196 / 300
第2章 彼女の話は通じない
有限の幻想 4
しおりを挟む
地対空ミサイル。
元の世界で、そういう名称を聞いたことがある。
どこかの国から発射され、海に落ちたとか。
けれど、詳しくは知らない。
当時は、そんなことに興味がなかったからだ。
それが海に落ちたからといって、毎日は変わらない。
変わらず、平和だった。
ミサイルが身近に落ちてくるなんて考えたこともなかったのだ。
だが、落ちれば、どんなふうになるかは想像できた。
この辺りは、火の海になる。
ガリダの領地の大半が消え失せることにもなるだろう。
避難場所も、ここから遠くない。
そこには大勢のガリダたちがいるのだ。
子供や赤ん坊連れのものだって、いる。
「に、逃がさないと……っ……」
「もう遅えっての。目視で見えてんだぜ? 間に合うわけねぇんだよ」
ゼノクルの言う通りだと、頭ではわかっていた。
どうすればいいのか、まったくわからない。
まさか帝国が「ミサイル」まで用意していたとは知らなかったのだ。
ラーザから持ち帰った資料にも、そんな記載はなかった。
「そのようなものがあるのなら、最初から使うておれば良かったのではないか?」
ザイードが静かな声で言う。
キャスのように焦ってはいない。
自らの「死」を予感し、受け入れているようだった。
「そこの小娘が、どこにいるかもわかんねぇのにか? そんなこと皇帝が許すはずねぇだろ。けど、状況が、ここまで悪くなっちまったもんだから、苦渋の選択ってやつをしたのさ」
「皇帝は、キャスが北東におると思うておるのだな」
「シャノンに持たせた俺用の追跡装置が、そっちにあるんでね。しかも、俺は、王女様を確認してる。そいつは嘘じゃあねえ。まぁ、王女様は、こっちにいるわけだが、そんなことは知る由もなしってな」
ゼノクルが空を見上げたまま、よろよろと体を起こす。
ここにミサイルが落ちれば、ゼノクルも死ぬのだ。
なのに、まるで気にしていない。
というより、楽しんでいる。
「もう、あと3分もねぇや。どうすんだ? え?」
「どうにもならぬのであれば、いたしかたなかろう」
「自然の摂理ってやつか」
「そうさな。それでも、ガリダの半数は生き残る。そこからまた始めればよい」
ザイードが、キャスの近くに歩み寄って来た。
頭を緩やかに撫でられる。
「すまぬな。余は、1度も、そなたを守りきることができぬようだ」
どう返事をすればいいのか、わからない。
このまま死ぬのだろうか。
みんな、一緒に。
「ミネリネたちは北東に逃げて。今すぐ!」
「キャス……」
「それが魔物の理でしょ? 生きられるんなら、生きないと駄目なんだよ」
自分の台詞とも思えなかった。
生きるも死ぬもどうでもいい。
魔物の国に来てからは、より意味のある死を迎えることしか考えずにいた。
そんな自分が「生きなければ駄目だ」だなんて。
ミネリネとファニたちが、ふっと消える。
残されたのは、キャスとザイードだけだ。
ゼノクルもいるが、数には入れていない。
(ここでの暮らしも終わりかぁ……かなり慣れてきてたし……前の世界の時より、親しいって言える魔物もいたし……ノノマも……死んじゃうんだ……)
ここに来て、半年以上が経っている。
人の国に戻り、また逃げて、聖魔の国に行ったりもした。
元の世界で本物の「カサンドラ」の話に、波乱万丈だと思ったが、自分の人生もなかなかに波乱万丈だ。
元の世界で生きた24年より、この世界で過ごした短い時間のほうが、よほど、自分は「生きて」いた。
そう思える。
同時に、悔しくなった。
死ぬこと自体は、しかたがない。
だとしても、こんな死にかたは悔しいのだ。
「私、まだ……20歳にもなってないんだよね」
カサンドラは21歳になった頃に死んだという。
本物のカサンドラの寿命さえ、まっとうできていない。
「これ、斬首刑よりマシな死にかたって言える?」
目視でも、ミサイルの形が、はっきり見えている。
逃げることも、避けることもできないのは、わかっていた。
誰も助けられない。
それも、知っていた。
