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第2章
ただ会いたくて 4
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あまりの暑さに、着ていたシャツを脱ぎ捨てた。
だが、そこからが大変だった。
君の視線が熱を帯びていて……
君が頬を染め、俺の胸元をちらちらと見ている。
今年は日焼け出来なかったが、叔母の家でも運動は怠らなくて良かった。
例年ならば小麦色の肌に焼けて逞しいのに、白いままなのが残念だが、それでも君の頬を染めるほど魅力的に映っているのなら嬉しいよ!
そうなると、君が一番上のボタンまでしっかり留めているのが気になってくる。
禁欲的な君だけど……脱いだら、どんな感じ?
シャツの上から胸を触ったことなら二度ほどあるが、直接見たい欲求が高まってしまった。
「……君も脱ぐ?」
とんでもない事を、呟いてしまっていた。
口に出して、しまったと思った。
公衆の面前では、己の行動に注意すると誓っていたのに……
驚いた君が固まっていると、ちょうど俺たちの目の前に大学生らしき青年二人が座った。
『暑いな』
『あぁ、脱ごうぜ』
『そうだね』
ひとりの青年が豪快にシャツを脱ぎ捨てた。俺より逞しい胸元が眩しい。
『なんだ? お前も脱げよ』
『それが、一番上のボタンが取れなくて』
『どれ?』
ニヤっと笑い、男性が手を伸ばし、相手のボタンを外し始める。
『ふふん色白で綺麗だな、お前の肌』
『馬鹿、よせって』
やがてもう一人の青年も、上半身裸になった。
しなやかで綺麗な身体だった。とても──
そのまま二人はまるで芝生をベッドのように肩を組んで、ダイブした。
やばいっ!
何だ? この目の前で繰り広げられる禁断の世界は!
「……」
「あ、あの」
君もばっちりその光景を見ていたので、照れて逃げてしまうと思ったが、意外な行動に出た。
君が自らの手でボタンを上から一つ、二つと外し…… 開襟していく。
「おい、何して?」
「……僕も暑いから脱ごうと思って」
頬を染めながら俯く顔。
長く黒い睫毛が緊張で震えている。
まるで、これは……
初めてベッドインするみたいな緊張感が漂った。
3つ目のボタンが外されると、君の綺麗な鎖骨と胸板が露わになった。
もっと見たい。でも他の人に見せたくない。
君も俺も男なのに、こんなに緊張するなんて──
目の前の大学生のように吹っ切ればいいのに、これでは余計に怪しい。
芝生には男同士、女同士のグループなんて、いくらでもいる。
なのに、なのにどうして!
頭の中がパンクしそうだ。
見たい興奮と見せたくない抑制で、心がぐらぐらと揺れている。
いよいよ……はらりと君がシャツを全部脱ぎ捨てた。
ゴックン──
想像よりはるかに白い素肌だった。
まるで雪が降ったように白くきめ細やかな……白人の肌とは別物の優しい象牙色、乳白色。
触れたらベルベットのように滑らかで、心地良さそうだ。
その時、君の向こうで寝そべっていた大学生と、バチっと目があった。
いや、目があったというより、彼は君の上半身を見つめて感嘆のため息を漏らした。
『Oh, … it’s beautiful. 』
その瞬間、正気に戻った。
「もう行こう!」
俺が着ていたシャツを君に羽織らせ、荷物を一気にまとめて、立ち上がった。
「えっ? あ、うん!」
俺の焦った様子に、君も慌てて立ち上がる。
俺は何をどう言っていいのかわからなくて、無言でズンズン歩き出してしまった。すると君は俺のシャツを羽織ったまま、追いかけて来る。
「待って!」
「ごめん」
速度を落とすと真横に並んでくれ、目が合うとニコッと微笑んでくれた。
「あの、このシャツ、もう少し借りても?」
「あぁ」
「ふふっ、ぶかぶかだね」
俺の大きなシャツの中で身体を泳がせ、甘く微笑む君の可愛さに……
ヤラレタ!!
だが、そこからが大変だった。
君の視線が熱を帯びていて……
君が頬を染め、俺の胸元をちらちらと見ている。
今年は日焼け出来なかったが、叔母の家でも運動は怠らなくて良かった。
例年ならば小麦色の肌に焼けて逞しいのに、白いままなのが残念だが、それでも君の頬を染めるほど魅力的に映っているのなら嬉しいよ!
そうなると、君が一番上のボタンまでしっかり留めているのが気になってくる。
禁欲的な君だけど……脱いだら、どんな感じ?
シャツの上から胸を触ったことなら二度ほどあるが、直接見たい欲求が高まってしまった。
「……君も脱ぐ?」
とんでもない事を、呟いてしまっていた。
口に出して、しまったと思った。
公衆の面前では、己の行動に注意すると誓っていたのに……
驚いた君が固まっていると、ちょうど俺たちの目の前に大学生らしき青年二人が座った。
『暑いな』
『あぁ、脱ごうぜ』
『そうだね』
ひとりの青年が豪快にシャツを脱ぎ捨てた。俺より逞しい胸元が眩しい。
『なんだ? お前も脱げよ』
『それが、一番上のボタンが取れなくて』
『どれ?』
ニヤっと笑い、男性が手を伸ばし、相手のボタンを外し始める。
『ふふん色白で綺麗だな、お前の肌』
『馬鹿、よせって』
やがてもう一人の青年も、上半身裸になった。
しなやかで綺麗な身体だった。とても──
そのまま二人はまるで芝生をベッドのように肩を組んで、ダイブした。
やばいっ!
何だ? この目の前で繰り広げられる禁断の世界は!
「……」
「あ、あの」
君もばっちりその光景を見ていたので、照れて逃げてしまうと思ったが、意外な行動に出た。
君が自らの手でボタンを上から一つ、二つと外し…… 開襟していく。
「おい、何して?」
「……僕も暑いから脱ごうと思って」
頬を染めながら俯く顔。
長く黒い睫毛が緊張で震えている。
まるで、これは……
初めてベッドインするみたいな緊張感が漂った。
3つ目のボタンが外されると、君の綺麗な鎖骨と胸板が露わになった。
もっと見たい。でも他の人に見せたくない。
君も俺も男なのに、こんなに緊張するなんて──
目の前の大学生のように吹っ切ればいいのに、これでは余計に怪しい。
芝生には男同士、女同士のグループなんて、いくらでもいる。
なのに、なのにどうして!
頭の中がパンクしそうだ。
見たい興奮と見せたくない抑制で、心がぐらぐらと揺れている。
いよいよ……はらりと君がシャツを全部脱ぎ捨てた。
ゴックン──
想像よりはるかに白い素肌だった。
まるで雪が降ったように白くきめ細やかな……白人の肌とは別物の優しい象牙色、乳白色。
触れたらベルベットのように滑らかで、心地良さそうだ。
その時、君の向こうで寝そべっていた大学生と、バチっと目があった。
いや、目があったというより、彼は君の上半身を見つめて感嘆のため息を漏らした。
『Oh, … it’s beautiful. 』
その瞬間、正気に戻った。
「もう行こう!」
俺が着ていたシャツを君に羽織らせ、荷物を一気にまとめて、立ち上がった。
「えっ? あ、うん!」
俺の焦った様子に、君も慌てて立ち上がる。
俺は何をどう言っていいのかわからなくて、無言でズンズン歩き出してしまった。すると君は俺のシャツを羽織ったまま、追いかけて来る。
「待って!」
「ごめん」
速度を落とすと真横に並んでくれ、目が合うとニコッと微笑んでくれた。
「あの、このシャツ、もう少し借りても?」
「あぁ」
「ふふっ、ぶかぶかだね」
俺の大きなシャツの中で身体を泳がせ、甘く微笑む君の可愛さに……
ヤラレタ!!
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