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第四十五章
1422 ここから始まり
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( ジャリー )
「 どうかお名前を教えてください。 」
その場に跪き名を尋ねる私を見下ろし、一瞬驚いた様子を見せた大司教様だったが、直ぐにしゃがみ込み、私にまっすぐ視線を合わせる。
「 私の名前はグレスター。
豊作の願いを込めてつけられた名だったが……結局なれなくて " 役立たず " として捨てられた男だよ。
でも今はイシュル教会の大司教をしている。
これから君が自分の価値を自分で探せる様、大司教として祈っているよ。 」
全てお見通しの様にそう言ったグレスター様は立ち上がり、そのまま私とルビーを交互に見て、何故か頭を下げた。
ポカンとする私達を見て笑ったグレスター様は、続けて馬車に乗り込んだ孤児院の同期達の方へ視線を向ける。
「 あの時君たちが抗わなければ、あのまま一度は逃げられ、救出に時間が掛かっていたはずだ。
ありがとう。 」
「 …………っ! 」
そう告げたグレスター様は、そのまま頭を上げた後、他の聖兵士に呼ばれて去っていった。
その後、私達も同期たちが乗り込んでいた馬車へと乗せられ治療院へ届けられ、私もルビーも傷一つなく、他の誰も怪我もせずに帰る事ができたのだった。
それから私は沢山沢山考えた。
これからどうやって生きていこうかと。
今までの様に、流されるままの雲の様な生き方はしない。
だから自分で選んで努力して……自分の価値を作っていきたいと心から思った。
すると、必ず浮かんでくるのは、初めて自分に価値を見せてくれた神様の姿と、初めて抗って熱くなった感覚であった。
痛かったし辛かった。
苦しくて罵られて悔しくて、心も体も痛かった。
しかし────……それ以上に今でも叫びだしそうになるくらい嬉しいかったのだ。
私は一度目を閉じて、きっとまだまだ世に沢山いるであろう、" 世界の役立たず ” 達の事を考え……ニヤッと笑う。
勝手に人の価値を決め、役立たずだ、無価値だと罵る世界のゴミ達。
私はそんな奴らと戦いたい。
戦って抗って……叫び続けたいと願った。
「 ────フッ……フフッ……クックック……。 」
その事を考えると楽しくなってきて口から笑いが漏れてしまう。
もうこの気持ちは心から飛び出し、自由を得た。
もうこの歩みを止める事は……誰にもできやしない。
「 この世界はきっと私には優しくない。
受け入れてくれた事もなかった。
だから、そんな存在のために何かしたいとは思えない。
だけど────……。 」
今までは色褪せて見えていた無価値な世界は、突然ある人物を思い出すだけで、あっという間に輝き出した。
そんなキラキラ輝く世界の中心に立ち、私は閉じていた目をしっかり開ける。
「 グレスター様が生きる世界のためなら……私はこの世界を愛する事ができる。
だから決めた。
私は世界という ” 水 ” を浄化する砂利になる。 」
どんなに自分の身が傷つこうが、倒れようが、私はわたしの価値を見いだせる言葉をくれたグレスター様の……神様が目指す場所へ共に行こう。
きっとその場所は、私が今まで見たことのないくらい美しい場所に違いない。
私の目には、” 希望 ” という名の火がメラメラと燃え盛っていた。
どんな才能を持っていようとも、私は聖兵士になる!
そんな覚悟を決めて受けた資質鑑定であったが……なんと私の資質は非常に稀有な上級資質、しかもその中でも最高級と言われている統率系の【 聖駆者 】であった。
それには街中が騒ぎになって、誰もが私にお祝いの言葉を掛けてくれたのだが、面倒な奴らにもその話は届いたらしい。
孤児院に両親が街の人々まで引き連れてやってきて、涙を流し始めたのだ。
「 ごめんなさい。今まで私の持病のせいで寂しい想いをさせてしまって……。 」
「 いい薬が手に入って、母さんの病気が完治したんだよ!
これからは家族皆で住めるね。
今まで頑張ったんだね、ジャリー。
お前は本当に努力家で凄い子だ! 」
そのままワッ!と泣き出す母に寄り添い、慰める父。
それに貰い泣きする街の人々。
要するに、元両親は ” 持病が悪化し、子供を手放すしかなかった両親が、見事病に打ち勝ち、子供を迎えにきた ” と……そういうストーリーを作ったらしい。
それに従い迎えにきたわけだ。
自分たちの様な素晴らしい人間にふさわしい、優秀な資質を持っていた娘とやらを。
心にもない私に ” 愛 ” を語り、両手を広げて私からの返答を待っている二人に、私は与えてやった。
一切の手加減のない拳を。
「 ────っヘブッ!!!!! 」
変形してしまった顔の元父が、変な叫び声を上げて大きく空を飛ぶと、母は目と口を限界まで大きく広げて私を見つめる。
「 ……………えっ……? 」
「 お前も遠慮なく受け取れ。
消えよ、世界の ” 役立たず ” 共が。 」
ポカンとする元母親を、同様にぶっ飛ばすと、唖然とする街の人達を背にサッサと荷造りをしに自室へと帰った。
その後、結局化けの皮が剥がれたらしい両親は見事に転落していったらしいが、私には関係ない事。
何度か教会を通して連絡があったらしいが、準聖人を迎えた事で、私と両親の縁は完全に消え失せた。
私はなんの未練もないこの街を出て、聖兵士になる。
そのためさっさと志願書を提出し、少し早いが教会を出ることにしたのだ。
そして教会を旅立つ日────。
少ない荷物を持って門に向かう私の前に、一人の人物が通せんぼする様に立つ人物が現れた。
ルビーだ。
ルビーはやはり少ないが大きめのバックを持っていて、まるで私と同様にここを出ていく様な出で立ちであった。
「 ルビーも今日……。 」
────出ていくの?
そう尋ねるその前に、突然ルビーが大声で「 私はっ!!! 」と叫ぶ。
それがすごく大きな声だったから、ビクッ!と体が跳ね、思わず口を閉ざした。
ルビーとはあの事件以来、実は話していない。
何を話せばいいのか分からなかったし、私は私の今後の事を考えるので一杯一杯になっていたからだ。
多分ルビーもルビーなりに何か考え込んでいたのか、今までずっと上の空だった様だったし……。
う~ん……と、そんな事を考えていたその時、突然ルビーが強い光を灯した目を私に向けた。
「 私は自分の名前が大嫌い!!
だってゴミみたいな扱いをされてきた自分に全然合わない名前だから! 」
「 …………。 」
いつものクールなルビーはどこへやら……。
憎々しげにそう語ったルビーは、そのままタガが外れた様に話し始める。
「 私には価値なんてないんだって……。
だから、あの時だって……私はいらないゴミだから、別に誰にどう扱われようが仕方がない、どうでもいいって……そう思っていたの。
でも────……。 」
どんどん表情が暗くなっていったルビーだったが……突然パッ!!と目が輝きだして、興奮した様子で胸をドンッ!と叩いた。
「 私、あの男に噛みついてやった時、初めて生きている!輝いているって思えたの!!
” ふざけるな!!私の価値を勝手に決めるなっ!! ” って……言えて嬉しかった……っ。
痛かったし、苦しかったし、怖かったけど……初めて自分が価値あるモノに思えたの。
まるで本当に輝くルビーになれた気がした。 」
ルビーは感動に震えているのか、ブルブルと震える手をグッと握りしめる。
そして私をまっすぐ見たまま、ニコッと笑った。
「 価値がないって言っていいのは自分だけ。
ジャリーが初めてそれに気づくキッカケをくれた。
私は戦いたい。
もう勝手に誰かに価値を決められたくないの。
自分の名前にふさわしい自分になるため、嫌な奴らをぶっ飛ばしたい。
……それって駄目かな? 」
最後はコテッと首を傾げるルビーに、私はプッ!と吹き出してしまう。
そしてそのまま大声で笑い、最後はニヤッと笑ってやった。
「 好きにすればいいじゃない!
