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前編
外出と帰宅と 1
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伯爵の手を取り、ファニーがソファから立ち上がる。
客室のドアの前で、ちらりと隣に立つ彼女に視線を投げた。
緊張した雰囲気がないことに気づく。
もしかすると「家に帰る」と勘違いをしているのかもしれない。
「これから行くのは男爵家です」
「えっ……? カーズデン男爵家ですか?」
鍵を回す前に言っておいてよかった。
ドアの向こうにカーズデン男爵家の玄関ホールが見えたら、ファニーがどれほど驚いたことか。
「こうしたことは、なるべく早く片付けておきたいのです。お疲れとは思いますが、もうしばし、おつきあいいただけますか?」
「伯爵様がお望みなら一緒に行きます。私も無関係じゃないので」
返事を聞いてから、客室のドアに鍵をさして回した。
開くと、カーズデン男爵家の玄関ホールが見える。
ファニーの手を握り、中に入ってからドアを閉じた。
意外なほど、ファニーは落ち着いた足取りで歩いている。
「勝手に入って来られては困ります!」
玄関ホール脇にある執事の待機室から男が飛び出して来た。
広いホールの天井にまで響くような大きな声だ。
40代半ばといった風貌の男は、男爵家の執事だろう。
何年務めているのかは知らないが、それなりに自負があるらしい。
「見たところ貴族のかたのようですが、カーズデン男爵様とお約束はされておられないのでしょう? このような不躾なご訪問は、お受けいたしかねます」
丁寧な言葉遣いをしつつも、口調は居丈高だ。
伯爵は執事を無視して、ファニーを見てみる。
ファニーの頭は、ちょうど伯爵の肩辺りなのだが、横顔がはっきり確認できた。
まっすぐに執事を見ていて、怯えた様子はない。
───彼女は闇を恐れない。そして、闇に染まることもない。
ファニーのシンプルな考えが伝わってくる。
彼女にあるのは「誰の味方をしたいか」だけなのだ。
善も悪も関係ない。
牧場の羊からすれば彼らは悪だ。
だが、これから男爵家にとっては、伯爵が悪となる。
善悪の判断など、その程度のことに過ぎない。
どちらから物事を見るかで変わる。
パチンと上下に動くスイッチのごとく切り替えられるものなのだ。
「勝手に入って来たと言うが、外には護衛兵がいるのだろう? そう易々と“勝手に”入って来られる者はいない。それでも、私たちは、ここにいる」
古風な貴族服をまとった伯爵を、胡散臭そうに見ていた執事の顔色が、みるみる蒼褪めていった。
伯爵はキーリングを人差し指に入れ、鍵をクルクルと回してみせる。
執事は、まるでナイフで刺されでもしたかのように、両手で胸を押さえた。
「今すぐ男爵家の者全員を呼べ」
執事が声もなく、うなずく。
伯爵は鍵を回すのをやめ、右手に掴んだ。
「使用人も騎士も、全員だ」
ガバッと頭を下げたあと、執事が駆け出す。
すぐに屋敷全体が騒がしくなった。
ファニーの手に力が入っている。
「大丈夫ですか? もし、あなたが倒れたら、あの子羊のように、私が抱きかかえても?」
「だ、大丈夫です。倒れたりしません。それに……私は子羊ほど軽くないですよ」
「問題なく片手でかかえられます」
ファニーが笑っているのか、口元を歪めているのか判断できかねているうちにも玄関ホールに人が集まってきた。
ほとんどが使用人だ。
屋敷の敷地内や外回りをしている騎士は、別の出入り口を使ったことだろう。
現状、男爵家の玄関扉は開かない。
王族や貴族らが持つ「境界鍵」を使ったことが理由ではなかった。
使われたのが、伯爵の鍵だったからだ。
伯爵以外の者は「境界鍵」をキーリングにいくつもつけている。
だが、伯爵のキーリングに鍵はひとつ。
「馬鹿を言うな! どこぞの詐欺師に踊らされおって! キルテス伯爵だと?! この2百年、当主どころか跡継ぎさえ見たことがない家門だぞ! およそ爵位停止を恐れた使用人が“お休み中”だということにしたのだ!」
奥から聞こえてくるのだが、あまりの声量に、すでにホールまで響いていた。
執事が諫めているのも聞かず、足音とともに怒鳴り散らす声が聞こえてくる。
