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第35話
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そこで、私は気が付いた。
コンラート様が話された事は、ジューンの事だ。
今は弟に跡継ぎを譲ったアントニー様と婚姻し、家庭を持ったと聞いた。
けれど、何故今、ジューンの話なのでしょう?
私はもう一度、首を捻った。
すると
「あの家は、娘を可愛がりすぎた。
そして、クルーシュ家は、魔法に取り憑かれた母親によって、娘の自信や
尊厳を損ない、駒にしようとしたと言うところだろう」
「こ、ま?」
「多分あの母親は、マクガニー家によく見てもらいたいがために、自分の子供を
利用した。
魔法が得意の子が出来れば、それでよし。
そうでなければ、その子供・・・それを、自分が育てたと、思って欲しいのだろう」
あぁ・・・だから、駒。
確かに、お母様は私が、マクガニー公爵家で魔力の多い子を生めば・・・みたいなことを、言っていたこともある。
自分の甥と婚姻させ、魔法が得意な孫を生ませる・・・道具。
「フフフッ・・・だから私は、魔法以外、なにも教えていただけなかったのですね」
私の呟きは、コンラート様に聞こえていた。
しかし、私はそこで気が付いた。
私が聞いたことに、答えていただいていない事に。
「あ、あの・・・」
「なんだ?」
「わ、私が、お母様の使いやすい、駒になっていることは分かりましたが、
コンラート様が、お顔を伏せていることに対しての、お答えがございません。
もし、光が苦手とか、そう言うことで、お顔をお上げにならないのであれば、
お屋敷の中に入った方が、いいかと思ったのですが・・・」
「あぁ、失礼した。そうでした、あなたはそれを、心配していたな」
「・・・はい」
コンラート様が話された事は、ジューンの事だ。
今は弟に跡継ぎを譲ったアントニー様と婚姻し、家庭を持ったと聞いた。
けれど、何故今、ジューンの話なのでしょう?
私はもう一度、首を捻った。
すると
「あの家は、娘を可愛がりすぎた。
そして、クルーシュ家は、魔法に取り憑かれた母親によって、娘の自信や
尊厳を損ない、駒にしようとしたと言うところだろう」
「こ、ま?」
「多分あの母親は、マクガニー家によく見てもらいたいがために、自分の子供を
利用した。
魔法が得意の子が出来れば、それでよし。
そうでなければ、その子供・・・それを、自分が育てたと、思って欲しいのだろう」
あぁ・・・だから、駒。
確かに、お母様は私が、マクガニー公爵家で魔力の多い子を生めば・・・みたいなことを、言っていたこともある。
自分の甥と婚姻させ、魔法が得意な孫を生ませる・・・道具。
「フフフッ・・・だから私は、魔法以外、なにも教えていただけなかったのですね」
私の呟きは、コンラート様に聞こえていた。
しかし、私はそこで気が付いた。
私が聞いたことに、答えていただいていない事に。
「あ、あの・・・」
「なんだ?」
「わ、私が、お母様の使いやすい、駒になっていることは分かりましたが、
コンラート様が、お顔を伏せていることに対しての、お答えがございません。
もし、光が苦手とか、そう言うことで、お顔をお上げにならないのであれば、
お屋敷の中に入った方が、いいかと思ったのですが・・・」
「あぁ、失礼した。そうでした、あなたはそれを、心配していたな」
「・・・はい」
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