だが、どうしても納得できない。
こんな死にかたは嫌だと思う。
なんの意味もない。
理不尽な死を押しつけられるだけだ。
『フィッツ!! 戻って来てよ、フィッツ!! 私を助けてくれないのっ?!』
力を、使おうと思ったのではない。
ただ、勝手に言葉があふれてくる。
『フィッツの役目は、私を守って世話をすることなんでしょ?! ちゃんと守ってって言ったじゃん!! フィッツッ!!』
紫紺の髪が、風で巻き上げられたように、浮いていた。
ざわざわと揺れ、言葉に呼応している。
紫紅の瞳の端から、赤い涙がこぼれた。
ひと滴の血。
頭が、ガンガンする。
地面が揺れているかのように足元が定まらない。
耳元で、ざあざあと大雨が降っているような音も聞こえる。
キャスの世界が歪んでいた。
『フィッツッ!! 約束守れッ!! フィッツッ!!!』
叫び過ぎたのかもしれない。
ぐらっと膝が崩れる。
ザイードが、その体を支えて来た。
周りの景色が、ぐにゃぐにゃして見える。
「……ザ、ザイード……あ、あいつ……」
「どこまで逃げられるのかはわからぬが……」
ぐにゃぐにゃの視界の中、小型のリニメアが動き出した。
ゼノクルが、あれに乗って逃げようとしている。
追いたくても、膝が、がくがくしていて走れない。
ザイードの腕に、しがみつくので精一杯だった。
ザイードは空を見上げている。
同じように、キャスも空を見上げた。
上空高く、ミサイルがある。
「ちぇっ……どうにもなんないのか……」
「最後であれば、そなたの傍におれて、余は満足しておる」
すり…と、ザイードが頬をすり寄せてきた。
ほんの少し、ギザギザした歯が見える。
たぶん、微笑んでいるのだろう。
できることはした、とは言えない。
無意味な死になるのかもしれない。
だとしても、ザイードだけは「満足」だと言ってくれた。
それでいいか、と思う。
ドガーンッ!!
地響きが辺りを揺るがした。
びくっとなって、ザイードにしがみつく。
ザイードに抱き込まれ、体を小さくした。
(壁の装置もやられちゃうかな……そうなったら……人も魔物も……)
考えても、自分には、なにもできないのだ。
死んでしまったら、なにもできない。
たとえ、できることが残されていたとしても。
バラバラッと、上空から、なにかが落ちて来る。
と、同時に、目を開いていられないほどの光が周辺に広がっていた。
爆発が起きたらしい。
火にのまれるのも時間の問題だろう。
と思った瞬間だ。
体が大きく浮遊する。
ザイードが、キャスを見上げていた。
腕で、頭を庇っている。
なにかが、下に向かって落ちているからだ。
「遅くなって申し訳ありません。姫様」
ぴた…と、キャスの時間が止まる。
息をするのも忘れた。
ザイードに向けていた視線を動かすこともできない。
「ここは危険です。すぐに移動しますので、しっかり掴まっていてください」
自分をかかえる腕の感触。
平然とした口調。
そして、くっついた体のぬくもり。
「な、なんで……」
「地対空ミサイルは遠隔操作が可能なのです。どこからでも発射できる仕様ではありますが、そこに割り込みをかけられることまでは、想定していないのですよ。ですから、3基をぶつけさせたのですが、燃料不足はいかんともしがたく、あまり上空まで誘導できませんでした」
淡々と、滔々と説明をするのも「いつも通り」だ。
とんっという着地する感覚も。
「お怪我はありませんか、姫様」
現実なのか、幻想なのか、判別がつかなかった。
それでも、キャスは、やっとの思いで顔を上げる。
薄金色の瞳が、キャスを見つめていた。
同じ色の髪も揺れている。
そっと手を伸ばした。
ふれた頬が、あたたかい。
震える声で、キャスは、その人の名を呼ぶ。
「…………フィッツ……」
元の世界で、そういう名称を聞いたことがある。
どこかの国から発射され、海に落ちたとか。
けれど、詳しくは知らない。
当時は、そんなことに興味がなかったからだ。
それが海に落ちたからといって、毎日は変わらない。
変わらず、平和だった。
ミサイルが身近に落ちてくるなんて考えたこともなかったのだ。
