132 / 245
◆129◆請け負い完了
しおりを挟む
――ません。開けますよ。
うん? 声が聞こえたような。
「お客様。申し訳ありませんが、連泊をされないのでしたら退室をお願いしたいのですが……」
うん?
僕は、がばっと起き上がった。
隣で寝ていたイラーノも起き上がる。
「ごめんなさい。直ぐに出ます」
イラーノがそう言うと、頷いで宿屋の女性は去っていった。
僕達はどうやら寝過ごしたみだいだ。
早起きのイラーノも部屋は真っ暗だし、昨日歩き回って疲れていたんだと思う。爆睡だった。
取りあえず荷物を持って、部屋を出た。
「あれだね。窓はあった方がいいかも」
「うん。僕もそう思う」
「ご飯、どうする?」
「食堂で食べてみる? でも、800zだっけ?」
もうちょっと安いとこないかな。なんて思ったりして。
「うーん。安いとこ探す?」
「うん」
ここは、ほとんどが冒険者しかいないのだから最初から冒険者価格なんだろうし。でも外に看板がないと値段がわからないな。
結局、見て回るも中に入って確認しないと値段がわからないので、青い鳥で食べる事にした。
一応、朝ごはんという事で食べれた。
そうじゃないと、1,000zとらしい。800zは、泊まり客の値段だった。
出て来たのは、肉と野菜が包まさったパンとはちょっと違う生地のもの。
これは、美味しいかも。
「癖になりそうな味だね」
「うん。おいしい」
そう言えば、一昨日の夜から干し肉だった。
お腹が満たされ満足。
食べ終えた僕達は、冒険者ギルドに歩き出す。
「仕事どうしようか? 別々にする?」
「たぶん、その方がいいと思う。イラーノ、登録したんだし。僕も採取に登録しようかなって思ってる」
「そっか。じゃ、解放スペースで待ち合わせる? って、一旦請け負ったらそこで、どうするか決めようか」
「僕もそれがいいと思う」
「じゃ、そういう事で」
仕事を請け負ったらジーン達の所に行こう。どうせ、僕は街の外で採取する事になるはずだから。
冒険者ギルドについた僕達は、それぞれの部署に入った。
勿論僕は、採取。
思ったより冒険者がいた。二十人ぐらいはいそう。
まずは、☆3のところから見て回る。
知っている名前はあるけど、分布図見なて確認しないと遠かったら大変だよな。
どうせなら、同じ様な場所で採取できる物を一緒にの方がいい。
そういう事で、昨日買った薬草ソムリエのテキストについていた分布図をリュックから取り出す。
あまり街から近いとジーン達と一緒にいるの見られるから少し奥のを採取しに行こう。
☆4とかも見てと。
僕は三つほど請け負う事にした。
「あの、仕事を請け負いたいんですが……で、ついでに登録もしたいんですけど」
「登録? 薬草ソムリエかい?」
「いえ、まだ……」
「じゃ、取得してからだね」
そうなんだ。条件があったのか。
イラーノもヒーラーだから登録出来たって事だったんだ。
「あ、じゃ、これを請け負いたいんですけど」
僕がボードを渡すと、受付の担当の男の人がチラッと僕を見た。
「☆4も混ざっているけど、大丈夫? モンスターもいる場所だけど」
「あ、それは心配ないです」
モンスターは、僕にとって危ない存在じゃないからね。
「じゃ、手を通して。君、ここ利用するの初めてだよね?」
装置に左手を通して、質問に頷いた。
「じゃ、まず。採取した物はここに持って来てもらいます」
「はい」
「で、今みたいに装置で完了の登録すると終了です。お金は銀行に入ります。因みに、お金はここでも引き出せます。ローンの支払いもできます」
「うん? 銀行ってどこにあるんですか?」
「隣の建物が銀行だけど……」
ちょっと驚かれてしまった。昨日は、そこは教えてもらわなかったから知らなかった。
で、何か操作しているらしく、話している間にピッと言う音が聞こえる。何をしているが気になる。
「忙しい時は銀行でとなるけど、まあこの街でなら現金は使わないからね」
確かにそうかも。
「じゃ、採取した現物を三日以内にお願いします」
「わかりました」
ボードに三日と書いてあったのは、受けてから三日いないって事だったのか。
ここでの初仕事だ。
うん? 声が聞こえたような。
「お客様。申し訳ありませんが、連泊をされないのでしたら退室をお願いしたいのですが……」
うん?