「建国の功臣だから皇家も目をつむっているだけで、キルテス伯爵など実在しておらん! オスカー・キルテスなんぞ、とっくにくたばっているのだからな!」
ファニーの手も体も、小刻みにぷるぷると震えていた。
怒りからか、薄茶色の瞳が、きらきらと輝いている。
彼女は、伯爵のことを思い、男爵に対して怒りを感じているのだ。
そう思うと、心がふんわりとした感覚につつまれる。
───とても気分が良い。こんな感覚は初めてだ。
とはいえ、ファニーは怒っている。
彼女の気分を害したこと自体は「罪」だと言えた。
「私を詐欺師呼ばわりするか。ロベール・カースデン」
「その姿を見れば、誰もが田舎貴族と……」
「誰が口を開いていいと言った」
言いかけた男爵の口が、ぱたった閉じる。
伯爵は深い怨嗟により闇に取り込まれ、長くその中で眠りについていた。
目覚めたからといって、体に浸透した「闇」が消えてなくなったりはしない。
そして、伯爵はリセリア統一のため、誰よりも戦ってきたのだ。
戦場では、周囲を睥睨するだけで、敵兵をすくみあがらせてきた。
武力的能力はもちろん、戦わずして相手に畏怖を与える風格がある。
さらに、そこに深い「闇」が加わっているのだから、凄みが増していた。
「跪け」
短いひと言に、男爵の膝が、かくんっとくずおれる。
ホール内におさまりきれなかったのか、使用人たちが壁際や階段にまであふれていた。
その、そここから小さな悲鳴が聞こえてくる。
使用人たちは、次々と伯爵の前で床にひれ伏した。
「お前の息子は、私の羊に手を出した。その罪が、どれほど重いかを知れ。お前たちを罰するため、足を運ぶことになったのも不快極まりない」
冷や汗を通り越して脂汗を額に滲ませている男爵に、伯爵は鍵を見せる。
真っ黒で装飾はいっさい施されていない。
持ち手の部分についている黒いキーリングも黒一色。
家門の紋章さえも彫刻されていなかった。
伯爵がカーズデン男爵を見下ろして言う。
「これの意味を知っているな?」
男爵は目を見開き、まるで時間を止められてしまったかのように動かない。
それが自分たちの持つ「境界鍵」とは違うことを理解したのだろう。
伯爵にしか扱うことのできない黒鉄の鍵。
それは「番人の鍵」と呼ばれていた。
客室のドアの前で、ちらりと隣に立つ彼女に視線を投げた。
緊張した雰囲気がないことに気づく。
もしかすると「家に帰る」と勘違いをしているのかもしれない。
「これから行くのは男爵家です」
「えっ……? カーズデン男爵家ですか?」
鍵を回す前に言っておいてよかった。
ドアの向こうにカーズデン男爵家の玄関ホールが見えたら、ファニーがどれほど驚いたことか。
「こうしたことは、なるべく早く片付けておきたいのです。お疲れとは思いますが、もうしばし、おつきあいいただけますか?」
「伯爵様がお望みなら一緒に行きます。私も無関係じゃないので」
返事を聞いてから、客室のドアに鍵をさして回した。
開くと、カーズデン男爵家の玄関ホールが見える。
ファニーの手を握り、中に入ってからドアを閉じた。
意外なほど、ファニーは落ち着いた足取りで歩いている。
「勝手に入って来られては困ります!」
玄関ホール脇にある執事の待機室から男が飛び出して来た。
広いホールの天井にまで響くような大きな声だ。
40代半ばといった風貌の男は、男爵家の執事だろう。
何年務めているのかは知らないが、それなりに自負があるらしい。
「見たところ貴族のかたのようですが、カーズデン男爵様とお約束はされておられないのでしょう? このような不躾なご訪問は、お受けいたしかねます」
丁寧な言葉遣いをしつつも、口調は居丈高だ。
伯爵は執事を無視して、ファニーを見てみる。
ファニーの頭は、ちょうど伯爵の肩辺りなのだが、横顔がはっきり確認できた。
まっすぐに執事を見ていて、怯えた様子はない。
───彼女は闇を恐れない。そして、闇に染まることもない。
ファニーのシンプルな考えが伝わってくる。
彼女にあるのは「誰の味方をしたいか」だけなのだ。
善も悪も関係ない。
牧場の羊からすれば彼らは悪だ。
だが、これから男爵家にとっては、伯爵が悪となる。
善悪の判断など、その程度のことに過ぎない。
どちらから物事を見るかで変わる。
パチンと上下に動くスイッチのごとく切り替えられるものなのだ。