だが、落ちれば、どんなふうになるかは想像できた。
この辺りは、火の海になる。
ガリダの領地の大半が消え失せることにもなるだろう。
避難場所も、ここから遠くない。
そこには大勢のガリダたちがいるのだ。
子供や赤ん坊連れのものだって、いる。
「に、逃がさないと……っ……」
「もう遅えっての。目視で見えてんだぜ? 間に合うわけねぇんだよ」
ゼノクルの言う通りだと、頭ではわかっていた。
どうすればいいのか、まったくわからない。
まさか帝国が「ミサイル」まで用意していたとは知らなかったのだ。
ラーザから持ち帰った資料にも、そんな記載はなかった。
「そのようなものがあるのなら、最初から使うておれば良かったのではないか?」
ザイードが静かな声で言う。
キャスのように焦ってはいない。
自らの「死」を予感し、受け入れているようだった。
「そこの小娘が、どこにいるかもわかんねぇのにか? そんなこと皇帝が許すはずねぇだろ。けど、状況が、ここまで悪くなっちまったもんだから、苦渋の選択ってやつをしたのさ」
「皇帝は、キャスが北東におると思うておるのだな」
「シャノンに持たせた俺用の追跡装置が、そっちにあるんでね。しかも、俺は、王女様を確認してる。そいつは嘘じゃあねえ。まぁ、王女様は、こっちにいるわけだが、そんなことは知る由もなしってな」
ゼノクルが空を見上げたまま、よろよろと体を起こす。
ここにミサイルが落ちれば、ゼノクルも死ぬのだ。
なのに、まるで気にしていない。
というより、楽しんでいる。
「もう、あと3分もねぇや。どうすんだ? え?」
「どうにもならぬのであれば、いたしかたなかろう」
「自然の摂理ってやつか」
「そうさな。それでも、ガリダの半数は生き残る。そこからまた始めればよい」
ザイードが、キャスの近くに歩み寄って来た。
頭を緩やかに撫でられる。
「すまぬな。余は、1度も、そなたを守りきることができぬようだ」
どう返事をすればいいのか、わからない。
このまま死ぬのだろうか。
みんな、一緒に。
「ミネリネたちは北東に逃げて。今すぐ!」
「キャス……」
「それが魔物の理でしょ? 生きられるんなら、生きないと駄目なんだよ」
自分の台詞とも思えなかった。
生きるも死ぬもどうでもいい。
魔物の国に来てからは、より意味のある死を迎えることしか考えずにいた。
そんな自分が「生きなければ駄目だ」だなんて。
ミネリネとファニたちが、ふっと消える。
残されたのは、キャスとザイードだけだ。
ゼノクルもいるが、数には入れていない。
(ここでの暮らしも終わりかぁ……かなり慣れてきてたし……前の世界の時より、親しいって言える魔物もいたし……ノノマも……死んじゃうんだ……)
ここに来て、半年以上が経っている。
人の国に戻り、また逃げて、聖魔の国に行ったりもした。
元の世界で本物の「カサンドラ」の話に、波乱万丈だと思ったが、自分の人生もなかなかに波乱万丈だ。
元の世界で生きた24年より、この世界で過ごした短い時間のほうが、よほど、自分は「生きて」いた。
そう思える。
同時に、悔しくなった。
死ぬこと自体は、しかたがない。
だとしても、こんな死にかたは悔しいのだ。
「私、まだ……20歳にもなってないんだよね」
カサンドラは21歳になった頃に死んだという。
本物のカサンドラの寿命さえ、まっとうできていない。
「これ、斬首刑よりマシな死にかたって言える?」
目視でも、ミサイルの形が、はっきり見えている。
逃げることも、避けることもできないのは、わかっていた。
誰も助けられない。
それも、知っていた。
だが、どうしても納得できない。
こんな死にかたは嫌だと思う。
なんの意味もない。
理不尽な死を押しつけられるだけだ。
『フィッツ!! 戻って来てよ、フィッツ!! 私を助けてくれないのっ?!』
力を、使おうと思ったのではない。
ただ、勝手に言葉があふれてくる。
『フィッツの役目は、私を守って世話をすることなんでしょ?! ちゃんと守ってって言ったじゃん!! フィッツッ!!』
