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フォーリアの本当の顔は、心底忌々しそうにアンジェロに向けられていた。
改めて向き合うと、ゾッとするような闇深い目から、突き刺すような憎悪が溢れている。
「それが、君の本当の姿というわけか。リチェ、どうだい?」
「……お顔が、ひとつになりましたわ」
「へえ。この術を見破ったのはスコルピオーネではなく、アクアーリオのご令嬢か」
つい、と興味深そうな視線がベアトリーチェに向かうのを、アンジェロは前に出て阻んだ。
「あの男というのは、私の父のことかな。聖国から出ていないはずの君が、語るほど父を知っているのはおかしな話だと思うのだが」
父のラファエロが聖国を嫌っているのは周知だ。
エレオノーラとの結婚に横槍を入れてきたから、という理由だけではない、根底にある相手への忌避をアンジェロも感じ取っていた。
ガラッシア家と聖国の関係は、決して一方的なものではない。
双方に、相容れないという拒絶がある。
これまではステラフィッサの出身でもあるグラーノの側できれいに隠していたが、聖国から来たこの男が、同じようにこちらを敵視していても不思議ではなかった。
ラファエロと敵対している聖国が今回のことに深く関わっているなら、これまで影のように付き纏っていた父への不安は払われる。
ステラフィッサ国以外での闇魔法の話はあまり聞いたことがないが、聖国での扱いを詳しくは知らない。
それでも何らかの手段があるのなら。
ラファエロ、そしてガラッシア家に向けられているその悪意を自身に引き受けるつもりで水を向けると、期待どおりにフォーリアは不愉快そうに顔を歪めた。
「貴様の父親についてなぞ語ることもないが。……本当に、尊いヴィジネーの血に厚顔な裏切り者の血が混ざった結果がこれかと思うと、悍ましいものだな」
ガラッシア公爵によく似たアンジェロの姿を蛇蝎のごとく見下げると、フォーリアは独り言のように吐き捨てた。
「……なるほど。グラーノ殿の身の安全は本当のようですな」
聞かせるつもりがあったのかなかったのか、フォーリアの言葉には二つの要素があった。
まずひとつ目、ステラフィッサ王国の中でも、ヴィジネー家だけは聖国と良好な関係であり、そこには敬意すら感じられること。フォーリアのグラーノへの忠節は形だけではなく、その身を案じていた様子にも、安全なところで休ませているという言葉にも嘘はなさそうだ。
ジョバンニの呟きにエンディミオンたちも小さく頷くと、わずかに安堵した。
フォーリアが害意を向けているのはあくまでグラーノ以外のここにいる全員で、ヴィジネーの血を持ちながら、ガラッシアの色が濃いアンジェロには特に嫌悪が強い。
それは言葉の後半に顕著に表れており、けれどフォーリアが使った言葉の意味はわからない。
────ガラッシアが裏切り者?
はじめて向けられた誹りに、アンジェロは首を傾げるしかない。
「……何も知らない、というのは安穏としていられてけっこうなことだな」
怪訝なアンジェロの様子に、感情の削ぎ落とされた低い声が落ちる。
強い憎悪よりも、余程剥き出しの真意がそこに垣間見えた気がした。
「それで、貴様は何を知っていると言うんだ。回りくどい物言いで時間を稼いでいるつもりか?スピカを連れ去っただけではなく、オレたちの邪魔をしているのも貴様だろう。目的は星の力か?」
進展のない問答に痺れを切らしたのはラガロだ。
グラーノを連れ去ったのがこの男なら、これまでの妨害工作もこの男の仕業に違いない。
不躾で腹芸も何もない単純な問いかけに、フォーリアは小馬鹿にした笑みだけで応えた。
それを肯定と捉えたラガロは、剣の柄を握り直しすぐにでも斬りかかれる体勢に変える。
スピカの安全が確認できたなら、こいつを叩き斬れば済むだろうという殺気を隠そうともしない。
すぐに行動に移さなかったのはまだ理性的なほうだが、エンディミオンが「よし」と言えばすぐにでも斬るつもりだった。
「……時を経るにつれ、リオーネは勇猛な獅子ではなく愚鈍な狗に成り下がったらしい。……もっとも、最下位の星が何を吠えようと大したこともないが」
ステラフィッサが誇る武門のリオーネ。
その王たるラガロの星。
その殺気を前にしても、フォーリアは取るに足りないもののように嗤うだけだった。
相変わらず謎かけのような言葉の羅列で、その意味を図るにもエンディミオンたちは何も知らな過ぎた。
「────聖国に仕える君が、なぜそれほど、ともすれば私よりも我が国のことを知っている様子なのか、とても興味がある。君が知っていることを、私たちに教えてくれる気はあるだろうか?」
「エンディミオン様っ?!」
それまで黙っていたエンディミオンが徐ろにフォーリアに投げかけた言葉に、シルヴィオが思わず声をあげた。
エンディミオンは、フォーリアに対する敵意を見せていなかった。
グラーノが彼の手の内でも、身に危険がないのならひとまず安心だ。
大鷲の魔物に襲われた時、不自然なほど自分たちの周りには被害がなかったのは、そこにグラーノがいたからだと思えば腑に落ちる。
些細な傷ですら、フォーリアはグラーノに負わせたくなかったのだろう。
それではなぜグラーノがこのピエタの町に行くことを承諾し、協力する姿勢すら見せていたのか。
目的が星の力だから?
