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第五十章
1505 沢山のありがとう
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( リーフ )
「 黒い蝶が、き、消えちゃった……?! 」
風圧に耐えながら叫ぶと、その勢いで力が入らない体がグラッと揺れる。
────っヤバっ!
慌ててバランスを取ろうとしたができず、落下を覚悟したが……直ぐに後ろに乗ってきたレオンに抱きかかえられ落ちずにすんだ。
「 あ、ありがとう……。 」
レオンにお礼を言うと、「 健やかなる時も病める時も……────ですもんね? 」と、やはり誤解したままの発言をしていたが、今は否定する元気がないため苦笑いで返しておく。
その直後にポヨンッ!と黒みつが俺の頭に乗ってきて、全員無事に集合した事にホッと胸を撫で下ろした。
「 皆……ありがとう。
あいつを倒せたのは皆のお陰だよ。 」
ニカッと笑って頭を下げると、あげ玉は ” いいって事よ! ” といわんばかりに「 クエッ! 」と鳴き、黒みつはポヨヨン!ポヨヨン!と俺の頭で跳ねて、” いいよ! ” と体を使って伝えてくれる。
レオンはまた「 健やかなる────……。 」と言ってニヤッと笑っていたが、とにかく全員無事が嬉しかった俺は「 そうだね! 」と返しておいた。
そんなやりとりをしている内にやっと風が止み、フッと下を見下ろすと……なんと、枯れ果てた森の姿はなく、一面緑と花が咲き乱れる美しい森へと変わっていたのだ。
これには仰天したが、きっと黒い蝶は最後、自分の恨む相手に対し復讐を遂げたのだと気づき、思わず笑みが溢れた。
「 悪いヤツらが壊したかった世界に花を咲かせてやるなんて、最高の復讐じゃないか。
うむ!あっぱれ! 」
意地悪く笑いながら、俺は力の入らない手を必死に上に上げ、グッ!と握る。
「 ────っ~~っ!いよっしゃぁぁぁぁぁっ!!!
俺の勝ちだぁぁぁぁ────!!! 」
大声で叫ぶと、空に飛んでいる沢山の伝電鳥達が俺の声を聞き、一斉に街へと飛び去っていった。
どうやら俺の声を一足先に届けてくれるらしい。
俺は機嫌が良さそうに飛んでいるあげ玉と、頭の上でリズミカルに飛ぶ黒みつ、そして上機嫌のオーラを垂れ流しているレオンを見つめ、街の方へと視線を向ける。
今回の戦いは、悔しいが俺一人では勝てなかった。
レオンやあげ玉、黒みつ、そして他の皆がいたから勝てたのだ。
「 俺もまだまだだねぇ……。
人生二度目だっていうのに。 」
ボソッと呟くと、あげ玉と黒みつが不思議そうな顔をしたので、俺は慌てて首を振って誤魔化した。
そして下の森を見て、まだ治まっていないモンスター行進を見下ろし、プス~!と勢いよく鼻息を吹く。
「 まだ終わりじゃないから油断しちゃだめだね。
よ~し!体が回復したら、俺達もまた参戦だ!
早くよくな~れ! 」
ワー!と力が上手く入らない手で猫の手パンチを見せてやると、戦いを聞いたあげ玉はヒュヒューン!と空中で一回転してやる気を見せ、黒みつは二本の触手を出してエアパンチをしてやる気を見せてきた。
レオンはご機嫌でコクコク頷いてくれたので、どうやらやる気は一応ある様だ。
「 よし、よ~し。皆やる気満々で嬉しい!
一度正門に戻ろうかな。
そしたら体力回復薬とかあるかもしれないし……。 」
元の青空に戻った空を見上げ、ブツブツとこれからの予定を呟いていると、突然沢山の伝電鳥が近づいてきたのが見え、そちらに視線を向けた。
そしてその伝電鳥達は俺達の周りをグルグルと回りながら、それぞれ言葉を伝えてくる。
《 おっしゃ~!!流石は俺の弟子ぃぃぃ~!! 》
《 本当にうるさいおじさんだ……。
────ゴホンっ!リーフ様、これは奇跡です。
本当に本当に……っありがとうございました!
第二騎士団副団長としてお礼を────。 》
《 ヒャ~ハッハッハッ~ッ!!