紫紺の髪が、風で巻き上げられたように、浮いていた。
ざわざわと揺れ、言葉に呼応している。
紫紅の瞳の端から、赤い涙がこぼれた。
ひと滴の血。
頭が、ガンガンする。
地面が揺れているかのように足元が定まらない。
耳元で、ざあざあと大雨が降っているような音も聞こえる。
キャスの世界が歪んでいた。
『フィッツッ!! 約束守れッ!! フィッツッ!!!』
叫び過ぎたのかもしれない。
ぐらっと膝が崩れる。
ザイードが、その体を支えて来た。
周りの景色が、ぐにゃぐにゃして見える。
「……ザ、ザイード……あ、あいつ……」
「どこまで逃げられるのかはわからぬが……」
ぐにゃぐにゃの視界の中、小型のリニメアが動き出した。
ゼノクルが、あれに乗って逃げようとしている。
追いたくても、膝が、がくがくしていて走れない。
ザイードの腕に、しがみつくので精一杯だった。
ザイードは空を見上げている。
同じように、キャスも空を見上げた。
上空高く、ミサイルがある。
「ちぇっ……どうにもなんないのか……」
「最後であれば、そなたの傍におれて、余は満足しておる」
すり…と、ザイードが頬をすり寄せてきた。
ほんの少し、ギザギザした歯が見える。
たぶん、微笑んでいるのだろう。
できることはした、とは言えない。
無意味な死になるのかもしれない。
だとしても、ザイードだけは「満足」だと言ってくれた。
それでいいか、と思う。
ドガーンッ!!
地響きが辺りを揺るがした。
びくっとなって、ザイードにしがみつく。
ザイードに抱き込まれ、体を小さくした。
(壁の装置もやられちゃうかな……そうなったら……人も魔物も……)
考えても、自分には、なにもできないのだ。
死んでしまったら、なにもできない。
たとえ、できることが残されていたとしても。
バラバラッと、上空から、なにかが落ちて来る。
と、同時に、目を開いていられないほどの光が周辺に広がっていた。
爆発が起きたらしい。
火にのまれるのも時間の問題だろう。
と思った瞬間だ。
体が大きく浮遊する。
ザイードが、キャスを見上げていた。
腕で、頭を庇っている。
なにかが、下に向かって落ちているからだ。
「遅くなって申し訳ありません。姫様」
ぴた…と、キャスの時間が止まる。
息をするのも忘れた。
ザイードに向けていた視線を動かすこともできない。
「ここは危険です。すぐに移動しますので、しっかり掴まっていてください」
自分をかかえる腕の感触。
平然とした口調。
そして、くっついた体のぬくもり。
「な、なんで……」
「地対空ミサイルは遠隔操作が可能なのです。どこからでも発射できる仕様ではありますが、そこに割り込みをかけられることまでは、想定していないのですよ。ですから、3基をぶつけさせたのですが、燃料不足はいかんともしがたく、あまり上空まで誘導できませんでした」
淡々と、滔々と説明をするのも「いつも通り」だ。
とんっという着地する感覚も。
「お怪我はありませんか、姫様」
現実なのか、幻想なのか、判別がつかなかった。
それでも、キャスは、やっとの思いで顔を上げる。
薄金色の瞳が、キャスを見つめていた。
同じ色の髪も揺れている。
そっと手を伸ばした。
ふれた頬が、あたたかい。
震える声で、キャスは、その人の名を呼ぶ。
「…………フィッツ……」
20
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】処刑後転生した悪女は、狼男と山奥でスローライフを満喫するようです。〜皇帝陛下、今更愛に気づいてももう遅い〜
二位関りをん
恋愛
ナターシャは皇太子の妃だったが、数々の悪逆な行為が皇帝と皇太子にバレて火あぶりの刑となった。
処刑後、農民の娘に転生した彼女は山の中をさまよっていると、狼男のリークと出会う。
口数は少ないが親切なリークとのほのぼのスローライフを満喫するナターシャだったが、ナターシャへかつての皇太子で今は皇帝に即位したキムの魔の手が迫り来る…
※表紙はaiartで生成したものを使用しています。
王子、侍女となって妃を選ぶ