自分たちを出し抜き星の力を掠めとるため?
ここまで丹念な策を弄していたから、何か意図があるのは確かだが、ここへ来て呆気なく姿を見せたことにもどこか疑問が残る。
もちろん、ベアトリーチェが見破った何らかの魔法でこちらを欺く算段があったのだろう。
だがそれだけではない、というのがこれまでの出来事の裏に必ずあった。
目に見えることがすべてではない。
自分たちの見識だけで物事を測っても、決して答えにはたどり着けない。
フォーリアが使っている異質の魔法にしろ、この町に秘められている事情にしろ、知らないことが多すぎるのだという実感が積み上がっていた。
何にしろ、グラーノは──ルクレツィアを助けるための最後の頼みはフォーリアに隠され、日没には星が降ってくる。それまでにグラーノの居場所を突き止めなければならない。
ならばフォーリアと敵対するより、対話をして彼の知っていることを聞き出すほうが有効だ。
自分たちの妨害をしていた者の姿が明らかになると、エンディミオンの頭は驚くほど冷静になった。
ここで間違えるわけにはいかないのだ。
一国の王子として、知らないことを知るため、それはもしかすると星の災厄を防ぐことに繋がるのではと、エンディミオンがフォーリアに見せたのは、知っている者に敬意を表した謙虚な姿勢だった。
「流石、太陽の子は器が違う。その大らかさこそ太陽王の美徳で────罪だ。
…………そうですね、まだ日の入りまでには時間がありますから、皆さまをこのピエタの聖堂で歓待いたします。我が主人もそれを望むでしょうから。
それではどうぞ、ご案内いたします」
不意に陰惨な気配を消すと、フォーリアはエンディミオンたちの前に現れたすぐの、健気な従者の慇懃さに戻った。
もちろんその顔に素朴さは戻らず、真っ暗な陰のような青年は底が知れないままだった。
改めて向き合うと、ゾッとするような闇深い目から、突き刺すような憎悪が溢れている。
「それが、君の本当の姿というわけか。リチェ、どうだい?」
「……お顔が、ひとつになりましたわ」
「へえ。この術を見破ったのはスコルピオーネではなく、アクアーリオのご令嬢か」
つい、と興味深そうな視線がベアトリーチェに向かうのを、アンジェロは前に出て阻んだ。
「あの男というのは、私の父のことかな。聖国から出ていないはずの君が、語るほど父を知っているのはおかしな話だと思うのだが」
父のラファエロが聖国を嫌っているのは周知だ。
エレオノーラとの結婚に横槍を入れてきたから、という理由だけではない、根底にある相手への忌避をアンジェロも感じ取っていた。
ガラッシア家と聖国の関係は、決して一方的なものではない。
双方に、相容れないという拒絶がある。
これまではステラフィッサの出身でもあるグラーノの側できれいに隠していたが、聖国から来たこの男が、同じようにこちらを敵視していても不思議ではなかった。
ラファエロと敵対している聖国が今回のことに深く関わっているなら、これまで影のように付き纏っていた父への不安は払われる。
ステラフィッサ国以外での闇魔法の話はあまり聞いたことがないが、聖国での扱いを詳しくは知らない。
それでも何らかの手段があるのなら。
ラファエロ、そしてガラッシア家に向けられているその悪意を自身に引き受けるつもりで水を向けると、期待どおりにフォーリアは不愉快そうに顔を歪めた。
「貴様の父親についてなぞ語ることもないが。……本当に、尊いヴィジネーの血に厚顔な裏切り者の血が混ざった結果がこれかと思うと、悍ましいものだな」
ガラッシア公爵によく似たアンジェロの姿を蛇蝎のごとく見下げると、フォーリアは独り言のように吐き捨てた。
「……なるほど。グラーノ殿の身の安全は本当のようですな」
聞かせるつもりがあったのかなかったのか、フォーリアの言葉には二つの要素があった。
まずひとつ目、ステラフィッサ王国の中でも、ヴィジネー家だけは聖国と良好な関係であり、そこには敬意すら感じられること。フォーリアのグラーノへの忠節は形だけではなく、その身を案じていた様子にも、安全なところで休ませているという言葉にも嘘はなさそうだ。
ジョバンニの呟きにエンディミオンたちも小さく頷くと、わずかに安堵した。
フォーリアが害意を向けているのはあくまでグラーノ以外のここにいる全員で、ヴィジネーの血を持ちながら、ガラッシアの色が濃いアンジェロには特に嫌悪が強い。
それは言葉の後半に顕著に表れており、けれどフォーリアが使った言葉の意味はわからない。
────ガラッシアが裏切り者?
