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やっとこさ本編
……決戦は日曜日♪
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遂に来ました、日曜日♪今日は輝君と遊園地に行くんです。テストが明けて、この一週間結果に悲喜こもごもしつつも、彼とのデートを指折り数えて楽しみにしてたんです。
今日は私鉄を利用します。直結している駅があってしかも乗り換え無し、僕の家からは徒歩十分もあれば着くけれど、輝君にとってはちょっと遠いかな?ひょっとしたら自転車で来るのかな……あっ来た!
「お待たせ」
「歩いてきたんだね」
「うん、ここの駐輪場有料化したって聞いたから」
昔はどこかの会社のご厚意で無料だったんですが、自転車の盗難や破壊行為が相次いで四月から有料になったんです。この辺りは割と治安は良い方なのですが……随分と物騒な世の中になってしまいました。
「まぁ歩けない距離じゃないのが幸いだよ……行こっか」
うん。輝君はICカードで、僕は切符を買って駅の構内に入ります。この駅は各駅電車しか停まりませんが、遊園地の直結駅も同じく各駅電車しか停まらないのでゆっくり普電で二十分。
「誠君っていつも可愛い格好してるね」
「そ、そおか……な?」
今日もお姉ちゃんにコーディネートしてもらった服を着ています。紺色のチュニックにライトベージュのカプリパンツ、何気に婦人服なんです。僕体小さいからLサイズなら着られるんだよね……。
「服は自分で選ぶの?」
「ううん、姉に選んでもらうんだ……その、僕チビだから紳士服だとぶかぶかで」
「そうだと思うよ、でもお姉さん君の良さをよく分かってらっしゃるね」
輝君は綺麗な瞳で僕の着ている服を見ています。一方の輝君はTシャツのにデニムパンツにスニーカー、典型的な男の子のラフスタイルです。僕これがあまり似合わなくて、輝君くらいの身長がないと似合わない様なんです。伽月君だとめちゃくちゃカッコいいんだよね、背も高いし男らしいし。せめて男っぽいルックスだったら似合ってたのかな……?
「僕は良く似合ってると思うよ、可愛くて好きだな」
今『好き』って言ってくれた?あっ、服の事なのはちゃんと分かってますよ。分かってますけど……そう言われるの慣れてなくて恥ずかしくなってしまいます。きっと僕の顔真っ赤っかだと思います。
「ホント?あっ、ありがとう」
僕の心臓はバクバク言っています。星哉君に恋をしてた時だってここまでドキドキした事無かったのに……。
『心臓ってすげぇんだ』
僕の頭の中でその言葉が鳴り響きます。これ言ってたの……伽月君です。何で今思い出したのかな?それを表に出さないようにしていましたが、表面と内面の違いにちょっと後ろめたさを感じてしまいました。
「フフフ、全然変わってないね」
「うん、懐かし~」
遊園地最寄り駅に到着し、輝君にとっても僕にとっても懐かしの場所、小学校時代には必ずと言っても良いほどお世話になる遊園地です。最新型のアトラクションはありませんが、子供からご年配の方まで楽しめる今尚人気の高い遊園地なんです。今日も賑わってる、家族連れで一杯です。
「後で植物園と動物園にも行ってみようよ」
うん。遊園地のフリーパスで隣接している植物園と動物園にも入園出来るんです。昨日晋と隼人君はここの動物園で象の絵を描きに来てたんです。他にも写真をたくさん撮ってて、夏休みの宿題に役立てるとか言ってました、何だか怪しい予感……ってそんな事よりジェットコースター乗ろうよ♪
「輝君ジェットコースターは好き?」
「う~ん……得意ではないんだけど、ここのなら大丈夫だよ」
良かった、輝君とジェットコースターに乗れる♪伽月君は全くダメだからね、あんなに図体でかくて腕っぷしも強いのに。行こう♪僕はついついはしゃいで輝君の手を握ってしまいます、我に返った瞬間恥ずかしくなりましたが、彼は嫌な顔一つせず僕の手を握り返してくれました。
ここのジェットコースターは所謂大回転とか捻れとかが一切ありません。ただかなりレトロで木造だからそういった意味でのスリルはあるかも。ここのジェットコースターは創設以来無事故で有名だし、メンテナンスも一日二回行われてて昼過ぎに一旦運営がストップするんです。だからそれまでに一回は乗っておきたいんだ♪
「これ乗ったら観覧車に乗ろう」
うん。輝君は観覧車が好きなのかな、高い所は平気みたい。それなら植物園のタワーも平気かな?あそこのカフェランチが美味しい、ってひかりちゃんがオススメしてたから。
「輝君って高い所平気なんだね」
「うん、割と。植物園のタワーカフェでお昼どうかな?って考えてるんだけど」
「良いよ、僕も友達に教えてもらってて気になってたんだ」
「昔はタワーなんて無かったもんね、だから行ってみたくてさ」
何だか凄くデートっぽい♪デートってだけでこんなに楽しく感じちゃうんだ、初めての感覚です。
今日は私鉄を利用します。直結している駅があってしかも乗り換え無し、僕の家からは徒歩十分もあれば着くけれど、輝君にとってはちょっと遠いかな?ひょっとしたら自転車で来るのかな……あっ来た!
「お待たせ」
「歩いてきたんだね」
「うん、ここの駐輪場有料化したって聞いたから」
昔はどこかの会社のご厚意で無料だったんですが、自転車の盗難や破壊行為が相次いで四月から有料になったんです。この辺りは割と治安は良い方なのですが……随分と物騒な世の中になってしまいました。
「まぁ歩けない距離じゃないのが幸いだよ……行こっか」
うん。輝君はICカードで、僕は切符を買って駅の構内に入ります。この駅は各駅電車しか停まりませんが、遊園地の直結駅も同じく各駅電車しか停まらないのでゆっくり普電で二十分。
「誠君っていつも可愛い格好してるね」
「そ、そおか……な?」
今日もお姉ちゃんにコーディネートしてもらった服を着ています。紺色のチュニックにライトベージュのカプリパンツ、何気に婦人服なんです。僕体小さいからLサイズなら着られるんだよね……。
「服は自分で選ぶの?」
「ううん、姉に選んでもらうんだ……その、僕チビだから紳士服だとぶかぶかで」
「そうだと思うよ、でもお姉さん君の良さをよく分かってらっしゃるね」
輝君は綺麗な瞳で僕の着ている服を見ています。一方の輝君はTシャツのにデニムパンツにスニーカー、典型的な男の子のラフスタイルです。僕これがあまり似合わなくて、輝君くらいの身長がないと似合わない様なんです。伽月君だとめちゃくちゃカッコいいんだよね、背も高いし男らしいし。せめて男っぽいルックスだったら似合ってたのかな……?
「僕は良く似合ってると思うよ、可愛くて好きだな」
今『好き』って言ってくれた?あっ、服の事なのはちゃんと分かってますよ。分かってますけど……そう言われるの慣れてなくて恥ずかしくなってしまいます。きっと僕の顔真っ赤っかだと思います。
「ホント?あっ、ありがとう」
僕の心臓はバクバク言っています。星哉君に恋をしてた時だってここまでドキドキした事無かったのに……。
『心臓ってすげぇんだ』
僕の頭の中でその言葉が鳴り響きます。これ言ってたの……伽月君です。何で今思い出したのかな?それを表に出さないようにしていましたが、表面と内面の違いにちょっと後ろめたさを感じてしまいました。
「フフフ、全然変わってないね」
「うん、懐かし~」
遊園地最寄り駅に到着し、輝君にとっても僕にとっても懐かしの場所、小学校時代には必ずと言っても良いほどお世話になる遊園地です。最新型のアトラクションはありませんが、子供からご年配の方まで楽しめる今尚人気の高い遊園地なんです。今日も賑わってる、家族連れで一杯です。
「後で植物園と動物園にも行ってみようよ」
うん。遊園地のフリーパスで隣接している植物園と動物園にも入園出来るんです。昨日晋と隼人君はここの動物園で象の絵を描きに来てたんです。他にも写真をたくさん撮ってて、夏休みの宿題に役立てるとか言ってました、何だか怪しい予感……ってそんな事よりジェットコースター乗ろうよ♪
「輝君ジェットコースターは好き?」
「う~ん……得意ではないんだけど、ここのなら大丈夫だよ」
良かった、輝君とジェットコースターに乗れる♪伽月君は全くダメだからね、あんなに図体でかくて腕っぷしも強いのに。行こう♪僕はついついはしゃいで輝君の手を握ってしまいます、我に返った瞬間恥ずかしくなりましたが、彼は嫌な顔一つせず僕の手を握り返してくれました。
ここのジェットコースターは所謂大回転とか捻れとかが一切ありません。ただかなりレトロで木造だからそういった意味でのスリルはあるかも。ここのジェットコースターは創設以来無事故で有名だし、メンテナンスも一日二回行われてて昼過ぎに一旦運営がストップするんです。だからそれまでに一回は乗っておきたいんだ♪
「これ乗ったら観覧車に乗ろう」
うん。輝君は観覧車が好きなのかな、高い所は平気みたい。それなら植物園のタワーも平気かな?あそこのカフェランチが美味しい、ってひかりちゃんがオススメしてたから。
「輝君って高い所平気なんだね」
「うん、割と。植物園のタワーカフェでお昼どうかな?って考えてるんだけど」
「良いよ、僕も友達に教えてもらってて気になってたんだ」
「昔はタワーなんて無かったもんね、だから行ってみたくてさ」
何だか凄くデートっぽい♪デートってだけでこんなに楽しく感じちゃうんだ、初めての感覚です。
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