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第1章
第23話 朝から騒がしい…
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「…ん…ぼん?」
うぅー…頭が痛い…
「ねぇ、もう朝だよ?」
「うぅ…頭が…」
「ご飯できたって、さっき声かけられたから起きて。」
「あぁ…後で行くから…ごめん…先に行って…」
「そう?なら、先に行って食べてるよ。」
優子は、しろま達を連れて部屋を出て行った。
「ダメだ…頭が割れそう…薬あったっけ…」
ストレージリングに入っているもののリストを少し見てみるが、小さい字を見ていると余計に気分が悪くなってしまい、早々に諦めた…
昨日は、塩の売買自体は無事に完了したのだが、その後ノノーキル達の酒に付き合わされた…
何か話をした気もするが…ほとんど覚えていない…
体が若返ったことで、薄いエールでもかなり酔いが回ってしまったみたいだ…
酒は嗜む程度に呑めたが、ここまで酷い二日酔いになったのは初めてだ…
とりあえず、下に降りて水だけでも飲もう…
ゆっくりベッドから起き上がり、フラフラしながら部屋を出る。
「うるさ…」
部屋を出ると、何人もの話し声が聞こえてきた。
昨夜は殆ど客がいない酒場だったが、朝は人が入ってるらしい…
今の俺には迷惑なだけだが…
「あ、ぼん、こっちだよー」
階段を降りていると、テーブルに着いていた優子が、俺を見つけて声を上げる。
重い足取りでそのテーブルに辿り着くと…
「朝からこれか…」
テーブルには、昨夜のポテサラもどきと黒っぽいパンが並んでいた…
正直あまり食欲はない…
水だけでもいいくらいだ…
「おう、起きたかボン。」
他のテーブルに料理を運んでいたキャナタさんに声をかけられる。
「昨日はありがとうな。そのお陰で今日のパンはうまいぞ?ほら、食え食え!」
声が…でかい…
頭に響くから勘弁して欲しいが…横で見られている状況で、食わないわけにもいかず…
「美味しい…ですね…」
「そうか?そりゃ良かった!腹一杯食べてくれよな!」
そう言って、他のテーブルに向かって行った。
キャナタさん…焼きたてパンは多分美味しいんですが…
申し訳ない…二日酔いで食欲がないから、よく分からないんです…
「ぼん食べないの?」
「ぼんさん調子悪い?」
ぬいぐるみ達がパンに噛り付きながら、俺の心配をしてくれている…
俺からしたら、普通にテーブルに着いてパンを食べているのが気になるんだが…
キャナタさんから注意されなかったから…まぁいいか…
「昨日呑みすぎただけだよ…病気じゃないから大丈夫だよ…」
ただの二日酔いだからな…
頭痛に耐えながら、なんとかパンを食べていると…宿の外から沢山の人が騒ぐ声が聞こえてきた。
何かあったのか?
朝はこんなもんなのかもしれないが…正直今は頭に響くから静かにして欲しい…
「おい、キャナタ!ボンはどこだ!?」
ぬぐぁ…!
ノノーキルが、大声を出して俺を探しにやって来た。
くそ…大声出すな…頭に響く…
「どうしたんだノノーキル?ボンならそこに…」
昨日の服装とは違い、革の鎧を身につけたノノーキルは、何か焦っているように見える…
なんか嫌な予感がするから…逃げるか…
「ボン!のんびり飯食ってる場合じゃねえ!お前も手伝ってくれ!」
テーブルの下に隠れようとしたんだが…うん、普通に見つかるよね…
何かを手伝えと言われるが…朝からなんなんだ…?
「マメ、ちょっと借りて行くからな!ほらボン!行くぞ!」
「ちょ…ちょっと…なんなんだ…」
ノノーキルに腕を掴まれ、突然外に連れていかれた…抗議の声なんか聞いちゃくれない…
その後、特に説明のないまま、村の入り口まで連れて行かれるのだが…
何があったのか分からないが、途中ですれ違った村人たちは、ほぼ全員が大荷物を持って町の奥へと走って行く…
ノノーキルに抱えられるようにして、彼の店まで連れて来られたのだが、何が何だか…
「ボン、村人じゃないお前に頼むのは筋違いかも知れないが…頼む!助けてくれ!」
急に頭を下げるノノーキルに、俺は驚かされる。
そもそも、何が起きているのか説明しろよ…
「ノノーキル…まずは何が起きているのか説明して下さい…いきなり助けろって言われても何が何だか…」
「そうか、そうだよな…順を追って話さないと分からんよな…」
少し落ち着いてくれたノノーキルは、何が起きたのかを教えてくれた。
「昨日お前に譲ってもらった追跡狼の素材を、朝一で解体して村の奴らに売ったんだ。」
そう言われれば、昨日来た時より店の中に商品らしきものが沢山ある。
ほとんど骨や毛皮のようだけど…
「その時、猟師をしているグリムって男も来ていてな、どこで手に入れたとか色々聞かれたのよ。
あ、ボンの事は言ってないから安心してくれ。」
秘密にしてくれたのはありがたいが…
だからって俺が連れて来られた意味は?
