厄災の魔女と疫病神と呼ばれた英雄

ケイ

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8話 英雄と魔王-4

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「常世之闇」


 魔王、いやフロメテスがそう言うと、周囲に靄の様な暗闇が広範囲で広まっていき、更には太陽まで覆い隠し、まだ明るい時間帯だった筈が辺りは夜中のように真っ暗になる。

 だが、辺りが暗くなる以外に変わった様子はない。
 これに何の意味があるんだ?


「その顔はどうやら闇魔法を詳しく知らないようだな。よかろう、教えてやる。闇魔法は陽の光によってその力が半減してしまう。故にその対策としてこのような魔法が存在するのだ」


 なるほどな。
 闇魔法で覆い隠し陽の光を阻害することで、日がある時間帯でもその力を保つことが出来るのか。
 強力な魔法故の弱点という事か。
 という事は雷魔法にも条件によって半減するような弱点があるのだろうか?
 それとも、闇魔法だけなのか。

 今考えても仕方ない。後でナタリシアに聞けばいいしな。


「名もなき挑戦者よ。我に挑んだ事後悔するがいい。行くぞ。我は全てを闇に返す者なり『暗黒武装 闇纏衣』」


 フロメテスは初めて聞く詠唱を口にすると、次第に周囲の闇がフロメテスの身体を覆い、まるで闇の防具を纏っている様な姿になる。

 そして、フロメテスが動いた。


「はぁぁっ!」


 闇の防具を纏ったフロメテスが雄叫びを上げ拳を突き出す。
 その巨体から考えると驚異的速度だが、反応出来ない程ではない。
 俺は突き出された拳を危なげもなく避け、フロメテスの拳は背後にあった瓦礫の山にぶつかる。


「なっ!?」


 瓦礫の山はフロメテスの拳に、正確には拳に纏った闇に触れた部分だけ抉り取られた様に消滅した。
 拳による物理的な破壊ではなく、言葉通りにフロメテスの纏う闇によって消え去ったのだ。
 そういう魔法なのだろう。俺は闇魔法が強力な魔法である事を改めて認識する。


「くっ!」


 俺は内心驚きを隠せずにいる中でもフロメテスの動きが止まる事はない。
 触れた物を消滅させる闇を纏った拳は俺を襲い続けるが、当たる訳にはいかない。
 結果、回避に専念させられ攻撃の手を出す余裕がなくなる。
 このままでは何れあの闇を食らう事になってしまう。

 そうなる前に何か手を考えないといけないが、俺の持つ手札でこの状況を打破出来る可能性があるのは、やはり空間魔法しかない。
 それもこれも、使えない魔法よりすぐ使える魔法をと、雷魔法ばかりに目を向けた結果か。
 こんな事なら、ナタリシアから魔法を教わる際に空間魔法を重点に置いて教わればよかった。

 後悔しても仕方ない。
 現時点では、空間魔法のほんのつま先程度ではあるが掴んでいる。
 先程とは違い、全く使えない訳ではないのだ。

 あの闇を消さなければ俺は死ぬ。
 空間魔法であの闇を消す方法。それを考案する事自体は簡単だ。
 空間を指定しフロメテスとあの闇だけを切り離せばいい。
 だが実際に出来るのか、それも実験無しのぶっつけ本番だ。
 だが、やらなければ死ぬだけだ。
 ならば、やるしかない。

 俺はフロメテスの猛攻を回避しながら、意識を空間魔法に集中させる。


「ちっ!」


 ダメだ。魔力切れを恐れた所為か途中で空間に弾かれてしまった。
 もっとだ。次は全魔力を込める。

 フロメテスと闇の防具の間の空間を切り離すイメージを頭に浮かべ、そこに全魔力を注ぎ込む。


「なっ!?」


 フロメテスの身体を覆っていた闇が弾け飛ぶようにして消滅する。
 フロメテスが予想だにしていなかった事が起きたと言わんばかりに、表情が固まり驚きの声を上げる。


「身体強化 能力増幅 雷付与ライトニングブースト」
  

 青白い稲妻が、全身を覆う。


「ふんっっ!!!」
「がぁっ!?」


 表情と共に驚きで身体を硬直させたフロメテスに、渾身の力を込めた斬撃を浴びせる。
 堪らず声を上げるフロメテスの身体から鮮やかな血飛沫が舞い、フロメテスはその巨体を一歩、二歩と後ろへふらつかせる。
 だが、それだけだった。
 フロメテスは素早く後ろへ下がり、体制を整える。