夏笆(なつは)
恋愛
ジャンル変更しました。
ラングゥエ王国唯一の王子であるシリルは、働くことが大嫌いで、王子として課される仕事は側近任せ、やがて迎える妃も働けと言わない女がいいと思っている体たらくぶり。
そんなシリルに、ある日母である王妃は、候補のなかから自分自身で妃を選んでいい、という信じられない提案をしてくる。
一生怠けていたい王子は、自分と同じ意識を持つ伯爵令嬢アリス ハッカーを選ぼうとするも、母王妃に条件を出される。
それは、母王妃の魔法によって侍女と化し、それぞれの妃候補の元へ行き、彼女らの本質を見極める、というものだった。
問答無用で美少女化させられる王子シリル。
更に、母王妃は、彼女らがシリルを騙している、と言うのだが、その真相とは一体。
本編完結済。
小説家になろうにも掲載しています。
【完結】身代わり皇妃は処刑を逃れたい
マロン株式
恋愛
「おまえは前提条件が悪すぎる。皇妃になる前に、離縁してくれ。」
新婚初夜に皇太子に告げられた言葉。
1度目の人生で聖女を害した罪により皇妃となった妹が処刑された。
2度目の人生は妹の代わりに私が皇妃候補として王宮へ行く事になった。
そんな中での離縁の申し出に喜ぶテリアだったがー…
別サイトにて、コミックアラカルト漫画原作大賞最終候補28作品ノミネート
伝える前に振られてしまった私の恋
喜楽直人
恋愛
第一部:アーリーンの恋
母に連れられて行った王妃様とのお茶会の席を、ひとり抜け出したアーリーンは、幼馴染みと友人たちが歓談する場に出くわす。
そこで、ひとりの令息が婚約をしたのだと話し出した。
第二部:ジュディスの恋
王女がふたりいるフリーゼグリーン王国へ、十年ほど前に友好国となったコベット国から見合いの申し入れがあった。
周囲は皆、美しく愛らしい妹姫リリアーヌへのものだと思ったが、しかしそれは賢しらにも女性だてらに議会へ提案を申し入れるような姉姫ジュディスへのものであった。
「何故、私なのでしょうか。リリアーヌなら貴方の求婚に喜んで頷くでしょう」
誰よりもジュディスが一番、この求婚を訝しんでいた。
第三章:王太子の想い
友好国の王子からの求婚を受け入れ、そのまま攫われるようにしてコベット国へ移り住んで一年。
ジュディスはその手を取った選択は正しかったのか、揺れていた。
すれ違う婚約者同士の心が重なる日は来るのか。
コベット国のふたりの王子たちの恋模様
2度目の結婚は貴方と
朧霧
恋愛
前世では冷たい夫と結婚してしまい子供を幸せにしたい一心で結婚生活を耐えていた私。気がついたときには異世界で「リオナ」という女性に生まれ変わっていた。6歳で記憶が蘇り悲惨な結婚生活を思い出すと今世では結婚願望すらなくなってしまうが騎士団長のレオナードに出会うことで運命が変わっていく。過去のトラウマを乗り越えて無事にリオナは前世から数えて2度目の結婚をすることになるのか?
魔法、魔術、妖精など全くありません。基本的に日常感溢れるほのぼの系作品になります。
重複投稿作品です。(小説家になろう)
妾に恋をした
はなまる
恋愛
ミーシャは22歳の子爵令嬢。でも結婚歴がある。夫との結婚生活は半年。おまけに相手は子持ちの再婚。 そして前妻を愛するあまり不能だった。実家に出戻って来たミーシャは再婚も考えたが何しろ子爵領は超貧乏、それに弟と妹の学費もかさむ。ある日妾の応募を目にしてこれだと思ってしまう。
早速面接に行って経験者だと思われて採用決定。
実際は純潔の乙女なのだがそこは何とかなるだろうと。
だが実際のお相手ネイトは妻とうまくいっておらずその日のうちに純潔を散らされる。ネイトはそれを知って狼狽える。そしてミーシャに好意を寄せてしまい話はおかしな方向に動き始める。
ミーシャは無事ミッションを成せるのか?
それとも玉砕されて追い出されるのか?
ネイトの恋心はどうなってしまうのか?
カオスなガストン侯爵家は一体どうなるのか?
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる