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◇128◇カプセル部屋
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「あの、泊まれますか?」
青い鳥に入りすぐにあったカウンター。そこにいた女将さんだと思う人にイラーノは声を掛けた。
「勿論あるよ。二人かい?」
「はい」
「普通の部屋にするかい? それともカプセル?」
「あの、カプセルって人数関係なく一部屋の値段だって聞いたんですけど」
「あぁ。照明ありが5,000Z,窓ありが3,000Z,何もなしが2,000Zだよ。食事は別で、一食一人800z。食事は都度だけど、宿代は前払いだよ」
僕達は、顔を見合わせた。
そもそもカプセル部屋の値段だけ聞いても、普通の部屋の値段がわからないから選びようがない。
「あ、すみません。普通の部屋ってどれくらいですか?」
イラーノがまた聞くと、右手を開いて突き出した。
「布団なしの一人から二人部屋なら、一人5,000z。ベットありなら一人8,000zだよ」
うん。格段にカプセル部屋の方が安い。イラーノと分割すれば、何もなしなら1,000zという事になる。
「どうする? カプセルにするも三種類あるけど……」
「うーん。もう寝るだけと割り切って何もなしって言うのもありかもしれないけど、どんな部屋なんだろうね?」
普通の布団なしの部屋と比べても五分の一の値段。素泊まりだろうとは思うけど。
「そだね。今日は取りあえず、一番安いのにしてみようか」
「うん」
「あの、何もなしのカプセルでお願いします」
「かしこまりました。で、支払いはどうします? 割り勘かい?」
「はい。それでお願いします」
「じゃ、腕通してもらっていいかい」
「あ、はい」
イラーノが、筒の装置に左手を通す。
ここにも装置があった!
イラーノが終わると、僕も左手を通した。
どうやら銀行から直接引かれるみたい。
そういえば、お金は銀行に入れて置けって言われて入れたっけ? だから最小限のお金しか持ち歩いてない。
あれ? でも商人ギルドではお金で払ったよね?
こっち側だけそうなっているのか。
便利かもしれない。
「では、ご案内します」
案内係だと思われる女性に僕達はついて行った。
奥の階段から三階まで上がり、二つ目のT字を曲がってすぐの
部屋だった。
ろうかを見ると凄い。
ドアとドアの間が、20センチぐらいしか開いてない!
もしかしてドアの分の幅しか部屋の広さないの?
「こちらです」と言われ、331の部屋に通された。
カギを渡されたので、イラーノがドアを開けた。部屋側にドアが開く。
「うわぁ……」
開けて中を見たイラーノは呟く。
やっぱりだった。
部屋は、ドアと同じぐらいの幅しかなく、奥行きも大人が頭の上に手を伸ばし横になれるぐらいの広さしかない。
イラーノが中に入ると、僕も中に入った。
無意識にドアを閉めると、途端に真っ暗になった。
「うわぁ! 悪いけど一旦ドア開けて!」
廊下は、それなりに明るい。ドアを開ければ、部屋も明るくなる。
「ビックリした」
「ごめん。つい自然に閉めちゃった」
「いや、大丈夫。ライト」
リュックを下ろしイラーノは、枝を持って明かりを灯す。
それを確認して、僕はドアを閉めた。
普通に壁に腰掛けようと思ったけど、足をピンと伸ばす事も出来ない。
なので、ドアの向かい側の壁に二人してもたれ掛かり座った。
せ、せまい……。
「安いだけあるね」
「うん。これ照明ありでも窓ありでも広さ同じだよね」
「そうだと思うよ。本当にお金がない時以外は、大人数で泊まれないね。カプセルは」
「うん」
せいぜい二人。三人だと横になって寝れないと思う。
「明日は、試しに普通の部屋に泊まってみる?」
「うん。そうだね」
イラーノの案に僕は賛成する。
カプセルにするも窓はあった方がいいかも。本当に真っ暗だ。
僕達は、干し肉を食べて二人で並んでさっさと寝る事にした。