僕は、がばっと起き上がった。
隣で寝ていたイラーノも起き上がる。
「ごめんなさい。直ぐに出ます」
イラーノがそう言うと、頷いで宿屋の女性は去っていった。
僕達はどうやら寝過ごしたみだいだ。
早起きのイラーノも部屋は真っ暗だし、昨日歩き回って疲れていたんだと思う。爆睡だった。
取りあえず荷物を持って、部屋を出た。
「あれだね。窓はあった方がいいかも」
「うん。僕もそう思う」
「ご飯、どうする?」
「食堂で食べてみる? でも、800zだっけ?」
もうちょっと安いとこないかな。なんて思ったりして。
「うーん。安いとこ探す?」
「うん」
ここは、ほとんどが冒険者しかいないのだから最初から冒険者価格なんだろうし。でも外に看板がないと値段がわからないな。
結局、見て回るも中に入って確認しないと値段がわからないので、青い鳥で食べる事にした。
一応、朝ごはんという事で食べれた。
そうじゃないと、1,000zとらしい。800zは、泊まり客の値段だった。
出て来たのは、肉と野菜が包まさったパンとはちょっと違う生地のもの。
これは、美味しいかも。
「癖になりそうな味だね」
「うん。おいしい」
そう言えば、一昨日の夜から干し肉だった。
お腹が満たされ満足。
食べ終えた僕達は、冒険者ギルドに歩き出す。
「仕事どうしようか? 別々にする?」
「たぶん、その方がいいと思う。イラーノ、登録したんだし。僕も採取に登録しようかなって思ってる」
「そっか。じゃ、解放スペースで待ち合わせる? って、一旦請け負ったらそこで、どうするか決めようか」
「僕もそれがいいと思う」
「じゃ、そういう事で」
仕事を請け負ったらジーン達の所に行こう。どうせ、僕は街の外で採取する事になるはずだから。
冒険者ギルドについた僕達は、それぞれの部署に入った。
勿論僕は、採取。
思ったより冒険者がいた。二十人ぐらいはいそう。
まずは、☆3のところから見て回る。
知っている名前はあるけど、分布図見なて確認しないと遠かったら大変だよな。
どうせなら、同じ様な場所で採取できる物を一緒にの方がいい。
そういう事で、昨日買った薬草ソムリエのテキストについていた分布図をリュックから取り出す。
あまり街から近いとジーン達と一緒にいるの見られるから少し奥のを採取しに行こう。
☆4とかも見てと。
僕は三つほど請け負う事にした。
「あの、仕事を請け負いたいんですが……で、ついでに登録もしたいんですけど」
「登録? 薬草ソムリエかい?」
「いえ、まだ……」
「じゃ、取得してからだね」
そうなんだ。条件があったのか。
イラーノもヒーラーだから登録出来たって事だったんだ。
「あ、じゃ、これを請け負いたいんですけど」
僕がボードを渡すと、受付の担当の男の人がチラッと僕を見た。
「☆4も混ざっているけど、大丈夫? モンスターもいる場所だけど」
「あ、それは心配ないです」
モンスターは、僕にとって危ない存在じゃないからね。
「じゃ、手を通して。君、ここ利用するの初めてだよね?」
装置に左手を通して、質問に頷いた。
「じゃ、まず。採取した物はここに持って来てもらいます」
「はい」
「で、今みたいに装置で完了の登録すると終了です。お金は銀行に入ります。因みに、お金はここでも引き出せます。ローンの支払いもできます」
「うん? 銀行ってどこにあるんですか?」
「隣の建物が銀行だけど……」
ちょっと驚かれてしまった。昨日は、そこは教えてもらわなかったから知らなかった。
で、何か操作しているらしく、話している間にピッと言う音が聞こえる。何をしているが気になる。
「忙しい時は銀行でとなるけど、まあこの街でなら現金は使わないからね」
確かにそうかも。
「じゃ、採取した現物を三日以内にお願いします」
「わかりました」
ボードに三日と書いてあったのは、受けてから三日いないって事だったのか。
ここでの初仕事だ。
1
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました
御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。
でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ!
これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
レンタル従魔始めました!
よっしぃ
ファンタジー
「従魔のレンタルはじめました!」
僕の名前はロキュス・エルメリンス。10歳の時に教会で祝福を受け、【テイム】と言うスキルを得ました。
そのまま【テイマー】と言うジョブに。
最初の内はテイムできる魔物・魔獣は1体のみ。
それも比較的無害と言われる小さなスライム(大きなスライムは凶悪過ぎてSランク指定)ぐらいしかテイムできず、レベルの低いうちは、役立たずランキングで常に一桁の常連のジョブです。
そんな僕がどうやって従魔のレンタルを始めたか、ですか?
そのうち分かりますよ、そのうち・・・・
我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~
みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。
何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。
第一部(領地でスローライフ)
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。
しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
第二部(学園無双)
貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。
貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。
だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。
そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。
ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・
学園無双の痛快コメディ
カクヨムで240万PV頂いています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる