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第一章 《英雄(不本意)の誕生編》
第58話 エルザVSコンダクター
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《三人称視点》
「相変わらず嫌われているようで、私は悲しいですよ。エルザさん。幼い頃手取り足取り魔法や剣技について教えてあげたというのに。感謝こそすれ、嫌われる筋合いはないというのに」
「本気で言っているのだとしたら、吐き気がしますわね」
わざとらしく肩をすくめるヒュリーへ、エルザは感情の死滅した表情で吐き捨てる。
エルザは、リクスやエレンなどの一部の人間を除き、誰も信用していない。
特に、この男への嫌悪感は相当のものだった。
それは、エルザが彼を師匠の座から追放するきっかけとなった、とある事件に起因する。
あるとき、ヒュリーとの訓練で遠征へ出掛けていたのだが、その行き先の小村で違法の魔法薬を取り扱っている人間が隠れているとの噂があった。
けれど、村人は皆知らないと言う。
それを見たヒュリーは、何の躊躇いもなく、村人全員を斬って捨てたのだ。
いわく、「犯罪者を匿っているというのなら、彼等も同様に悪人です」、と。そう、返り血のついた笑顔で言ったのだ。
匿っていると決まったわけでもないのに、犯罪者と言い捨てた悪人がエルザの目の前にいたのだ。
そして今、平気で違法薬も取り扱っている《神命の理》の関係者だということがわかった。
もう、ただの狂人である。
一見女子にモテそうな優男だからこそ、そのドブの悪臭を凝縮して煮詰めたような内面に、余計に吐き気を催す。
「一つ、お聞きしてもいいですか?」
その優男が、ニヤニヤとした笑みを崩さぬまま、エルザへ問うた。
「魔法を封じられたあなたが、どうして天使と相打ちに持ち込むことができたのです? いえ、こうして本体と分身が入れ替わっているのを見る限り、最初からこの展開を狙っていたとでも?」
ヒュリーの疑問はもっともだ。
聖剣では天使を傷つけることができない。魔法も封じられては対抗する手段もない。なのに、どうやって天使を倒したのか?
「簡単よぉ。魔法を封じられたところで、私の魔力を聖剣に流して、その魔力でダメージを与えたのぉ」
「……ふざけないでください、とあなた相手でなければ申し上げていたでしょうね」
本来、攻撃に最適な四属性魔法ですら、位階の異なる天使には効果が薄い。
ただの魔力となれば、尚更だ。
純粋な魔力で天使や悪魔を傷つけるなど、普通はできない。
だが、エルザはやってのけた。
勇者として生まれ持った、莫大な魔力を以て、力尽くで。
だが、それでも必要以上に魔力を消費したのと、天使から受けたダメージでこちらも倒れてしまったのだ。
その結果、あえなく捕まり、魔造人形や聖之代弁者を呼び起こすこととなってしまった。
なんとか隙を見て磔に分身体を残し、この施設の存在と違法性の証拠を集めるために奔走していたのだ。
お陰で黒幕の尻尾を掴み、自分の失態の尻ぬぐいをリクスがしてくれたために、今こうしてヒュリーと対峙している。
残りの魔力は心許ないが、ここでヒュリーを仕留めねば、迷惑を掛けた最愛の弟に顔向けできない。
(お姉ちゃん、ちょっと頑張っちゃうわよ~!)