「よもや我の闇纏衣を消滅するとは、それも貴様の力か!面白い!出でよ、邪龍牙の劔!」


 フロメテス地を駆けると同時に何もない空中に黒い穴を作り、これまた真っ黒な武器を取り出す。

 そして互いの剣が火花を散らしぶつかる。


「っ!?くそがっ!!」


 だが、俺の剣はフロメテスの剣に押され容易に折れてしまう。

 無理もない。
 俺の使っていた剣は魔王フロメテス軍なんとか軍団長のロミオ。だっけ?ジュリエットの方だったか?
 そんな感じの名前の魔族側の将軍が使っていた剣だ。
 軍団長というだけあって中々の業物だろうが、フロメテスの武器の前では霞んでしまう。
 あれは劔と言っていたが、両刃の太刀か。
 この世界に刀がある事にも驚きだが、あれ程の禍々しい威圧感のある武器は初めてだ。

 フロメテスは勝利を確信したのか口角を曲げ剣を振り上げる。


「これで終わりだ!名もなき挑戦者よ!」
「舐めるなよ!」


 俺は振り下ろされる太刀を寸前で躱し、懐へ入るとフロメテスの巨体を担ぐと同時に足を払い真下へと投げ落とす。
 そして首を掴み、鋭利な刃物のように先端を鋭く整えられた爪をフロメテスの頸動脈目掛けて素早く下ろす。


「がぁぁっ!!」


 勢いよく血飛沫が舞うがフロメテスは痛みで声を上げる程度のダメージしか負っておらず、直ぐ様背を地に付けた体制のまま太刀を薙ぎ払い反撃を食らってしまう。


「っっ!!」


 フロメテスの太刀が迫る瞬間、咄嗟に身体を捻り急所を避けたが、横腹を数センチ程斬られた。
 だが、どんな傷を覆うと声を出さないよう厳しく訓練された俺は、表情を歪め声を押し殺し直ぐ様動き出し、起き上がったフロメテスに対し崩れた建物の破片を両手に広い片方を握りつぶし粉々にしフロメテスの目を目掛けて振りかける。


「っ!目がぁっ!」


 そして、もう片方を尖った部分をフロメテスの心臓目掛け突き刺す。
 先程は急所を突いても死ななかった事から、心臓を突き刺した瞬間に距離を取る。


「随分と小癪な真似をするものだ」


 俺の予感が的中してしまったらしい。
 魔王は急所が違うのかよ。
 それともまさか不死身とかやめてくれよ。


「強力な魔法を扱い、身のこなし、剣の腕全てにおいて達人級だ。貴様程の剛の者が、策を巡らしあらゆる手を使い的確に急所を狙う。普通ではない。貴様の様な者は初めてだ。だが残念だったな。我の、いや魔王と呼ばれる者は首を胴体と切り離すか塵も残さず消し去るしか殺す方法はない」


 まいったな。
 本当に急所が違うのか。
 武器があれば別だが、武器も無しでは首を切断なんて出来る筈がない。
 魔力も残り少ない。
 身体能力は向こうの方が圧倒的に上だ。
 フロメテスも魔法を使ってこない事から、魔力切れか、少なくとも使い所を見極める必要がある程の魔力しか残っていな可能性が高いが、それでも俺が圧倒的に分が悪い事に変わりはない。


「だが我とて体力の限界はある。魔力も残り僅か。故に、我も策を講じさせてもらった」
「っ!?体が……!」


 俺は自分の異変に、フロメテスの言葉で始めて気づいた。
 黒い霧の様なものが、俺の足元を覆っており、足元から徐々に霧の中へと沈んでいく。
 抜け出そうにも全く動かない。


「それは闇沼。貴様の体を徐々に深い闇の中へと引きずり込む。貴様に気づかれぬよう、少しずつ準備を重ねていたのだ。まさかこの我にここまでさせるとは。だが、もう終わりだ」


 フロメテスは動かない俺に近づき、手に握った劔を振るい、俺の右腕を切り飛ばす。


「いぁぁっっ!」


 無情にも宙を舞う右腕が目に入り、次に一瞬遅れてくる激痛に必死に耐え悲鳴を押し殺す。


「このまま闇の沼に呑み込まれるのを待っているだけで我の勝ちだが、油断はせぬ。貴様はこの危機から抜け出し我に牙を向けるやもしれぬ。先程のようにな。故に次は左腕を貰う」
「くぅぅっっ!!!」


