43 / 153
第一章 《英雄(不本意)の誕生編》
第43話 動き出した悪意
しおりを挟む
《リクス視点》
「勝った勝った! 勝ちましたよ、リクスくん!」
「ほんとだなー。凄いなあいつ」
まるで自分のことかのように喜び、興奮した様子で俺の方を見てくるフランに、頷いて返す。
サルムもまた、感心したように、颯爽と退場していくサリィを見送っていた。
今相手にしたヤツは、どうやら一年Sクラスの代表生徒らしい。
つまり、実力面では一年で最も強いと思われる生徒だ。
その相手を完封とは。なんでそんな強い子が、バルダにやられていたのかよくわからないけど、あのバルダのことだ。汚い手を使って不意打ちでもしたに違いない。
とにもかくにも、サリィの圧勝から始まった決勝大会は、これ以上ないほどの盛り上がりを見せていた。
観客のサリィに向ける興味も、相当なものである。
「やるなぁ~あの子」「可愛い顔して強いとか、ズルいぜ!」「俺、今日からサリィ様の下僕……あ、いやファンになる!」
おい、最後のヤツ。心の声が漏れてるぞ。
そんなことを思いつつ、サリィが吸い込まれていった入退場口を見ていると、エレン先輩が身を乗り出して俺の方を覗き込んできた。
「やるなぁ、あの子。君達のクラスメイトなんだろう?」
「はい、まあ。今後が楽しみです」
たぶんすぐに退学するから、今後を見ることはないだろうけど。心の中でそう付け加える。
「あの年で風属性魔法を使いこなしてる。大したものだと思うよ。ま、ウチほどじゃないけどね」
「うわー、さらっとマウントとりましたね」
「心外な。事実を言っただけだけど?」
「まあそりゃ、事実でしょうけど」
エレン先輩は王国防衛の要となる現役の副騎士団長様だ。
本人は嫌味を言ってるつもりも、マウントをとったつもりもないんだろう。自分の方がサリィより強いという、純然たる事実を口にしただけだ。
「しっかし、暇だな~。どうせならウチも決勝大会参加したかったな」
「特別選抜枠に入ってるんだから、参加する必要自体ないのでは?」
「そうなんだけどね。ウチは、同じ学校の生徒とぶつかり合いたいんだよ。こう、青春の一ページというか、なんというか。そう、そんな感じ」
「は、はぁ」
そんな感じ。とか言われても、どんな感じなのかよくわからない。
「実際今日は、観戦する予定もなかったんだけどね。当初はサボって、君のお姉さんと模擬戦をする予定だった」
「いやいやいや、決勝大会は確か全生徒強制参加ですよね? 生徒会長と副会長が2人揃ってなんてことしようとしてたんですか」
思わぬ爆弾発言に、思わず天を仰いだ。
学年を越えて観戦できるシステムも、飽きてサボる生徒が出ないようにとの配慮らしい。
もう退学するからルール破っても怖くない俺ならまだしも、現役のトップ2が堂々とサボってしまおうというのは、少し問題があるのではなかろうか。
「いいんだよ~、バレなきゃ」
「なかなか剛胆ですね」
「はは。そんくらいじゃなきゃ、騎士団の副団長なんてやれないって」
エレン先輩は爽やかに笑い飛ばした。
ほんとに、肝が据わっていらっしゃる。
「ところで、その模擬戦する予定だった姉さんはどこに?」
「ああ、それならさっき副校長のところに行ったよ。それで思いだしたけど、君噂になってるよね?」
「噂ですか?」
「うん。街中で同級生相手に魔法を使って、痛めつけたって話」
「それ、三年生の間でも広まってるんですか!?」
俺は少し驚いた。
情報の伝達が早すぎる。
「そこまで気にしてなかったけど、結構噂になってたと思うよ。もしそうなら退学案件だけど、実際のとこどうなのさ」
「……事実です」
「ふ~ん、そっか」
「ま、待ってください!」
そのとき、ずっと話を聞いていたフランが割り込んできた。
「そのことなんですが、リクスくんは私達を護るためにルールを犯したんです! 好き好んで誰かを傷つけるような人ではないので、どうか勘違いだけはしないであげてください!」
「うん、わかってる」
「え」
必死で訴えていたフランが、思わぬエレン先輩の反応に目を見開く。
「ウチが尊敬する勇者の弟だからね。何か理由があったことは、容易に察しが付く。校則では表向き正当防衛も認められていないけど、相手の過失割合が高いと証明できれば少なからず話は変わってくるだろう。それに、君は三年生の間でも人気が高い。君の味方をして抗議してくれる人もいると思うよ」
「エ……なんで人気高いんですか?」
なにそれ、初耳なんですけども。
「君は編入試験で腫れ物の《暴君》と《速撃》を下したからね。ファンが多いのさ。相手の方が過失割合が高く、ルールに則った君の退学を良しとしない声が学内にある以上、学校としても無視はできない。譲歩して停学ってところじゃないかな? だから安心していいと思うよ」
「そ、そうデスカ」
ここにきて、退学できない説が濃厚になってきた……だと!?
