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第3章 狐の嫁入り、夢か現か
第41話 母の願い
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――少し話が難解なため、軽く噛み砕くとしよう。
妖狐族の権能。
それは、幻想や幻惑を生み出す力。
アザミさんの娘は、妖狐なんて目ではないほどに強い力を持つ九尾の狐としてこの幻想世界に生まれた。
しかし、その絶大な権能を使いこなすのは、生まれたばかりの少女には酷な話であった。
その気になれば、全ての人類の五感・認識・記憶すら欺いて、幻想を現実にできる力。それだけのポテンシャルを秘めた能力が、アザミさんの娘の制御を離れ暴走する。
あげく、妖狐族それぞれの認識や記憶をデタラメに書き換え、大混乱に陥れ、もはや何が現実で虚構なのかもわからない状況に仕立て上げた。
そして――アザミさんの最愛の夫も、その暴走の餌食になり――一部の人間は存在すら覚えていないばかりか、“決して誰の目にも認識されない”という幻想の呪いを受けることになる。
その事実に耐えかねたアザミさんや一族の者達は、揃って幼子を糾弾し、追放した。
一時の激情と悲哀、恐怖に身を任せ、どうしようもない事故で起きてしまった悲劇であることすら忘れて。
――。
「……言ったであろう。朕は、どうしようもなく浅ましく、族長を名乗ることすら烏滸がましい愚者よ」
アザミさんは、己の罪に悔いるようにしてそう苦々しげに言葉を吐き出す。
「今思えば、各階層を彷徨うこの神座神殿が0階層と呼ばれるのも、そういう運命なのであろうな。彷徨う旅人……愚者の0番。朕の背負う業に、あまりにも皮肉が効きすぎておる」
教養のない僕には、言っている意味がイマイチわからない。
だが、そんなことなどどうでもいい。僕はただ、悔恨に暮れるアザミさんが、痛ましくて、可哀想で、胸が締め付けられる思いだった。
「ゆえに、おぬしにこうして頭を下げるのは筋違いも甚だしいのは理解している。こちらの事情にそなたを巻き込むべきではないことも。それでもどうか、この哀れで醜い私のために、僅かながら助力を願えないだろうか?」
そう言って、目の前のアザミさんは頭を下げる。
呼び方が朕から私に変わったのは、妖狐族の族長としてのプライドを捨て、僕に恥も外聞も捨てて頼み込む意志があるからか。
僕はしばらく押し黙った後、
「あなたが苦しんでいるのは、すごくよくわかります。自分の侵した罪に押し潰されそうになって。本来愛するべき自分の子を心配しない母親が、この世界にいるわけがない。だから、僕はあなたを手助けしたい」
嘘偽りのない本心を、憔悴しきった女性へ告げた。
きっと、何年も血眼になって放逐してしまった娘を探したはずだ。それは、彼女の目を見ていればわかる。
優しい人だ。だから、最愛の人の消失に耐えられず取り乱し――その後、自分が取り返しの付かないことをしたと、悔やんで、悔やんで、悔やみ続けてきたのだろう。
ただ――
「一つ聞きたいことがあります」
「なんなりと」
「あなたが、八方塞がりの状況から、最後の切り札として僕を選んだ理由を、今一度お聞かせ願えませんか?」
心のありようと彼女は言った。
しかし、それだけなら僕なんかより優れた人間はごまんといる。
だから、彼女が僕を選んだその理由の――奥底にある真意に触れたかった。
「そうであるな。その心の在り方と、為人に惚れ込んだのは先程も言った通りだが……朕がそなたの中に光を見たのは、“最強種”との縁であるな」
「縁?」
「うむ。先程も述べたが、“最強種”とは本来、人間が相対すれば溢れ出るオーラで萎縮し、気絶してもおかしくはない超常の存在。そして、紛う事なきモンスター。その存在は、人間とは相容れぬ。それでも、そのモンスターのために身体を張って手を差し伸べ、実際に絆を結んできたそなたに、朕は畏敬の念を抱く。人とモンスターの垣根を越え、縁に恵まれたそなたならば、朕が傷つけた娘を――カリンを見つけ出し、あっさりと心を救ってくれるのではないか。そんな気がしてならないのだ」
「随分と、過大評価ですね」
「おぬしにとってははた迷惑な話かもしれぬが、実際にそれだけのことをやっている。だからこそ、朕はそなたに、最後の希望を託したい。もちろん、朕に協力できることならばなんでもする。例え失敗しても、褒美はとらせるつもりである。だから、どうか――」
私の娘を。
そう言って、アザミさんは深く頭を下げる。
「そこまで頭を下げなくても、僕は協力させていただきます。どこまでやれるかは、わかりませんが」
「すまぬ、恩に着る……」
僕にできることはちっぽけだけど、それでも、このまま放っておいたらきっと、誰も笑顔になれない。
だから、やれることはなんでもやろう。
感謝に頬を綻ばせるアザミさんを見て、僕はそう心に誓った。
――。
「お疲れ様……帰りの案内は、私がする」
アザミさんと別れ、外に出た僕を出迎えたのは、小柄な巫女少女であるミミさんだった。
「それはどうも」
僕は、スタスタと歩いて行くミミさんの後ろについて、歩き出す。
降りしきる紅葉を見ながら、元来た道を戻る。シャルやミリーさんは、寂しい思いをしていないだろうか?
