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第三十一章
1025 首を洗ってまっていろ
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( ??? )
~ グリモア南エリアから隣街への街道 ~
前進するモンスター達は南方面へと向かっていきやがて人の手が加わった石造りの道を発見する。
” それを辿っていけば、やがて捕食対象である ” 人 ” が沢山住む場所へと辿り着ける ”
それを本能で知っているモンスター達は、ニタリッと嫌な笑みを浮かべた。
モンスター達は生まれて直ぐ本能で知っている事が一つある。
それは人型種を食す事で自身の身をとんでもなくパワーUPしてくれる事だ。
人型種は豊富な生命力と魔力を含み、更に自身の身一つでは受け入れぬ事ができない酸素をふんだん含んでいる。
そんな自身と相反する存在をその身に受け入れる事は、魔素で創られているモンスター達の存在に変化をもたらすものである事。
それを生まれながらに知っているからこそ、モンスター達は人を襲う。
しかし、モンスター達にも性格というモノがあり、眼の前にぶら下がる肉をあえて危険を犯してまで取ろうとしない個体もいれば、肉自体を好まない個体もいる。
それぞれの ” 選択 ” によって、モンスターという存在はそれぞれ独自の進化を遂げてきたのだ。
現在 ” 人 ” を求めて道を進むモンスター達は、進化を望み ” ルール通り ” に世を生きようとしているモノ達。
魔素の特性の一つ ” 違う性質のモノを取り込む事で進化を促す ” という世界のルールを選択したモノ達であった。
モンスター達はそのままどんどんと進んでいくと、やがてその道の果てに一人の女を発見し歩みを一旦止める。
その女は目を閉じ、腕を組むポーズで仁王立ちしていた。
恐怖で体が動かないのか?
そう考えたモンスターはその怯える獲物を我先にと食すため、ものすごいスピードで掛けていく。
そしてその爪や牙が女へと届くと思われた瞬間────モンスター達の脳裏にはその女のぐちゃぐちゃになった体が浮かび上がった。
大きく裂けてバラバラになったその体を競うように喰らう。
その味に歓喜する自分を思い浮かべると、興奮して雄叫びを上げた、が────……
────グチャッ!!!
無惨にも潰れてしまったのはモンスター達の体であった。
女は指一本身動きしていないにも関わらず、何故か飛びかかったモンスター達の爪や牙が潰れてしまっている。
それが何故かと、目撃したモンスター達が目を凝らして女とぐちゃぐちゃになってしまったモンスター達を観察すると、その間に透明な壁の様なモノがあって、それが横に向かってズラリと並んでいる事にやっと気付いた。
<守衛師の資質> (ユニーク固有スキル)
< 風の境界線 >
風魔力で創られた風の盾の壁を創り出す創作系防御スキル
その強度は自身の防御力と風に魔法属性値、耐久値、耐久戦の戦闘経験値によって決定し、更に努力、根性、正義、勇気、忠誠心によりさらにUPする
(発現条件)
一定以上の防御力と風に魔法属性値、耐久値、努力、根性、正義、勇気、忠誠心を持つ事
一定回数以上格上の敵との耐久戦の戦闘経験値がある事
女は狼狽えるモンスター達とは逆に、酷く落ち着いた様子で目を開けると、ニヤリと不敵に笑う。
「 ようやく気付いたか、ケダモノ集団め。
このリーフ様の専属守衛、兼専属護衛予定のこのイザベル、そのプライドに賭けてこの場は一歩も通さぬぞ。
覚悟しろ。 」
女がモンスターを睨みつければ、モンスター達は一瞬ビクリと肩を揺らすが、その後直ぐに我に返ったのか、その透明な風の壁に向かって攻撃をし始めた。
しかし物理、魔法、特殊な性質を持つ攻撃……その全てをいとも簡単に弾いてしまう壁にモンスター達は悪戦苦闘する。
それを腕を組んだまま女は見つめ、まるで悪役の様にクックックと笑った。
「 愚か者どもめ。
守衛師は守り特化の資質。
己が守ると決めたフィールドには敵は決して通さん。 」
女は剣を抜き、そのまま魔力を込めると更に新たなスキルを発動した。
<守衛師の資質> (ユニーク固有スキル)
< リベンジ・パーリー >
相手からの攻撃を溜め込み、それを何倍にもして返す反射系防御スキル
耐久性は体力と防御力、反射倍数は攻撃力とスピード、防御スキルを使った戦闘経験値によって決定する
更に努力、根性、勇気、正義、忠誠心によって更に全体のステータスがUPする
(発現条件)
一定以上の体力と防御力、反射倍数は攻撃力とスピード、防御スキルを使った戦闘経験値、努力、根性、勇気、正義、忠誠心を持つ事
一定回数以上格上の敵からの攻撃を受けきり耐える事
そのスキルが風の壁にプラスされると、それに攻撃したモンスター達は次々と何倍にもなった自身の攻撃によって派手に散っていく。
それを見た女は、やはり悪役の様にハ────ッハッハッ!!と高笑いをしたが、その途端、何かを思い出したのか大きく顔を歪めて、チィッ!!と舌打ちをした。
「 あのリーフ様の後にくっつく黒男め!!
今夜はご馳走が一杯だぞ。この私のお陰でな!
つまり私の方が役に立つ、専属護衛の座の奪還は近い。
首を洗って待っていろぉぉぉぉ────!!!化け物めぇぇぇ────!! 」
憤怒の形相をしたその女は、その場で悔しげに地団駄を踏みながら、まるで八つ当たりをするかの様にモンスター達を次々と倒していった。
~ グリモア南エリアから隣街への街道 ~
前進するモンスター達は南方面へと向かっていきやがて人の手が加わった石造りの道を発見する。
” それを辿っていけば、やがて捕食対象である ” 人 ” が沢山住む場所へと辿り着ける ”
それを本能で知っているモンスター達は、ニタリッと嫌な笑みを浮かべた。
モンスター達は生まれて直ぐ本能で知っている事が一つある。
それは人型種を食す事で自身の身をとんでもなくパワーUPしてくれる事だ。
人型種は豊富な生命力と魔力を含み、更に自身の身一つでは受け入れぬ事ができない酸素をふんだん含んでいる。
そんな自身と相反する存在をその身に受け入れる事は、魔素で創られているモンスター達の存在に変化をもたらすものである事。
それを生まれながらに知っているからこそ、モンスター達は人を襲う。
しかし、モンスター達にも性格というモノがあり、眼の前にぶら下がる肉をあえて危険を犯してまで取ろうとしない個体もいれば、肉自体を好まない個体もいる。
それぞれの ” 選択 ” によって、モンスターという存在はそれぞれ独自の進化を遂げてきたのだ。
現在 ” 人 ” を求めて道を進むモンスター達は、進化を望み ” ルール通り ” に世を生きようとしているモノ達。
魔素の特性の一つ ” 違う性質のモノを取り込む事で進化を促す ” という世界のルールを選択したモノ達であった。
モンスター達はそのままどんどんと進んでいくと、やがてその道の果てに一人の女を発見し歩みを一旦止める。
その女は目を閉じ、腕を組むポーズで仁王立ちしていた。
恐怖で体が動かないのか?
そう考えたモンスターはその怯える獲物を我先にと食すため、ものすごいスピードで掛けていく。
そしてその爪や牙が女へと届くと思われた瞬間────モンスター達の脳裏にはその女のぐちゃぐちゃになった体が浮かび上がった。
大きく裂けてバラバラになったその体を競うように喰らう。
その味に歓喜する自分を思い浮かべると、興奮して雄叫びを上げた、が────……
────グチャッ!!!
無惨にも潰れてしまったのはモンスター達の体であった。
女は指一本身動きしていないにも関わらず、何故か飛びかかったモンスター達の爪や牙が潰れてしまっている。
それが何故かと、目撃したモンスター達が目を凝らして女とぐちゃぐちゃになってしまったモンスター達を観察すると、その間に透明な壁の様なモノがあって、それが横に向かってズラリと並んでいる事にやっと気付いた。
<守衛師の資質> (ユニーク固有スキル)
< 風の境界線 >
風魔力で創られた風の盾の壁を創り出す創作系防御スキル
その強度は自身の防御力と風に魔法属性値、耐久値、耐久戦の戦闘経験値によって決定し、更に努力、根性、正義、勇気、忠誠心によりさらにUPする
(発現条件)
一定以上の防御力と風に魔法属性値、耐久値、努力、根性、正義、勇気、忠誠心を持つ事
一定回数以上格上の敵との耐久戦の戦闘経験値がある事
女は狼狽えるモンスター達とは逆に、酷く落ち着いた様子で目を開けると、ニヤリと不敵に笑う。
「 ようやく気付いたか、ケダモノ集団め。
このリーフ様の専属守衛、兼専属護衛予定のこのイザベル、そのプライドに賭けてこの場は一歩も通さぬぞ。
覚悟しろ。 」
女がモンスターを睨みつければ、モンスター達は一瞬ビクリと肩を揺らすが、その後直ぐに我に返ったのか、その透明な風の壁に向かって攻撃をし始めた。
しかし物理、魔法、特殊な性質を持つ攻撃……その全てをいとも簡単に弾いてしまう壁にモンスター達は悪戦苦闘する。
それを腕を組んだまま女は見つめ、まるで悪役の様にクックックと笑った。
「 愚か者どもめ。
守衛師は守り特化の資質。
己が守ると決めたフィールドには敵は決して通さん。 」
女は剣を抜き、そのまま魔力を込めると更に新たなスキルを発動した。
<守衛師の資質> (ユニーク固有スキル)
< リベンジ・パーリー >
相手からの攻撃を溜め込み、それを何倍にもして返す反射系防御スキル
耐久性は体力と防御力、反射倍数は攻撃力とスピード、防御スキルを使った戦闘経験値によって決定する
更に努力、根性、勇気、正義、忠誠心によって更に全体のステータスがUPする
(発現条件)
一定以上の体力と防御力、反射倍数は攻撃力とスピード、防御スキルを使った戦闘経験値、努力、根性、勇気、正義、忠誠心を持つ事
一定回数以上格上の敵からの攻撃を受けきり耐える事
そのスキルが風の壁にプラスされると、それに攻撃したモンスター達は次々と何倍にもなった自身の攻撃によって派手に散っていく。
それを見た女は、やはり悪役の様にハ────ッハッハッ!!と高笑いをしたが、その途端、何かを思い出したのか大きく顔を歪めて、チィッ!!と舌打ちをした。
「 あのリーフ様の後にくっつく黒男め!!
今夜はご馳走が一杯だぞ。この私のお陰でな!
つまり私の方が役に立つ、専属護衛の座の奪還は近い。
首を洗って待っていろぉぉぉぉ────!!!化け物めぇぇぇ────!! 」
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