157 / 164
後編
人でなし主のじゃじゃ馬慣らし 1
しおりを挟む
サマンサは、目の前にあるものに、少し唖然としている。
彼女の想像していたものとは、まるで違っていたからだ。
「……これって……」
おそらく、サマンサの思っているもので正しい。
だが、言葉がうまく出て来なかった。
どう表現すればいいのかが、わからずにいる。
嬉しくないわけではない。
なのに、素直に喜べてもいない。
ただただ、ぽかんとしていた。
どうしてこうなったのか、といった疑問符が頭の上に飛んでいる。
そのサマンサの肩が抱かれた。
サマンサの婚約者であり、数日後には婚姻する男性だ。
「おや。気に入らなかったかね?」
「え……あの……」
「これでも頑張ったのだけれどなあ。礼装の支度もしなくちゃならなかったのでね。急ごしらえなのは認めざるを得ないが、私なりに努力はしたのだよ?」
頑張ったとか、努力とか。
そういうことで、こんなことができるものなのだろうか。
彼が「偉大な」魔術師であるのを、ようやく知ったような気分になる。
(森小屋……小屋……?? 小屋…………)
「まぁね。ちょっとばかし手を抜いたところもあるし、きみに満足してもらえなくてもしかたがないな。気に入らない部分は、今後、相談しながら、手を加えていくことにしようじゃないか、ねえ、きみ」
満足するとか、気に入らないとか。
そういう問題ではない。
彼は、本気で言っているのだろうか。
思って、隣に立つ彼を見上げた。
彼が、首をかしげ、サマンサに顔を向けてくる。
「どうかしたかい?」
「どうかって……どうかしているのは、あなたでしょう?」
「なぜ私が? きみに蹴飛ばされるようなことは、なにもしていないと思うがね。とりあえず、今日は」
2人の前には「森小屋」があった。
とはいえ、とても「小屋」と言えるような代物ではない。
「ああ、もう少し、この辺りを切り拓いたほうがいいかな? きみが庭やなんかも作りたいのなら……」
「ちょっと待って!」
サマンサは、彼の言葉を遮る。
このままだと、森の中に豪邸ができかねない。
目の前の建屋は、すでに「小屋」ではないのだ。
確かに、木ではできている。
屋敷にあるはずの、塀や門もなかった。
それでも「小屋」でないのも間違いない。
下位の貴族の屋敷に近いものがある。
なにしろ、見上げなければ屋根が見えないのだ。
2階建てで、バルコニーまである。
大きさからすると、部屋数はいくつくらいになるのか。
少なくとも、3つや4つではないだろう。
周囲も、木が綺麗に切り出されていて、もうひとつ、ふたつくらいは「小屋」が建てられそうだった。
これ以上、広げられたら、庭というより敷地になってしまう。
庭ならば、今ある土地で十分だ。
畑だって作れそうな気がする。
「ええと……私たち、こじんまりと暮らすのじゃなかったかしら?」
「そうとも。あまり大袈裟な暮らしをする気はないよ。煩わされずに、きみとのんびり暮らしたいからね」
彼は、ちっとも「おかしい」とは思っていないらしい。
本気で、この建物を「小屋」だと考えている。
サマンサは、呆れ顔で、彼を見つめた。
「あなたと私とでは、大袈裟の認識の規模が違うってことを、忘れていたわ」
「必要最低限の規模にしたつもりなのだがね。気にいらないかい?」
「気に入らないわけではないの。ただ……まぁ、ちょっと…………広いわね」
「だが、ラナも含めて、十人くらいは勤め人を連れて来るのだよ? このくらいはなければ、2人きりになれないじゃないか」
ラナと、何人かの勤め人について来てもらう予定ではある。
それは、彼とも話し合っていた。
(彼に選別を任せたのは間違いだったかもしれないわ)
彼らは、ローエルハイドの勤め人だ。
サマンサの知らない家庭の事情というものもある。
そのため、誰を連れて来るかは、彼に任せていた。
だとしても、サマンサの「こじんまり」からすると、料理人など3,4人程度と考えていたのだ。
「あの執事は、なにか言っていなかった?」
「ジョバンニは、少な過ぎるのじゃないかと言っていたが、十人に絞らせたのさ。そこは、私も譲れないところだったからね」
彼は、なにやら自慢げに、そう言う。
あの執事と、どういう攻防があったのかは知らないけれども。
(駄目だわ……2人ともアテにならない……こうなるとわかっていたら、私が口を挟んでいたのに……これが、こじんまりじゃないってことを、教えてあげる必要があったようね……)
サマンサとて、別に吝嗇家なわけではない。
贅沢は好まないが、使うべきところでの財は惜しむべきではないと思っている。
王都やアドラントの屋敷であれば、貴族的な品位維持にも努める必要はあるのだ。
とはいえ、ここは森の中。
しかも、辺境地であり、そもそも来客などは想定していなかった。
夜会を開く予定だってないし、誰に見られるわけでもない。
品位の維持なんてする意味のない場所だ。
「いいかい、きみ。考えてもごらん。私たちが、ティンザーを訪ねるのもいいが、たまには、こちらに家族を招きたくはないかい?」
う…と、言葉に詰まる。
彼の提案は、かなり魅力的だった。
「その際、泊まる部屋がなくて、日帰りをさせるのは寂しくはないかね? 点門で簡単に行き来はできたとしても、だ」
うう…と、呻く。
どうにも分が悪くなってきた。
サマンサは、2人で過ごすとしか頭になかったが、居を移すとなれば、ここでの長期的な暮らしを考えることになる。
「子供ができたら子供部屋だって必要になるだろう? きみの家族は、きっと孫や姪、甥に会いたがると思うなあ」
反論の余地がなかった。
この「森小屋」ならぬ「森屋敷」は、今後、2人の家となるのだ。
彼は、正しい。
サマンサも認める。
大袈裟だと感じていた建物に、親しみがわいてきた。
屋敷風ではあるものの、木で造られているからか、暖かみがある。
ふんわりと、将来の光景が目に浮かんだ。
彼とサマンサ、それに子供がいる。
子供たちと遊ぶ兄や、笑う両親。
彼らを取り囲む勤め人たち。
彼は、そういう光景を思い浮かべて、この「森屋敷」を造ってくれたのだろう。
サマンサは、家を見ながら、彼に寄り添う。
最初は、2人だけかもしれないが、この先は賑やかになっていくのだ。
彼女が願っていた幸せが、ここには詰まっている。
「これで、少しは役に立つ魔術師だと思ってくれるかい?」
「どうかしら。子供のために、あなたがブランコを作ってくれたら、そう思うかもしれないわね」
「手厳しいな」
言いながらも、彼の口調は暖かい。
頬に落とされた口づけに、サマンサは微笑む。
結局のところ、彼は、約束を守ってくれたのだ。
『きみの目的に手を貸そう、サマンサ・ティンザー』
当初の「目的」とは違うものになっていたが、彼は、サマンサに応えてくれた。
暖かく愛のある暮らしに、手を貸してくれている。
あの日の冷ややかさが信じられないほど、寄り添った体からぬくもりを感じる。
「式が終わったら、すぐに越せるように手配しているのでね。きみも準備をしておきたまえ」
「そうね。でも、たいして持って来るものはないと思うわ」
「私は、そういう準備の話なんてしてやしないよ」
一瞬、考えたあと、サマンサは顔を赤くして、彼の腕を、ばしっと叩いた。
最近は、ますます彼の「誘い」は本気の度合いを濃くしているのだ。
「あなたったら、本当に破廉恥な人ね!」
「知っているさ」
真っ赤になって怒っているサマンサに、彼が声をあげて笑った。
彼女の想像していたものとは、まるで違っていたからだ。
「……これって……」
おそらく、サマンサの思っているもので正しい。
だが、言葉がうまく出て来なかった。
どう表現すればいいのかが、わからずにいる。
嬉しくないわけではない。
なのに、素直に喜べてもいない。
ただただ、ぽかんとしていた。
どうしてこうなったのか、といった疑問符が頭の上に飛んでいる。
そのサマンサの肩が抱かれた。
サマンサの婚約者であり、数日後には婚姻する男性だ。
「おや。気に入らなかったかね?」
「え……あの……」
「これでも頑張ったのだけれどなあ。礼装の支度もしなくちゃならなかったのでね。急ごしらえなのは認めざるを得ないが、私なりに努力はしたのだよ?」
頑張ったとか、努力とか。
そういうことで、こんなことができるものなのだろうか。
彼が「偉大な」魔術師であるのを、ようやく知ったような気分になる。
(森小屋……小屋……?? 小屋…………)
「まぁね。ちょっとばかし手を抜いたところもあるし、きみに満足してもらえなくてもしかたがないな。気に入らない部分は、今後、相談しながら、手を加えていくことにしようじゃないか、ねえ、きみ」
満足するとか、気に入らないとか。
そういう問題ではない。
彼は、本気で言っているのだろうか。
思って、隣に立つ彼を見上げた。
彼が、首をかしげ、サマンサに顔を向けてくる。
「どうかしたかい?」
「どうかって……どうかしているのは、あなたでしょう?」
「なぜ私が? きみに蹴飛ばされるようなことは、なにもしていないと思うがね。とりあえず、今日は」
2人の前には「森小屋」があった。
とはいえ、とても「小屋」と言えるような代物ではない。
「ああ、もう少し、この辺りを切り拓いたほうがいいかな? きみが庭やなんかも作りたいのなら……」
「ちょっと待って!」
サマンサは、彼の言葉を遮る。
このままだと、森の中に豪邸ができかねない。
目の前の建屋は、すでに「小屋」ではないのだ。
確かに、木ではできている。
屋敷にあるはずの、塀や門もなかった。
それでも「小屋」でないのも間違いない。
下位の貴族の屋敷に近いものがある。
なにしろ、見上げなければ屋根が見えないのだ。
2階建てで、バルコニーまである。
大きさからすると、部屋数はいくつくらいになるのか。
少なくとも、3つや4つではないだろう。
周囲も、木が綺麗に切り出されていて、もうひとつ、ふたつくらいは「小屋」が建てられそうだった。
これ以上、広げられたら、庭というより敷地になってしまう。
庭ならば、今ある土地で十分だ。
畑だって作れそうな気がする。
「ええと……私たち、こじんまりと暮らすのじゃなかったかしら?」
「そうとも。あまり大袈裟な暮らしをする気はないよ。煩わされずに、きみとのんびり暮らしたいからね」
彼は、ちっとも「おかしい」とは思っていないらしい。
本気で、この建物を「小屋」だと考えている。
サマンサは、呆れ顔で、彼を見つめた。
「あなたと私とでは、大袈裟の認識の規模が違うってことを、忘れていたわ」
「必要最低限の規模にしたつもりなのだがね。気にいらないかい?」
「気に入らないわけではないの。ただ……まぁ、ちょっと…………広いわね」
「だが、ラナも含めて、十人くらいは勤め人を連れて来るのだよ? このくらいはなければ、2人きりになれないじゃないか」
ラナと、何人かの勤め人について来てもらう予定ではある。
それは、彼とも話し合っていた。
(彼に選別を任せたのは間違いだったかもしれないわ)
彼らは、ローエルハイドの勤め人だ。
サマンサの知らない家庭の事情というものもある。
そのため、誰を連れて来るかは、彼に任せていた。
だとしても、サマンサの「こじんまり」からすると、料理人など3,4人程度と考えていたのだ。
「あの執事は、なにか言っていなかった?」
「ジョバンニは、少な過ぎるのじゃないかと言っていたが、十人に絞らせたのさ。そこは、私も譲れないところだったからね」
彼は、なにやら自慢げに、そう言う。
あの執事と、どういう攻防があったのかは知らないけれども。
(駄目だわ……2人ともアテにならない……こうなるとわかっていたら、私が口を挟んでいたのに……これが、こじんまりじゃないってことを、教えてあげる必要があったようね……)
サマンサとて、別に吝嗇家なわけではない。
贅沢は好まないが、使うべきところでの財は惜しむべきではないと思っている。
王都やアドラントの屋敷であれば、貴族的な品位維持にも努める必要はあるのだ。
とはいえ、ここは森の中。
しかも、辺境地であり、そもそも来客などは想定していなかった。
夜会を開く予定だってないし、誰に見られるわけでもない。
品位の維持なんてする意味のない場所だ。
「いいかい、きみ。考えてもごらん。私たちが、ティンザーを訪ねるのもいいが、たまには、こちらに家族を招きたくはないかい?」
う…と、言葉に詰まる。
彼の提案は、かなり魅力的だった。
「その際、泊まる部屋がなくて、日帰りをさせるのは寂しくはないかね? 点門で簡単に行き来はできたとしても、だ」
うう…と、呻く。
どうにも分が悪くなってきた。
サマンサは、2人で過ごすとしか頭になかったが、居を移すとなれば、ここでの長期的な暮らしを考えることになる。
「子供ができたら子供部屋だって必要になるだろう? きみの家族は、きっと孫や姪、甥に会いたがると思うなあ」
反論の余地がなかった。
この「森小屋」ならぬ「森屋敷」は、今後、2人の家となるのだ。
彼は、正しい。
サマンサも認める。
大袈裟だと感じていた建物に、親しみがわいてきた。
屋敷風ではあるものの、木で造られているからか、暖かみがある。
ふんわりと、将来の光景が目に浮かんだ。
彼とサマンサ、それに子供がいる。
子供たちと遊ぶ兄や、笑う両親。
彼らを取り囲む勤め人たち。
彼は、そういう光景を思い浮かべて、この「森屋敷」を造ってくれたのだろう。
サマンサは、家を見ながら、彼に寄り添う。
最初は、2人だけかもしれないが、この先は賑やかになっていくのだ。
彼女が願っていた幸せが、ここには詰まっている。
「これで、少しは役に立つ魔術師だと思ってくれるかい?」
「どうかしら。子供のために、あなたがブランコを作ってくれたら、そう思うかもしれないわね」
「手厳しいな」
言いながらも、彼の口調は暖かい。
頬に落とされた口づけに、サマンサは微笑む。
結局のところ、彼は、約束を守ってくれたのだ。
『きみの目的に手を貸そう、サマンサ・ティンザー』
当初の「目的」とは違うものになっていたが、彼は、サマンサに応えてくれた。
暖かく愛のある暮らしに、手を貸してくれている。
あの日の冷ややかさが信じられないほど、寄り添った体からぬくもりを感じる。
「式が終わったら、すぐに越せるように手配しているのでね。きみも準備をしておきたまえ」
「そうね。でも、たいして持って来るものはないと思うわ」
「私は、そういう準備の話なんてしてやしないよ」
一瞬、考えたあと、サマンサは顔を赤くして、彼の腕を、ばしっと叩いた。
最近は、ますます彼の「誘い」は本気の度合いを濃くしているのだ。
「あなたったら、本当に破廉恥な人ね!」
「知っているさ」
真っ赤になって怒っているサマンサに、彼が声をあげて笑った。
0
あなたにおすすめの小説
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
分厚いメガネを外した令嬢は美人?
しゃーりん
恋愛
極度の近視で分厚いメガネをかけている子爵令嬢のミーシャは家族から嫌われている。
学園にも行かせてもらえず、居場所がないミーシャは教会と孤児院に通うようになる。
そこで知り合ったおじいさんと仲良くなって、話をするのが楽しみになっていた。
しかし、おじいさんが急に来なくなって心配していたところにミーシャの縁談話がきた。
会えないまま嫁いだ先にいたのは病に倒れたおじいさんで…介護要員としての縁談だった?
この結婚をきっかけに、将来やりたいことを考え始める。
一人で寂しかったミーシャに、いつの間にか大切な人ができていくお話です。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
あなたが残した世界で
天海月
恋愛
「ロザリア様、あなたは俺が生涯をかけてお守りすると誓いましょう」王女であるロザリアに、そう約束した初恋の騎士アーロンは、ある事件の後、彼女との誓いを破り突然その姿を消してしまう。
八年後、生贄に選ばれてしまったロザリアは、最期に彼に一目会いたいとアーロンを探し、彼と再会を果たすが・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる