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第1章
第25話 豚はどこまでいっても豚
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「いや!離して!」
「ウルサイ!メス!」
FUGOGO!
FUGOFUGO!
矢印に沿って森の奥に進んでいると、女の人の声と、前に会った豚男と同じ様なダミ声が聞こえて来た。
まだグリムの娘は死んではいないようだ。
「いやー!!」
「ダマレ!!」
「ギャ!」
おいおい…死んだんじゃないだろうな!
「オイ!コロスナ!」
「シンデナイ!」
「ドケ!オレガヤル!」
「オレダ!」
「オレカラダ!」
木の陰に隠れて様子を伺うと、豚男達は喧嘩を始めていた。
多分、誰が最初に彼女を襲うかで揉めているんだろうが…不愉快でしかない…
FUGOー!
PUGYAー!
FUGAー!
地面に転がされた女の人は、殴られて気絶したのか、まるで動かない。
服も破られたのか、全裸に近い状態のため、目のやり場に困ってしまう…
PUGYAー!
「オレ、サイショ!」
どうやら豚男の順番争いが決着した様で、1体の豚が腰蓑を外し始める。
急がないと色々まずいな…
幸い、順番争いに負けた2体は、地面に転がされているので、先に動きを封じてしまうことにする。
魔法の届くギリギリの距離まで近寄り、木の陰から1体目に仕掛ける。
「縛れ!毒蔦縛!」
PUGI!PUGYAーー……
「ナニ!オマエダレ!?」
1体目は何もさせずに蔦玉に出来た。
もう1体の豚男には、俺のことを気付かれてしまったが、近づかれる前に動けなくしてしまえば問題はない。
「黙ってろ!包囲しろ、毒液の檻!」
豚男の足元から、薄黄色の毒液が立ち上がり、即座に動きを封じた。
「ナンダ!?ピギャー!!グギャー!!」
不用意に檻に触れた豚男は、毒液に皮膚を溶かされ、悲鳴をあげながら暴れまわる。
その内バラバラになって死ぬだろうから、どれだけ叫ばれても、なんの脅威にもならない…
後は…この悲鳴を聞いて最後の…
「おいこら!」
最後に残った豚男は、俺や他の豚のことを無視して、グリムの娘に襲いかかって腰を振っている。
見ていて吐き気がしてきた…
「ふざけんなゴミが!その人から、離れろ!!」
右手に持っていたナイフを、豚男の背中に向かって投げつける。
当たりが悪かったのか、突き刺さることはなかったが、背中を切りつけることは出来た。
PUGIー!
「ジャマスル!オマエシネ!」
攻撃されたことで、豚男はこちらを認識した様だ。
全裸のまま立ち上がると、こちらに向かって牙を剥いて吠える。
GABUAAAAAAA!!!!
想像以上の声量に、鼓膜が破れるかと思った…耳を手で塞いで耐えるしかなかったが、この時豚から目を離してしまった。
その隙に、叫びながら走り寄って来ていた豚に、距離を詰められてしまう…
「シネー!」
「うぎ!!ぐはっ!!!」
ドスドスと地面を揺らして走って来た豚男の太い腕が、俺に向かって振るわれる。
殆ど反応できず、頭をカバーするように腕を上げるのが精一杯だった。
当然、受けきることはできず、痛みと共に視界が周る。
ほんの一瞬の浮遊感の後、背中から何かに激突して止まった。
衝撃で意識が飛びかけるが、ギリギリ耐えて起き上がる。
PUGYAー!
吹き飛んだ俺の方へ、豚男が再び走り寄ってくるのが目に入った…
「な…めんな!毒蔦縛!」
ギリギリで毒蔦の魔法を唱えるのだが、痛みでしっかりしたイメージが出来ず、発動が中途半端になってしまう。
毒蔦は、豚男の足元に少しだけ生えたが、その体を縛るほどには伸びていかない…
PIGYAー!