床だと体がいたい。
でも疲れていたせいか、僕達はぐっすりだった。
青い鳥に入りすぐにあったカウンター。そこにいた女将さんだと思う人にイラーノは声を掛けた。
「勿論あるよ。二人かい?」
「はい」
「普通の部屋にするかい? それともカプセル?」
「あの、カプセルって人数関係なく一部屋の値段だって聞いたんですけど」
「あぁ。照明ありが5,000Z,窓ありが3,000Z,何もなしが2,000Zだよ。食事は別で、一食一人800z。食事は都度だけど、宿代は前払いだよ」
僕達は、顔を見合わせた。
そもそもカプセル部屋の値段だけ聞いても、普通の部屋の値段がわからないから選びようがない。
「あ、すみません。普通の部屋ってどれくらいですか?」
イラーノがまた聞くと、右手を開いて突き出した。
「布団なしの一人から二人部屋なら、一人5,000z。ベットありなら一人8,000zだよ」
うん。格段にカプセル部屋の方が安い。イラーノと分割すれば、何もなしなら1,000zという事になる。
「どうする? カプセルにするも三種類あるけど……」
「うーん。もう寝るだけと割り切って何もなしって言うのもありかもしれないけど、どんな部屋なんだろうね?」
普通の布団なしの部屋と比べても五分の一の値段。素泊まりだろうとは思うけど。
「そだね。今日は取りあえず、一番安いのにしてみようか」
「うん」
「あの、何もなしのカプセルでお願いします」
「かしこまりました。で、支払いはどうします? 割り勘かい?」
「はい。それでお願いします」
「じゃ、腕通してもらっていいかい」
「あ、はい」
イラーノが、筒の装置に左手を通す。
ここにも装置があった!
イラーノが終わると、僕も左手を通した。
どうやら銀行から直接引かれるみたい。
そういえば、お金は銀行に入れて置けって言われて入れたっけ? だから最小限のお金しか持ち歩いてない。
あれ? でも商人ギルドではお金で払ったよね?
こっち側だけそうなっているのか。
便利かもしれない。
「では、ご案内します」
案内係だと思われる女性に僕達はついて行った。
奥の階段から三階まで上がり、二つ目のT字を曲がってすぐの
部屋だった。
ろうかを見ると凄い。
ドアとドアの間が、20センチぐらいしか開いてない!
もしかしてドアの分の幅しか部屋の広さないの?
「こちらです」と言われ、331の部屋に通された。
カギを渡されたので、イラーノがドアを開けた。部屋側にドアが開く。
「うわぁ……」
開けて中を見たイラーノは呟く。
やっぱりだった。
部屋は、ドアと同じぐらいの幅しかなく、奥行きも大人が頭の上に手を伸ばし横になれるぐらいの広さしかない。
イラーノが中に入ると、僕も中に入った。
無意識にドアを閉めると、途端に真っ暗になった。
「うわぁ! 悪いけど一旦ドア開けて!」
廊下は、それなりに明るい。ドアを開ければ、部屋も明るくなる。
「ビックリした」
「ごめん。つい自然に閉めちゃった」
「いや、大丈夫。ライト」
リュックを下ろしイラーノは、枝を持って明かりを灯す。
それを確認して、僕はドアを閉めた。
普通に壁に腰掛けようと思ったけど、足をピンと伸ばす事も出来ない。
なので、ドアの向かい側の壁に二人してもたれ掛かり座った。
せ、せまい……。
「安いだけあるね」
「うん。これ照明ありでも窓ありでも広さ同じだよね」
「そうだと思うよ。本当にお金がない時以外は、大人数で泊まれないね。カプセルは」
「うん」
せいぜい二人。三人だと横になって寝れないと思う。
「明日は、試しに普通の部屋に泊まってみる?」
「うん。そうだね」
イラーノの案に僕は賛成する。
カプセルにするも窓はあった方がいいかも。本当に真っ暗だ。
僕達は、干し肉を食べて二人で並んでさっさと寝る事にした。
床だと体がいたい。
でも疲れていたせいか、僕達はぐっすりだった。
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