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第九章
382 勘違い
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( リーフ )
肥溜め……。
雌牛……。
そんなレオンの不名誉な仇名?に対し、これは注意すべきか?と悩みながらも「 俺は感覚鈍めだから大丈夫~。 」と答えると、レイドとメルちゃんは納得しきれない様子で複雑そうな表情を見せる。
「 そうか?しゃあ、もしかして種族の問題かもしれねぇな~。
豚とか魚系の獣人は感覚が鈍い奴らが多いもんな。
でもネズミはどっちかっつーと、トップクラスの危険察知能力をもっているはずなんだが……リーフは少し鈍いタイプのネズミなのか?
あ、ハムスターとか……? 」
レイドの言葉を聞き終わった後、モルトは右からニールは左からスッ……レイドに近づいた。
そして続けて結構な勢いで、ガッ!!とその肩に腕を回すと、貼り付けた様な笑顔でニッコリと微笑む。
「 ちょっと待つっすよ?
レイド、お前俺のこと何族だと思ってるんすか?ん? 」
「 レイド、正直に言うんだ。君は俺を一体何族だと思っているんだ? 」
左右から同時に話しかけられ「 ??? 」と不思議そうな顔をしたレイドだったが、2人を交互に指差しながら、さも当たり前であるかのようにあっさりと言った。
「 何族って……全員獣人族だろう?
モルトはメダカかなんかの獣人で、ニールは豚の獣人、そんでリーフはハムスターかなんかの獣人ってとこか。 」
そういった瞬間、ニールがレイドに飛び乗り首を締め上げ、モルトは尻尾とギチギチ~と雑巾を絞るかのように捻じり始める。
「 ちょっ!!!イテッ!!イテテテ────!!!
何すんだよお前ら!痛いだろう!? 」
「「 俺達は人族だ────!!! 」」
酷い勘違いをしているレイドに、怒りの形相で怒鳴るモルトとニール。
それに対し、レイドとメルちゃんは、ガガガーン!!!と効果音が聞こえるほど驚いていた。
「 う……うそだろ!?
お前らからは人族特有の儚げな匂いがしないぞ!
人族はっ……人族はっ……皆守ってあげたいって……そんな気持ちになる生き物のはずだ! 」
「 ( コクコク……!! ) 」
必死に自身の正当性を訴えるレイドとそれを全面的に肯定し頷くメルちゃんに、モルトとニールは、ははん?と鼻で笑う。
そしてササッとレオンの横に立ち、通販サイトで商品をオススメするように両手を人族であるレオンに向けた。
────ギャンっ!!
尻尾を踏まれたワンちゃんの様に、悲鳴を上げて飛び上がったレイドとメルちゃん。
そんな二人に向かって、第三者の怒鳴りつける声が突然横から聞こえた。
「 おいっ!一体何をしているのだ!うるさいぞ!
この獣もどきと下民どもがっ! 」
そんな声が聞こえて、全員ピタリと動きを止めて声がした方へ一斉に視線を向ける。
文句をいいながら颯爽と現れたのはアゼリアちゃん。
そしてその後ろからは困った様に頭を押さえているヒロインのソフィアちゃんがいた。
そのせいで一旦騒ぎは鎮圧し、一件落着と思いきや……レイドは ” 良いところにキタ! ” と言わんばかりに、やって来たアゼリアちゃんをビシッ──!!と指差す。
「 こいつはゴリラの獣人で間違いないだろ?!
なっ?俺まちがってないよな!? 」
真剣な表情でそう言うレイドと ” その通り! ” と言わんばかりにウンウン頷くメルちゃんに、アゼリアちゃんの爵位が上なのを知っているモルトとニールは、対マリオン・スマイルでニッコリ笑った。
余計な事を言わないおじさんの俺も黙り、最初から黙ったままのレオンも混じると、その場はシン……と静まりかえる。
「 …………。 」
そんな静かな空間の中、黙ってしまったゼリアちゃんを、ソフィアちゃんがチラッチラッと気に掛ける視線を投げかけていたが────やがてアゼリアちゃんの刀が無言で抜かれたのを見て慌てて宥め始めた。
「 ア、アゼリア!落ち着くのです!種族が違えば褒め言葉も違うのは当然ですよ! 」
「 そ、そうだよ!ゴリラは一番強くてかっこいい、最強の動物なんだ!
これはレイドの褒め言葉!獣人族の最上級のあいさつだよ。 」
俺とソフィアちゃんが交互にそう説得すれば、アゼリアちゃんは「 ……強い……かっこいい……最強……。 」とブツブツ呟きゆっくりと刀を収めていく。
これで収束か……。
これ以上余計な事を言わない様に、すかさずレイドの口を押さえてくれたモルトとニールに、笑顔を見せた
────が……。
「 なら俺がゴリラです。
俺が一番。
それを証明してみせます。
……おい、そこの女、とっとと掛かってこい。 」
珍しくやる気満々で、話に割り込んできたのはなんとレオン。
世界で一番 ” 一番 ” を愛している男、レオンはいつもはダランとやる気なく持っているレイピアをしっかり構え、アゼリアちゃんの前に立つ。
「 ────くっ……!! 」
アゼリアちゃんの顔色はブルーベリー色へ。
そして汗はびちゃびちゃ、足はガクガクと震えながらも、ソフィアちゃんを背に回し勇気を奮い立たせ刀に手を添えた。
その姿は追い詰められた勇者が魔王からお姫様をかばう様……。
そしてそんな勇者の勇敢な仲間達の様に、レイドとメルちゃんが同様の様子でその横にスッと立つ。
なんかレオンが悪のラスボスみたいになってない……?
これはいかん!と、俺はすぐさまレオンの背に飛びつきレイピアを持つ手を掴むと、そのままスゥ~と鞘に戻させる。
うちの子が勇者!
主役なの~英雄なの~!
プンプン頭から湯気をとばしながら怒っている俺とは反対に、社畜お仕事モードがスイッチONしたレオンはご機嫌だ!
どうやら、もうゴリラの件も忘れているらしい。
一応は落ち着いてくれたレオンにホッとし、何気なく下に視線を下げると────そこには頬に両手を当て、ジーッと上目遣いをしているサイモンの姿があった。
────ヒュヒュッ!!!
悲鳴を必死に飲み込み、彼女……いや彼を見つめていると、サイモンはニッコニコと天使の様な笑みを俺に見せながらキャピキャピ~♬と騒ぎ出した。
「 リーフ様~♡お久しぶりですぅ~。
さっちゃん、寂しかったですけどぉ~これからは毎日会えますね!
末永~く!よろしくお願いしま~す! 」
試験の時と変わらぬ神出鬼没なサイモンにドキドキしていると、レイドが「 あ────!!! 」と大声で叫びながらサイモンを指差し、そのまま両者にバチバチと火花が散り始める。
「 引きこもり草族も受かったのかよ!あー!草くっせ~草くっせっ!! 」
「 なんか洗ってない雑巾の匂いがするんですけどぉ~。
どっかに野良ワンちゃんでもいるのかな~? 」
ツツツンッ!!と音が出るくらい顔を背け合うレイドとサイモン。
そのまま言い合い勃発か!?と思ったところで、バインっバインッと相変わらずの迫力を持った山二つを揺らしながらリリアちゃんがコチラに向かって走ってきた。
「 皆様お久しぶりです。毎回兄がすみません。
これからよろしくお願いします。 」
そう言ってペコリとお辞儀したリリアちゃん……に遅れて揺れるボインボインに、モルトとニールは言わずもがな、レイドとメルちゃんも難しい表情を見せながら、おぱ~いと見つめているため一旦喧嘩は中断する。
獣人族の2人と言い争うのを辞めたリリアちゃんに、偉い偉い~と思ったのは一瞬。
リリアちゃんは、真っ黒な笑みを浮かべ心底侮蔑するような目をモルトとニール、レイドとメルちゃんに向けている!
” すぐおっぱいに負けて、情けないスケベ敗者共めがっ!! ”
そんな言葉を言ってレイドとメルちゃん、モルトとニールを罵るリリアちゃんが頭に浮かび、ゴクリと唾を飲み込んだ。
そしてそんな不埒な視線でジーッとおっぱいを見ているスケベ坊や達を真っ先に注意しそうなアゼリアちゃんは────レオンのせいで足がガクガクの子鹿ちゃんになっていて突っ込む余裕はなさそう。
何だか大騒ぎ!
レオンのスリスリという優しいお手々マッサージを受けながら、先程の孤独を思い出し、なんだかんだで近づいてきてくれた皆に感謝する。
そしてそんな優しい時間をすごしていると、突然ポーンという短い鐘の音が響きホール内でアナウンスが流れた。
『 もう間もなく入学院式が始まります。
生徒の皆様は席にご着席してお待ち下さい。 』
肥溜め……。
雌牛……。
そんなレオンの不名誉な仇名?に対し、これは注意すべきか?と悩みながらも「 俺は感覚鈍めだから大丈夫~。 」と答えると、レイドとメルちゃんは納得しきれない様子で複雑そうな表情を見せる。
「 そうか?しゃあ、もしかして種族の問題かもしれねぇな~。
豚とか魚系の獣人は感覚が鈍い奴らが多いもんな。
でもネズミはどっちかっつーと、トップクラスの危険察知能力をもっているはずなんだが……リーフは少し鈍いタイプのネズミなのか?
あ、ハムスターとか……? 」
レイドの言葉を聞き終わった後、モルトは右からニールは左からスッ……レイドに近づいた。
そして続けて結構な勢いで、ガッ!!とその肩に腕を回すと、貼り付けた様な笑顔でニッコリと微笑む。
「 ちょっと待つっすよ?
レイド、お前俺のこと何族だと思ってるんすか?ん? 」
「 レイド、正直に言うんだ。君は俺を一体何族だと思っているんだ? 」
左右から同時に話しかけられ「 ??? 」と不思議そうな顔をしたレイドだったが、2人を交互に指差しながら、さも当たり前であるかのようにあっさりと言った。
「 何族って……全員獣人族だろう?
モルトはメダカかなんかの獣人で、ニールは豚の獣人、そんでリーフはハムスターかなんかの獣人ってとこか。 」
そういった瞬間、ニールがレイドに飛び乗り首を締め上げ、モルトは尻尾とギチギチ~と雑巾を絞るかのように捻じり始める。
「 ちょっ!!!イテッ!!イテテテ────!!!
何すんだよお前ら!痛いだろう!? 」
「「 俺達は人族だ────!!! 」」
酷い勘違いをしているレイドに、怒りの形相で怒鳴るモルトとニール。
それに対し、レイドとメルちゃんは、ガガガーン!!!と効果音が聞こえるほど驚いていた。
「 う……うそだろ!?
お前らからは人族特有の儚げな匂いがしないぞ!
人族はっ……人族はっ……皆守ってあげたいって……そんな気持ちになる生き物のはずだ! 」
「 ( コクコク……!! ) 」
必死に自身の正当性を訴えるレイドとそれを全面的に肯定し頷くメルちゃんに、モルトとニールは、ははん?と鼻で笑う。
そしてササッとレオンの横に立ち、通販サイトで商品をオススメするように両手を人族であるレオンに向けた。
────ギャンっ!!
尻尾を踏まれたワンちゃんの様に、悲鳴を上げて飛び上がったレイドとメルちゃん。
そんな二人に向かって、第三者の怒鳴りつける声が突然横から聞こえた。
「 おいっ!一体何をしているのだ!うるさいぞ!
この獣もどきと下民どもがっ! 」
そんな声が聞こえて、全員ピタリと動きを止めて声がした方へ一斉に視線を向ける。
文句をいいながら颯爽と現れたのはアゼリアちゃん。
そしてその後ろからは困った様に頭を押さえているヒロインのソフィアちゃんがいた。
そのせいで一旦騒ぎは鎮圧し、一件落着と思いきや……レイドは ” 良いところにキタ! ” と言わんばかりに、やって来たアゼリアちゃんをビシッ──!!と指差す。
「 こいつはゴリラの獣人で間違いないだろ?!
なっ?俺まちがってないよな!? 」
真剣な表情でそう言うレイドと ” その通り! ” と言わんばかりにウンウン頷くメルちゃんに、アゼリアちゃんの爵位が上なのを知っているモルトとニールは、対マリオン・スマイルでニッコリ笑った。
余計な事を言わないおじさんの俺も黙り、最初から黙ったままのレオンも混じると、その場はシン……と静まりかえる。
「 …………。 」
そんな静かな空間の中、黙ってしまったゼリアちゃんを、ソフィアちゃんがチラッチラッと気に掛ける視線を投げかけていたが────やがてアゼリアちゃんの刀が無言で抜かれたのを見て慌てて宥め始めた。
「 ア、アゼリア!落ち着くのです!種族が違えば褒め言葉も違うのは当然ですよ! 」
「 そ、そうだよ!ゴリラは一番強くてかっこいい、最強の動物なんだ!
これはレイドの褒め言葉!獣人族の最上級のあいさつだよ。 」
俺とソフィアちゃんが交互にそう説得すれば、アゼリアちゃんは「 ……強い……かっこいい……最強……。 」とブツブツ呟きゆっくりと刀を収めていく。
これで収束か……。
これ以上余計な事を言わない様に、すかさずレイドの口を押さえてくれたモルトとニールに、笑顔を見せた
────が……。
「 なら俺がゴリラです。
俺が一番。
それを証明してみせます。
……おい、そこの女、とっとと掛かってこい。 」
珍しくやる気満々で、話に割り込んできたのはなんとレオン。
世界で一番 ” 一番 ” を愛している男、レオンはいつもはダランとやる気なく持っているレイピアをしっかり構え、アゼリアちゃんの前に立つ。
「 ────くっ……!! 」
アゼリアちゃんの顔色はブルーベリー色へ。
そして汗はびちゃびちゃ、足はガクガクと震えながらも、ソフィアちゃんを背に回し勇気を奮い立たせ刀に手を添えた。
その姿は追い詰められた勇者が魔王からお姫様をかばう様……。
そしてそんな勇者の勇敢な仲間達の様に、レイドとメルちゃんが同様の様子でその横にスッと立つ。
なんかレオンが悪のラスボスみたいになってない……?
これはいかん!と、俺はすぐさまレオンの背に飛びつきレイピアを持つ手を掴むと、そのままスゥ~と鞘に戻させる。
うちの子が勇者!
主役なの~英雄なの~!
プンプン頭から湯気をとばしながら怒っている俺とは反対に、社畜お仕事モードがスイッチONしたレオンはご機嫌だ!
どうやら、もうゴリラの件も忘れているらしい。
一応は落ち着いてくれたレオンにホッとし、何気なく下に視線を下げると────そこには頬に両手を当て、ジーッと上目遣いをしているサイモンの姿があった。
────ヒュヒュッ!!!
悲鳴を必死に飲み込み、彼女……いや彼を見つめていると、サイモンはニッコニコと天使の様な笑みを俺に見せながらキャピキャピ~♬と騒ぎ出した。
「 リーフ様~♡お久しぶりですぅ~。
さっちゃん、寂しかったですけどぉ~これからは毎日会えますね!
末永~く!よろしくお願いしま~す! 」
試験の時と変わらぬ神出鬼没なサイモンにドキドキしていると、レイドが「 あ────!!! 」と大声で叫びながらサイモンを指差し、そのまま両者にバチバチと火花が散り始める。
「 引きこもり草族も受かったのかよ!あー!草くっせ~草くっせっ!! 」
「 なんか洗ってない雑巾の匂いがするんですけどぉ~。
どっかに野良ワンちゃんでもいるのかな~? 」
ツツツンッ!!と音が出るくらい顔を背け合うレイドとサイモン。
そのまま言い合い勃発か!?と思ったところで、バインっバインッと相変わらずの迫力を持った山二つを揺らしながらリリアちゃんがコチラに向かって走ってきた。
「 皆様お久しぶりです。毎回兄がすみません。
これからよろしくお願いします。 」
そう言ってペコリとお辞儀したリリアちゃん……に遅れて揺れるボインボインに、モルトとニールは言わずもがな、レイドとメルちゃんも難しい表情を見せながら、おぱ~いと見つめているため一旦喧嘩は中断する。
獣人族の2人と言い争うのを辞めたリリアちゃんに、偉い偉い~と思ったのは一瞬。
リリアちゃんは、真っ黒な笑みを浮かべ心底侮蔑するような目をモルトとニール、レイドとメルちゃんに向けている!
” すぐおっぱいに負けて、情けないスケベ敗者共めがっ!! ”
そんな言葉を言ってレイドとメルちゃん、モルトとニールを罵るリリアちゃんが頭に浮かび、ゴクリと唾を飲み込んだ。
そしてそんな不埒な視線でジーッとおっぱいを見ているスケベ坊や達を真っ先に注意しそうなアゼリアちゃんは────レオンのせいで足がガクガクの子鹿ちゃんになっていて突っ込む余裕はなさそう。
何だか大騒ぎ!
レオンのスリスリという優しいお手々マッサージを受けながら、先程の孤独を思い出し、なんだかんだで近づいてきてくれた皆に感謝する。
そしてそんな優しい時間をすごしていると、突然ポーンという短い鐘の音が響きホール内でアナウンスが流れた。
『 もう間もなく入学院式が始まります。
生徒の皆様は席にご着席してお待ち下さい。 』
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