これは由々しき事態だ。
「まあ、そんなわけでウチは君の進退を然程心配してなかったわけだけど……いかんせん、君の姉さんは心配性だからね。退学になるという噂を耳にした瞬間、副校長先生のところに飛んで行ったよ。在校生の進退のジャッジを下すのは、ニムルス副校長だから」
「ま、マジですか……」
姉さんが、俺の退学を阻止するために動き出してしまった?
だとしたら非常にマズい。仮にも姉さんは、この学校の生徒会長であり、勇者。その権力だって、決して低くはないだろう。
ただでさえ雲行きが怪しくなりかけている状態で、権力者の鶴の一声がかかれば、どうなるか。想像に難くない。
「……止めなきゃ」
「ん? 弟君?」
俺が立ち上がると同時に、エレン先輩が首を傾げる。
俺が今からすべきこと。それは、姉の暴走を止めること。俺の退学を阻止するために、副校長に会いに行った姉を、今から全力で追いかけて止めることだ。
「もう一刻の猶予もない。この暴走を止めなければ……!」
「リクスくん、何を言って……?」
フランがそう問いかけてきた、そのときだった。
不意に、地響きが鳴りだした。それは瞬く間に大きくなり、威圧感と共に膨れあがっていく。
「な、なに!?」「何が起きてるの!?」「地面が揺れて……きゃあ!」
あちこちで戸惑う声が上がり、次の瞬間。
ステージを下から突き破り、大量の陰が現れた。
それらは、一言で言うならモンスターの群れ。
ドラゴンやグリフォンなどの架空生物に、ゴーレムなどの魔法生物。
それらが数十匹という単位で、地面を突き破って現れたのだ。
「「「「キシャアアアアアアアアァ」」」」
天を割らんばかりの咆哮が、彼等の口から放たれる。
「召喚獣の群れ、だと……!? なんでそんなものが、学校の地下から現れたんだ? いやそれより、弟くんは地鳴りの前に、何かに気付いていたようだった……まさか、この暴走に会場中の誰よりも早く気付いていたのか!?」
背後で、エレン先輩の驚いたような声が聞こえるが、そんなもの聞いている暇はない。
なんか、前触れも無くいきなりよくわからない事態になったけど、たぶん学校側のサプライズイベントか何かだろう。
とにかく、俺がやることは依然変わらない。
姉さんが副校長先生に接触する前に、姉さんを止める! 俺の退学のために!!
そう覚悟を決め、俺は状況が飲み込めて居ないような生徒達を置き去りに、駆けだした。
「勝った勝った! 勝ちましたよ、リクスくん!」
「ほんとだなー。凄いなあいつ」
まるで自分のことかのように喜び、興奮した様子で俺の方を見てくるフランに、頷いて返す。
サルムもまた、感心したように、颯爽と退場していくサリィを見送っていた。
今相手にしたヤツは、どうやら一年Sクラスの代表生徒らしい。
つまり、実力面では一年で最も強いと思われる生徒だ。
その相手を完封とは。なんでそんな強い子が、バルダにやられていたのかよくわからないけど、あのバルダのことだ。汚い手を使って不意打ちでもしたに違いない。
とにもかくにも、サリィの圧勝から始まった決勝大会は、これ以上ないほどの盛り上がりを見せていた。
観客のサリィに向ける興味も、相当なものである。
「やるなぁ~あの子」「可愛い顔して強いとか、ズルいぜ!」「俺、今日からサリィ様の下僕……あ、いやファンになる!」
おい、最後のヤツ。心の声が漏れてるぞ。
そんなことを思いつつ、サリィが吸い込まれていった入退場口を見ていると、エレン先輩が身を乗り出して俺の方を覗き込んできた。
「やるなぁ、あの子。君達のクラスメイトなんだろう?」
「はい、まあ。今後が楽しみです」
たぶんすぐに退学するから、今後を見ることはないだろうけど。心の中でそう付け加える。
「あの年で風属性魔法を使いこなしてる。大したものだと思うよ。ま、ウチほどじゃないけどね」
「うわー、さらっとマウントとりましたね」
「心外な。事実を言っただけだけど?」
「まあそりゃ、事実でしょうけど」
エレン先輩は王国防衛の要となる現役の副騎士団長様だ。
本人は嫌味を言ってるつもりも、マウントをとったつもりもないんだろう。自分の方がサリィより強いという、純然たる事実を口にしただけだ。
「しっかし、暇だな~。どうせならウチも決勝大会参加したかったな」
「特別選抜枠に入ってるんだから、参加する必要自体ないのでは?」
「そうなんだけどね。ウチは、同じ学校の生徒とぶつかり合いたいんだよ。こう、青春の一ページというか、なんというか。そう、そんな感じ」
「は、はぁ」
そんな感じ。とか言われても、どんな感じなのかよくわからない。
「実際今日は、観戦する予定もなかったんだけどね。当初はサボって、君のお姉さんと模擬戦をする予定だった」
「いやいやいや、決勝大会は確か全生徒強制参加ですよね? 生徒会長と副会長が2人揃ってなんてことしようとしてたんですか」
思わぬ爆弾発言に、思わず天を仰いだ。
学年を越えて観戦できるシステムも、飽きてサボる生徒が出ないようにとの配慮らしい。
もう退学するからルール破っても怖くない俺ならまだしも、現役のトップ2が堂々とサボってしまおうというのは、少し問題があるのではなかろうか。
「いいんだよ~、バレなきゃ」
「なかなか剛胆ですね」
「はは。そんくらいじゃなきゃ、騎士団の副団長なんてやれないって」