オラオラオラオラ~!!!金色玉々取り放題だぁぁぁぁぁ!!! 》
ドノバンとユーリスさんは分かったが、ユーリスさんの言葉をぶった切る勢いで叫ぶ女性は知らない人だ。
「 …………。 」
恐怖する言葉に、思わずソッ……と股間部を隠すと、他の伝電鳥達からは「 ヒィィィィ~!! 」という沢山の悲鳴が聞こえてくる。
《 もうこの女、帰そうぜ!おちおち戦ってられねぇよ! 》」
《 はいっ!俺、賛成~!! 》
《 ……魔道路を創りました。どうぞお使い下さい……。 》
やはり知らない三人の声が聞こえたと思ったら、《 団長~! 》《 うわぁぁぁ~ん!助けて下さ~い! 》という言葉が聞こえ、どうやらどこぞやの援軍がいる事を知る。
「 凄いや、守備隊と第二騎士団だけじゃなかったのか……。
一体どこの戦闘機関なんだろう?? 」
はて?と首を大きく傾げると、今度はわぁぁぁん!と泣き叫ぶ声が聞こえた。
《 うわぁぁぁ~!!リーフ君、ありがとぉぉぉぉ~!! 》
《 うおぉぉぉぉ~!!リーフありがとなぁぁぁ!!! 》
「 マルクさんにケンさん……。 」
二人はワンワン男泣きをしている様で、更に釣られたのか、他の人達の雄叫びの様な鳴き声が沢山聞こえてくる。
《 ありがとう!! 》
《 ありがとう救世主さまぁぁぁぁ~!! 》
沢山の ” ありがとう ” に、俺は「 どういたしまして────!! 」と大声で返しておいた。
それからも次々と俺の元へ ” 声 ” が届く。
《 リーフ様ぁぁぁぁ~!!俺達一生ついていきますからね~!!》
《 俺達幼馴染~ズ!!っす! 》
《 リーフ様、お疲れ様でした。 》
「 モルト、ニール。
それにカルパスまで……。 」
レガーノにいるはずのカルパスがなぜここに??
そんな疑問を口にする間もなく、” うおぉぉぉ~!! ” というレイドの声が聞こえた。
《 すげぇ!すげぇよっ!!リーフ~!!
あんな化け物倒しちまうなんてさ!さっすが俺の親友! 》
《 きゃわわ~ん♡リーフ様!さっちゃんは、一生ついていきますね~♡ 》
《 ……リーフ……強い……! 》
《 フフッ。リーフ様、お疲れ様でした。 》
「 皆、ありがとう! 」
レイドに続き、サイモン、メルちゃん、リリアちゃんといつものメンバーが続き、更にフラン先生や他の先生達、生徒たちの喜びの声が聞こえてきたが……。
その中で一際大きい声が聞こえて《 ハーレム商人枠ゲットしましたぁぁぁぁ!!! 》という言葉が聞こえたが、それはよく分からない。
「 黒い蝶が、き、消えちゃった……?! 」
風圧に耐えながら叫ぶと、その勢いで力が入らない体がグラッと揺れる。
────っヤバっ!
慌ててバランスを取ろうとしたができず、落下を覚悟したが……直ぐに後ろに乗ってきたレオンに抱きかかえられ落ちずにすんだ。
「 あ、ありがとう……。 」
レオンにお礼を言うと、「 健やかなる時も病める時も……────ですもんね? 」と、やはり誤解したままの発言をしていたが、今は否定する元気がないため苦笑いで返しておく。
その直後にポヨンッ!と黒みつが俺の頭に乗ってきて、全員無事に集合した事にホッと胸を撫で下ろした。
「 皆……ありがとう。
あいつを倒せたのは皆のお陰だよ。 」
ニカッと笑って頭を下げると、あげ玉は ” いいって事よ! ” といわんばかりに「 クエッ! 」と鳴き、黒みつはポヨヨン!ポヨヨン!と俺の頭で跳ねて、” いいよ! ” と体を使って伝えてくれる。
レオンはまた「 健やかなる────……。 」と言ってニヤッと笑っていたが、とにかく全員無事が嬉しかった俺は「 そうだね! 」と返しておいた。
そんなやりとりをしている内にやっと風が止み、フッと下を見下ろすと……なんと、枯れ果てた森の姿はなく、一面緑と花が咲き乱れる美しい森へと変わっていたのだ。
これには仰天したが、きっと黒い蝶は最後、自分の恨む相手に対し復讐を遂げたのだと気づき、思わず笑みが溢れた。
「 悪いヤツらが壊したかった世界に花を咲かせてやるなんて、最高の復讐じゃないか。
うむ!あっぱれ! 」
意地悪く笑いながら、俺は力の入らない手を必死に上に上げ、グッ!と握る。
「 ────っ~~っ!いよっしゃぁぁぁぁぁっ!!!
