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やっとこさ本編
やっと渡せた……
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誠の三連敗しっぺの直後、綾姉さんの一声で勇と晋が風呂に入る事になった。ここでようやっと二人きりになれたわけだが、これまでとちょこっと関係が変わってる分多少の緊張はあったりなんかする。
「あのさ、誠……」
「ん?何?」
そうだ、プレゼントちゃんと渡さねぇと。俺は長々と出番を待たされていたデカイ箱をずずっと差し出した。
「下で渡しゃ良かったんだけど……誕生日プレゼント」
「あっありがとう、開けて良い?」
もちろん、今すぐ開けてくれ。と言わなくても誠は嬉しそうにさっさと箱を開け始める。きっと喜んでくれる、自信はあったけど反応を見ている今はちょっと緊張してる。
「うわぁ、このミシン欲しかったんだ♪」
おぅ、そうか、さすがは波那ちゃん。でもミシンにしようって言ったのは俺だぞ(器小さい)。
「でも高かったでしょ?ネットで見ても四万円はするから手が出せなくて……まさかこの為のバイトだったの!?」
「違う違う!さすがに一人じゃ変なの買いそうだったから波那ちゃんたちにも協力してもらった」
金も四人で出し合った。そう伝えると誠はちょっとだけ安心した表情になった。
「ホラ、去年遂に壊れたっつってたろ?」
「うん、アレ愛着あったからまだ捨てられなくて……凄いよ、コレが我が家に来るなんて思わなかった。ありがとう」
誠は今日二度目の満面の笑顔を見せてくれた。俺はその顔が見れただけで幸せになる……と思ってたら急に何やらゴソゴソとし始めた。まさかとは思うが……今じゃなくても良くないか?
誠は上機嫌で手際良くミシンのセッティングを始めている。いや、良いんだけどさ……折角二人きりになれたってのに何故お前はミシンに夢中なんだ?誕生日プレゼントに嫉妬する俺もおかしいさ、でも期待するくらいは良くないか?
……とミシンにヤキモチを妬きつつも結局誠の暴走(?)を止める事は出来なかった訳で、まぁ楽しそうにミシンと戯れて軽ーく一作品作っちまいやがった。誠は出来上がったそれを嬉しそうに見つめてから俺に差し出してきたので取り敢えず受け取ると、デニムっぽい生地で作った巾着袋だった。
「お弁当入れにでも使ってよ」
「おぅ、サンキュ」
そう言えば前に作ってくれたやつもそろそろ限界が来てるからな、一度波那ちゃんに直してもらったけどすっかりくたびれ切っている。月曜日から午後の授業無いし……って火曜日バイトだから弁当食って直接行くんだった!うしっ、早速使おう。
「そろそろ前のが限界かなって思ってたから、新しいミシン買ったら一番にコレ作りたくて」
お、お前そんな事考えてくれてたのかよ……めちゃくちゃ嬉しいじゃねぇか。さっきは脳内で文句たれてゴメン!と心の中で謝った……ついでに感謝の気持ちを込めてっと。
「ひゃあぁっ!!!」
俺は誠の腕を引っ掴んで自分の胸に納めてやる。多少強引な気もしたが、ちょこっと恋人気分を味わいたかったからそこんとこは許してくれ。
「びっくりさせないでよ……」
誠は不服そうに見上げてくるが抵抗はしてこない。俺はこの上なく抱き心地の良い体をギュッとして癖っ毛に手をやった。
「ありがとな、大事に使うから」
ぷるぷるのほっぺに唇を押し当ててやると面白いくらいに顔が真っ赤になってやがる。今日も天然の甘い香りは健在だ、誠は色白じゃないけど雪●●福レベルの柔肌で、そこらの女の子よりもきめの細かい肌をしてるんだ。
