暴言美女が異世界転生してまさかのスローライフ…え?何これ?ホラー!?

あかもりん:他サイトトップ10入り!

文字の大きさ
5 / 7

第5話「こんばんわ」

しおりを挟む


人生スローライフを胸に刻み、食い散らかされる子供二人を背に力強くあるくサキ。



しかし、どうにも胸に突っかかるものがあった。

サキ「なんやスッキリせんの~!もっとぱああっと心がすっきりしたいの~!」

自分にも理解できない思いを胸に秘め、街へと歩くサキ。



2人の親子がいた。

サキ「おぉ~お母ちゃんと子供が遊んどるやんけ!やっぱスローライフってこういうことなんやな!」

和やかな雰囲気で公園内は幸せな空間で満ち溢れていた。

その時、サキの足元へボールが転がってきた。



母「すみませ~ん。ボールがそっちに転がって…」

サキ「よっしゃウチが取ったろ!」

ボールを拾い上げたサキ。

しかし、サキのスローライフ魂が疼く。



(なんかちゃうのぉ。普通に投げるだけやとしっくりこうへん…せや!)



サキ「ほらいくでぇ~!!」

サキは思いっきり振りかぶった。そして…

母「ちょ、ちょっと…!」



ボールを地面に置いた。

そしてサキは歩き始めた。



サキ「スローライフや!」

そう言い残すと母と子はボールを取りに行き、キャッチボールを始めることなく、急いで公園を後にした。

サキから少しでも遠くに逃げるように…



サキ「いやぁスローライフは気持ちええの!なーんもせんでええ!ゆっくりしたらええんや!」



公園から少し歩くと、日が暮れ夜になった。

サキ「しもたのぉ~夜やしこんなか弱い女の子が1人やったら危ないでぇ~!」

一人で夜道叫ぶサキ。



夜道。

サキと目を合わさないよう、そそくさと通り過ぎようとする同じ年ぐらいの少女。



サキは少女の前に立ち塞がった。

サキ「こんばんわ~!!!」



目の前で叫ぶサキに動揺し、言葉を失う少女。

サキ「自分ちどこなん!!?家行ってええ!!?」

少女「あ…あ…」

少女はリミットが切れたように泣き崩れ、まともに会話が出来ない。



サキ「この子のおとうさーん!!おかあさーん!!!おるかぁ~!?この子めっちゃ泣いてるわ~!!いきなり泣き出したわ~!!!大丈夫かなぁ~!!!」



余りの衝撃に膝から崩れ落ちる少女。

少女の目線の高さまでしゃがみ、

サキは満面の笑みでこう言った。



サキ「…こんばんわ~!!!!」



少女はその場で倒れた。

後に両親が駆けつけ、少女は入院した。



入院してほどなく、サキは見舞いに来た。

少女は恐怖に怯えた。

かつてないほどの恐怖に…

そしてサキはこう言った。

サキ「入院してたらベッドでゆっくり出来る…スローライフやなぁ!!!」



大声に恐怖し、震え上がる少女。

そしてサキは彼女の目の前まで駆け寄りこう言った。



サキ「こんばんわ~!!!!!!」



続く
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた

歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。 剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。 それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。 そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー 「ご命令と解釈しました、シン様」 「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」 次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

男が少ない世界に転生して

美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです! 旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします! 交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

処理中です...