「でな、そのグリムが、森に入ったらしいって言われてるんだ。」
「…猟師なら…森に入っても不思議じゃないでしょう…」
猟師なら、森に入るくらい普通だろ?
「これが今日じゃなけりゃ、誰もこんなに慌てないんだよ!」
ノノーキルは、俺の肩を掴んで強めに揺すって来た…
「ちょ…やめ…」
「グリムが森に向かってすぐ、ガレットって薬師の男が、村に血だらけで戻って来たんだ!わかるか!血だらけだぞ!」
「わか…やめ…」
「おぅ…すまん…大丈夫か…?」
正直大丈夫じゃない…
揺らされて気持ち悪い…
「とりあえず話を続けさせてもらうからな?
ガレットが言うには、森の近くの野営地で夜を明かしたらしいんだが、明け方に豚男達の襲撃を受けたらしい。」
俺に関係ない奴が、豚に襲われたから何なんだ…
「その報告が領主の耳にも入って、即座に門番の増加と、森への立ち入りが禁止されたんだが、既にさっき話したグリムは森に入った後だったらしくてな、いくらグリムが猟師でも、豚男複数と戦うことになったら殺されちまう。
だから、危険ではあるが、腕に覚えのある数人で森に向か向かうことにしたんだ。」
ここまで聞いても、俺には関係ないとしか思えない…
「それで…なぜ…私に…?」
揺らされた気持ち悪さが、全然消えなくてもう帰りたい…
「ボンは追跡狼を狩れる実力があるだろう?どうかその力を貸して欲しい。」
はい…思った通りの厄介ごとでした…
「いや…嫌ですよ…」
なんで二日酔いで、更に揺らされて気持ち悪いこの状況で、顔も知らない奴のために動かないといけないんだ…?
そもそもこの村に着いたのも昨日だぞ?
「人の命がかかってるんだ!頼むから手を貸してくれ!」
ノノーキルは、俺の手を掴み頼んで来た。
「いや、そう言われても…俺には関係…」
「…人を脅すような真似はしたくないが、仕方ない…昨日の事は黙っていてやる!だから!力を貸してくれ!」
…昨日の…?
なんのことだ…?
「もしかして…覚えてないのか?」
「…えぇ…飲みすぎたようで…あの…私は何を…?」
自分だけが分からないとか…二日酔い以上に気持ち悪い…
いや、それ以上にイライラする…
「覚えていないんだろ?いいのか?」
「な…!」
今すぐ口封じしておいた方が…
「グリム達を連れ戻したいだけなんだ!頼む!」
土下座する勢いで、ノノーキルに頼まれてしまった。
(ナビさん、ノノーキルが言ってたグリムって人を助ける事は可能なのか…?)
『回答提示。現時点では可能です。』
…現時点?時間が経つと無理になるのか…?
(ナビさん、今すぐ行かないと助けられないってことか?)
『回答提示。その通りです。』
ノノーキルに、ナビさんのことを伝えることはしたくない…
今みたいに、その事で脅されたんじゃたまらないからな。
ただ…分かってて見捨てるのも夢見が悪い…か…
仕方ない…
「…分かった、手伝うから頭を上げてくれ…」
「本当か!助かる!それじゃ他の奴らと準備して…」
ノノーキル達に合わせて動いていたら、おそらくグリムって人は助からない…
「ノノーキル…あんた達は、後から準備を整えて向かって欲しい…」
「は?おいボン、お前何言って…」
俺の手の内を、人助けの為とはいえ、大勢に見せるのは避けるため、俺は単独で向かうことにした。
ノノーキルみたいに、自分の都合でこちらを利用しようとする奴もいることが分かったからだ。
知らない人間は、やはり信用することは出来ない…
それに、実力の分からない奴と行動するより、1人の方が動きやすい。
ナビさんからのサポートも、遠慮なく受けられるしな…
「それじゃ、また後で…」
「あ、おい…!」
ノノーキルが何か言おうとしていたような気がするが、声がうるさいから無視だ無視…
さっさとグリムって人を見つけて帰ってこよう…
ーーーー
作者です。
ちょっとバタバタしてしまいましたかね?