「何赤くなってんだよ、初めてでもねぇのに」
「だっだって……//」
「大丈夫だよ、皆気ぃ遣って必要以外ここには来ねぇって」
誠は恥ずかしがり屋だからな、こういう事は秘め事だって思ってんだろうな……って俺だって見世物だとは思ってねぇぞ。
「それが無くても慣れないよ……」
「んじゃ慣れりゃいいんだよ、『習うより慣れろ』だ」
「うぅ……何か違う気がするんだけど」
違わねぇ違わねぇ、俺は誠の唇をちょんちょんと突付いてやる。
「俺がキスしたいのはここ」
「……//」
「ほれ、目ぇ閉じろ」
誠は恐る恐る目を閉じて……そんなに構えないでくれ、俺まで緊張してきたわ。自分でけし掛けといて怖気付くのは頂けない、まずは唇同士をちょんと付けて上唇を軽く喰む。誠の唇は柔らかくて程好い厚みと弾力があり、体と同様に甘い。
「ふゎ……」
誠はほんの少し口を開けて小さな声を漏らし、その隙を付いて舌を入れる。多分まだ真似てるだけの状態だとは思うが、誠なりに俺のキスに応えようと舌を絡めて背中に腕を回してきた。
オイ健気過ぎないか?誠の事が可愛くて(って男に言われたかねぇだろうけど)思わず腕に力が入る。いかんいかん、潰しちまいかねないから気を付けねぇと。それにこの甘さは何なんだ?誠の体がお菓子で出来てると言われたら今の俺なら信じてしまうくらいだ。
もう完全に俺の方が翻弄されてる、キス一つでこんなに思考がふわふわするとは思ってもみなかった。冷静でなんかいられねぇ、本音を言えば今すぐここで……。
「お二人さぁん、お風呂空いたからまとめて入っちゃってー」
ハイ……綾姉さんの一声で極甘な時間は終〜了〜ッ!
「風呂、入るか」
「そ、そうだね……」
俺たちは着替えを持って下に降りる。もうちょい人間甘味料を堪能したかった……と残念に思っていた事と風呂の中でイチャコラする計画も立てていた事は内緒にしておく、洗面所の出入りが意外に激しかったのと、思いの外風呂の中で普通に遊んでしまい計画は実行されなかったからだ。
「あのさ、誠……」
「ん?何?」
そうだ、プレゼントちゃんと渡さねぇと。俺は長々と出番を待たされていたデカイ箱をずずっと差し出した。
「下で渡しゃ良かったんだけど……誕生日プレゼント」
「あっありがとう、開けて良い?」
もちろん、今すぐ開けてくれ。と言わなくても誠は嬉しそうにさっさと箱を開け始める。きっと喜んでくれる、自信はあったけど反応を見ている今はちょっと緊張してる。
「うわぁ、このミシン欲しかったんだ♪」
おぅ、そうか、さすがは波那ちゃん。でもミシンにしようって言ったのは俺だぞ(器小さい)。
「でも高かったでしょ?ネットで見ても四万円はするから手が出せなくて……まさかこの為のバイトだったの!?」
「違う違う!さすがに一人じゃ変なの買いそうだったから波那ちゃんたちにも協力してもらった」
金も四人で出し合った。そう伝えると誠はちょっとだけ安心した表情になった。
「ホラ、去年遂に壊れたっつってたろ?」
「うん、アレ愛着あったからまだ捨てられなくて……凄いよ、コレが我が家に来るなんて思わなかった。ありがとう」
誠は今日二度目の満面の笑顔を見せてくれた。俺はその顔が見れただけで幸せになる……と思ってたら急に何やらゴソゴソとし始めた。まさかとは思うが……今じゃなくても良くないか?
誠は上機嫌で手際良くミシンのセッティングを始めている。いや、良いんだけどさ……折角二人きりになれたってのに何故お前はミシンに夢中なんだ?誕生日プレゼントに嫉妬する俺もおかしいさ、でも期待するくらいは良くないか?
……とミシンにヤキモチを妬きつつも結局誠の暴走(?)を止める事は出来なかった訳で、まぁ楽しそうにミシンと戯れて軽ーく一作品作っちまいやがった。誠は出来上がったそれを嬉しそうに見つめてから俺に差し出してきたので取り敢えず受け取ると、デニムっぽい生地で作った巾着袋だった。
「お弁当入れにでも使ってよ」
「おぅ、サンキュ」
そう言えば前に作ってくれたやつもそろそろ限界が来てるからな、一度波那ちゃんに直してもらったけどすっかりくたびれ切っている。月曜日から午後の授業無いし……って火曜日バイトだから弁当食って直接行くんだった!うしっ、早速使おう。
「そろそろ前のが限界かなって思ってたから、新しいミシン買ったら一番にコレ作りたくて」
お、お前そんな事考えてくれてたのかよ……めちゃくちゃ嬉しいじゃねぇか。さっきは脳内で文句たれてゴメン!と心の中で謝った……ついでに感謝の気持ちを込めてっと。
「ひゃあぁっ!!!」
俺は誠の腕を引っ掴んで自分の胸に納めてやる。多少強引な気もしたが、ちょこっと恋人気分を味わいたかったからそこんとこは許してくれ。
「びっくりさせないでよ……」
誠は不服そうに見上げてくるが抵抗はしてこない。俺はこの上なく抱き心地の良い体をギュッとして癖っ毛に手をやった。
「ありがとな、大事に使うから」
ぷるぷるのほっぺに唇を押し当ててやると面白いくらいに顔が真っ赤になってやがる。今日も天然の甘い香りは健在だ、誠は色白じゃないけど雪●●福レベルの柔肌で、そこらの女の子よりもきめの細かい肌をしてるんだ。
「何赤くなってんだよ、初めてでもねぇのに」
「だっだって……//」
「大丈夫だよ、皆気ぃ遣って必要以外ここには来ねぇって」
誠は恥ずかしがり屋だからな、こういう事は秘め事だって思ってんだろうな……って俺だって見世物だとは思ってねぇぞ。
「それが無くても慣れないよ……」
「んじゃ慣れりゃいいんだよ、『習うより慣れろ』だ」
「うぅ……何か違う気がするんだけど」
違わねぇ違わねぇ、俺は誠の唇をちょんちょんと突付いてやる。
「俺がキスしたいのはここ」
「……//」
「ほれ、目ぇ閉じろ」
誠は恐る恐る目を閉じて……そんなに構えないでくれ、俺まで緊張してきたわ。自分でけし掛けといて怖気付くのは頂けない、まずは唇同士をちょんと付けて上唇を軽く喰む。誠の唇は柔らかくて程好い厚みと弾力があり、体と同様に甘い。
「ふゎ……」
誠はほんの少し口を開けて小さな声を漏らし、その隙を付いて舌を入れる。多分まだ真似てるだけの状態だとは思うが、誠なりに俺のキスに応えようと舌を絡めて背中に腕を回してきた。
オイ健気過ぎないか?誠の事が可愛くて(って男に言われたかねぇだろうけど)思わず腕に力が入る。いかんいかん、潰しちまいかねないから気を付けねぇと。それにこの甘さは何なんだ?誠の体がお菓子で出来てると言われたら今の俺なら信じてしまうくらいだ。
もう完全に俺の方が翻弄されてる、キス一つでこんなに思考がふわふわするとは思ってもみなかった。冷静でなんかいられねぇ、本音を言えば今すぐここで……。
「お二人さぁん、お風呂空いたからまとめて入っちゃってー」
ハイ……綾姉さんの一声で極甘な時間は終〜了〜ッ!
「風呂、入るか」
「そ、そうだね……」
俺たちは着替えを持って下に降りる。もうちょい人間甘味料を堪能したかった……と残念に思っていた事と風呂の中でイチャコラする計画も立てていた事は内緒にしておく、洗面所の出入りが意外に激しかったのと、思いの外風呂の中で普通に遊んでしまい計画は実行されなかったからだ。
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