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◇210◇集まったモンスターの山
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周りがモンスターの死体だらけになっている。凄い風景だ。
そこに返り血を浴びて赤く染まってったルイユが立っている。
「やはり、モンスターを操っている者を倒さないと埒があきませんね」
そう言うと、コーリゼさんが手にしていた剣を拾う。
「お借りし……」
と、ルイユは驚いた顔になった。
「なんだここは……」
そう言って現れたのは、アベガルさんだ。
「うう……」
コーリゼさんも目を覚ました。
「このモンスターを倒したのはお前なのか? ルイユ」
「やはり、あなたがルイユか……」
コーリゼさんは、上半身を起こす。
「これも自作自演だと言いますか?」
ルイユは、チラッとコーリゼさんを見るも、そうアベガルさんに問いかける。
「いや。さすがに無理だと思うが……」
自作自演に見せる為に、自分をモンスターに襲わせる事はしないだろうとアベガルさんも思ったみたい。
ルイユが、テイマーじゃないという前提なら、モンスターは手加減なしでルイユを襲うだろう。
そして、この数だ。死を覚悟しないと普通はしないと思う。いや、思いつかないと思う。
「そうですか。では、あそこにいるエルフがモンスターを操っているようですので、お願いしますね」
「何?」
ルイユが指差す方向を全員が見つめる。
人影が遠ざかっていくのが見えた。
「待て!」
アベガルさんが、その人影を追いかけて消えて行った。
「何故か今回は、すんなり信じたね」
ボソッとイラーノが呟く。
「この剣は、元からあなたのですか?」
唐突にルイユが、コーリゼさんに問う。
「俺の村に伝わる剣です。切れ味抜群でしょう?」
「えぇ。素晴らしいです。大切にして下さいね」
立ちながら言うコーリゼさんに剣を返しながらルイユが返した言葉に、僕達は驚いた。
コーリゼさんは、ルイユが剣を持っていたからそれでモンスターを倒したと思ったようだけど、ルイユはその剣でモンスターを斬っていない。
僕達は、首を傾げた。
「くそ、逃げられた」
そう言って、アベガルさんが戻って来た。
「怪我はないかお前達。って、イラーノがいるか」
怪我したとしてもイラーノのヒールで回復しているかとアベガルさんは言ったんだ。
「で、今回狙われたのは、コーリゼか?」
何故わかったかわからないけど、アベガルさんがそう聞く。
「何故、俺が……」
「じゃルイユか?」
「二人じゃなかったのか?」
コーリゼさんが、そう言う。
どうやら狙われていた事を隠したいみたいだ。
「二人が狙われていたのなら出口付近で襲われているだろう? しかもかなりのモンスターが集まっている。俺も五体程相手にして死ぬかと思ったけど、途中で二体を残しどこかへ消えて行った。ここに来たのは間違いないだろう」
「四人いたから沢山集まって来たのではないですか? というか、あそこにいたエルフが呼び寄せていた。つまりエルフに見つかったからモンスターが集まった」
「なるほど」
ルイユがコーリゼさんを察して、そう言った? 彼を自ら助けたの?
あの剣に何かあるのだろうか?
「まあ誰を狙ったかは置いておいて、どうして狙ったのかは知っているか?」
アベガルさんが、ルイユに問う。
「知りません」
「では、ルイユ、君はなぜここにいる? 何しに来た。君の目的は何だ? 人間とエルフへの復讐はどうした?」
「あなたがエルフを信じたようなので、私も考えなおしたのです」
「ほう。ではエルフの森に向かったのは何故だ?」
「エルフの森? だからそれは話したでしょう?」
「俺が聞いているのは、あのモンスターに食べられたフリをした後の事を言っているんだが?」
アベガルさんはギロリと睨んで、ルイユを見た。
「何の事でしょう?」
「とぼけるな! マドラーユを使ってクテュールを森に呼び出しただろう」
「そ、それは……二人の時間を作りたかったからで……」
そう言ってルイユは、照れたような素振りでアベガルさんに背を向けた。
もしかしてその三時間は、僕とずっと一緒だったって事になってるの?
「リスを使って連絡を取り合っていたと……」
「か、簡単な手紙のやり取りをしてただけです。一生懸命考えてた作戦なのに、ばればれだったなんてお恥ずかしい」
「なあ、この二人ってデキているのか?」
驚いたように、コーリゼさんが聞いた。
「どうやら俺が知らない間に、相思相愛になったみたいだね」
ちょっと! 誰も信じないから!
「君とじゃなく彼と彼女がか?」
コーリゼさんが驚く。これで騙せると思っているルイユに、僕も驚いている。
そこに返り血を浴びて赤く染まってったルイユが立っている。
「やはり、モンスターを操っている者を倒さないと埒があきませんね」
そう言うと、コーリゼさんが手にしていた剣を拾う。
「お借りし……」
と、ルイユは驚いた顔になった。
「なんだここは……」
そう言って現れたのは、アベガルさんだ。
「うう……」
コーリゼさんも目を覚ました。
「このモンスターを倒したのはお前なのか? ルイユ」
「やはり、あなたがルイユか……」
コーリゼさんは、上半身を起こす。
「これも自作自演だと言いますか?」
ルイユは、チラッとコーリゼさんを見るも、そうアベガルさんに問いかける。
「いや。さすがに無理だと思うが……」
自作自演に見せる為に、自分をモンスターに襲わせる事はしないだろうとアベガルさんも思ったみたい。
ルイユが、テイマーじゃないという前提なら、モンスターは手加減なしでルイユを襲うだろう。
そして、この数だ。死を覚悟しないと普通はしないと思う。いや、思いつかないと思う。
「そうですか。では、あそこにいるエルフがモンスターを操っているようですので、お願いしますね」
「何?」
ルイユが指差す方向を全員が見つめる。
人影が遠ざかっていくのが見えた。
「待て!」
アベガルさんが、その人影を追いかけて消えて行った。
「何故か今回は、すんなり信じたね」
ボソッとイラーノが呟く。
「この剣は、元からあなたのですか?」
唐突にルイユが、コーリゼさんに問う。
「俺の村に伝わる剣です。切れ味抜群でしょう?」
「えぇ。素晴らしいです。大切にして下さいね」
立ちながら言うコーリゼさんに剣を返しながらルイユが返した言葉に、僕達は驚いた。
コーリゼさんは、ルイユが剣を持っていたからそれでモンスターを倒したと思ったようだけど、ルイユはその剣でモンスターを斬っていない。
僕達は、首を傾げた。
「くそ、逃げられた」
そう言って、アベガルさんが戻って来た。
「怪我はないかお前達。って、イラーノがいるか」
怪我したとしてもイラーノのヒールで回復しているかとアベガルさんは言ったんだ。
「で、今回狙われたのは、コーリゼか?」
何故わかったかわからないけど、アベガルさんがそう聞く。
「何故、俺が……」
「じゃルイユか?」
「二人じゃなかったのか?」
コーリゼさんが、そう言う。
どうやら狙われていた事を隠したいみたいだ。
「二人が狙われていたのなら出口付近で襲われているだろう? しかもかなりのモンスターが集まっている。俺も五体程相手にして死ぬかと思ったけど、途中で二体を残しどこかへ消えて行った。ここに来たのは間違いないだろう」
「四人いたから沢山集まって来たのではないですか? というか、あそこにいたエルフが呼び寄せていた。つまりエルフに見つかったからモンスターが集まった」
「なるほど」
ルイユがコーリゼさんを察して、そう言った? 彼を自ら助けたの?
あの剣に何かあるのだろうか?
「まあ誰を狙ったかは置いておいて、どうして狙ったのかは知っているか?」
アベガルさんが、ルイユに問う。
「知りません」
「では、ルイユ、君はなぜここにいる? 何しに来た。君の目的は何だ? 人間とエルフへの復讐はどうした?」
「あなたがエルフを信じたようなので、私も考えなおしたのです」
「ほう。ではエルフの森に向かったのは何故だ?」
「エルフの森? だからそれは話したでしょう?」
「俺が聞いているのは、あのモンスターに食べられたフリをした後の事を言っているんだが?」
アベガルさんはギロリと睨んで、ルイユを見た。
「何の事でしょう?」
「とぼけるな! マドラーユを使ってクテュールを森に呼び出しただろう」
「そ、それは……二人の時間を作りたかったからで……」
そう言ってルイユは、照れたような素振りでアベガルさんに背を向けた。
もしかしてその三時間は、僕とずっと一緒だったって事になってるの?
「リスを使って連絡を取り合っていたと……」
「か、簡単な手紙のやり取りをしてただけです。一生懸命考えてた作戦なのに、ばればれだったなんてお恥ずかしい」
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驚いたように、コーリゼさんが聞いた。
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