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7 欲しいもの ★
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「や、……あぁっ」
「ふふ、ちょっと呪いのこと忘れてたでしょ。僕がネフィリアを捨てるなんてことはありえないって分かってもらうためにも、続きをしようね。僕のものを受け入れたら、呪いは解けるからね。解いて欲しかったら、ちゃんとお願いしてね?」
「やだ、もう分かったから……っ」
慌てて首を振ってみたものの、クロヴィスは笑顔を浮かべたままネフィリアの服を脱がせていく。
「ねぇ、ネフィリア。どうして欲しい?きみが欲しいものは何?」
言いながら、クロヴィスの唇や手が、ネフィリアの身体の色々な場所に触れていく。いつの間にかクロヴィスも服を脱いでいて、直接触れ合う肌のぬくもりに更に身体の奥が疼く。そして触れられた場所から、じわじわと快楽が広がっていって、だけどこんな優しい快楽ではもう足りなくて。
「もう、やだ……辛い……っ」
「うん、だから欲しいものを言ってごらん。愛するネフィリアの欲しいものなら、何だってあげるよ」
ほら、と言いながら、クロヴィスの指が一瞬、身体の中に沈められる。待ち望んだ快楽に、ネフィリアは大きく身体を震わせた。
「あぁ……っ、んっ」
もっと欲しくて思わず浮いた腰を、宥めるように撫でられて、その感覚にすら快楽を得てしまう。
ネフィリアは、必死にクロヴィスの腕を掴んだ。
「お願い、クロヴィス様。呪い、……解いて。もう辛いの……っ」
「呪いを解くためには、ちゃんと何が欲しいのか教えてくれないと。ネフィリアは言葉を信じられないって言うけど、言わなきゃ分からないことだってたくさんあるよ」
にっこりと笑いながら、クロヴィスは蜜を掬い上げるように指を動かした。粘ついた水音が響いて、ネフィリアの身体がどれほど蕩けているかを嫌というほどに教えてくれる。
「ほら、言ってごらんよ。僕が欲しいって」
掬い上げた蜜を口元に運び、妖艶な表情で舐めとりながら、クロヴィスが笑う。
呪いのせいなのか、それとも彼の気持ちを信じられると思ったからなのか、ネフィリアの身体はクロヴィスが欲しくてたまらない。その疼きに耐えかねて、ネフィリアは一度強く唇を噛みしめたあと、顔を上げた。
「……っ、クロヴィス様、お願い……」
「うん?」
にっこり笑ったクロヴィスが、ネフィリアの言葉を待っている。だけど、やっぱり素直に欲望を口にすることは難しくて。
ネフィリアは、泣きそうになりながら、必死でクロヴィスに縋りつき、唇を重ねた。言葉の代わりに、キスで想いが伝わるように。
「お願い、早く……、もう、焦らさないで……っ」
必死に訴えながら首裏に腕を回して引き寄せて、もう一度唇を重ねる。今度は、舌だって入れてみた。
息継ぎのために唇が離れた瞬間、クロヴィスが小さくため息をついて笑う。
「仕方ないなぁ。本当はもっとちゃんとおねだりして欲しかったんだけど。でも、きみからキスしてくれたのは初めてだから、許してあげる」
今日だけ、特別だよと笑って、クロヴィスはネフィリアの腰にそっと触れた。
「ふふ、ちょっと呪いのこと忘れてたでしょ。僕がネフィリアを捨てるなんてことはありえないって分かってもらうためにも、続きをしようね。僕のものを受け入れたら、呪いは解けるからね。解いて欲しかったら、ちゃんとお願いしてね?」
「やだ、もう分かったから……っ」
慌てて首を振ってみたものの、クロヴィスは笑顔を浮かべたままネフィリアの服を脱がせていく。
「ねぇ、ネフィリア。どうして欲しい?きみが欲しいものは何?」
言いながら、クロヴィスの唇や手が、ネフィリアの身体の色々な場所に触れていく。いつの間にかクロヴィスも服を脱いでいて、直接触れ合う肌のぬくもりに更に身体の奥が疼く。そして触れられた場所から、じわじわと快楽が広がっていって、だけどこんな優しい快楽ではもう足りなくて。
「もう、やだ……辛い……っ」
「うん、だから欲しいものを言ってごらん。愛するネフィリアの欲しいものなら、何だってあげるよ」
ほら、と言いながら、クロヴィスの指が一瞬、身体の中に沈められる。待ち望んだ快楽に、ネフィリアは大きく身体を震わせた。
「あぁ……っ、んっ」
もっと欲しくて思わず浮いた腰を、宥めるように撫でられて、その感覚にすら快楽を得てしまう。
ネフィリアは、必死にクロヴィスの腕を掴んだ。
「お願い、クロヴィス様。呪い、……解いて。もう辛いの……っ」
「呪いを解くためには、ちゃんと何が欲しいのか教えてくれないと。ネフィリアは言葉を信じられないって言うけど、言わなきゃ分からないことだってたくさんあるよ」
にっこりと笑いながら、クロヴィスは蜜を掬い上げるように指を動かした。粘ついた水音が響いて、ネフィリアの身体がどれほど蕩けているかを嫌というほどに教えてくれる。
「ほら、言ってごらんよ。僕が欲しいって」
掬い上げた蜜を口元に運び、妖艶な表情で舐めとりながら、クロヴィスが笑う。
呪いのせいなのか、それとも彼の気持ちを信じられると思ったからなのか、ネフィリアの身体はクロヴィスが欲しくてたまらない。その疼きに耐えかねて、ネフィリアは一度強く唇を噛みしめたあと、顔を上げた。
「……っ、クロヴィス様、お願い……」
「うん?」
にっこり笑ったクロヴィスが、ネフィリアの言葉を待っている。だけど、やっぱり素直に欲望を口にすることは難しくて。
ネフィリアは、泣きそうになりながら、必死でクロヴィスに縋りつき、唇を重ねた。言葉の代わりに、キスで想いが伝わるように。
「お願い、早く……、もう、焦らさないで……っ」
必死に訴えながら首裏に腕を回して引き寄せて、もう一度唇を重ねる。今度は、舌だって入れてみた。
息継ぎのために唇が離れた瞬間、クロヴィスが小さくため息をついて笑う。
「仕方ないなぁ。本当はもっとちゃんとおねだりして欲しかったんだけど。でも、きみからキスしてくれたのは初めてだから、許してあげる」
今日だけ、特別だよと笑って、クロヴィスはネフィリアの腰にそっと触れた。
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