エレン先輩は爽やかに笑い飛ばした。
ほんとに、肝が据わっていらっしゃる。
「ところで、その模擬戦する予定だった姉さんはどこに?」
「ああ、それならさっき副校長のところに行ったよ。それで思いだしたけど、君噂になってるよね?」
「噂ですか?」
「うん。街中で同級生相手に魔法を使って、痛めつけたって話」
「それ、三年生の間でも広まってるんですか!?」
俺は少し驚いた。
情報の伝達が早すぎる。
「そこまで気にしてなかったけど、結構噂になってたと思うよ。もしそうなら退学案件だけど、実際のとこどうなのさ」
「……事実です」
「ふ~ん、そっか」
「ま、待ってください!」
そのとき、ずっと話を聞いていたフランが割り込んできた。
「そのことなんですが、リクスくんは私達を護るためにルールを犯したんです! 好き好んで誰かを傷つけるような人ではないので、どうか勘違いだけはしないであげてください!」
「うん、わかってる」
「え」
必死で訴えていたフランが、思わぬエレン先輩の反応に目を見開く。
「ウチが尊敬する勇者の弟だからね。何か理由があったことは、容易に察しが付く。校則では表向き正当防衛も認められていないけど、相手の過失割合が高いと証明できれば少なからず話は変わってくるだろう。それに、君は三年生の間でも人気が高い。君の味方をして抗議してくれる人もいると思うよ」
「エ……なんで人気高いんですか?」
なにそれ、初耳なんですけども。
「君は編入試験で腫れ物の《暴君》と《速撃》を下したからね。ファンが多いのさ。相手の方が過失割合が高く、ルールに則った君の退学を良しとしない声が学内にある以上、学校としても無視はできない。譲歩して停学ってところじゃないかな? だから安心していいと思うよ」
「そ、そうデスカ」
ここにきて、退学できない説が濃厚になってきた……だと!?
これは由々しき事態だ。
「まあ、そんなわけでウチは君の進退を然程心配してなかったわけだけど……いかんせん、君の姉さんは心配性だからね。退学になるという噂を耳にした瞬間、副校長先生のところに飛んで行ったよ。在校生の進退のジャッジを下すのは、ニムルス副校長だから」
「ま、マジですか……」
姉さんが、俺の退学を阻止するために動き出してしまった?
だとしたら非常にマズい。仮にも姉さんは、この学校の生徒会長であり、勇者。その権力だって、決して低くはないだろう。
ただでさえ雲行きが怪しくなりかけている状態で、権力者の鶴の一声がかかれば、どうなるか。想像に難くない。
「……止めなきゃ」
「ん? 弟君?」
俺が立ち上がると同時に、エレン先輩が首を傾げる。
俺が今からすべきこと。それは、姉の暴走を止めること。俺の退学を阻止するために、副校長に会いに行った姉を、今から全力で追いかけて止めることだ。
「もう一刻の猶予もない。この暴走を止めなければ……!」
「リクスくん、何を言って……?」
フランがそう問いかけてきた、そのときだった。
不意に、地響きが鳴りだした。それは瞬く間に大きくなり、威圧感と共に膨れあがっていく。
「な、なに!?」「何が起きてるの!?」「地面が揺れて……きゃあ!」
あちこちで戸惑う声が上がり、次の瞬間。
ステージを下から突き破り、大量の陰が現れた。
それらは、一言で言うならモンスターの群れ。
ドラゴンやグリフォンなどの架空生物に、ゴーレムなどの魔法生物。
それらが数十匹という単位で、地面を突き破って現れたのだ。
「「「「キシャアアアアアアアアァ」」」」
天を割らんばかりの咆哮が、彼等の口から放たれる。
「召喚獣の群れ、だと……!? なんでそんなものが、学校の地下から現れたんだ? いやそれより、弟くんは地鳴りの前に、何かに気付いていたようだった……まさか、この暴走に会場中の誰よりも早く気付いていたのか!?」
背後で、エレン先輩の驚いたような声が聞こえるが、そんなもの聞いている暇はない。
なんか、前触れも無くいきなりよくわからない事態になったけど、たぶん学校側のサプライズイベントか何かだろう。
とにかく、俺がやることは依然変わらない。
姉さんが副校長先生に接触する前に、姉さんを止める! 俺の退学のために!!
そう覚悟を決め、俺は状況が飲み込めて居ないような生徒達を置き去りに、駆けだした。
150
あなたにおすすめの小説
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら
リヒト
ファンタジー
現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。
そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。
その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。
お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。
ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。
お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる