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雨の日の暇つぶし
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デイビット様が私の話にしっかり耳を傾けてくれている。
外はまだ雨が降っている。
私は今、雨の降る音を部屋で聞きながら、デイビット様に前世での生活を説明している。
「産みの母親と住んで、田舎の閉鎖的な場所から解放されたんだね。
前世のエレノアが水商売をしていたって言っていたけど経緯がまったく掴めないな。」
「ああ、デイビット様それはですね…。高校受験はしたけど産みの親が入学手続してなかったんです。
それに入学金も自分の難病が発症して治療費にあてたとか何とかで使い切っちゃったんですよ。
かなり後で調べたら病気は嘘で、ホストに行ってたらしいですけど。」
「え?じゃあ高校という所には行かなかったのかい?」
「高校には行かずに、産みの親の治療費を稼ぐために昼はアルバイト3~4つ掛け持ちして家にお金を入れてました。夜はくたくたで何も出来なかったですね。でも、どんどんお金がなくなるんです。」
「それは、産みの母が使い切っていたということかな?」
「ですね。難病でも何でもない、ただ昼ホストにつぎ込んでました。」
「そんな…。」
「あまりにも辛くて、関西に居るおかーはんに助けを求めようとしたんです。
そしたら止められました。
あの産みの女は、私のアルバイト代以外におかーはんから授業料とか援助してくれてたお金も散財してたんです。
それが私に使われてないって知られたら困るって言われましたね。」
「…。」デイビット様は黙り込んでいた。
「あの日は産みの親がホストから帰ってきて酔いが半端なく回ってたから本音を聞いちゃったんです。」
「『あーあバレるの結構早かったね。あんたみたいな子供引き取るメリットなんて金しかないじゃん。
あんたの名前、産んだ時にハマってたホストからつけただけだし。
別にあんたに愛情とかないから。
たまたまあんたの父親が金持ちだったから、ちょっとゆすったら引き取ってもらえてラッキーだったわけ。
でさ、あんたが16歳になったら稼げるじゃん。
だから呼び寄せたの。これからもあの家からせびるだけせびってやるんだから。
けど、今は駄目。あの大奥様怖いんだもん。
もうちょっとしたらあんたが病気にでもなったとか言ってまた援助してもらう予定だから勝手に変なことしないでよ。』
って言われました。」
「狂っているな。」
「だから、おかーはんに私に援助しないようにって手紙を書きました。
産みの親に裕福なパートナーが出来てその人に援助してもらうから大丈夫。
これからせなちゃんに手紙を書くからおかーはんとはしばらく連絡も何もかも切りますって。
…迷惑かけたくなかったんです。」
「その後は産みの親と険悪になりながらも一緒に住みました。
かなりグレましたけど。不良ってやつですよね。家がない子たちばっかり集まってその日暮らしです。
時々家に帰ってまた出て行って…。けど、ずっとそんな生活してられないでしょう?
何がしたいのかずっと考えたんです。私は自立した身でおかーはんに恩返しがしたかったんです。
だから大学に行こうって決めました。」
「…。エレノアらしいな。」
「これでも中学の時は頭良かったんですよ。
高校卒業と同じと認めてもらう資格をとって大学の受験ができる身になったんです。
けどお金がなさ過ぎて…。
成人したらお酒が飲めるんです。
短期間でお金を貯めようと思って期間限定で水商売の世界に入りました。
私が居た世界の水商売ってね、若いっていう特権もあれば、お客さんがつきやすくて、どんどんお金が貯まるんです。
信用できない同僚やお客さんとか、ざらにいて大変な事ばっかりだけどだんだん居心地が良くなっちゃって。
そんなときにせなちゃんに手紙を書くんですよ。そしたら自分の気持ちが修正できたんです。
やっとお金が溜まって大学受験のスタートが切れるって思った矢先に、この世界に来ちゃいました。
そろばんや家事、ピアノができるのは全部おかーはんのおかげなんです。」
「そうだったのか…。」
「ってことで、これが前世の私の物語の全容です。ちょっとした雨の日の暇つぶしになりましたか?」
「何というか…エレノアいやルキアか。」
「今はこの世界にいるんでエレノアで大丈夫ですよ。」
「エレノア…君が苦労していたことはよく分った。そして君を救った義理の母君の偉大さもよく分ったよ。」
「おかーはんの事を褒められると私もすごく嬉しいです。けど、デイビット様もおかーはんと似ていますよね。
私を救い出してくれた。そして、生きる術を教えてくださった。」
「そう思ってくれているのなら私も嬉しいよ。エレノア、君はとてもたくましく、賢くて美しい。」
「褒めても何も出ませんよ。」
「ははは。そうか、エレノアといると何だろうな…そう、希望というものを感じてしまうんだ。
君に苦労は掛けるがもうしばらくの間私の欲に付き合ってほしいんだ。」
「もちろんです。デイビット様のご希望であれば何でも。これも恩返しです。」
「ありがとう。エレノア。」
雨の影響かデイビット様はそのまま眠ってしまった。
やっぱり疲れが溜まっていたんだ。
