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ヤンデレ彼氏before
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僕は小さい頃から一人ぼっちだった。お父さんもお母さんもお仕事でいつも一人で遊んでいた。
でもある日、お母さんが僕の為にお人形さんを買ってくれたんだ。とっても可愛くて、いつでも遊んでくれるお人形さん。
僕は成長してもお人形さんと離れなかった。いつだってお人形さんと一緒。変わった事と言えば、お母さんが買ってくれたガラスケースの中にそのお人形さん達を入れたことくらいかな。
結局一人暮らしを始めても1つの部屋を人形の為に使わなければならないくらい、その時の僕は人形を持っていた。
中学に入って何もする気が起きなかったから、勧誘に流されバスケ部に入った。どうせこんな部活すぐにやめるだろう、そう思いながら部活に行っていた時、僕は出会ってしまったんだ、センパイと。
センパイは1学年上の先輩でマネージャーをやっていた。みんなからたくさん頼られて、でも決して弱音を吐かないようにとする健気な姿勢がとても印象的だった。だから僕はセンパイに告白したんだ。とは言っても結局高校に入ってからになってしまったけど。
センパイは可愛かった。僕の持っているどの人形よりも。あぁ、可愛いセンパイ、どうか僕の前から消えないでね?
でもある日、お母さんが僕の為にお人形さんを買ってくれたんだ。とっても可愛くて、いつでも遊んでくれるお人形さん。
僕は成長してもお人形さんと離れなかった。いつだってお人形さんと一緒。変わった事と言えば、お母さんが買ってくれたガラスケースの中にそのお人形さん達を入れたことくらいかな。
結局一人暮らしを始めても1つの部屋を人形の為に使わなければならないくらい、その時の僕は人形を持っていた。
中学に入って何もする気が起きなかったから、勧誘に流されバスケ部に入った。どうせこんな部活すぐにやめるだろう、そう思いながら部活に行っていた時、僕は出会ってしまったんだ、センパイと。
センパイは1学年上の先輩でマネージャーをやっていた。みんなからたくさん頼られて、でも決して弱音を吐かないようにとする健気な姿勢がとても印象的だった。だから僕はセンパイに告白したんだ。とは言っても結局高校に入ってからになってしまったけど。
センパイは可愛かった。僕の持っているどの人形よりも。あぁ、可愛いセンパイ、どうか僕の前から消えないでね?
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