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男達の失敗
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その夜、サロンで男達は酒盛りをしていたのだが、いつの間にか下ネタ話に発展していた。
「俺は閨教育を受けてから、ヴィオレット以外の女を知らないんだよな」
「へぇー、意外と初なんですね」
「そういえば、セドリックは昔から持てたよな。どうなんだ?」
ウィストンがセドリックに話を振ると素知らぬ顔をされた。
「エルリックは、誰かにそんな相手がいたのか?」
「馬鹿言わないで下さい。俺は、ジョゼフィーネ以外となんて嫌です」
そこへモーリスが追加の酒を持ってきた
「皆様、去年のワイン等いかがですか」
「おっ、気が利くな。モーリスお前も飲め」
次々と酒瓶が空になった頃、既に全員に酔いがまわっていた。
「そういえば、モーリスさんは、宮中のメイド全員とやったって聞いたけど」
ウィストンから催促され、昔話と言うか自慢話になっていた。
そして、ついに男の股間の話に発展し、
「俺のは形がいい」
「いや、俺はデカイ」
「俺は長く持つ」
等と下らない争いになった。
そして、セドリックに
「お前も混ざれ!」
「一人だけ、済ましていると白ける」
等と言いがかりをつけて、ソファーに押し倒し、服を脱がし始めた時、おつまみを持ってきたジョゼフィーネと侍女頭のシーラがサロンに入った。
扉を開けるとそこには、セドリックを押し倒すモーリスと服を脱がしているウィストン、別のソファーにズボンの前が全開のエルリックが座っていた。
次の瞬間、シーラの跳び蹴りが炸裂し、モーリスの後頭部を直撃した。
悲鳴をあげたジョゼフィーネに、エルリックがフラフラと近寄ると持っていたおつまみをエルリック目掛けて投げて走り去った。
ーーーその日の出来事は、ブラックボンド家では、禁句となったーーー
翌日、エルリックは、ジョゼフィーネに昨夜の事を聞こうとするが、彼女は、丸一日エルリックを避ける事になる。
一週間の間、エルリックとジョゼフィーネは、夫婦の主寝室を使わなかった。
エルリックは、二度と酒を飲むのは、やめようと心に誓うのだった。
「俺は閨教育を受けてから、ヴィオレット以外の女を知らないんだよな」
「へぇー、意外と初なんですね」
「そういえば、セドリックは昔から持てたよな。どうなんだ?」
ウィストンがセドリックに話を振ると素知らぬ顔をされた。
「エルリックは、誰かにそんな相手がいたのか?」
「馬鹿言わないで下さい。俺は、ジョゼフィーネ以外となんて嫌です」
そこへモーリスが追加の酒を持ってきた
「皆様、去年のワイン等いかがですか」
「おっ、気が利くな。モーリスお前も飲め」
次々と酒瓶が空になった頃、既に全員に酔いがまわっていた。
「そういえば、モーリスさんは、宮中のメイド全員とやったって聞いたけど」
ウィストンから催促され、昔話と言うか自慢話になっていた。
そして、ついに男の股間の話に発展し、
「俺のは形がいい」
「いや、俺はデカイ」
「俺は長く持つ」
等と下らない争いになった。
そして、セドリックに
「お前も混ざれ!」
「一人だけ、済ましていると白ける」
等と言いがかりをつけて、ソファーに押し倒し、服を脱がし始めた時、おつまみを持ってきたジョゼフィーネと侍女頭のシーラがサロンに入った。
扉を開けるとそこには、セドリックを押し倒すモーリスと服を脱がしているウィストン、別のソファーにズボンの前が全開のエルリックが座っていた。
次の瞬間、シーラの跳び蹴りが炸裂し、モーリスの後頭部を直撃した。
悲鳴をあげたジョゼフィーネに、エルリックがフラフラと近寄ると持っていたおつまみをエルリック目掛けて投げて走り去った。
ーーーその日の出来事は、ブラックボンド家では、禁句となったーーー
翌日、エルリックは、ジョゼフィーネに昨夜の事を聞こうとするが、彼女は、丸一日エルリックを避ける事になる。
一週間の間、エルリックとジョゼフィーネは、夫婦の主寝室を使わなかった。
エルリックは、二度と酒を飲むのは、やめようと心に誓うのだった。
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