それでも、豚男は毒蔦の棘を踏み抜き、痛みで声を上げて立ち止まる。
細い蔦しか生えなかったが、足止め効果は絶大だった。
豚男に蹴散らされた毒蔦も、周囲にちぎれ飛んで撒菱のようになり、転げ回る豚男の全身に突き刺さり、痛みで相手の動きを止めることに成功した。
散々叫んで転がり続けてくれたお陰で、こちらの呼吸を整える時間を作ることができた。
口の中には血の味がするけど、今はそんな事に構っていられない…
口の中に溜まった血を吐き捨て、再度豚男に向けて魔法を唱える。
「これで終わりだ…縛れ…毒蔦縛!」
転げ回る豚男の体を、先程よりも太い毒蔦が何重にも覆っていく。
悲鳴は徐々に小さくなり、やがて聞こえなくなった…
緊張が解けたからか、起こしていた体を支えられなくなり、その場に突っ伏すようにヘタれてしまう。
「ナビさん…他に敵は?…いないよね?」
『回答提示。敵性体の反応は、無力化した3体の反応のみです。』
「よかった…ぐ…!いって!」
ナビさんに、周囲に他の敵がいないと聞き、安堵感から気が抜けてしまうと、さっき豚男に殴られた場所が痛み出した…
見ると、右腕が肘のところから変な方向に向いてしまっている。
最悪だ…早くなんとかしないと痛みで動けなくなる。
「ナビさん、痛みを抑えるにはどうすればいい!」
『回答提示。麻痺毒枷を自身に使用してください。但し、痛み以外の感覚もほとんど麻痺しますので、注意が必要です。』
「ぎ…少しだけ…痺れろ…麻痺毒枷!」
自分に向けて魔法を使うのは初めてだが、本当に効く…く…
右腕に、普通に発動したときと同じ様な腕輪が出現し、右腕の痛みが消えていく。
「こょれぇでぅうぇ、いた…うえ?」
うまく舌が回らない…発音できないんじゃ他の魔法は使えないな…
幸い、体の麻痺は右肩から先だけの様で、他は普通に動かせる。
(ナビさん、この腕どうしたらいい?)
『回答提示。優子様に回復魔法を使用してもらう事を推奨します。』
それはそうなんだけど、それまでどうしよう?って事なんだよな…
どうしてもナビさんには細かいニュアンスが伝わりづらい時がある。
これはなれ…
PIGUー!
突然、豚男の鳴き声が聞こえた。
そういえば、1体だけ檻に入れたのを忘れていたが、驚かさないでもらいたい。
多分毒液に触れたんだろうね。
(ナビさん、ノノーキル達はこちらに向かっている?)
『回答提示。前回目的地の、村人グリム周辺から、こちらに向かう村人ノノーキルの反応があります。』
グリムの所までは到着したんだな…助かればいいけど…
PUGIー!
とりあえず、うるさい豚男がこちらの場所を彼らに教えてくれるだろうから、わざわざ迎えに行かなくていい。
それより、発見される前に、この状況をどうにかしないとなんだよな…
目の前には、毒蔦で拘束された豚男が2体、檻に入った豚男が1体…こいつらは収納してしまえばなんとかなるが…
問題なのは…グリムの娘だ…
豚男に襲われた状態で気絶しているから、色々見えちゃいけない所が見えてしまっている…
今の俺には刺激が強すぎる。
15歳の性欲を、本来の65歳の精神で抑えるのは、色々無理があるんだよ!
いや、俺には優子がいるし。
そう、ここでナニかするなんて、ただの裏切…
「う…」
「ひぅやぃ!おえんああい、えいおおおああんえう。」
とっさに距離を取り、顔を逸らすが、それから先の反応が無い…あれ?
ちらりと視線を向けて見るが、彼女は起きてはいない様だ…
よし…テンプレ展開になる前にフラグを折るべく、ストレージリングからシーツを取り出し、彼女に被せて距離を取る。
右手が使えないから少し手間取ったが…うん、ちゃんと隠れたから大丈夫だ。
檻の中で、断続的に悲鳴をあげる豚男だけを残し、他の蔦玉は収納してしまう。
投げたナイフもちゃんと拾っておいた。
(ナビさん、ノノーキル達が来た時に、俺の能力がバレそうな事は残してないかな?)
『回答提示。村人シーホに掛けたシーツが目に止まる可能性があります。』
そうですか…バレるなら取らないと…
って、ナビさんそれはダメだ!
頼む…早く来てくれ…
俺の理性が残っているうちに…
ーーーー
作者です。
次回、ノノーキルに脅された仕返しを出来るといいな…
感想その他、お時間あれば是非。
「ウルサイ!メス!」
FUGOGO!
