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懲りずに続編
……楽しい楽しい体験教室?
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同じ頃、僕は青蓮君と生菓子作りの体験教室にいました。ここもガラ空きで、基本は予約制なのですがあまりにも暇だからと中に入れてくれました。
「今日は雨宿りの方も来やしない」
指導員の女性は外を見ながら苦笑いしてらしてました。風まで吹いてきてもう台風レベルのお天気になっちゃってるもんね。今先生の指導の元和菓子を作っててめちゃくちゃ楽しいです、たまには雨もいいね♪
「それにしても上手だねぇお嬢ちゃん」
えっ?僕男です(泣)確かに僕百五十二センチしかないけど……。
「あれ?まこちゃんおじょうちゃんなのぉ?」
青蓮君は不思議そうに僕を見上げてきます。
「うっ……ううん」
「えっ!?男の子なの!?」
せ、先生驚きすぎです。そして他の方もそんなにガン見しないでください……。
「あらぁ~、うちの娘より美少女よ」
「お肌ぷるぷるだし、髪の毛もふわふわでちょっと赤くて可愛い~。僕何年生?」
いつの間にか僕の周りには奥様方が集まってきてペタペタと触ってきます。高一です……そう言いたかったのですがこういう時の女性の集団って恐いよぉ……と思っていたらお父さんが教室内に入ってきました。
「すみません、息子がお世話になってます……ハハハ」
お父さんは奥様方に囲まれている僕を見て苦笑いしていました。お父さんにもこの集団には勝てなさそうです……僕無事に帰れるんでしょうか?
「あらお父様ですか?良いですわねぇこんな可愛いお子様がいらして」
「か、可愛い……ですか。高校一年生の男の子なんですが」
お父さんの言葉に奥様方が一瞬固まってから……。
「「「「「えええぇぇーーーっ!!!」」」」」
と物凄く驚かれて僕の事をガン見してくる奥様方。ご、ごめんなさい、言うのが遅かったです……。
「男子高校生ってもっとムサイわよね」
「ウチの息子もうギトギトよ」
「どうしても脂ぎる年頃だからねぇ」
……あの、ご自身の息子さんをボロカス言わないであげてください。多分僕の方がおかしいんだと思います。
「ひょっとして君ジェンダーなの?」
その中で一番若そうな女性がそう聞いてきます。そこ意識した事無かったなぁ、男に違和感を覚えた事は無いですから。
「いえ、そのつもりは無いのですが……クラスメイトが全員女の子なので身嗜みは多少気にすると言いますか……」
「ん~、にしても可愛いわぁ~。折角だから見本の浴衣持ってくるわ」
浴衣?そんなのあったっけ?
「夏祭りシーズンでしょう?出張着付教室もやってるのよ」
へぇ、そんなのがあるんだね……って誰が着るの?
「ねぇメイクした方が良いわよね?何某さん呼んでこようか」
奥様方はテキパキと準備を始めています。スゴい、デキるこの方たち。
「ちょっとここでバタバタすんじゃないわよ、食材あるんだから……あら、そっちの僕もなかなかの力作ね」
先生はこの騒ぎの中で黙々と創作活動をしていた青蓮君に話し掛けています。僕が揉みくちゃにされてる中でもちゃんと青蓮君を気にかけてらしたもんなぁ……女性の視野の広さって凄すぎる。
「うん!ガ○○○○だよ!」
あの人気キャラクターを生菓子で作るとは……お子ちゃまの発想力は無限です。
「上手に出来てるね、食べるの勿体無いくらい。後でお写真撮らせてくれるかな?」
うん良いよ!青蓮君は嬉しそうに返事をして最後の仕上げに取り掛かっています。はっ、僕も作り上げないと!
「じゃあ君も仕上げに入ろうね、この後忙しくなるから」
へっ?僕忙しくなるの?それ言われちゃうとこの喧騒嫌な予感しかしないんですが……。
「きっと可愛くなるわよぉ、着付けが終わったらお菓子と一緒にお写真撮りましょうね♪」
……やっぱり。
「ううぅ……(泣)」
和菓子創作を終えて浴衣姿にさせられてしまった僕は奥様方に写真を取られまくっています。
「はぁ~やっぱり可愛いわぁ」
喜んでくださって何よりです?僕は男として何かを失っていってる様な気がします……しくしく。
「ちょっと館内歩いてみましょうよ」
「良いわねぇ、宣伝になるわ」
「なりませんから!どうかご勘弁を~!」
僕は必死に首を振って抵抗しましたが、それも虚しく奥様方の恰好の餌食状態でございます。お父さんももはや助けてくれません、それどころか一緒になって写メを撮り、お母さんに送ったみたいです。
「夏海の反応も上々だよ。今頃綾が張り切って浴衣買いに行ってるんじゃないかな?」
……これで僕の夏祭りスタイルは確定したようです。
「今日は雨宿りの方も来やしない」
指導員の女性は外を見ながら苦笑いしてらしてました。風まで吹いてきてもう台風レベルのお天気になっちゃってるもんね。今先生の指導の元和菓子を作っててめちゃくちゃ楽しいです、たまには雨もいいね♪
「それにしても上手だねぇお嬢ちゃん」
えっ?僕男です(泣)確かに僕百五十二センチしかないけど……。
「あれ?まこちゃんおじょうちゃんなのぉ?」
青蓮君は不思議そうに僕を見上げてきます。
「うっ……ううん」
「えっ!?男の子なの!?」
せ、先生驚きすぎです。そして他の方もそんなにガン見しないでください……。
「あらぁ~、うちの娘より美少女よ」
「お肌ぷるぷるだし、髪の毛もふわふわでちょっと赤くて可愛い~。僕何年生?」
いつの間にか僕の周りには奥様方が集まってきてペタペタと触ってきます。高一です……そう言いたかったのですがこういう時の女性の集団って恐いよぉ……と思っていたらお父さんが教室内に入ってきました。
「すみません、息子がお世話になってます……ハハハ」
お父さんは奥様方に囲まれている僕を見て苦笑いしていました。お父さんにもこの集団には勝てなさそうです……僕無事に帰れるんでしょうか?
「あらお父様ですか?良いですわねぇこんな可愛いお子様がいらして」
「か、可愛い……ですか。高校一年生の男の子なんですが」
お父さんの言葉に奥様方が一瞬固まってから……。
「「「「「えええぇぇーーーっ!!!」」」」」
と物凄く驚かれて僕の事をガン見してくる奥様方。ご、ごめんなさい、言うのが遅かったです……。
「男子高校生ってもっとムサイわよね」
「ウチの息子もうギトギトよ」
「どうしても脂ぎる年頃だからねぇ」
……あの、ご自身の息子さんをボロカス言わないであげてください。多分僕の方がおかしいんだと思います。
「ひょっとして君ジェンダーなの?」
その中で一番若そうな女性がそう聞いてきます。そこ意識した事無かったなぁ、男に違和感を覚えた事は無いですから。
「いえ、そのつもりは無いのですが……クラスメイトが全員女の子なので身嗜みは多少気にすると言いますか……」
「ん~、にしても可愛いわぁ~。折角だから見本の浴衣持ってくるわ」
浴衣?そんなのあったっけ?
「夏祭りシーズンでしょう?出張着付教室もやってるのよ」
へぇ、そんなのがあるんだね……って誰が着るの?
「ねぇメイクした方が良いわよね?何某さん呼んでこようか」
奥様方はテキパキと準備を始めています。スゴい、デキるこの方たち。
「ちょっとここでバタバタすんじゃないわよ、食材あるんだから……あら、そっちの僕もなかなかの力作ね」
先生はこの騒ぎの中で黙々と創作活動をしていた青蓮君に話し掛けています。僕が揉みくちゃにされてる中でもちゃんと青蓮君を気にかけてらしたもんなぁ……女性の視野の広さって凄すぎる。
「うん!ガ○○○○だよ!」
あの人気キャラクターを生菓子で作るとは……お子ちゃまの発想力は無限です。
「上手に出来てるね、食べるの勿体無いくらい。後でお写真撮らせてくれるかな?」
うん良いよ!青蓮君は嬉しそうに返事をして最後の仕上げに取り掛かっています。はっ、僕も作り上げないと!
「じゃあ君も仕上げに入ろうね、この後忙しくなるから」
へっ?僕忙しくなるの?それ言われちゃうとこの喧騒嫌な予感しかしないんですが……。
「きっと可愛くなるわよぉ、着付けが終わったらお菓子と一緒にお写真撮りましょうね♪」
……やっぱり。
「ううぅ……(泣)」
和菓子創作を終えて浴衣姿にさせられてしまった僕は奥様方に写真を取られまくっています。
「はぁ~やっぱり可愛いわぁ」
喜んでくださって何よりです?僕は男として何かを失っていってる様な気がします……しくしく。
「ちょっと館内歩いてみましょうよ」
「良いわねぇ、宣伝になるわ」
「なりませんから!どうかご勘弁を~!」
僕は必死に首を振って抵抗しましたが、それも虚しく奥様方の恰好の餌食状態でございます。お父さんももはや助けてくれません、それどころか一緒になって写メを撮り、お母さんに送ったみたいです。
「夏海の反応も上々だよ。今頃綾が張り切って浴衣買いに行ってるんじゃないかな?」
……これで僕の夏祭りスタイルは確定したようです。
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