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17儀式と蘇った想い2
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おじさんが持って来た者は、一メートル四方の紙でそれに大きな円が書いてあった。
「マリアさん、円の端に立ってもらってもいいかな?」
「円ですか? それはどこに?」
おじさんに言われ、マリアさんはしきりに円を探してる様子。見えないんだあれ……。私には紙に大きく描かれた円が見えていた。多分マリアさん以外には見えていると思う。
「そうか、見ないか。じゃ紙の端に五センチ程離れて立ってもらえるかな?」
「はい」
マリアさんは頷くと、躊躇なく立った。おじさんはマリアさんの髪を挟んだ向かい側に立ち、両手をマリアさんに出した。
「嫌かもしれなが、手を握って目を閉じてもらえるかな?」
「問題ありませんわ。お願いしますわ」
これも躊躇する事なく、出された手をしっかり握り目を閉じた。
これって本当に儀式をするつもりじゃ……。
「ただ純粋に魔法使いになりたいと思うだけ。それが本物であれば必ず成功する……」
「ずっと想い続けて来た事ですわ!」
おじさんの言葉に当然とマリアさんは返す。
――魔法使いになれると強く想う事。
おじいちゃんの言葉を突然思い出す。そして目の前でまるで再現の様に円が光り始める。それは魔法陣のような模様が光として浮かび上がり、私があの時感じた感情を呼び起こす。
――これで魔法使いになれた!
心から喜んだ事を思い出した……。
手品何かではなかった。本当に儀式だったんだ!
誰も信じてくれなくて、手品だって言われて風化していった想い。私の魔法使いへの想いが、マリアさんの儀式と共に蘇った!
「すごいですわ! 足元が光っておりますわ!」
目の前では、魔法使いになった事を噛みしめて喜んでいるマリアさんがいた。
勿論、二人も喜んでいる。
「やったぁ! これでマリアさんも魔法使いだね!」
「いやぁ、さすがおじいちゃん! 用意周到!」
「おじさまありがとうございます!」
おめでとう! マリアさん!
私も心の中でお祝いした。
「あ、これが本なのですね!」
テーブルに置かれていた本に気づき、マリアさんは喜びの声を上げる。そして顔を上げ、アメリアさんの姿が目を止める。
「あなたがアメリアさんですの? 先ほどまで失礼を致しました。これから宜しくお願いしますわ」
「成功したようで何よりです」
二人は微笑みあう。
「はぁ……。成功してよかった」
紙を片付けながらおじさんがぼそりと呟いた。どうやら自信はあまりなかったみたいね。って、おじさんも儀式を受けたのだろうか?
「アメリアさん。本当にリードをお願いしても?」
「はい。条件も整ったようですし、早速行いますか?」
私がそんな事を考えていると、話が進められていく。アメリアさんの問いに私以外の全員が頷くとアメリアさんは頷いた。
「では、そちらの広いスペースにその本を置いて頂いて、召喚される方は本を囲む様に立って下さい」
アメリアさんの説明でおじさんは、本を床に置いた。そして、ハル君達は本を取り囲む。
「ルナ、何してるの? 始めるよ」
そう言って、ハル君は私に手を出して来た。まるで昔の儀式の様に……。
「私もいいの?」
「君も魔法使いじゃないか」
「仲間だろ?」
「早くしてくださないな」
カナ君と手を繋ぐマリアさんも私に手を伸ばす。私は近づき二人の手を取った。
何か凄くドキドキする。ううん。ワクワクする!
「では宜しいですか?」
アメリアさんの言葉に私達は頷いた。
「お願いします」
おじさんもそう返す。
アメリアさんは私達より少し離れた所に立っていた。
「召喚される時に眩しく感じると思うので、目を閉じているといいと思います。では、いきます!」
私達は、アメリアさんに言われた通り目を閉じた。
その後すぐに目を閉じていても外が明かるのがわかるぐらいの光を感じた!
「マリアさん、円の端に立ってもらってもいいかな?」
「円ですか? それはどこに?」
おじさんに言われ、マリアさんはしきりに円を探してる様子。見えないんだあれ……。私には紙に大きく描かれた円が見えていた。多分マリアさん以外には見えていると思う。
「そうか、見ないか。じゃ紙の端に五センチ程離れて立ってもらえるかな?」
「はい」
マリアさんは頷くと、躊躇なく立った。おじさんはマリアさんの髪を挟んだ向かい側に立ち、両手をマリアさんに出した。
「嫌かもしれなが、手を握って目を閉じてもらえるかな?」
「問題ありませんわ。お願いしますわ」
これも躊躇する事なく、出された手をしっかり握り目を閉じた。
これって本当に儀式をするつもりじゃ……。
「ただ純粋に魔法使いになりたいと思うだけ。それが本物であれば必ず成功する……」
「ずっと想い続けて来た事ですわ!」
おじさんの言葉に当然とマリアさんは返す。
――魔法使いになれると強く想う事。
おじいちゃんの言葉を突然思い出す。そして目の前でまるで再現の様に円が光り始める。それは魔法陣のような模様が光として浮かび上がり、私があの時感じた感情を呼び起こす。
――これで魔法使いになれた!
心から喜んだ事を思い出した……。
手品何かではなかった。本当に儀式だったんだ!
誰も信じてくれなくて、手品だって言われて風化していった想い。私の魔法使いへの想いが、マリアさんの儀式と共に蘇った!
「すごいですわ! 足元が光っておりますわ!」
目の前では、魔法使いになった事を噛みしめて喜んでいるマリアさんがいた。
勿論、二人も喜んでいる。
「やったぁ! これでマリアさんも魔法使いだね!」
「いやぁ、さすがおじいちゃん! 用意周到!」
「おじさまありがとうございます!」
おめでとう! マリアさん!
私も心の中でお祝いした。
「あ、これが本なのですね!」
テーブルに置かれていた本に気づき、マリアさんは喜びの声を上げる。そして顔を上げ、アメリアさんの姿が目を止める。
「あなたがアメリアさんですの? 先ほどまで失礼を致しました。これから宜しくお願いしますわ」
「成功したようで何よりです」
二人は微笑みあう。
「はぁ……。成功してよかった」
紙を片付けながらおじさんがぼそりと呟いた。どうやら自信はあまりなかったみたいね。って、おじさんも儀式を受けたのだろうか?
「アメリアさん。本当にリードをお願いしても?」
「はい。条件も整ったようですし、早速行いますか?」
私がそんな事を考えていると、話が進められていく。アメリアさんの問いに私以外の全員が頷くとアメリアさんは頷いた。
「では、そちらの広いスペースにその本を置いて頂いて、召喚される方は本を囲む様に立って下さい」
アメリアさんの説明でおじさんは、本を床に置いた。そして、ハル君達は本を取り囲む。
「ルナ、何してるの? 始めるよ」
そう言って、ハル君は私に手を出して来た。まるで昔の儀式の様に……。
「私もいいの?」
「君も魔法使いじゃないか」
「仲間だろ?」
「早くしてくださないな」
カナ君と手を繋ぐマリアさんも私に手を伸ばす。私は近づき二人の手を取った。
何か凄くドキドキする。ううん。ワクワクする!
「では宜しいですか?」
アメリアさんの言葉に私達は頷いた。
「お願いします」
おじさんもそう返す。
アメリアさんは私達より少し離れた所に立っていた。
「召喚される時に眩しく感じると思うので、目を閉じているといいと思います。では、いきます!」
私達は、アメリアさんに言われた通り目を閉じた。
その後すぐに目を閉じていても外が明かるのがわかるぐらいの光を感じた!
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