だって、そういう嫌な奴らにとって、私達は ” 役立たず ” らしいから。
一生役に立つことなく、ぶっ飛ばし続ければいい。 」
「 ────っ!うん!! 」
ルビーは私の答えを聞いて、パァァ~!と明るい笑顔を見せる。
どうやらルビーも聖兵士の道を選んだらしく、私同様本日出発するらしい。
今度こそ……。
二人一緒に門を出ようとしたその時────……今度は背後から沢山の子供の声が聞こえて足を止めた。
「 おーい!! 」
「 二人共待って────!! 」
ハァハァ……。
ゼイゼイ……。
息を乱しながら全力疾走してきたのは、あの時私やルビーと一緒に連れられ、売られそうになっていた子たちであった。
皆は私達の前にズラッ!と並び、汗を拭うと……その中の一人が突然大声で叫ぶ。
「 俺、何もできなかった────────!!!! 」
ルビーと一緒に目をパチクリしていると、その子はボロボロと泣きながら、自分の想いを叫び続ける。
「 怖くて怖くて震えていただけだった……っ!
自分なんてどうなってもいいって思っていたのに……いざ目の前に迫ったら死ぬのが怖いって……ただ助けてもらうのを待つだけだったんだ。
もう……そんな価値がない自分のまま生きていくなんてイヤだ……! 」
「 私も同じ……。
だから、ずっと欲しかった言葉を初めてくれたジャリーとルビーと一緒に戦いたいの!! 」
「 俺も!! 」
「 私も!!! 」
気がつけば全員が泣きながら叫んでいて、私もルビーも同じく泣いてしまった。
どうやら他の皆も聖兵士への道を選んだ様で、これから自分たちも教会本部へと向かうとの事。
そのため私達はそのままワンワンと泣きながら、迎えの馬車へと乗り込み……そこから私達の新しい世界は始まりを迎えたのだった。
「 どうかお名前を教えてください。 」
その場に跪き名を尋ねる私を見下ろし、一瞬驚いた様子を見せた大司教様だったが、直ぐにしゃがみ込み、私にまっすぐ視線を合わせる。
「 私の名前はグレスター。
豊作の願いを込めてつけられた名だったが……結局なれなくて " 役立たず " として捨てられた男だよ。
でも今はイシュル教会の大司教をしている。
これから君が自分の価値を自分で探せる様、大司教として祈っているよ。 」
全てお見通しの様にそう言ったグレスター様は立ち上がり、そのまま私とルビーを交互に見て、何故か頭を下げた。
ポカンとする私達を見て笑ったグレスター様は、続けて馬車に乗り込んだ孤児院の同期達の方へ視線を向ける。
「 あの時君たちが抗わなければ、あのまま一度は逃げられ、救出に時間が掛かっていたはずだ。
ありがとう。 」
「 …………っ! 」
そう告げたグレスター様は、そのまま頭を上げた後、他の聖兵士に呼ばれて去っていった。
その後、私達も同期たちが乗り込んでいた馬車へと乗せられ治療院へ届けられ、私もルビーも傷一つなく、他の誰も怪我もせずに帰る事ができたのだった。
それから私は沢山沢山考えた。
これからどうやって生きていこうかと。
今までの様に、流されるままの雲の様な生き方はしない。
だから自分で選んで努力して……自分の価値を作っていきたいと心から思った。
すると、必ず浮かんでくるのは、初めて自分に価値を見せてくれた神様の姿と、初めて抗って熱くなった感覚であった。
痛かったし辛かった。
苦しくて罵られて悔しくて、心も体も痛かった。
しかし────……それ以上に今でも叫びだしそうになるくらい嬉しいかったのだ。
私は一度目を閉じて、きっとまだまだ世に沢山いるであろう、" 世界の役立たず ” 達の事を考え……ニヤッと笑う。
勝手に人の価値を決め、役立たずだ、無価値だと罵る世界のゴミ達。
