装備召喚でヒソカに装備する~ご主人様はアニマルフェチ~

すみ 小桜(sumitan)

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ミックス

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 ベア族VS他種族&オレ達? 的な構図だけど、これ無事に生き延びれるの?

 「どうするレックス」
 「うーむ。とりあえずはこの国を出ない事には命はないだろうな」

 それもそうかも。じゃ今は一択だな。他種族に加担。って、オレは何もできないけど。

 「提案がある」

 突然そう言ったのは、驚く事にドンだ。何を企むと全員ドンの次の言葉を待った。

 「その二人は、それぞれあなた達に任せましょう。その抱えている者を我々の方で取り調べる。いかがでしょう」
 「え!」

 なぜオレだけ残らないといけないの!
 ドンの言葉に、レックスさんに抱きかかえられたままのオレに注目が集まった。
 ドンがオレ達を見て、ニヤリとする。
 やり合うんじゃなかったの? 取り調べって何?
 アオの者の仲間、もしくは肩を持ったから反逆者的な感じで対立するんじゃなかったの?

 「どういうつもりだ? なぜヒソカだけ手元に置こうとする」

 手元に置く? いや違うよね? まさかエルフって珍しいからペット的な?
 オレは、身震いした。エルフじゃなくただの人間だとわかったらその場で殺される。といって、今エルフじゃないと言ったところで、それもまた意味がないけど。だったら殺すしかないってなるもんね。

 「その大きさ。リス族なのか?」

 猫族の者が言った。
 オレはその言葉にビクッとする。そうだった。この世界では、オレは小さいんだった。
 もしオレだけ、こんな姿だったらこの人達に見捨てられるかも。あ、もしかして魔の者だとなるかもしれない。
 そうしたらかなりやばい。オレのせいで、交渉決裂。……交渉はしていないが、一時的に手を組めなくなる。
 ロンドさんとレックスさんが、自分が助かる為にオレを差し出すとは考えづらい。そうしたら二組に追われる事になる。

 「いやあの足は、我々とは違う」
 「へ?」

 しまったぁ。いつの間にか足が少し見えていたみたいだ。って、いきなりレックスさんが飛びのくように、大きく後ろに下がった。
 シーツがグッと引っ張られる。掴んでいたシーツが奪われた。

 「あ……」

 驚いて振り向くと、シーツを剥いだのは、ドンだった!
 なんて事をするんだ~!

 「ひ……」

 オレは、無意識にレックスさんにしがみつく。

 「どういう事だ」

 シーツを投げ捨て、ドンが低い声で呟いた。
 そっか。エルフだったのに、毛もじゃの足になってるんだもん、驚くよな。

 「ミックス!?」

 他種族の誰かがそう驚いて叫んだ。うーむ。人間の顔に獣人の手足とかなどは、ミックスというのか。で、これもまたかなり珍しいようだ。
 て、敵意はなさそうだけど。

 「どうやって入り込んだ」

 兵士の一人が、槍をオレに向けて言った。
 この様子だと、ミックスはこの国に入れないみたいだな。

 「ヒソカ、答えろ!」

 オレは、ドンの声にビクッと体を震わす。怖い。
 たぶんミックスがこの国にいないのなら靴などないだろう。ベア族も靴などはいていない。いやこの場で履いているのはオレだけだ。なので靴だと思いつきもしない。

 「クツ……」

 なのにオレは、そう口走っていた。あぁ、オレのバカ~。
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