経歴。

みゆたろ

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拉致

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そしてその場から立ち去ろうとしたその時だった。
強面の男が俺の肩に手を乗せてくる。

「ちょっと待てよ。にーちゃん。。ごめんで済んだら警察はいらねーんだよ!」

バカにする様な顔で、上目遣いをしながら強面の男の顔が......。

ーーち......近い。
ーーもっと離れて。。
ーー恐いなぁ、、もう。。

複雑な思いがいくつも重なる。

「ちょっとこっちに来いよ!」

まるで「友達」みたいに肩を組まれ、俺は男の指示に従うように動いた。

ーー俺、この後どうなるんだろ??

翔太はただそんな事を考えていた。
こんな柄の悪い男に捕まるなんて思ってもいなかったのに、すべてはあの男のせいだ。
アイツが押し退けて来なければ、こんな事にはならなかったはずだ。。

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