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チーム『ミチル』に『こはる』が入りました
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「お・ま・た・せ」
何やら声が聞こえたと思い見ると、ミチルの前に魔法使いの女の人が立っていた。
この人かな? 一緒に行く人。
水色のウェイブが掛かった長い髪に、それより濃いブルーの瞳。私と同じで、右手には杖を持っている。
「なつめ。こいつが一緒に行く、こはる」
「宜しく、なつめちゃん!」
なつめちゃんって……。まあいいけど。
「えっと、宜しくお願いします」
「私はシシリー。なつめのパートナーよ!」
「ちょっと! 何ばらしてるのよ!」
「え~。これからちゃんとした戦闘しに行くんでしょ? 隠れていたら命令……じゃなかったアドバイスできないでしょう?」
今、命令って言ったよね? 確かにアドバイスがないと何も出来ないけどさ。
それに確かに危機になって突然シシリーが現れたら驚くよね。逆に攻撃されたりして……。だったら今、言った方がいいのは確かね。
「大丈夫だって! こはるも結構口が堅いから」
結構ってどれくらいですか?
こはるさんを見ると、シシリーを見て固まっていました。何も言わないなとは思ったけど、これ大丈夫なのかな?
「きゃー! カワイイ!!」
突然こはるさんの手がシシリーに伸びるもスッと交わし、シシリーは私の後ろに隠れた。
「大丈夫! 絶対にあなた達は守ってあげるわ!」
シシリーに伸ばしていた手で私の手をギュッと握って、こはるさんは言った。
この人もかなりの変わり者なのかもしれない。
「うん。選別は間違ってなかったな! じゃレッツゴー!」
軽く右手を上げミチルは言う。
最初からこういう結果になるのをわかっていたみたいね。
「あ、そうだなつめ。ここから先は、道にも敵が出て来るかもしれないから気を付けれよ。着く前に死亡だなんて笑えないから」
「大丈夫よ。私に任せて」
「こはるは、MP温存しておけよ!」
そう言いながら出したミチルの手に、こはるさんは手を重ねた。
《チーム『ミチル』に『こはる』が入りました》
「よーし! 行くわよ!」
こはるさんもそう気合を入れた。
二人は私よりやる気満々。そして、シシリーも。
あー。本当なら戦闘なんてしたくないんだけどなぁ。
私達は、目的地に向かう為歩き始めた。
「ねえ、どこに行くの?」
私が聞きたい質問をこはるさんがした。って、こはるさん、どこに行くかもしらないで一緒に行く事にしたんだ!
「うん? 中級者向けの遺跡方面? シシリーが知ってるだろう?」
「もう! 何も調べてないの?」
シシリーが文句を言う。
彼女に丸投げなのね。
「あのなぁ。調べようないだろう! 多分、俺達が初! 大体俺の仕事一覧にも出ないようなランクのなのにわかるかよ! 吹っ飛ばし過ぎ!」
「え? そんなな所に行くの!?」
私は、本当に依頼の内容が凄い事に驚いた。
いや、何となく、凄いところだろうなぁとは思ったけど……。
ミチルが知らない場所だったなんて!
だって私、ランク3だよ? ミチルは4でしょう?
「ねえ、何で、私の方が凄い事になってるの?」
理解出来なくて、ふわふわと横を飛ぶシシリーに聞いた。
何やら声が聞こえたと思い見ると、ミチルの前に魔法使いの女の人が立っていた。
この人かな? 一緒に行く人。
水色のウェイブが掛かった長い髪に、それより濃いブルーの瞳。私と同じで、右手には杖を持っている。
「なつめ。こいつが一緒に行く、こはる」
「宜しく、なつめちゃん!」
なつめちゃんって……。まあいいけど。
「えっと、宜しくお願いします」
「私はシシリー。なつめのパートナーよ!」
「ちょっと! 何ばらしてるのよ!」
「え~。これからちゃんとした戦闘しに行くんでしょ? 隠れていたら命令……じゃなかったアドバイスできないでしょう?」
今、命令って言ったよね? 確かにアドバイスがないと何も出来ないけどさ。
それに確かに危機になって突然シシリーが現れたら驚くよね。逆に攻撃されたりして……。だったら今、言った方がいいのは確かね。
「大丈夫だって! こはるも結構口が堅いから」
結構ってどれくらいですか?
こはるさんを見ると、シシリーを見て固まっていました。何も言わないなとは思ったけど、これ大丈夫なのかな?
「きゃー! カワイイ!!」
突然こはるさんの手がシシリーに伸びるもスッと交わし、シシリーは私の後ろに隠れた。
「大丈夫! 絶対にあなた達は守ってあげるわ!」
シシリーに伸ばしていた手で私の手をギュッと握って、こはるさんは言った。
この人もかなりの変わり者なのかもしれない。
「うん。選別は間違ってなかったな! じゃレッツゴー!」
軽く右手を上げミチルは言う。
最初からこういう結果になるのをわかっていたみたいね。
「あ、そうだなつめ。ここから先は、道にも敵が出て来るかもしれないから気を付けれよ。着く前に死亡だなんて笑えないから」
「大丈夫よ。私に任せて」
「こはるは、MP温存しておけよ!」
そう言いながら出したミチルの手に、こはるさんは手を重ねた。
《チーム『ミチル』に『こはる』が入りました》
「よーし! 行くわよ!」
こはるさんもそう気合を入れた。
二人は私よりやる気満々。そして、シシリーも。
あー。本当なら戦闘なんてしたくないんだけどなぁ。
私達は、目的地に向かう為歩き始めた。
「ねえ、どこに行くの?」
私が聞きたい質問をこはるさんがした。って、こはるさん、どこに行くかもしらないで一緒に行く事にしたんだ!
「うん? 中級者向けの遺跡方面? シシリーが知ってるだろう?」
「もう! 何も調べてないの?」
シシリーが文句を言う。
彼女に丸投げなのね。
「あのなぁ。調べようないだろう! 多分、俺達が初! 大体俺の仕事一覧にも出ないようなランクのなのにわかるかよ! 吹っ飛ばし過ぎ!」
「え? そんなな所に行くの!?」
私は、本当に依頼の内容が凄い事に驚いた。
いや、何となく、凄いところだろうなぁとは思ったけど……。
ミチルが知らない場所だったなんて!
だって私、ランク3だよ? ミチルは4でしょう?
「ねえ、何で、私の方が凄い事になってるの?」
理解出来なくて、ふわふわと横を飛ぶシシリーに聞いた。
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