そんな風に思っていた僕の耳に、ミミさんの声が届いた。
「ありがとう」
「……? どうして感謝を?」
「族長、ああ見えて優しいから。一族の混乱も、咎も、全部一人で背負おうとしてた。娘が――カリンが見つからないのは全部自分のせいだって、苦しんで、ふさぎ込んで……本当は、誰のせいでもないのに」
そう語るミミさんの表情は、どこか愁いを帯びていて。
それが、僅か7,8歳くらいの少女が浮かべるには、あまりにも大人びた表情で、狐に摘ままれたような気分にさせられる。
「だから、族長に――アザミに手を差し伸べてくれてありがとう。私は、何もできないから」
「いえ、お気になさらず」
そう答えて、僕はふと違和感を覚える。
「あれ? あなたは雑用係ですよね? 何もできないなんてそんなこと――」
顔を上げた僕は、言葉を詰まらせる。
いつの間にか。辺りは、霧が晴れ、紅葉や銀杏も舞ってはいない。
当然のようにミミさんの姿はなく、代わりに――
「お、いたのじゃ!」
「どこ行ってたんですか絆さん! 急に姿が見えなくなって、心配しました!」
シャルとミリーさんが、僕の顔を覗き込んでいる。
「――あ、いや。なんでもない」
「ならよかった。まったく、急に気配が消えて焦った拍子に、何事もなかったように現れおって……瞬間移動の力でも習得したのかの?」
「まったくです。急に消えて現れるものだから、一瞬目を疑いましたよ」
「えと……ごめん」
そうか。神座神殿とこの空間では、時間の流れが違うんだっけ。
55階層に取り残されたシャル達には、僕がいきなり消えて現れたように見えたわけか。
「心配させて悪かったよ。あとで、いろいろと詳細は話す」
「……その分だと、また厄介ごとに巻き込まれたか? いや、旦那様のことじゃ。どうせ自分から面倒ごとに首を突っ込んだに違いない」
「ですね」
シャルとミリーさんは、呆れたようにそう嘆息する。
「うぐ……な、なんでそう断言できるんだ」
「それはまあ……」
「どうしてと言われても」
シャルとミリーさんは顔を見合わせてから
「旦那様じゃし」
「絆くんですし」
同じタイミングで、同じ事を述べる。
「なんだそれは……」
謎にシンクロ率の高い嫁2人がクスクスと笑うのを尻目に、僕は深いため息をつくのだった。
妖狐族の権能。
それは、幻想や幻惑を生み出す力。
アザミさんの娘は、妖狐なんて目ではないほどに強い力を持つ九尾の狐としてこの幻想世界に生まれた。
しかし、その絶大な権能を使いこなすのは、生まれたばかりの少女には酷な話であった。
その気になれば、全ての人類の五感・認識・記憶すら欺いて、幻想を現実にできる力。それだけのポテンシャルを秘めた能力が、アザミさんの娘の制御を離れ暴走する。
あげく、妖狐族それぞれの認識や記憶をデタラメに書き換え、大混乱に陥れ、もはや何が現実で虚構なのかもわからない状況に仕立て上げた。
そして――アザミさんの最愛の夫も、その暴走の餌食になり――一部の人間は存在すら覚えていないばかりか、“決して誰の目にも認識されない”という幻想の呪いを受けることになる。
その事実に耐えかねたアザミさんや一族の者達は、揃って幼子を糾弾し、追放した。
一時の激情と悲哀、恐怖に身を任せ、どうしようもない事故で起きてしまった悲劇であることすら忘れて。
――。
「……言ったであろう。朕は、どうしようもなく浅ましく、族長を名乗ることすら烏滸がましい愚者よ」
アザミさんは、己の罪に悔いるようにしてそう苦々しげに言葉を吐き出す。
「今思えば、各階層を彷徨うこの神座神殿が0階層と呼ばれるのも、そういう運命なのであろうな。彷徨う旅人……愚者の0番。朕の背負う業に、あまりにも皮肉が効きすぎておる」
教養のない僕には、言っている意味がイマイチわからない。
だが、そんなことなどどうでもいい。僕はただ、悔恨に暮れるアザミさんが、痛ましくて、可哀想で、胸が締め付けられる思いだった。
「ゆえに、おぬしにこうして頭を下げるのは筋違いも甚だしいのは理解している。こちらの事情にそなたを巻き込むべきではないことも。それでもどうか、この哀れで醜い私のために、僅かながら助力を願えないだろうか?」
そう言って、目の前のアザミさんは頭を下げる。