そして確実に体が弱ってる。
外はまだ雨が降っている。
私は今、雨の降る音を部屋で聞きながら、デイビット様に前世での生活を説明している。
「産みの母親と住んで、田舎の閉鎖的な場所から解放されたんだね。
前世のエレノアが水商売をしていたって言っていたけど経緯がまったく掴めないな。」
「ああ、デイビット様それはですね…。高校受験はしたけど産みの親が入学手続してなかったんです。
それに入学金も自分の難病が発症して治療費にあてたとか何とかで使い切っちゃったんですよ。
かなり後で調べたら病気は嘘で、ホストに行ってたらしいですけど。」
「え?じゃあ高校という所には行かなかったのかい?」
「高校には行かずに、産みの親の治療費を稼ぐために昼はアルバイト3~4つ掛け持ちして家にお金を入れてました。夜はくたくたで何も出来なかったですね。でも、どんどんお金がなくなるんです。」
「それは、産みの母が使い切っていたということかな?」
「ですね。難病でも何でもない、ただ昼ホストにつぎ込んでました。」
「そんな…。」
「あまりにも辛くて、関西に居るおかーはんに助けを求めようとしたんです。
そしたら止められました。
あの産みの女は、私のアルバイト代以外におかーはんから授業料とか援助してくれてたお金も散財してたんです。
それが私に使われてないって知られたら困るって言われましたね。」
「…。」デイビット様は黙り込んでいた。
「あの日は産みの親がホストから帰ってきて酔いが半端なく回ってたから本音を聞いちゃったんです。」
「『あーあバレるの結構早かったね。あんたみたいな子供引き取るメリットなんて金しかないじゃん。
あんたの名前、産んだ時にハマってたホストからつけただけだし。
別にあんたに愛情とかないから。
たまたまあんたの父親が金持ちだったから、ちょっとゆすったら引き取ってもらえてラッキーだったわけ。
でさ、あんたが16歳になったら稼げるじゃん。
だから呼び寄せたの。これからもあの家からせびるだけせびってやるんだから。
けど、今は駄目。あの大奥様怖いんだもん。
もうちょっとしたらあんたが病気にでもなったとか言ってまた援助してもらう予定だから勝手に変なことしないでよ。』
って言われました。」
「狂っているな。」
「だから、おかーはんに私に援助しないようにって手紙を書きました。
産みの親に裕福なパートナーが出来てその人に援助してもらうから大丈夫。
これからせなちゃんに手紙を書くからおかーはんとはしばらく連絡も何もかも切りますって。
…迷惑かけたくなかったんです。」
「その後は産みの親と険悪になりながらも一緒に住みました。
かなりグレましたけど。不良ってやつですよね。家がない子たちばっかり集まってその日暮らしです。
時々家に帰ってまた出て行って…。けど、ずっとそんな生活してられないでしょう?
何がしたいのかずっと考えたんです。私は自立した身でおかーはんに恩返しがしたかったんです。
だから大学に行こうって決めました。」
「…。エレノアらしいな。」
「これでも中学の時は頭良かったんですよ。
高校卒業と同じと認めてもらう資格をとって大学の受験ができる身になったんです。
けどお金がなさ過ぎて…。
成人したらお酒が飲めるんです。
短期間でお金を貯めようと思って期間限定で水商売の世界に入りました。
私が居た世界の水商売ってね、若いっていう特権もあれば、お客さんがつきやすくて、どんどんお金が貯まるんです。
信用できない同僚やお客さんとか、ざらにいて大変な事ばっかりだけどだんだん居心地が良くなっちゃって。
そんなときにせなちゃんに手紙を書くんですよ。そしたら自分の気持ちが修正できたんです。
やっとお金が溜まって大学受験のスタートが切れるって思った矢先に、この世界に来ちゃいました。
そろばんや家事、ピアノができるのは全部おかーはんのおかげなんです。」
「そうだったのか…。」
「ってことで、これが前世の私の物語の全容です。ちょっとした雨の日の暇つぶしになりましたか?」
「何というか…エレノアいやルキアか。」
「今はこの世界にいるんでエレノアで大丈夫ですよ。」
「エレノア…君が苦労していたことはよく分った。そして君を救った義理の母君の偉大さもよく分ったよ。」
「おかーはんの事を褒められると私もすごく嬉しいです。けど、デイビット様もおかーはんと似ていますよね。
私を救い出してくれた。そして、生きる術を教えてくださった。」
「そう思ってくれているのなら私も嬉しいよ。エレノア、君はとてもたくましく、賢くて美しい。」
「褒めても何も出ませんよ。」
「ははは。そうか、エレノアといると何だろうな…そう、希望というものを感じてしまうんだ。
君に苦労は掛けるがもうしばらくの間私の欲に付き合ってほしいんだ。」
「もちろんです。デイビット様のご希望であれば何でも。これも恩返しです。」
「ありがとう。エレノア。」
雨の影響かデイビット様はそのまま眠ってしまった。
やっぱり疲れが溜まっていたんだ。
そして確実に体が弱ってる。
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よろしくお願い致します!
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