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39おじいちゃんは敵?味方?2
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「本当にそこまで魔力が少ない所だったのか? で、リアム頼んでおいた件は?」
「はい。では、まずご報告から致します」
うん? ご報告? あれ? アメリアさんのお兄さんはどうするの?
「地球は精霊魂の確認は出来ましたが、精霊の確認はしておりません」
「何だと? では地球の人間達はどのようにして暮らしていたのだ?」
「はい。彼らは魔法を捨てたか、または魔法文化が滅びたようで、違う文明を築いておりました。魔法を使わずとも道具を使い生活をしておりました」
おじいちゃんは、淡々とティメオさんに報告をしている。
……どういう事? 家出じゃなかったっけ?
私が困惑するもおじいちゃんは報告を続けている。
「マジックアイテムのみという事か?」
「いえ。魔法関係は一切使っておりませんでした。魔力を宿さない道具で空を飛び、色んな物を作り上げておりました」
その報告には私達地球人以外の人達は驚いていた。まあ、そうだよね。私も電気を使わずに、私達と同じような生活をしていたら驚くもん。
アメリアさんは地球に行ったけど、魔力が少ないって事しか知らなかっただろうし。
「そんな事が可能だとは……。では地球の人間に魔法を使える者は存在しないという事だな」
「はい。彼らを除いては確認をしておりません」
と、おじいちゃんは私達を紹介した!
えぇ!? どういう事? まるで地球の魔法使いを連れてきました的は発言なんですけど!?
どうしよう! 私達騙されて連れて来られたみたい!
「マリアさん……」
どうしようと言おうと思って振り向いたら、目がキラキラしていた。ロサーノさんに連れてかれそうになった時の様に。ってハル君とカナ君もじゃん!
「いやいやいや、なんで喜んでいるのよ! このままだと私達今度こそ本の中かもしれないんだよ! ……もしかして、魔法の牢獄に入ってみたいと思っているわけじゃないよね?」
恐ろしい考えが浮かんで聞いた。逃げる事も出来ずいつ出られるかもわからない魔法の牢獄に入ってみたいなんて思ってないよね?! 魔法の牢獄って響きはいいけど、入れられたらどうにも出来ないんだからね!
「別にそんな事思ってねぇよ」
カナ君の言葉に二人も頷き、私は安堵する。
「何かファンタジーの主人公になった気分じゃない?」
ハル君は、凄く呑気な事を言い出した。って皆そんな感じですか!?
「何も心配いりませんわ。敵を欺くにはまず味方からですわ!」
敵って……ティメオさんは敵ですか……。
「そうそう。おじいちゃんも言っていたじゃん。どんな事があっても信じろって」
カナ君がそう言うと二人もそうそうと相槌を打った。
そんな楽観的で大丈夫なの? 私は不安でしょうがないんだけど……。
精霊の本から出て来て、アメリアさんと出会ったのは偶然でも、最初からここには戻って来る予定だったよね。
もしかして最初から……少なくともハル君とカナ君は一緒に連れて行くつもりだったのかも。確かに試験に合格してここに来たけど、おじいちゃんは三人の事をよく知っていて扱うのうまい! アメリアさん達にしてもあの時にどういう反応をするか大体わかっていたのかもしれない……。――計画的に連れてこられた!?
私は嫌な答えに至ってしまう。
本当に仕組まれて連れて来られていたとしたら……。
『心配するな。いざとなったらルナだけは助けるから』
近くに来てボソッとタフィーくんは私に呟いた!
何と不吉な事を! って、何故私だけ? え? パートナーの件ってマジだったとか?
もう何が何だかわからないよ!!
「はい。では、まずご報告から致します」
うん? ご報告? あれ? アメリアさんのお兄さんはどうするの?
「地球は精霊魂の確認は出来ましたが、精霊の確認はしておりません」
「何だと? では地球の人間達はどのようにして暮らしていたのだ?」
「はい。彼らは魔法を捨てたか、または魔法文化が滅びたようで、違う文明を築いておりました。魔法を使わずとも道具を使い生活をしておりました」
おじいちゃんは、淡々とティメオさんに報告をしている。
……どういう事? 家出じゃなかったっけ?
私が困惑するもおじいちゃんは報告を続けている。
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「いえ。魔法関係は一切使っておりませんでした。魔力を宿さない道具で空を飛び、色んな物を作り上げておりました」
その報告には私達地球人以外の人達は驚いていた。まあ、そうだよね。私も電気を使わずに、私達と同じような生活をしていたら驚くもん。
アメリアさんは地球に行ったけど、魔力が少ないって事しか知らなかっただろうし。
「そんな事が可能だとは……。では地球の人間に魔法を使える者は存在しないという事だな」
「はい。彼らを除いては確認をしておりません」
と、おじいちゃんは私達を紹介した!
えぇ!? どういう事? まるで地球の魔法使いを連れてきました的は発言なんですけど!?
どうしよう! 私達騙されて連れて来られたみたい!
「マリアさん……」
どうしようと言おうと思って振り向いたら、目がキラキラしていた。ロサーノさんに連れてかれそうになった時の様に。ってハル君とカナ君もじゃん!
「いやいやいや、なんで喜んでいるのよ! このままだと私達今度こそ本の中かもしれないんだよ! ……もしかして、魔法の牢獄に入ってみたいと思っているわけじゃないよね?」
恐ろしい考えが浮かんで聞いた。逃げる事も出来ずいつ出られるかもわからない魔法の牢獄に入ってみたいなんて思ってないよね?! 魔法の牢獄って響きはいいけど、入れられたらどうにも出来ないんだからね!
「別にそんな事思ってねぇよ」
カナ君の言葉に二人も頷き、私は安堵する。
「何かファンタジーの主人公になった気分じゃない?」
ハル君は、凄く呑気な事を言い出した。って皆そんな感じですか!?
「何も心配いりませんわ。敵を欺くにはまず味方からですわ!」
敵って……ティメオさんは敵ですか……。
「そうそう。おじいちゃんも言っていたじゃん。どんな事があっても信じろって」
カナ君がそう言うと二人もそうそうと相槌を打った。
そんな楽観的で大丈夫なの? 私は不安でしょうがないんだけど……。
精霊の本から出て来て、アメリアさんと出会ったのは偶然でも、最初からここには戻って来る予定だったよね。
もしかして最初から……少なくともハル君とカナ君は一緒に連れて行くつもりだったのかも。確かに試験に合格してここに来たけど、おじいちゃんは三人の事をよく知っていて扱うのうまい! アメリアさん達にしてもあの時にどういう反応をするか大体わかっていたのかもしれない……。――計画的に連れてこられた!?
私は嫌な答えに至ってしまう。
本当に仕組まれて連れて来られていたとしたら……。
『心配するな。いざとなったらルナだけは助けるから』
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