呼び方が朕から私に変わったのは、妖狐族の族長としてのプライドを捨て、僕に恥も外聞も捨てて頼み込む意志があるからか。
僕はしばらく押し黙った後、
「あなたが苦しんでいるのは、すごくよくわかります。自分の侵した罪に押し潰されそうになって。本来愛するべき自分の子を心配しない母親が、この世界にいるわけがない。だから、僕はあなたを手助けしたい」
嘘偽りのない本心を、憔悴しきった女性へ告げた。
きっと、何年も血眼になって放逐してしまった娘を探したはずだ。それは、彼女の目を見ていればわかる。
優しい人だ。だから、最愛の人の消失に耐えられず取り乱し――その後、自分が取り返しの付かないことをしたと、悔やんで、悔やんで、悔やみ続けてきたのだろう。
ただ――
「一つ聞きたいことがあります」
「なんなりと」
「あなたが、八方塞がりの状況から、最後の切り札として僕を選んだ理由を、今一度お聞かせ願えませんか?」
心のありようと彼女は言った。
しかし、それだけなら僕なんかより優れた人間はごまんといる。
だから、彼女が僕を選んだその理由の――奥底にある真意に触れたかった。
「そうであるな。その心の在り方と、為人に惚れ込んだのは先程も言った通りだが……朕がそなたの中に光を見たのは、“最強種”との縁であるな」
「縁?」
「うむ。先程も述べたが、“最強種”とは本来、人間が相対すれば溢れ出るオーラで萎縮し、気絶してもおかしくはない超常の存在。そして、紛う事なきモンスター。その存在は、人間とは相容れぬ。それでも、そのモンスターのために身体を張って手を差し伸べ、実際に絆を結んできたそなたに、朕は畏敬の念を抱く。人とモンスターの垣根を越え、縁に恵まれたそなたならば、朕が傷つけた娘を――カリンを見つけ出し、あっさりと心を救ってくれるのではないか。そんな気がしてならないのだ」
「随分と、過大評価ですね」
「おぬしにとってははた迷惑な話かもしれぬが、実際にそれだけのことをやっている。だからこそ、朕はそなたに、最後の希望を託したい。もちろん、朕に協力できることならばなんでもする。例え失敗しても、褒美はとらせるつもりである。だから、どうか――」
私の娘を。
そう言って、アザミさんは深く頭を下げる。
「そこまで頭を下げなくても、僕は協力させていただきます。どこまでやれるかは、わかりませんが」
「すまぬ、恩に着る……」
僕にできることはちっぽけだけど、それでも、このまま放っておいたらきっと、誰も笑顔になれない。
だから、やれることはなんでもやろう。
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――。
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アザミさんと別れ、外に出た僕を出迎えたのは、小柄な巫女少女であるミミさんだった。
「それはどうも」
僕は、スタスタと歩いて行くミミさんの後ろについて、歩き出す。
降りしきる紅葉を見ながら、元来た道を戻る。シャルやミリーさんは、寂しい思いをしていないだろうか?
そんな風に思っていた僕の耳に、ミミさんの声が届いた。
「ありがとう」
「……? どうして感謝を?」
「族長、ああ見えて優しいから。一族の混乱も、咎も、全部一人で背負おうとしてた。娘が――カリンが見つからないのは全部自分のせいだって、苦しんで、ふさぎ込んで……本当は、誰のせいでもないのに」
そう語るミミさんの表情は、どこか愁いを帯びていて。
それが、僅か7,8歳くらいの少女が浮かべるには、あまりにも大人びた表情で、狐に摘ままれたような気分にさせられる。
「だから、族長に――アザミに手を差し伸べてくれてありがとう。私は、何もできないから」
「いえ、お気になさらず」
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シャルとミリーさんは、呆れたようにそう嘆息する。
「うぐ……な、なんでそう断言できるんだ」
「それはまあ……」
「どうしてと言われても」
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