FUGOFUGO!
矢印に沿って森の奥に進んでいると、女の人の声と、前に会った豚男と同じ様なダミ声が聞こえて来た。
まだグリムの娘は死んではいないようだ。
「いやー!!」
「ダマレ!!」
「ギャ!」
おいおい…死んだんじゃないだろうな!
「オイ!コロスナ!」
「シンデナイ!」
「ドケ!オレガヤル!」
「オレダ!」
「オレカラダ!」
木の陰に隠れて様子を伺うと、豚男達は喧嘩を始めていた。
多分、誰が最初に彼女を襲うかで揉めているんだろうが…不愉快でしかない…
FUGOー!
PUGYAー!
FUGAー!
地面に転がされた女の人は、殴られて気絶したのか、まるで動かない。
服も破られたのか、全裸に近い状態のため、目のやり場に困ってしまう…
PUGYAー!
「オレ、サイショ!」
どうやら豚男の順番争いが決着した様で、1体の豚が腰蓑を外し始める。
急がないと色々まずいな…
幸い、順番争いに負けた2体は、地面に転がされているので、先に動きを封じてしまうことにする。
魔法の届くギリギリの距離まで近寄り、木の陰から1体目に仕掛ける。
「縛れ!毒蔦縛!」
PUGI!PUGYAーー……
「ナニ!オマエダレ!?」
1体目は何もさせずに蔦玉に出来た。
もう1体の豚男には、俺のことを気付かれてしまったが、近づかれる前に動けなくしてしまえば問題はない。
「黙ってろ!包囲しろ、毒液の檻!」
豚男の足元から、薄黄色の毒液が立ち上がり、即座に動きを封じた。
「ナンダ!?ピギャー!!グギャー!!」
不用意に檻に触れた豚男は、毒液に皮膚を溶かされ、悲鳴をあげながら暴れまわる。
その内バラバラになって死ぬだろうから、どれだけ叫ばれても、なんの脅威にもならない…
後は…この悲鳴を聞いて最後の…
「おいこら!」
最後に残った豚男は、俺や他の豚のことを無視して、グリムの娘に襲いかかって腰を振っている。
見ていて吐き気がしてきた…
「ふざけんなゴミが!その人から、離れろ!!」
右手に持っていたナイフを、豚男の背中に向かって投げつける。
当たりが悪かったのか、突き刺さることはなかったが、背中を切りつけることは出来た。
PUGIー!
「ジャマスル!オマエシネ!」
攻撃されたことで、豚男はこちらを認識した様だ。
全裸のまま立ち上がると、こちらに向かって牙を剥いて吠える。
GABUAAAAAAA!!!!
想像以上の声量に、鼓膜が破れるかと思った…耳を手で塞いで耐えるしかなかったが、この時豚から目を離してしまった。
その隙に、叫びながら走り寄って来ていた豚に、距離を詰められてしまう…
「シネー!」
「うぎ!!ぐはっ!!!」
ドスドスと地面を揺らして走って来た豚男の太い腕が、俺に向かって振るわれる。
殆ど反応できず、頭をカバーするように腕を上げるのが精一杯だった。
当然、受けきることはできず、痛みと共に視界が周る。
ほんの一瞬の浮遊感の後、背中から何かに激突して止まった。
衝撃で意識が飛びかけるが、ギリギリ耐えて起き上がる。
PUGYAー!
吹き飛んだ俺の方へ、豚男が再び走り寄ってくるのが目に入った…
「な…めんな!毒蔦縛!」
ギリギリで毒蔦の魔法を唱えるのだが、痛みでしっかりしたイメージが出来ず、発動が中途半端になってしまう。
毒蔦は、豚男の足元に少しだけ生えたが、その体を縛るほどには伸びていかない…
PIGYAー!