はじめて向けられた誹りに、アンジェロは首を傾げるしかない。
「……何も知らない、というのは安穏としていられてけっこうなことだな」
怪訝なアンジェロの様子に、感情の削ぎ落とされた低い声が落ちる。
強い憎悪よりも、余程剥き出しの真意がそこに垣間見えた気がした。
「それで、貴様は何を知っていると言うんだ。回りくどい物言いで時間を稼いでいるつもりか?スピカを連れ去っただけではなく、オレたちの邪魔をしているのも貴様だろう。目的は星の力か?」
進展のない問答に痺れを切らしたのはラガロだ。
グラーノを連れ去ったのがこの男なら、これまでの妨害工作もこの男の仕業に違いない。
不躾で腹芸も何もない単純な問いかけに、フォーリアは小馬鹿にした笑みだけで応えた。
それを肯定と捉えたラガロは、剣の柄を握り直しすぐにでも斬りかかれる体勢に変える。
スピカの安全が確認できたなら、こいつを叩き斬れば済むだろうという殺気を隠そうともしない。
すぐに行動に移さなかったのはまだ理性的なほうだが、エンディミオンが「よし」と言えばすぐにでも斬るつもりだった。
「……時を経るにつれ、リオーネは勇猛な獅子ではなく愚鈍な狗に成り下がったらしい。……もっとも、最下位の星が何を吠えようと大したこともないが」
ステラフィッサが誇る武門のリオーネ。
その王たるラガロの星。
その殺気を前にしても、フォーリアは取るに足りないもののように嗤うだけだった。
相変わらず謎かけのような言葉の羅列で、その意味を図るにもエンディミオンたちは何も知らな過ぎた。
「────聖国に仕える君が、なぜそれほど、ともすれば私よりも我が国のことを知っている様子なのか、とても興味がある。君が知っていることを、私たちに教えてくれる気はあるだろうか?」
「エンディミオン様っ?!」
それまで黙っていたエンディミオンが徐ろにフォーリアに投げかけた言葉に、シルヴィオが思わず声をあげた。
エンディミオンは、フォーリアに対する敵意を見せていなかった。
グラーノが彼の手の内でも、身に危険がないのならひとまず安心だ。
大鷲の魔物に襲われた時、不自然なほど自分たちの周りには被害がなかったのは、そこにグラーノがいたからだと思えば腑に落ちる。
些細な傷ですら、フォーリアはグラーノに負わせたくなかったのだろう。
それではなぜグラーノがこのピエタの町に行くことを承諾し、協力する姿勢すら見せていたのか。
目的が星の力だから?
自分たちを出し抜き星の力を掠めとるため?
ここまで丹念な策を弄していたから、何か意図があるのは確かだが、ここへ来て呆気なく姿を見せたことにもどこか疑問が残る。
もちろん、ベアトリーチェが見破った何らかの魔法でこちらを欺く算段があったのだろう。
だがそれだけではない、というのがこれまでの出来事の裏に必ずあった。
目に見えることがすべてではない。
自分たちの見識だけで物事を測っても、決して答えにはたどり着けない。
フォーリアが使っている異質の魔法にしろ、この町に秘められている事情にしろ、知らないことが多すぎるのだという実感が積み上がっていた。
何にしろ、グラーノは──ルクレツィアを助けるための最後の頼みはフォーリアに隠され、日没には星が降ってくる。それまでにグラーノの居場所を突き止めなければならない。
ならばフォーリアと敵対するより、対話をして彼の知っていることを聞き出すほうが有効だ。
自分たちの妨害をしていた者の姿が明らかになると、エンディミオンの頭は驚くほど冷静になった。
ここで間違えるわけにはいかないのだ。
一国の王子として、知らないことを知るため、それはもしかすると星の災厄を防ぐことに繋がるのではと、エンディミオンがフォーリアに見せたのは、知っている者に敬意を表した謙虚な姿勢だった。
「流石、太陽の子は器が違う。その大らかさこそ太陽王の美徳で────罪だ。
…………そうですね、まだ日の入りまでには時間がありますから、皆さまをこのピエタの聖堂で歓待いたします。我が主人もそれを望むでしょうから。
それではどうぞ、ご案内いたします」
不意に陰惨な気配を消すと、フォーリアはエンディミオンたちの前に現れたすぐの、健気な従者の慇懃さに戻った。
もちろんその顔に素朴さは戻らず、真っ暗な陰のような青年は底が知れないままだった。
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3年、確かに3年、……私の初期のコメントも3年前(笑)
その内全話読み直ししてまたお待ちしますね!
3年も読みつづけていただいてありがとうございます!!😊😊😊
更新が遅くまだハッピーエンドにたどり着きませんが、絶対に幸せにします!!
ハッピーエンド待ってます✨頑張って下さい🙏
ありがとうございます!
必ずハッピーエンドにします!!
ジョバンニ君さすが!
カンクロの本領発揮ですね(°▽°)
ジョバンニが物語を動かしてくれるのでとてもありがたい存在です!