私はそんな奴らと戦いたい。
戦って抗って……叫び続けたいと願った。
「 ────フッ……フフッ……クックック……。 」
その事を考えると楽しくなってきて口から笑いが漏れてしまう。
もうこの気持ちは心から飛び出し、自由を得た。
もうこの歩みを止める事は……誰にもできやしない。
「 この世界はきっと私には優しくない。
受け入れてくれた事もなかった。
だから、そんな存在のために何かしたいとは思えない。
だけど────……。 」
今までは色褪せて見えていた無価値な世界は、突然ある人物を思い出すだけで、あっという間に輝き出した。
そんなキラキラ輝く世界の中心に立ち、私は閉じていた目をしっかり開ける。
「 グレスター様が生きる世界のためなら……私はこの世界を愛する事ができる。
だから決めた。
私は世界という ” 水 ” を浄化する砂利になる。 」
どんなに自分の身が傷つこうが、倒れようが、私はわたしの価値を見いだせる言葉をくれたグレスター様の……神様が目指す場所へ共に行こう。
きっとその場所は、私が今まで見たことのないくらい美しい場所に違いない。
私の目には、” 希望 ” という名の火がメラメラと燃え盛っていた。
どんな才能を持っていようとも、私は聖兵士になる!
そんな覚悟を決めて受けた資質鑑定であったが……なんと私の資質は非常に稀有な上級資質、しかもその中でも最高級と言われている統率系の【 聖駆者 】であった。
それには街中が騒ぎになって、誰もが私にお祝いの言葉を掛けてくれたのだが、面倒な奴らにもその話は届いたらしい。
孤児院に両親が街の人々まで引き連れてやってきて、涙を流し始めたのだ。
「 ごめんなさい。今まで私の持病のせいで寂しい想いをさせてしまって……。 」
「 いい薬が手に入って、母さんの病気が完治したんだよ!
これからは家族皆で住めるね。
今まで頑張ったんだね、ジャリー。
お前は本当に努力家で凄い子だ! 」
そのままワッ!と泣き出す母に寄り添い、慰める父。
それに貰い泣きする街の人々。
要するに、元両親は ” 持病が悪化し、子供を手放すしかなかった両親が、見事病に打ち勝ち、子供を迎えにきた ” と……そういうストーリーを作ったらしい。
それに従い迎えにきたわけだ。
自分たちの様な素晴らしい人間にふさわしい、優秀な資質を持っていた娘とやらを。
心にもない私に ” 愛 ” を語り、両手を広げて私からの返答を待っている二人に、私は与えてやった。
一切の手加減のない拳を。
「 ────っヘブッ!!!!! 」
変形してしまった顔の元父が、変な叫び声を上げて大きく空を飛ぶと、母は目と口を限界まで大きく広げて私を見つめる。
「 ……………えっ……? 」
「 お前も遠慮なく受け取れ。
消えよ、世界の ” 役立たず ” 共が。 」
ポカンとする元母親を、同様にぶっ飛ばすと、唖然とする街の人達を背にサッサと荷造りをしに自室へと帰った。
その後、結局化けの皮が剥がれたらしい両親は見事に転落していったらしいが、私には関係ない事。
何度か教会を通して連絡があったらしいが、準聖人を迎えた事で、私と両親の縁は完全に消え失せた。
私はなんの未練もないこの街を出て、聖兵士になる。
そのためさっさと志願書を提出し、少し早いが教会を出ることにしたのだ。
そして教会を旅立つ日────。
少ない荷物を持って門に向かう私の前に、一人の人物が通せんぼする様に立つ人物が現れた。
ルビーだ。
ルビーはやはり少ないが大きめのバックを持っていて、まるで私と同様にここを出ていく様な出で立ちであった。
「 ルビーも今日……。 」
────出ていくの?