俺の勝ちだぁぁぁぁ────!!! 」
大声で叫ぶと、空に飛んでいる沢山の伝電鳥達が俺の声を聞き、一斉に街へと飛び去っていった。
どうやら俺の声を一足先に届けてくれるらしい。
俺は機嫌が良さそうに飛んでいるあげ玉と、頭の上でリズミカルに飛ぶ黒みつ、そして上機嫌のオーラを垂れ流しているレオンを見つめ、街の方へと視線を向ける。
今回の戦いは、悔しいが俺一人では勝てなかった。
レオンやあげ玉、黒みつ、そして他の皆がいたから勝てたのだ。
「 俺もまだまだだねぇ……。
人生二度目だっていうのに。 」
ボソッと呟くと、あげ玉と黒みつが不思議そうな顔をしたので、俺は慌てて首を振って誤魔化した。
そして下の森を見て、まだ治まっていないモンスター行進を見下ろし、プス~!と勢いよく鼻息を吹く。
「 まだ終わりじゃないから油断しちゃだめだね。
よ~し!体が回復したら、俺達もまた参戦だ!
早くよくな~れ! 」
ワー!と力が上手く入らない手で猫の手パンチを見せてやると、戦いを聞いたあげ玉はヒュヒューン!と空中で一回転してやる気を見せ、黒みつは二本の触手を出してエアパンチをしてやる気を見せてきた。
レオンはご機嫌でコクコク頷いてくれたので、どうやらやる気は一応ある様だ。
「 よし、よ~し。皆やる気満々で嬉しい!
一度正門に戻ろうかな。
そしたら体力回復薬とかあるかもしれないし……。 」
元の青空に戻った空を見上げ、ブツブツとこれからの予定を呟いていると、突然沢山の伝電鳥が近づいてきたのが見え、そちらに視線を向けた。
そしてその伝電鳥達は俺達の周りをグルグルと回りながら、それぞれ言葉を伝えてくる。
《 おっしゃ~!!流石は俺の弟子ぃぃぃ~!! 》
《 本当にうるさいおじさんだ……。
────ゴホンっ!リーフ様、これは奇跡です。
本当に本当に……っありがとうございました!
第二騎士団副団長としてお礼を────。 》
《 ヒャ~ハッハッハッ~ッ!!
オラオラオラオラ~!!!金色玉々取り放題だぁぁぁぁぁ!!! 》
ドノバンとユーリスさんは分かったが、ユーリスさんの言葉をぶった切る勢いで叫ぶ女性は知らない人だ。
「 …………。 」
恐怖する言葉に、思わずソッ……と股間部を隠すと、他の伝電鳥達からは「 ヒィィィィ~!! 」という沢山の悲鳴が聞こえてくる。
《 もうこの女、帰そうぜ!おちおち戦ってられねぇよ! 》」
《 はいっ!俺、賛成~!! 》
《 ……魔道路を創りました。どうぞお使い下さい……。 》
やはり知らない三人の声が聞こえたと思ったら、《 団長~! 》《 うわぁぁぁ~ん!助けて下さ~い! 》という言葉が聞こえ、どうやらどこぞやの援軍がいる事を知る。
「 凄いや、守備隊と第二騎士団だけじゃなかったのか……。
一体どこの戦闘機関なんだろう?? 」
はて?と首を大きく傾げると、今度はわぁぁぁん!と泣き叫ぶ声が聞こえた。
《 うわぁぁぁ~!!リーフ君、ありがとぉぉぉぉ~!! 》
《 うおぉぉぉぉ~!!リーフありがとなぁぁぁ!!! 》
「 マルクさんにケンさん……。 」
二人はワンワン男泣きをしている様で、更に釣られたのか、他の人達の雄叫びの様な鳴き声が沢山聞こえてくる。
《 ありがとう!! 》
《 ありがとう救世主さまぁぁぁぁ~!! 》
沢山の ” ありがとう ” に、俺は「 どういたしまして────!! 」と大声で返しておいた。
それからも次々と俺の元へ ” 声 ” が届く。
《 リーフ様ぁぁぁぁ~!!俺達一生ついていきますからね~!!》
《 俺達幼馴染~ズ!!っす! 》
《 リーフ様、お疲れ様でした。 》
「 モルト、ニール。
それにカルパスまで……。 」
レガーノにいるはずのカルパスがなぜここに??
そんな疑問を口にする間もなく、” うおぉぉぉ~!! ” というレイドの声が聞こえた。
《 すげぇ!すげぇよっ!!リーフ~!!
あんな化け物倒しちまうなんてさ!さっすが俺の親友! 》
《 きゃわわ~ん♡リーフ様!さっちゃんは、一生ついていきますね~♡ 》
《 ……リーフ……強い……! 》
《 フフッ。リーフ様、お疲れ様でした。 》
「 皆、ありがとう! 」
レイドに続き、サイモン、メルちゃん、リリアちゃんといつものメンバーが続き、更にフラン先生や他の先生達、生徒たちの喜びの声が聞こえてきたが……。
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名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
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