 フロメテスは宣言通り左腕を斬り落とす。
 飛びそうになる意識を必死に保ち何とか持ち堪えているが、額には大量の汗が湯水の如く流れる。

 このままでは、俺は死ぬ。
 だが、両腕を失い体力も魔力もない俺には、最早抵抗する術を持たない。


「貴様は強かった。それこそ、我の長き歴史の中でも貴様は最強の挑戦者であった」


 フロメテスはそう言葉にしながらも、俺の右脚を突き刺す。
 俺は歯を下唇に食い込ませ意識を持ち堪える。

「だが我の方が強かった。そして貴様程の男を倒した我は間違いなく到達する。世界の支配者である悪神へと。」


 今度は左脚が貫かれる。
 意識は朦朧とし思考が止まり、最早、言葉は俺に届かない。


「感謝する。これで我は他の魔王を出し抜き支配者として、頂点として世界に君臨する。世界中を恐怖と絶望で満たす絶対的存在になるのだ」


 次は上半身に違和感を感じ、目を向けると両刃の劔が脇腹に生えている。

 神経が麻痺し、痛みさえ感じなくなっている。


「最早、我の声は届いておらぬか。痛みさえも感じれなくなっておろう。もうよかろう。今、楽にしてやる」


 唯一状況を把握できる視界で、迫り来る一撃を待つ。



「さらば、最強の挑戦者よ」


 そして劔が、俺の心臓を貫いた。




(^o^)(╹◡╹)(^o^) 




 世界は不条理で満ちている。


 いつの時代も、持たざる者を持つ者達が支配する事で国が統治されてきた。

 そんな事は大抵の人が理解しているのだろう。
 私も理解している。理解はしているが、やはり納得は出来なかった。

 私、カルロリア王国第一王女リィラファリア・カルロリアは先天的に多くの者を持って生まれた持つ者だ。
 権力、容姿、魔法や剣術などあらゆる才能、そんな恵まれた環境であるにも関わらず歪む事のない内面。 
 両親にも恵まれた。
 お父様は、建国以来最も賢き王として名高く、娘の私にも常に優しく接してくれる。
 お母様は、私を産んですぐ子供が出来ない体になった所為か、私を溺愛している。そんな母親は常に笑顔で私にも周りにも優しく大勢の民に慕われる存在だ。

 全てが恵まれていた。
 私は持つ者。生まれながらにして上に立つ事を義務付けられた存在。
 逃げる事は許されない。

 不満はなかった。
 上に立つ者には下を守る義務がある。
 私は幼い頃からその事を嫌気がさす程言われ続け、だが実際には面倒がる事もなく自ら進んで体を鍛え戦い方を学び勉学に励んだ。
 それが私のやるべき事だと理解していたからだ。私の存在理由だと信じて疑わなかった。

 15歳になり成人を迎えると、正式に私がお父様の跡を継ぎ、将来女王として国を統べる事が決定した。
 それ自体に何かを感じる事は無かった。私が女王になるのは昔から分かっていた事であり、私の15年間の全てが女王になる為だけに捧げられた、言わば女王就任は当たり前の只の日常に変わりなかったからだ。
 15年間だけではない。私の人生その全てがこの国の繁栄の為に捧げられる事が運命づけられている。

 繰り返し言うが、不満はない。
 それが持つ者である私の義務であり、日常であり当たり前だからだ。





 その筈だったのに。

 私が16の年にそれはやってきた。
 魔王フロメテス軍がカルロリア王国に進軍してきたのだ。
 カルロリア大国は特別軍事力が高い訳でもなく、更に相手は魔族の集団だ。
 優劣は直ぐに着いた。
 戦争開始直後から魔王フロメテス軍に攻め続けられたカルロリア大国は、最早逆転の余地すらない程の大敗だ。
 恐らくそう遠くない未来、カルロリア王国は敗北し、魔族に蹂躙され弄ばれ王族は打ち首になるだろう。

 なんて事はない。
 ただ、持たざる者が持つ者に支配されるだけだ。
 魔族側が持つ者で、カルロリア王国側が持たざる者だった。
 それだけの話なのだ。
 常に変わらない不条理な世界の理に過ぎない。

 理解する事は簡単だ。ただ立場が逆転しただけで私も同じ事をしていたのだから。

 だけど納得出来るかと問われれば即答する事が出来る。









 納得出来る訳ないじゃない!
 何で!?何でなの!!
 今まで、私は上に立つ者として育てられた!
 それか義務だと!運命だと!
 変える事も逃げる事すら許されないと!!

