは、昔のことを思い出していた。
楽しかったこともあったが、苦しいことの方が多かった半生…。
まだ、安定期に入って間もない膨らみ始めたお腹にそっと手を当てた。
「この子が生まれるころには、何もかも落ち着いているよ」
「そうね。あなたのおかげで幸せになれた」
「そんなことはない。君は幸せになれたのに…」
「昔のことよ。私も多くの選択を間違えたわ」
「選択を間違えたのはあいつだ。それに私もだ…」
「これからはみんなが幸せになれる方法を考えなければね」
「ああ、そうだな。過ちを二度と犯さないように」
オースティンは、穏やかに微笑んでいるエレオノーラの手に自分の手をそっと重ね、後ろから抱きしめた。
子供が無事生まれますようにと願いを込めて。
翌日、昨夜の冷え込みが嘘の様に晴れ晴れとした暖かな春の柔らかい日差しを浴びながら、エレオノーラとオースティンは王宮に向かった。
王宮の貴賓用の応接室に通されて、二人は過去の記憶を辿っていた。
苦しい思い出の方が多いはずなのに、不思議と懐かしいという感情の方が勝っている事に気付く。それは今、二人が幸せだからこそ感じる事が出来た感情なのだと理解していた。
二人掛けのソファーに腰かけていると、扉をノックする音が聞こえてきた。中に入って来たのは当然、国王ルドヴィック…。
ここ数日の出来事で顔色も悪く、面窶れしていたが、二人の姿を確認すると、どこか安堵の色を見せた。
「兄上…それにエレオ…いや侯爵夫人もわざわざお越し頂きありがとうございます」
エレオノーラの顔を見て気が緩んだのか。ルドヴィックは名前で呼ぼうとした。しかし、隣にいるオースティンに睨まれて慌てて、言い直す。
いくら完全に自分の妻になったとはいえ、かつてはこの二人は夫婦という関係で結ばれていた。その事を思い出すとオースティンは嫉妬する心を押さえられない。つい、表情に出てしまったのだ。
慰めるかのように、エレオノーラは静かにオースティンの手の甲を軽くトントンと叩いた。
エレオノーラがオースティンに微笑みを向ける。「大丈夫。もう未練はないわ」というようにその眼差しは穏やかな春の陽射しのようだった。
その後、三人は今後の子供たちの事について話した。特にエスメローダの出生の秘密を聞いた時、ルドビックは酷く驚いた。
もう自分の子供は持てないと覚悟していたのに、彼女が娘だと分かると大いに喜んだ。同時に二人に感謝した。
「ありがとう。エレ…侯爵夫人。育ててくれて…産んでくれて本当にありがとう」
ルドヴィックは何度も何度も頭を下げて、礼を言う。その瞳には薄らと涙が自然と滲み出ていた。
「彼女がこの国に嫁いできたら、大切にする。幸せになれるよう全力で守ると約束する」
ルドヴィックの瞳には希望に似た輝きが戻って来た。その表情はかつてエレオノーラが恋い慕っていた頃の様…。
「私の様な想いはさせないでください。あの子の未来を支えてあげてね」
「ああ…昔の様な過ちは犯さない。誰にも陰口一つも言わせしないと誓う」
「その言葉を聞いた安心したわ。遠く故郷を離れて見ず知らずの土地に輿入れしなくてはならないあの子が不憫だったから…」
神が定めた運命だとしてもエレオノーラは、我が子の行く末を案じない訳にはいかない。
三人は、長く話し込んでいたが、側近の一人が次の予定を耳打ちすると、三人は部屋を出て行った。
中庭に咲く花々を見るとエレオノーラの心に辛い過去の残像が現れる。
あの四阿でいつもルドヴィックに放置され、決まってその後彼女を慰めてくれたのはオースティンだった。
どこか冷めたような感覚で、その光景を思い出して目を伏せていると、
「オースティン…やっと会えた。わたしの愛しい人…」
覚えのある声が聞こえてきた。メディアだった。
取り調べの為に牢獄から出されていたメディアは、オースティンの姿を見つけて駆け寄ったのだ。
かつてはこの国の頂点に立っていた時の傲慢さはあるが、美しかった容姿は薄汚れて血が滲んでいる。頬は痩せこけ、目は落ち込んでいる。しかし象徴的なウェーブのかかった赤い髪は風に揺られて靡いていた。ボロさえ纏っていなければ、その甘ったるい声と美しい容姿で惑わされたかもしれない。
しかし、オースティンは彼女を全身全霊で拒絶していた。
エレオノーラの身体を抱き寄せる。その態度にカッとなったメディアが襲い掛かる。傍にいた騎士らに拘束されたが、狂ったようにメディアは喚き散らす。
「わたしが愛した愛しい人。どうしていつもわたしにそっけないの。こんなに愛しているのに…。そんな女の何処がいいのよ!!あんたは邪魔なんだよ!どうして死ななかったんだ!わたしのほうが美しいのに!お前を苦しめる為にルドヴィックを誘惑したのに…何でなのよ!振り向いてもくれない。言葉さえもかけてくれない。わたしの何処が気に喰わないのよ」
メディアは最後は、壊れた玩具のように何度も何度も「どうして…なんで…」と呟いていた。
その様子を胸に怯えるエレオノーラを抱きしめながら、冷たい視線だけをメディアに注いでいるオースティン。
誰もが口を開くことが出来ないでいると、「早く連れて行け!」冷酷で残酷な言葉がオースティンの口から出た途端。騎士達が慌ててメディアを元の獄舎に引き摺っていく。
オースティンは「自業自得だ」と吐き捨てる様に言うと、エレオノーラを連れだって王宮を後にした。
最後までオースティンはメディアを視界に入れず、言葉もかけなかった。
これまでもそうだったように…。
彼の一番は常に今、隣にいるエレオノーラただ一人。他の者など彼にとっては路上の石の一つに過ぎないからだ。
帰りの馬車で、エレオノーラを抱きしめながら「大丈夫かい?気分は?」何度も何度も彼女を気遣う言葉が出る。
エレオノーラはもう過去を振り返らない。
魔女に憑りつかれた頃の自分は捨てたのだ。
優しい夫の胸に持たれて、未来の自分を思い描いていた。きっとこれからは今よりも幸せになれると…。
馬車は静かに公爵家に辿り着いた。
屋敷の中庭の方から子供たちの賑やかな声が聞こえてくる。
──ああ…、あの時別れを決断して良かった。誰かは「さよなら」は別れの挨拶だと言うけれど、エレオノーラは違った。
「さよなら」の向こうにあるのは、きっと新しい未来が待っている始まりなのだと。
だから、始まりの言葉と考えていた。
「あっ、お父様とお母様が帰って来たわ」
エスメローダの声で、子供た。はいっせいにオースティンとエレオノーラの方に駆けてきた。
オースティンは、両手を広げて子供達を迎えようとしていた。その傍らでエレオノーラは幸せな笑みを浮かべていた。
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