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やっとこさ本編
……サプライズの連続技♪
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動物園を廻って再び遊園地に戻った僕たちは子供向けのシアターでお芝居を観劇しました。そのショーはお母さま方にも大人気で、何でも『2・5次元舞台』というジャンルで活躍している俳優さんが多数出演しているそうなんです。皆様とっても格好よくて可愛くて、アクロバティックなダンスは本当に素敵でした。輝君ならあの中に入っても全く遜色無いと思うんだけど……。
「スゴかったね、黄色い声」
輝君は女性客の歓声に驚いていました。そもそもは彼がお姉さんにオススメされて観ることになったんです。
「うん、僕あの身体能力の高さしか覚えてないよ」
「ハハハ、確かに。内容聞かれても困るからパンフレット買ったんだ、姉さんへの土産」
あっお土産、家族の分まだ買ってなかった。
「ねぇ、ちょこっとお土産屋さん寄ってもいい?」
「良いよ、じゃあそこにしない?僕その前にトイレ行ってくるよ」
うん。僕はすぐ近くのお土産屋さんに入って早速何を買おうか物色中でございます。ふふふ、僕お土産選び大好き♪この人ならこんなのが好きかな?とかって考えるだけで幸せになっちゃう、それにこういう所のお土産ってパッケージがカラフルで可愛いからいくら見てても飽きないんだ。
家族へのお土産はお菓子かな?六人いるから大きいのか沢山入ってるものにしよう。そう言えばひかりちゃんたちにもお土産頼まれてるんだ、僕たち高校生だから筆記用具的なものが良いかな?それとも女の子だから可愛い置物もアリかな?
……と考えてたら梨乃ちゃんの大好きなキャラクターのストラップがある!しかもちょうど四種類、この前明日香ちゃんストラップが壊れたって言ってたし……彼女たちにはこれにしよう♪
それと家族には……パイ菓子三十六枚入り千円、安くない?僕はそれを手に取ると、それ新作なんですと店員さんが試食を勧めてくれました。うん、サクサクしてて美味しい♪
「これください」
ありがとうございます。僕はレジを済ませて店を出ると輝君は既に買い物を済ませてベンチに座っていました。
や、ヤバくない?さっきの俳優さんたちより素敵なんだけど……僕は輝君の佇まいが美しすぎて声を掛けるのを躊躇ってしまいます。もう少しだけこのまま見ていたい……そのまま彼に見惚れていると、ふっとこっちを向いて笑顔を見せてくれました。
「おっお待たせ」
僕はちょっと気恥ずかしくなって慌ててベンチに駆け寄ります。
「そんなに待ってないよ……それよりコレ」
輝君と平べったい正方形の紙袋を差し出してきました。見た感じ色紙っぽいけど……何かな?僕は彼の隣に座ってそれを受け取りました。
「……見てもいい?」
もちろん。輝君が頷いてくれたので早速中身を拝見します。と、とっても可愛いイラストと共に『Happy Birthday,to Makoto』と書かれてありました。誕生日教えたの水曜日なのに……たった三日ほどでこんな素敵なプレゼントを用意してくれた事に感激です。もうときめき過ぎて泣きそう!しかもイラスト……ひょっとして僕?
「僕こんなに可愛くない……」
「何言ってんの、君はとっても魅力的だよ」
うそうそ、僕はチビで色黒でくるくる癖毛の冴えない男だよ。
「このイラスト以上にチャーミングだって、自己評価低すぎ」
そんな事無い……そう言いたかったけど、輝君は僕の顔をじっと見つめて微笑みかけてそっと頬に手を添えてきました。
「誠君……君はとっても可愛いし、優しいし、お料理も上手だし。君は僕にとって大切な人だから、僕の前では笑顔でいて」
ど、どうしよう……//僕の心臓はフル稼働していて体がとっても熱いです。息が苦しいです、でもそこらを走り回りたくなるくらいに今とっても嬉しいです。『大切な人』なんて言われちゃった……//恥ずかしいくらいにドキドキしてる、僕にとってだって輝君は『大切な人』、こんな素敵な人と一緒に居られる僕、なんて幸せ者なの♪
僕は感謝の気持ちを込めてありがとう、と言いました。今日は笑顔でいる、彼の美しさには足元にも及ばないけど、精一杯の笑顔でその言葉に応えました。
夕方になって遊園地をあとにした僕たちは、最寄り駅まで戻って僕の家の前まで来ました。もうお別れしちゃうのか……しばらく会えないのは寂しいけど、今日はとっても楽しかったです。
「しばらくは運動部の応援で忙しくなっちゃうけど……」
「……うん。時々はメールとか、してもいい?」
もちろん♪輝君はにっこり笑ってくれました。因みに今僕たちは手を繋いでいます、離すのがとっても惜しい……次の瞬間輝君の顔から笑顔が消えて、さりげなく僕の体を抱き寄せて唇が重なりました。一秒にも満たない短いキス……柔らかくて温かくて、でも何故か泣きそうで……何が何だかよく分からなくなってしまいました。
「それじゃ、またね」
輝君は手を振って帰っていきました。僕も手を振り返して彼の背中を見送っていましたが……。
「スゴかったね、黄色い声」
輝君は女性客の歓声に驚いていました。そもそもは彼がお姉さんにオススメされて観ることになったんです。
「うん、僕あの身体能力の高さしか覚えてないよ」
「ハハハ、確かに。内容聞かれても困るからパンフレット買ったんだ、姉さんへの土産」
あっお土産、家族の分まだ買ってなかった。
「ねぇ、ちょこっとお土産屋さん寄ってもいい?」
「良いよ、じゃあそこにしない?僕その前にトイレ行ってくるよ」
うん。僕はすぐ近くのお土産屋さんに入って早速何を買おうか物色中でございます。ふふふ、僕お土産選び大好き♪この人ならこんなのが好きかな?とかって考えるだけで幸せになっちゃう、それにこういう所のお土産ってパッケージがカラフルで可愛いからいくら見てても飽きないんだ。
家族へのお土産はお菓子かな?六人いるから大きいのか沢山入ってるものにしよう。そう言えばひかりちゃんたちにもお土産頼まれてるんだ、僕たち高校生だから筆記用具的なものが良いかな?それとも女の子だから可愛い置物もアリかな?
