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第三十九章
1272 あまりよくない事が……
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( フラン )
「 皆聞いて。街中で発生したモンスター達は、戻ってきた貴族の生徒達が倒してくれるわ。
全員ホントに戻ってきたの。
リーフ様の言うハッピーエンドを叶えるために。 」
「 そうそう~。全員やる気満々だったよ~。
これは僕たち平民も負けられないよね~。 」
恐らくその様子を目撃してきたらしいリリア殿とサイモン殿が、まだ僅かに残っていた疑いの気持ちを吹き飛ばすと、今度は全員の心に火が着いた。
「 おい!貴族組には負けられないぞ! 」
「 勝つのは、私達平民組よ!! 」
「「「 ハッピーエンドを叶えるのは俺(私)達だぁぁぁぁ────────!!! 」」」
うおおぉぉぉ────!!と雄叫びを上げながら、モンスター達を倒していく生徒たちを見ながら、前線にいるクルトは、またワンワン大泣きしながら叫ぶ。
「 うわぁぁぁぁ────ん!!
こんな日が来るなんてぇぇぇぇ──!俺は夢にも思わなかったぁぁぁぁ────!!!
ありがとう!リィィィーフゥゥゥゥゥ!!
ありがとう!神様ぁぁぁぁ!!!
俺も燃えてきたぁぁぁぁぁ────!!! 」
そしてクルトが泣きながらモンスターの群れに突っ込んで倒していく姿を見て、レナは汗を掻いた。
「 ……クルト、泣きすぎて、目が溶けちゃうんじゃない? 」
割と本気でレナが心配していたが、近くにいるルーンもボタボタ泣きながら魔法を打ちまくっているし、セリナも泣きながら突っ込んでいっているし、私も泣きながらスキルを打っているしで、閉口するしかなかった様だ。
でもそれは仕方のない事。
よもやこんな奇跡の様な出来事が起きていくなど、普通はあり得ないからだ。
そのためヘンドリク殿が言っていた事 ” 神様 ” がようやくしっくりくると思い始めた。
「 私は最初から分かっていた!!
リーフ殿は、我々に希望を与えてくれる ” 神様 ” だ!!
恐らくはこの世に生まれ落ちた黒き邪神( レオン殿 )を抑えるために、この世に生まれ落ちたに違いない!! 」
「「「 あ~……。 」」」
確信を持ってそう告げると、全員が納得する様に頷く。
そんな中、後方のセラ殿がダンッ!と防壁の上に飛び乗り、上空から迫りくる< 死肉バエ >に向かって両手を出した。
< 死肉バエ >
体長10cm程のハエ型Eランクオンスター
鋭く尖った針の様な口を持ち、肉を腐らせる体液を注入。
その肉をドロドロに溶かしてスープ状にして吸う
< 防腐薬草 >によって防ぐ事ができるが、時間が経過しすぎると効果はなくなってしまうため注意
「 その通りで────す!!
リーフ様はセラの神様…… ” 希望の神 ” ですから!! 」
セラ殿はそのままスキルを発現し、前に突き出した両手から細かく編み込まれた糸を出現させると、そのままそれを< 死肉バエ >の群れに向かって飛ばす。
<絆糸人の資質>(ユニーク固有スキル)
< 心糸 >
自身の感情を具現化し糸状の武器にする創作系スキル
その材料となる感情が強ければ強い程その糸の強度が上がる
( セラ感情設定:尊愛 )
(発現条件)
一定以上の感情ステータスを持つ事
感情の種類の一つが、他の感情の約10倍以上の値を持ち、更に一定以下の精神汚染度である事
一定以上の負の感情に対する経験と、それに耐久した経験値を持つこと
編み込まれた網は、逃げようとする< 死肉バエ >達を全員囲い、更にそのままセラ殿がキュッ!と手を握ると、網は締まっていった。
そしてそのままモンスターは締め付けてくる網によってバラバラになって、全滅する。
────わっ!!と上がる歓声に向かって、セラ殿はリーフ殿への想いを大声で語りだし、後ろから来た女子生徒達に引っ張られて退場した。
一瞬でバラバラにされた< 死肉バエ >の残骸を見つめながら、他の生徒たちへ視線を向けると、各々が確固たる意思と強さを持って戦っている。
強い……。
しかも、全員が戦いの中でどんどん成長している。
それに笑みを零しながら、横から飛び出してきたモンスターを蹴散らすと、後方にいるリリア殿から連絡が入った。
「 フラン学院長、少し報告したい事があるのですが、少々よろしいでしょうか? 」
「 うむ、どうした?リリア殿。 」
私がそう答えると、リリア殿は一瞬間を置いてから、緊張した様子で口を開く。
「 恐らくまだ何かあります。
謎の魔力反応が8個……。恐ろしく緻密に練られた魔法の気配がします。
その配置を考えると……恐らくあまり良くない事が起きるかもしれません。 」
「 皆聞いて。街中で発生したモンスター達は、戻ってきた貴族の生徒達が倒してくれるわ。
全員ホントに戻ってきたの。
リーフ様の言うハッピーエンドを叶えるために。 」
「 そうそう~。全員やる気満々だったよ~。
これは僕たち平民も負けられないよね~。 」
恐らくその様子を目撃してきたらしいリリア殿とサイモン殿が、まだ僅かに残っていた疑いの気持ちを吹き飛ばすと、今度は全員の心に火が着いた。
「 おい!貴族組には負けられないぞ! 」
「 勝つのは、私達平民組よ!! 」
「「「 ハッピーエンドを叶えるのは俺(私)達だぁぁぁぁ────────!!! 」」」
うおおぉぉぉ────!!と雄叫びを上げながら、モンスター達を倒していく生徒たちを見ながら、前線にいるクルトは、またワンワン大泣きしながら叫ぶ。
「 うわぁぁぁぁ────ん!!
こんな日が来るなんてぇぇぇぇ──!俺は夢にも思わなかったぁぁぁぁ────!!!
ありがとう!リィィィーフゥゥゥゥゥ!!
ありがとう!神様ぁぁぁぁ!!!
俺も燃えてきたぁぁぁぁぁ────!!! 」
そしてクルトが泣きながらモンスターの群れに突っ込んで倒していく姿を見て、レナは汗を掻いた。
「 ……クルト、泣きすぎて、目が溶けちゃうんじゃない? 」
割と本気でレナが心配していたが、近くにいるルーンもボタボタ泣きながら魔法を打ちまくっているし、セリナも泣きながら突っ込んでいっているし、私も泣きながらスキルを打っているしで、閉口するしかなかった様だ。
でもそれは仕方のない事。
よもやこんな奇跡の様な出来事が起きていくなど、普通はあり得ないからだ。
そのためヘンドリク殿が言っていた事 ” 神様 ” がようやくしっくりくると思い始めた。
「 私は最初から分かっていた!!
リーフ殿は、我々に希望を与えてくれる ” 神様 ” だ!!
恐らくはこの世に生まれ落ちた黒き邪神( レオン殿 )を抑えるために、この世に生まれ落ちたに違いない!! 」
「「「 あ~……。 」」」
確信を持ってそう告げると、全員が納得する様に頷く。
そんな中、後方のセラ殿がダンッ!と防壁の上に飛び乗り、上空から迫りくる< 死肉バエ >に向かって両手を出した。
< 死肉バエ >
体長10cm程のハエ型Eランクオンスター
鋭く尖った針の様な口を持ち、肉を腐らせる体液を注入。
その肉をドロドロに溶かしてスープ状にして吸う
< 防腐薬草 >によって防ぐ事ができるが、時間が経過しすぎると効果はなくなってしまうため注意
「 その通りで────す!!
リーフ様はセラの神様…… ” 希望の神 ” ですから!! 」
セラ殿はそのままスキルを発現し、前に突き出した両手から細かく編み込まれた糸を出現させると、そのままそれを< 死肉バエ >の群れに向かって飛ばす。
<絆糸人の資質>(ユニーク固有スキル)
< 心糸 >
自身の感情を具現化し糸状の武器にする創作系スキル
その材料となる感情が強ければ強い程その糸の強度が上がる
( セラ感情設定:尊愛 )
(発現条件)
一定以上の感情ステータスを持つ事
感情の種類の一つが、他の感情の約10倍以上の値を持ち、更に一定以下の精神汚染度である事
一定以上の負の感情に対する経験と、それに耐久した経験値を持つこと
編み込まれた網は、逃げようとする< 死肉バエ >達を全員囲い、更にそのままセラ殿がキュッ!と手を握ると、網は締まっていった。
そしてそのままモンスターは締め付けてくる網によってバラバラになって、全滅する。
────わっ!!と上がる歓声に向かって、セラ殿はリーフ殿への想いを大声で語りだし、後ろから来た女子生徒達に引っ張られて退場した。
一瞬でバラバラにされた< 死肉バエ >の残骸を見つめながら、他の生徒たちへ視線を向けると、各々が確固たる意思と強さを持って戦っている。
強い……。
しかも、全員が戦いの中でどんどん成長している。
それに笑みを零しながら、横から飛び出してきたモンスターを蹴散らすと、後方にいるリリア殿から連絡が入った。
「 フラン学院長、少し報告したい事があるのですが、少々よろしいでしょうか? 」
「 うむ、どうした?リリア殿。 」
私がそう答えると、リリア殿は一瞬間を置いてから、緊張した様子で口を開く。
「 恐らくまだ何かあります。
謎の魔力反応が8個……。恐ろしく緻密に練られた魔法の気配がします。
その配置を考えると……恐らくあまり良くない事が起きるかもしれません。 」
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