エルザは、聖剣を上段に構え、ヒュリーを睨みつけた。
「殺る気満々というわけですか。困りましたね……ここまで計画が狂うとは」
ヒュリーは舌打ちし、腰に佩いた剣に手を添える。
その瞬間、エルザが動いた。
残った魔力で“|身体強化ブースト”を起動し、彼我の距離を一気に詰める。
「魔力の残りが心許ないが故の短期決戦ですか」
ヒュリーは冷静に、しかし正確に相手の思惑を見抜き、“ウィンド・ブロウ”による風の推力を得て後方へ飛び下がる。
同時に、剣を薙ぎ払いつつ“ウォーター・ボム”を起動した。
剣の軌跡に沿うようにして、四つの水球が生まれる。
「行け」
ヒュリーが一言命令すれば、その水球はエルザを迎え撃つように肉薄した。
その水球を、エルザは避ける。
瞬間、四つの水球が膨張し、爆散した。
その水の爆撃を右へ左へ躱しながら、エルザはヒュリーとの距離を縮める。
一瞬にして懐に飛び込んだエルザは、迅速で聖剣を振り抜いた。
轟! という音と共に、澄んだ紅の炎が刀身から吹き出す。
咄嗟に剣を突き出したヒュリーが、ただの鉄の剣で聖剣を受け止めた。
触れれば忽ち溶解し、バターのように切れてしまうはずの、ただの剣で。
「やはり、あなたの固有魔法……!」
「ええ、“元素固定”。あらゆる物質を完全に固定する、ほぼ絶対的な御技です」
ヒュリーは不敵に笑って言った。
その発言を聞き流し、エルザは一度剣をひいて、今度はヒュリーの身体に突き立てる。
が、彼の皮膚は動かぬ壁のように、傷一つついていなかった。
聖剣の刃に当てられてもビクともしない。それこそが、ヒュリーが最高幹部として君臨する理由。
皮膚すらも、金剛石の数千倍の硬度にすることのできる、絶対的な防御力。
けれど、エルザは狼狽えない。
聖剣だって、折れるときは折れる。
生があれば死があるように、永久不滅のものというのは、この世界には有り得ない。それが、この世の中の絶対的な法則。
それを無視できるとしたら、そいつはもう“生き物”ではない。
(必ず、弱点はあるはず!)
反撃されないよう、効かぬとわかっている攻撃を繰り返しながら、エルザは頭を回転させる。
「そんな攻撃、何度繰り返したところで私には効きませんよ。まったくもって、滑稽ですね」
涼しい顔で話すヒュリー。
この余裕は、かつて何者にも攻撃を受けたことがないから来るものだ。この慢心に、付け入る隙がある。
(“元素固定”……その特性上、原子同士の結合や性質を固定することで、変形や変質を防ぐものでしょうねぇ)
その固定が完璧すぎて、剣が固定の隙間に入らないのだ。
であれば……もし、その結合が緩んだならば?
(原子の結合が緩めば、刃も通るわ!)
エルザは猛攻をピタリと止めた。
「おや? 諦めたのですか?」
「いいえ、今から始まるのよぉ。“バイブレーション”!」
エルザは、とある無属性中級魔法を、なけなしの魔力を全開にしてつぎ込み、聖剣をヒュリーの胸へ突き立てた。
「相変わらず嫌われているようで、私は悲しいですよ。エルザさん。幼い頃手取り足取り魔法や剣技について教えてあげたというのに。感謝こそすれ、嫌われる筋合いはないというのに」
「本気で言っているのだとしたら、吐き気がしますわね」
わざとらしく肩をすくめるヒュリーへ、エルザは感情の死滅した表情で吐き捨てる。
エルザは、リクスやエレンなどの一部の人間を除き、誰も信用していない。
特に、この男への嫌悪感は相当のものだった。
それは、エルザが彼を師匠の座から追放するきっかけとなった、とある事件に起因する。
あるとき、ヒュリーとの訓練で遠征へ出掛けていたのだが、その行き先の小村で違法の魔法薬を取り扱っている人間が隠れているとの噂があった。
けれど、村人は皆知らないと言う。
それを見たヒュリーは、何の躊躇いもなく、村人全員を斬って捨てたのだ。
いわく、「犯罪者を匿っているというのなら、彼等も同様に悪人です」、と。そう、返り血のついた笑顔で言ったのだ。
匿っていると決まったわけでもないのに、犯罪者と言い捨てた悪人がエルザの目の前にいたのだ。
そして今、平気で違法薬も取り扱っている《神命の理》の関係者だということがわかった。
もう、ただの狂人である。
一見女子にモテそうな優男だからこそ、そのドブの悪臭を凝縮して煮詰めたような内面に、余計に吐き気を催す。
「一つ、お聞きしてもいいですか?」
その優男が、ニヤニヤとした笑みを崩さぬまま、エルザへ問うた。
「魔法を封じられたあなたが、どうして天使と相打ちに持ち込むことができたのです? いえ、こうして本体と分身が入れ替わっているのを見る限り、最初からこの展開を狙っていたとでも?」
ヒュリーの疑問はもっともだ。
聖剣では天使を傷つけることができない。魔法も封じられては対抗する手段もない。なのに、どうやって天使を倒したのか?