感想その他、お時間あれば是非。
うぅー…頭が痛い…
「ねぇ、もう朝だよ?」
「うぅ…頭が…」
「ご飯できたって、さっき声かけられたから起きて。」
「あぁ…後で行くから…ごめん…先に行って…」
「そう?なら、先に行って食べてるよ。」
優子は、しろま達を連れて部屋を出て行った。
「ダメだ…頭が割れそう…薬あったっけ…」
ストレージリングに入っているもののリストを少し見てみるが、小さい字を見ていると余計に気分が悪くなってしまい、早々に諦めた…
昨日は、塩の売買自体は無事に完了したのだが、その後ノノーキル達の酒に付き合わされた…
何か話をした気もするが…ほとんど覚えていない…
体が若返ったことで、薄いエールでもかなり酔いが回ってしまったみたいだ…
酒は嗜む程度に呑めたが、ここまで酷い二日酔いになったのは初めてだ…
とりあえず、下に降りて水だけでも飲もう…
ゆっくりベッドから起き上がり、フラフラしながら部屋を出る。
「うるさ…」
部屋を出ると、何人もの話し声が聞こえてきた。
昨夜は殆ど客がいない酒場だったが、朝は人が入ってるらしい…
今の俺には迷惑なだけだが…
「あ、ぼん、こっちだよー」
階段を降りていると、テーブルに着いていた優子が、俺を見つけて声を上げる。
重い足取りでそのテーブルに辿り着くと…
「朝からこれか…」
テーブルには、昨夜のポテサラもどきと黒っぽいパンが並んでいた…
正直あまり食欲はない…
水だけでもいいくらいだ…
「おう、起きたかボン。」
他のテーブルに料理を運んでいたキャナタさんに声をかけられる。
「昨日はありがとうな。そのお陰で今日のパンはうまいぞ?ほら、食え食え!」
声が…でかい…
頭に響くから勘弁して欲しいが…横で見られている状況で、食わないわけにもいかず…
「美味しい…ですね…」
「そうか?そりゃ良かった!腹一杯食べてくれよな!」
そう言って、他のテーブルに向かって行った。
キャナタさん…焼きたてパンは多分美味しいんですが…
申し訳ない…二日酔いで食欲がないから、よく分からないんです…
「ぼん食べないの?」
「ぼんさん調子悪い?」
ぬいぐるみ達がパンに噛り付きながら、俺の心配をしてくれている…
俺からしたら、普通にテーブルに着いてパンを食べているのが気になるんだが…
キャナタさんから注意されなかったから…まぁいいか…
「昨日呑みすぎただけだよ…病気じゃないから大丈夫だよ…」
ただの二日酔いだからな…
頭痛に耐えながら、なんとかパンを食べていると…宿の外から沢山の人が騒ぐ声が聞こえてきた。
何かあったのか?
朝はこんなもんなのかもしれないが…正直今は頭に響くから静かにして欲しい…
「おい、キャナタ!ボンはどこだ!?」
ぬぐぁ…!
ノノーキルが、大声を出して俺を探しにやって来た。
くそ…大声出すな…頭に響く…
「どうしたんだノノーキル?ボンならそこに…」
昨日の服装とは違い、革の鎧を身につけたノノーキルは、何か焦っているように見える…
なんか嫌な予感がするから…逃げるか…
「ボン!のんびり飯食ってる場合じゃねえ!お前も手伝ってくれ!」
テーブルの下に隠れようとしたんだが…うん、普通に見つかるよね…
何かを手伝えと言われるが…朝からなんなんだ…?
「マメ、ちょっと借りて行くからな!ほらボン!行くぞ!」
「ちょ…ちょっと…なんなんだ…」
ノノーキルに腕を掴まれ、突然外に連れていかれた…抗議の声なんか聞いちゃくれない…
その後、特に説明のないまま、村の入り口まで連れて行かれるのだが…
何があったのか分からないが、途中ですれ違った村人たちは、ほぼ全員が大荷物を持って町の奥へと走って行く…
ノノーキルに抱えられるようにして、彼の店まで連れて来られたのだが、何が何だか…
「ボン、村人じゃないお前に頼むのは筋違いかも知れないが…頼む!助けてくれ!」
急に頭を下げるノノーキルに、俺は驚かされる。
そもそも、何が起きているのか説明しろよ…
「ノノーキル…まずは何が起きているのか説明して下さい…いきなり助けろって言われても何が何だか…」
「そうか、そうだよな…順を追って話さないと分からんよな…」
少し落ち着いてくれたノノーキルは、何が起きたのかを教えてくれた。
「昨日お前に譲ってもらった追跡狼の素材を、朝一で解体して村の奴らに売ったんだ。」
そう言われれば、昨日来た時より店の中に商品らしきものが沢山ある。
ほとんど骨や毛皮のようだけど…
「その時、猟師をしているグリムって男も来ていてな、どこで手に入れたとか色々聞かれたのよ。
あ、ボンの事は言ってないから安心してくれ。」
秘密にしてくれたのはありがたいが…
だからって俺が連れて来られた意味は?