 なのに!
 私より力のある存在の介入で簡単に運命は変わった!
 そんな簡単に変わるような運命を信じて、私は16年間も捧げたというの!?
 全てが無駄になるのに!

 こんな事ならもっと楽しく生きたかった!
 もっと沢山遊びたかった!沢山お友達を作りたかった!

 私の今での人生って何だったの?私は持つ者じゃなかったの?
 結局は逃げ回る事しか出来ない脆弱な人族に過ぎないの?

 ……そんなの、あんまりじゃない。

 どんなに努力したって結局は持たざる者は持つ者には勝てないのよ。
 なら、私はもっと自由に生きたかった。
 持たざる者だと分かってさえいれば、持つ者に全てを奪われるその日まで只管楽しい毎日を過ごす事が出来たのに。

 人は魔族には勝てないの。それが世界の常識。
 それなのに、かつて人族を救ったと言われる古代の勇者が中途半端な希望を人族に持たせた。

 超えられる筈ないのに。努力すれば人族は魔族さえ超えられると信じ込ませて。
 勝てる筈ないのに。策を巡らせ力を合わせれば勝てると思い込ませて。

 全ては、かつて魔族に勝った古代の勇者の所為だ。
 ただその勇者が魔族より持つ者だったというだけなのに。
 その勇者が特別だった。それだけなのに。

 私は近い未来、魔族に殺さるのだろう。
 外に出る事を禁じられている私は、その日まで王城に篭り枕を濡らす日々を過ごす事だろう。
 運命を変える為に、自ら動くことさえ私には許されない。

 遥か昔は人族の窮地を古代の勇者が救った。
 なら、今度も救ってみせてよ。

 私はまだ、死にたくないよぉ。





 そしてある日、城が大きく揺れた。


「な、なに!?」


 最初に頭に浮かんだのは、魔族が等々王城にまで攻め込んできたという事。
 遂に私の命運も尽きたのだろうかと意外にも冷静な頭で考えていると、不意にドアを叩く音が聞こえました。


「ど、どうぞ。お入り下さい」
「し、失礼します!お休みの所申し訳御座いません。リィラファリア様」


 入室を許可すると、1人の騎士が部屋へと入ってきました。


「いえ、お気遣い有り難うございます。それよりも、何か起こったのですか?」
「は、はい!先程、魔王の根城が崩壊したという情報が入りました。大きな揺れも、その所為で御座います」
「え!?」


 私は驚きでそれ以上何も言えませんでした。
 魔王城が崩壊とはいったい……


「マルコ将軍の情報によれば、人族の少年が瞬く間に魔族を全滅させ現在は魔王フロメテスと交戦中の可能性があると」
「は、はい?」


 私はこの人が何を言っているか理解出来ませんでした。
 国でさえ滅ぼする力のある魔王軍を、1人の人族の少年が滅ぼし今は魔王と戦っている?

 この人は私をからかっているのでしょうか?


「私をからかっているのですか?」


 私が怒りを滲ませ口にすると、騎士の方は慌てた様子で弁明します。


「い、いえ。私も最初は信じられなかったのですが、実は陛下が今から映像化の魔道具で事実確認をするという事で……。その為、リィラファリア様も王の間で同席するようにとの御達しです」
「映像化の魔道具ですって!?」


 あれはその昔、古代の勇者によって開発され、映し出したい場所に特定の魔法を放つ事で魔道具を設置した場所に映し出されるという物です。
 魔道具を設置してある場所は、王の間と王都の広間だけです。
 映像化の魔道具を使用するという事は、王都の広間にも映像が映し出され多くの民の目に触れる事になります。

 お父様がそこまでして事実確認をしようとするという事は、まさか本当に?
 いえ、それを確認する為に映像化の魔道具まで使うのでしょうから、まだ分かりません。


 でも、もしそれが事実だとしたら


「分かりました。今から王の間へ向かいます」


 お願いします。どうかこの国を、私をお救い下さい。


 古代の勇者様。
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