それでも、豚男は毒蔦の棘を踏み抜き、痛みで声を上げて立ち止まる。
細い蔦しか生えなかったが、足止め効果は絶大だった。
豚男に蹴散らされた毒蔦も、周囲にちぎれ飛んで撒菱のようになり、転げ回る豚男の全身に突き刺さり、痛みで相手の動きを止めることに成功した。
散々叫んで転がり続けてくれたお陰で、こちらの呼吸を整える時間を作ることができた。
口の中には血の味がするけど、今はそんな事に構っていられない…
口の中に溜まった血を吐き捨て、再度豚男に向けて魔法を唱える。
「これで終わりだ…縛れ…毒蔦縛!」
転げ回る豚男の体を、先程よりも太い毒蔦が何重にも覆っていく。
悲鳴は徐々に小さくなり、やがて聞こえなくなった…
緊張が解けたからか、起こしていた体を支えられなくなり、その場に突っ伏すようにヘタれてしまう。
「ナビさん…他に敵は?…いないよね?」
『回答提示。敵性体の反応は、無力化した3体の反応のみです。』
「よかった…ぐ…!いって!」
ナビさんに、周囲に他の敵がいないと聞き、安堵感から気が抜けてしまうと、さっき豚男に殴られた場所が痛み出した…
見ると、右腕が肘のところから変な方向に向いてしまっている。
最悪だ…早くなんとかしないと痛みで動けなくなる。
「ナビさん、痛みを抑えるにはどうすればいい!」
『回答提示。麻痺毒枷を自身に使用してください。但し、痛み以外の感覚もほとんど麻痺しますので、注意が必要です。』
「ぎ…少しだけ…痺れろ…麻痺毒枷!」
自分に向けて魔法を使うのは初めてだが、本当に効く…く…
右腕に、普通に発動したときと同じ様な腕輪が出現し、右腕の痛みが消えていく。
「こょれぇでぅうぇ、いた…うえ?」
うまく舌が回らない…発音できないんじゃ他の魔法は使えないな…
幸い、体の麻痺は右肩から先だけの様で、他は普通に動かせる。
(ナビさん、この腕どうしたらいい?)
『回答提示。優子様に回復魔法を使用してもらう事を推奨します。』
それはそうなんだけど、それまでどうしよう?って事なんだよな…
どうしてもナビさんには細かいニュアンスが伝わりづらい時がある。
これはなれ…
PIGUー!
突然、豚男の鳴き声が聞こえた。
そういえば、1体だけ檻に入れたのを忘れていたが、驚かさないでもらいたい。
多分毒液に触れたんだろうね。
(ナビさん、ノノーキル達はこちらに向かっている?)
『回答提示。前回目的地の、村人グリム周辺から、こちらに向かう村人ノノーキルの反応があります。』
グリムの所までは到着したんだな…助かればいいけど…
PUGIー!
とりあえず、うるさい豚男がこちらの場所を彼らに教えてくれるだろうから、わざわざ迎えに行かなくていい。
それより、発見される前に、この状況をどうにかしないとなんだよな…
目の前には、毒蔦で拘束された豚男が2体、檻に入った豚男が1体…こいつらは収納してしまえばなんとかなるが…
問題なのは…グリムの娘だ…
豚男に襲われた状態で気絶しているから、色々見えちゃいけない所が見えてしまっている…
今の俺には刺激が強すぎる。
15歳の性欲を、本来の65歳の精神で抑えるのは、色々無理があるんだよ!
いや、俺には優子がいるし。
そう、ここでナニかするなんて、ただの裏切…
「う…」
「ひぅやぃ!おえんああい、えいおおおああんえう。」
とっさに距離を取り、顔を逸らすが、それから先の反応が無い…あれ?
ちらりと視線を向けて見るが、彼女は起きてはいない様だ…
よし…テンプレ展開になる前にフラグを折るべく、ストレージリングからシーツを取り出し、彼女に被せて距離を取る。
右手が使えないから少し手間取ったが…うん、ちゃんと隠れたから大丈夫だ。
檻の中で、断続的に悲鳴をあげる豚男だけを残し、他の蔦玉は収納してしまう。
投げたナイフもちゃんと拾っておいた。
(ナビさん、ノノーキル達が来た時に、俺の能力がバレそうな事は残してないかな?)
『回答提示。村人シーホに掛けたシーツが目に止まる可能性があります。』
そうですか…バレるなら取らないと…
って、ナビさんそれはダメだ!
頼む…早く来てくれ…
俺の理性が残っているうちに…
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作者です。
次回、ノノーキルに脅された仕返しを出来るといいな…
感想その他、お時間あれば是非。
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