……と考えてたら梨乃ちゃんの大好きなキャラクターのストラップがある!しかもちょうど四種類、この前明日香ちゃんストラップが壊れたって言ってたし……彼女たちにはこれにしよう♪
それと家族には……パイ菓子三十六枚入り千円、安くない?僕はそれを手に取ると、それ新作なんですと店員さんが試食を勧めてくれました。うん、サクサクしてて美味しい♪
「これください」
ありがとうございます。僕はレジを済ませて店を出ると輝君は既に買い物を済ませてベンチに座っていました。
や、ヤバくない?さっきの俳優さんたちより素敵なんだけど……僕は輝君の佇まいが美しすぎて声を掛けるのを躊躇ってしまいます。もう少しだけこのまま見ていたい……そのまま彼に見惚れていると、ふっとこっちを向いて笑顔を見せてくれました。
「おっお待たせ」
僕はちょっと気恥ずかしくなって慌ててベンチに駆け寄ります。
「そんなに待ってないよ……それよりコレ」
輝君と平べったい正方形の紙袋を差し出してきました。見た感じ色紙っぽいけど……何かな?僕は彼の隣に座ってそれを受け取りました。
「……見てもいい?」
もちろん。輝君が頷いてくれたので早速中身を拝見します。と、とっても可愛いイラストと共に『Happy Birthday,to Makoto』と書かれてありました。誕生日教えたの水曜日なのに……たった三日ほどでこんな素敵なプレゼントを用意してくれた事に感激です。もうときめき過ぎて泣きそう!しかもイラスト……ひょっとして僕?
「僕こんなに可愛くない……」
「何言ってんの、君はとっても魅力的だよ」
うそうそ、僕はチビで色黒でくるくる癖毛の冴えない男だよ。
「このイラスト以上にチャーミングだって、自己評価低すぎ」
そんな事無い……そう言いたかったけど、輝君は僕の顔をじっと見つめて微笑みかけてそっと頬に手を添えてきました。
「誠君……君はとっても可愛いし、優しいし、お料理も上手だし。君は僕にとって大切な人だから、僕の前では笑顔でいて」
ど、どうしよう……//僕の心臓はフル稼働していて体がとっても熱いです。息が苦しいです、でもそこらを走り回りたくなるくらいに今とっても嬉しいです。『大切な人』なんて言われちゃった……//恥ずかしいくらいにドキドキしてる、僕にとってだって輝君は『大切な人』、こんな素敵な人と一緒に居られる僕、なんて幸せ者なの♪
僕は感謝の気持ちを込めてありがとう、と言いました。今日は笑顔でいる、彼の美しさには足元にも及ばないけど、精一杯の笑顔でその言葉に応えました。
夕方になって遊園地をあとにした僕たちは、最寄り駅まで戻って僕の家の前まで来ました。もうお別れしちゃうのか……しばらく会えないのは寂しいけど、今日はとっても楽しかったです。
「しばらくは運動部の応援で忙しくなっちゃうけど……」
「……うん。時々はメールとか、してもいい?」
もちろん♪輝君はにっこり笑ってくれました。因みに今僕たちは手を繋いでいます、離すのがとっても惜しい……次の瞬間輝君の顔から笑顔が消えて、さりげなく僕の体を抱き寄せて唇が重なりました。一秒にも満たない短いキス……柔らかくて温かくて、でも何故か泣きそうで……何が何だかよく分からなくなってしまいました。
「それじゃ、またね」
輝君は手を振って帰っていきました。僕も手を振り返して彼の背中を見送っていましたが……。
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