「でな、そのグリムが、森に入ったらしいって言われてるんだ。」
「…猟師なら…森に入っても不思議じゃないでしょう…」
猟師なら、森に入るくらい普通だろ?
「これが今日じゃなけりゃ、誰もこんなに慌てないんだよ!」
ノノーキルは、俺の肩を掴んで強めに揺すって来た…
「ちょ…やめ…」
「グリムが森に向かってすぐ、ガレットって薬師の男が、村に血だらけで戻って来たんだ!わかるか!血だらけだぞ!」
「わか…やめ…」
「おぅ…すまん…大丈夫か…?」
正直大丈夫じゃない…
揺らされて気持ち悪い…
「とりあえず話を続けさせてもらうからな?
ガレットが言うには、森の近くの野営地で夜を明かしたらしいんだが、明け方に豚男達の襲撃を受けたらしい。」
俺に関係ない奴が、豚に襲われたから何なんだ…
「その報告が領主の耳にも入って、即座に門番の増加と、森への立ち入りが禁止されたんだが、既にさっき話したグリムは森に入った後だったらしくてな、いくらグリムが猟師でも、豚男複数と戦うことになったら殺されちまう。
だから、危険ではあるが、腕に覚えのある数人で森に向か向かうことにしたんだ。」
ここまで聞いても、俺には関係ないとしか思えない…
「それで…なぜ…私に…?」
揺らされた気持ち悪さが、全然消えなくてもう帰りたい…
「ボンは追跡狼を狩れる実力があるだろう?どうかその力を貸して欲しい。」
はい…思った通りの厄介ごとでした…
「いや…嫌ですよ…」
なんで二日酔いで、更に揺らされて気持ち悪いこの状況で、顔も知らない奴のために動かないといけないんだ…?
そもそもこの村に着いたのも昨日だぞ?
「人の命がかかってるんだ!頼むから手を貸してくれ!」
ノノーキルは、俺の手を掴み頼んで来た。
「いや、そう言われても…俺には関係…」
「…人を脅すような真似はしたくないが、仕方ない…昨日の事は黙っていてやる!だから!力を貸してくれ!」
…昨日の…?
なんのことだ…?
「もしかして…覚えてないのか?」
「…えぇ…飲みすぎたようで…あの…私は何を…?」
自分だけが分からないとか…二日酔い以上に気持ち悪い…
いや、それ以上にイライラする…
「覚えていないんだろ?いいのか?」
「な…!」
今すぐ口封じしておいた方が…
「グリム達を連れ戻したいだけなんだ!頼む!」
土下座する勢いで、ノノーキルに頼まれてしまった。
(ナビさん、ノノーキルが言ってたグリムって人を助ける事は可能なのか…?)
『回答提示。現時点では可能です。』
…現時点?時間が経つと無理になるのか…?
(ナビさん、今すぐ行かないと助けられないってことか?)
『回答提示。その通りです。』
ノノーキルに、ナビさんのことを伝えることはしたくない…
今みたいに、その事で脅されたんじゃたまらないからな。
ただ…分かってて見捨てるのも夢見が悪い…か…
仕方ない…
「…分かった、手伝うから頭を上げてくれ…」
「本当か!助かる!それじゃ他の奴らと準備して…」
ノノーキル達に合わせて動いていたら、おそらくグリムって人は助からない…
「ノノーキル…あんた達は、後から準備を整えて向かって欲しい…」
「は?おいボン、お前何言って…」
俺の手の内を、人助けの為とはいえ、大勢に見せるのは避けるため、俺は単独で向かうことにした。
ノノーキルみたいに、自分の都合でこちらを利用しようとする奴もいることが分かったからだ。
知らない人間は、やはり信用することは出来ない…
それに、実力の分からない奴と行動するより、1人の方が動きやすい。
ナビさんからのサポートも、遠慮なく受けられるしな…
「それじゃ、また後で…」
「あ、おい…!」
ノノーキルが何か言おうとしていたような気がするが、声がうるさいから無視だ無視…
さっさとグリムって人を見つけて帰ってこよう…
ーーーー
作者です。
ちょっとバタバタしてしまいましたかね?
感想その他、お時間あれば是非。
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