「簡単よぉ。魔法を封じられたところで、私の魔力を聖剣に流して、その魔力でダメージを与えたのぉ」
「……ふざけないでください、とあなた相手でなければ申し上げていたでしょうね」
本来、攻撃に最適な四属性魔法ですら、位階の異なる天使には効果が薄い。
ただの魔力となれば、尚更だ。
純粋な魔力で天使や悪魔を傷つけるなど、普通はできない。
だが、エルザはやってのけた。
勇者として生まれ持った、莫大な魔力を以て、力尽くで。
だが、それでも必要以上に魔力を消費したのと、天使から受けたダメージでこちらも倒れてしまったのだ。
その結果、あえなく捕まり、魔造人形や聖之代弁者を呼び起こすこととなってしまった。
なんとか隙を見て磔に分身体を残し、この施設の存在と違法性の証拠を集めるために奔走していたのだ。
お陰で黒幕の尻尾を掴み、自分の失態の尻ぬぐいをリクスがしてくれたために、今こうしてヒュリーと対峙している。
残りの魔力は心許ないが、ここでヒュリーを仕留めねば、迷惑を掛けた最愛の弟に顔向けできない。
(お姉ちゃん、ちょっと頑張っちゃうわよ~!)
エルザは、聖剣を上段に構え、ヒュリーを睨みつけた。
「殺る気満々というわけですか。困りましたね……ここまで計画が狂うとは」
ヒュリーは舌打ちし、腰に佩いた剣に手を添える。
その瞬間、エルザが動いた。
残った魔力で“|身体強化ブースト”を起動し、彼我の距離を一気に詰める。
「魔力の残りが心許ないが故の短期決戦ですか」
ヒュリーは冷静に、しかし正確に相手の思惑を見抜き、“ウィンド・ブロウ”による風の推力を得て後方へ飛び下がる。
同時に、剣を薙ぎ払いつつ“ウォーター・ボム”を起動した。
剣の軌跡に沿うようにして、四つの水球が生まれる。
「行け」
ヒュリーが一言命令すれば、その水球はエルザを迎え撃つように肉薄した。
その水球を、エルザは避ける。
瞬間、四つの水球が膨張し、爆散した。
その水の爆撃を右へ左へ躱しながら、エルザはヒュリーとの距離を縮める。
一瞬にして懐に飛び込んだエルザは、迅速で聖剣を振り抜いた。
轟! という音と共に、澄んだ紅の炎が刀身から吹き出す。
咄嗟に剣を突き出したヒュリーが、ただの鉄の剣で聖剣を受け止めた。
触れれば忽ち溶解し、バターのように切れてしまうはずの、ただの剣で。
「やはり、あなたの固有魔法……!」
「ええ、“元素固定”。あらゆる物質を完全に固定する、ほぼ絶対的な御技です」
ヒュリーは不敵に笑って言った。
その発言を聞き流し、エルザは一度剣をひいて、今度はヒュリーの身体に突き立てる。
が、彼の皮膚は動かぬ壁のように、傷一つついていなかった。
聖剣の刃に当てられてもビクともしない。それこそが、ヒュリーが最高幹部として君臨する理由。
皮膚すらも、金剛石の数千倍の硬度にすることのできる、絶対的な防御力。
けれど、エルザは狼狽えない。
聖剣だって、折れるときは折れる。
生があれば死があるように、永久不滅のものというのは、この世界には有り得ない。それが、この世の中の絶対的な法則。
それを無視できるとしたら、そいつはもう“生き物”ではない。
(必ず、弱点はあるはず!)
反撃されないよう、効かぬとわかっている攻撃を繰り返しながら、エルザは頭を回転させる。
「そんな攻撃、何度繰り返したところで私には効きませんよ。まったくもって、滑稽ですね」
涼しい顔で話すヒュリー。
この余裕は、かつて何者にも攻撃を受けたことがないから来るものだ。この慢心に、付け入る隙がある。
(“元素固定”……その特性上、原子同士の結合や性質を固定することで、変形や変質を防ぐものでしょうねぇ)
その固定が完璧すぎて、剣が固定の隙間に入らないのだ。
であれば……もし、その結合が緩んだならば?
(原子の結合が緩めば、刃も通るわ!)
エルザは猛攻をピタリと止めた。
「おや? 諦めたのですか?」
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