「勝手に入って来たと言うが、外には護衛兵がいるのだろう? そう易々と“勝手に”入って来られる者はいない。それでも、私たちは、ここにいる」
古風な貴族服をまとった伯爵を、胡散臭そうに見ていた執事の顔色が、みるみる蒼褪めていった。
伯爵はキーリングを人差し指に入れ、鍵をクルクルと回してみせる。
執事は、まるでナイフで刺されでもしたかのように、両手で胸を押さえた。
「今すぐ男爵家の者全員を呼べ」
執事が声もなく、うなずく。
伯爵は鍵を回すのをやめ、右手に掴んだ。
「使用人も騎士も、全員だ」
ガバッと頭を下げたあと、執事が駆け出す。
すぐに屋敷全体が騒がしくなった。
ファニーの手に力が入っている。
「大丈夫ですか? もし、あなたが倒れたら、あの子羊のように、私が抱きかかえても?」
「だ、大丈夫です。倒れたりしません。それに……私は子羊ほど軽くないですよ」
「問題なく片手でかかえられます」
ファニーが笑っているのか、口元を歪めているのか判断できかねているうちにも玄関ホールに人が集まってきた。
ほとんどが使用人だ。
屋敷の敷地内や外回りをしている騎士は、別の出入り口を使ったことだろう。
現状、男爵家の玄関扉は開かない。
王族や貴族らが持つ「境界鍵」を使ったことが理由ではなかった。
使われたのが、伯爵の鍵だったからだ。
伯爵以外の者は「境界鍵」をキーリングにいくつもつけている。
だが、伯爵のキーリングに鍵はひとつ。
「馬鹿を言うな! どこぞの詐欺師に踊らされおって! キルテス伯爵だと?! この2百年、当主どころか跡継ぎさえ見たことがない家門だぞ! およそ爵位停止を恐れた使用人が“お休み中”だということにしたのだ!」
奥から聞こえてくるのだが、あまりの声量に、すでにホールまで響いていた。
執事が諫めているのも聞かず、足音とともに怒鳴り散らす声が聞こえてくる。
「建国の功臣だから皇家も目をつむっているだけで、キルテス伯爵など実在しておらん! オスカー・キルテスなんぞ、とっくにくたばっているのだからな!」
ファニーの手も体も、小刻みにぷるぷると震えていた。
怒りからか、薄茶色の瞳が、きらきらと輝いている。
彼女は、伯爵のことを思い、男爵に対して怒りを感じているのだ。
そう思うと、心がふんわりとした感覚につつまれる。
───とても気分が良い。こんな感覚は初めてだ。
とはいえ、ファニーは怒っている。
彼女の気分を害したこと自体は「罪」だと言えた。
「私を詐欺師呼ばわりするか。ロベール・カースデン」
「その姿を見れば、誰もが田舎貴族と……」
「誰が口を開いていいと言った」
言いかけた男爵の口が、ぱたった閉じる。
伯爵は深い怨嗟により闇に取り込まれ、長くその中で眠りについていた。
目覚めたからといって、体に浸透した「闇」が消えてなくなったりはしない。
そして、伯爵はリセリア統一のため、誰よりも戦ってきたのだ。
戦場では、周囲を睥睨するだけで、敵兵をすくみあがらせてきた。
武力的能力はもちろん、戦わずして相手に畏怖を与える風格がある。
さらに、そこに深い「闇」が加わっているのだから、凄みが増していた。
「跪け」
短いひと言に、男爵の膝が、かくんっとくずおれる。
ホール内におさまりきれなかったのか、使用人たちが壁際や階段にまであふれていた。
その、そここから小さな悲鳴が聞こえてくる。
使用人たちは、次々と伯爵の前で床にひれ伏した。
「お前の息子は、私の羊に手を出した。その罪が、どれほど重いかを知れ。お前たちを罰するため、足を運ぶことになったのも不快極まりない」
冷や汗を通り越して脂汗を額に滲ませている男爵に、伯爵は鍵を見せる。
真っ黒で装飾はいっさい施されていない。
持ち手の部分についている黒いキーリングも黒一色。
家門の紋章さえも彫刻されていなかった。
伯爵がカーズデン男爵を見下ろして言う。
「これの意味を知っているな?」
男爵は目を見開き、まるで時間を止められてしまったかのように動かない。
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_____________________________
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