そう尋ねるその前に、突然ルビーが大声で「 私はっ!!! 」と叫ぶ。
それがすごく大きな声だったから、ビクッ!と体が跳ね、思わず口を閉ざした。
ルビーとはあの事件以来、実は話していない。
何を話せばいいのか分からなかったし、私は私の今後の事を考えるので一杯一杯になっていたからだ。
多分ルビーもルビーなりに何か考え込んでいたのか、今までずっと上の空だった様だったし……。
う~ん……と、そんな事を考えていたその時、突然ルビーが強い光を灯した目を私に向けた。
「 私は自分の名前が大嫌い!!
だってゴミみたいな扱いをされてきた自分に全然合わない名前だから! 」
「 …………。 」
いつものクールなルビーはどこへやら……。
憎々しげにそう語ったルビーは、そのままタガが外れた様に話し始める。
「 私には価値なんてないんだって……。
だから、あの時だって……私はいらないゴミだから、別に誰にどう扱われようが仕方がない、どうでもいいって……そう思っていたの。
でも────……。 」
どんどん表情が暗くなっていったルビーだったが……突然パッ!!と目が輝きだして、興奮した様子で胸をドンッ!と叩いた。
「 私、あの男に噛みついてやった時、初めて生きている!輝いているって思えたの!!
” ふざけるな!!私の価値を勝手に決めるなっ!! ” って……言えて嬉しかった……っ。
痛かったし、苦しかったし、怖かったけど……初めて自分が価値あるモノに思えたの。
まるで本当に輝くルビーになれた気がした。 」
ルビーは感動に震えているのか、ブルブルと震える手をグッと握りしめる。
そして私をまっすぐ見たまま、ニコッと笑った。
「 価値がないって言っていいのは自分だけ。
ジャリーが初めてそれに気づくキッカケをくれた。
私は戦いたい。
もう勝手に誰かに価値を決められたくないの。
自分の名前にふさわしい自分になるため、嫌な奴らをぶっ飛ばしたい。
……それって駄目かな? 」
最後はコテッと首を傾げるルビーに、私はプッ!と吹き出してしまう。
そしてそのまま大声で笑い、最後はニヤッと笑ってやった。
「 好きにすればいいじゃない!
だって、そういう嫌な奴らにとって、私達は ” 役立たず ” らしいから。
一生役に立つことなく、ぶっ飛ばし続ければいい。 」
「 ────っ!うん!! 」
ルビーは私の答えを聞いて、パァァ~!と明るい笑顔を見せる。
どうやらルビーも聖兵士の道を選んだらしく、私同様本日出発するらしい。
今度こそ……。
二人一緒に門を出ようとしたその時────……今度は背後から沢山の子供の声が聞こえて足を止めた。
「 おーい!! 」
「 二人共待って────!! 」
ハァハァ……。
ゼイゼイ……。
息を乱しながら全力疾走してきたのは、あの時私やルビーと一緒に連れられ、売られそうになっていた子たちであった。
皆は私達の前にズラッ!と並び、汗を拭うと……その中の一人が突然大声で叫ぶ。
「 俺、何もできなかった────────!!!! 」
ルビーと一緒に目をパチクリしていると、その子はボロボロと泣きながら、自分の想いを叫び続ける。
「 怖くて怖くて震えていただけだった……っ!
自分なんてどうなってもいいって思っていたのに……いざ目の前に迫ったら死ぬのが怖いって……ただ助けてもらうのを待つだけだったんだ。
もう……そんな価値がない自分のまま生きていくなんてイヤだ……! 」
「 私も同じ……。
だから、ずっと欲しかった言葉を初めてくれたジャリーとルビーと一緒に戦いたいの!! 」
「 俺も!! 」
「 私も!!! 」
気がつけば全員が泣きながら叫んでいて、私もルビーも同じく泣いてしまった。
どうやら他の皆も聖兵士への道を選んだ様で、これから自分たちも教会本部へと向かうとの事。
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