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第一章: セカンドライフ始め!
第二話
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「死後の世界!?」
「はい、そうです。なのでその紙を持ってあちらへ行ってくださいね♪」
なんてこった。異世界どころか、もっとすごい所に来ちまった。
道理で号泣してた人がいた訳だ。
あの人たちは自分が死んだことに気づいてたんだ。
ってことはこの子は本当の天使......?
「次の方どうぞー」
その天使が俺のことを用済みと判断したのか、次の人を呼んだ。
仕方ない、次の場所に移動するか。
次の場所は、空港にある金属探知機のような物が置いてあるところか。
これもまた何台も並んでいた。
「次の方!」
今回の天使(?)はクールビューティーと言ったところか。鋭い目つきでこっちを見ていた。
「用紙を見せてください」
ああ、ここで渡すのか。
って凄い恥ずかしいことが書いてるんだけど!死因がテクノブレイクって!しかもそれを女の人に見られるとか、死んだ方がマシじゃねえか!
もうすでに死んでいることに気づいた俺は、そっと用紙を渡した。
意外なことに死因を見た彼女は、全く反応しなかった。でも休憩中とかに他の天使たちと話すんだろうな。
「オナって死ぬとかウケるー」
みたいな感じでバカにするんだろうな。
「どうぞー」
クールな天使は、俺に金属探知機をくぐれと腕を振った。
これは空港と全く同じなんだな。
俺みたいに急死した人が戸惑わないように、地上と同じ物を使っているんだろうか。
ピーーーーーーー。
あれ?俺のとこの機械が鳴ったよな。
金属なんて持ってないぞ。
というか、この機械は金属に反応するんだろうか?
「えっ、ウソ」
天使の顔がクールから慌てた顔に変わった。
機械が壊れたか何かしたんだろうか。
「もう一回通って貰えますか?」
「ああ、はい」
まあ、そうなるよな。これも地上と同じだ。
ピーーーーーーー。
同じじゃないか。
「ウソでしょ」
天使のリアクションも同じだ。
「少々お待ちください」
機械の故障を直す技術者でも呼びに行ったのだろうか。しばらくすると、天使は巨体の男と戻ってきた。
何だこの男は。とにかくデカい、ゴツい。
それに髭がビッシリ生えてるのに整っていて、男の俺でもカッコいいと思ってしまう程だ。
その男の表情は、俺を一目見て変わった。さっきの天使と同じ表情をしていた。
「ちょっと付いて来てくれないか」
ディープなダンディボイスで男は言った。
はあ、と言いながら大男が歩く後ろを付いて行った。
着いた所は小さな部屋だった。
何だ?取り調べでもされるのか?
「単刀直入に言わせてもらう」
部屋に入ると急に大男が話し始めた。
「君は勇者だ!」
とてつもない迫力を感じたのと同時にハテナマークが俺の頭に浮かんだ。
「はい?」
そりゃそうなるだろうよ。自分が死んだってのもまだ半分しか受け入れられてないのに、次は勇者か。
「すまない。単刀直入すぎたな。私の名前はアルバッド。アルバッド・ランドだ。よろしく頼む」
名前もイカツイな。
「カンダです」
簡単に自己紹介を済ませたところで、アルバッドが再び話し始めた。
「急なことで色々質問があると思うが、まずは私から話させてくれ」
はあ、と俺は適当に相槌を打った。
「まずはエレメントのことから説明しておこう。人は誰しも光のエレメントと闇のエレメントを持ち合わせている。そうだな、簡単に言えばエレメントは思い出や幸福度として認識してくれたら良い」
エレメント?何だそれ。話が見えてこないけど、聞いといた方がいいのだろうか。
「エレメントは人の魂の中に合計で100%あるんだ。光の割合が多い魂はノースエンド、つまり人間の言う天国ってとこに行くことが出来る。その逆で、闇のエレメントの方が強い魂はサウスエンド、地獄に行くことになる。そしてさっきの機械はエレメントメジャーと言って魂のエレメントを測るための機械なんだ。何で変な音が鳴っていたかと言うと、それはカンダ、君の光のエレメントが強すぎたからなのだよ」
え?俺は生前、いい思い出なんて特になかったぞ。本当に機械の故障じゃないのか?
「何でそんなことが分かるんですか?あなたは実際に俺が機械を通ったとこを見てないですよね」
「ほお、この私を疑うんだな。まあ、いい」
そう言うと、アルバッドは俺を凝視してきた。
「光96%、闇4%ってところだな」
何が起きたんだ?機械でエレメントを判断するんじゃなかったのか?
「驚いたか?私程になると相手を見るだけでエレメントの割合が大体分かるんだ。あのエントランスで働いている天使たちはそれが出来ないから機械を使っているんだ。まあ、そっちの方が合理的だしな」
「でも俺の光のエレメントは何でそんなに高いんですか?」
「それは君の死因にある。うん?テクノブレイク?なんだそりゃ」
そう言うと、アルバッドは「おい!」と言い、誰かを呼んだ。
いや、呼ばないでくれ。
超絶恥ずかしい。
「はい、何でしょうか、アルバッド様」
やばい。よりによって女が来たじゃねえか。
しかもSっぽいメガネ女子だ。
「この死因ってどういう死に方だ?」
はあ、と言いながらその女は俺の死因を見た。
「オナって死ぬことですね」
最悪だ。そんな言葉を恥を見せずにサラッと言いやがった。
「オナっ?」
アルバッドはまだピンと来てない様子だった。
「自慰行為のしすぎで死ぬことです」
メガネをクイッと上げながら、女は言い直した。
「おお、そういうことか!それなら合点がいくぞ」
何が合点が行くだよ。こっちは一生分の恥をかいたんだぞ。
「君の光エレメントが強いのは、気持ちいい死に方、つまり幸福感を感じながら死んだからだ!」
俺はすでに死んでるが、これほど死にたいと思ったことはなかった。
「はい、そうです。なのでその紙を持ってあちらへ行ってくださいね♪」
なんてこった。異世界どころか、もっとすごい所に来ちまった。
道理で号泣してた人がいた訳だ。
あの人たちは自分が死んだことに気づいてたんだ。
ってことはこの子は本当の天使......?
「次の方どうぞー」
その天使が俺のことを用済みと判断したのか、次の人を呼んだ。
仕方ない、次の場所に移動するか。
次の場所は、空港にある金属探知機のような物が置いてあるところか。
これもまた何台も並んでいた。
「次の方!」
今回の天使(?)はクールビューティーと言ったところか。鋭い目つきでこっちを見ていた。
「用紙を見せてください」
ああ、ここで渡すのか。
って凄い恥ずかしいことが書いてるんだけど!死因がテクノブレイクって!しかもそれを女の人に見られるとか、死んだ方がマシじゃねえか!
もうすでに死んでいることに気づいた俺は、そっと用紙を渡した。
意外なことに死因を見た彼女は、全く反応しなかった。でも休憩中とかに他の天使たちと話すんだろうな。
「オナって死ぬとかウケるー」
みたいな感じでバカにするんだろうな。
「どうぞー」
クールな天使は、俺に金属探知機をくぐれと腕を振った。
これは空港と全く同じなんだな。
俺みたいに急死した人が戸惑わないように、地上と同じ物を使っているんだろうか。
ピーーーーーーー。
あれ?俺のとこの機械が鳴ったよな。
金属なんて持ってないぞ。
というか、この機械は金属に反応するんだろうか?
「えっ、ウソ」
天使の顔がクールから慌てた顔に変わった。
機械が壊れたか何かしたんだろうか。
「もう一回通って貰えますか?」
「ああ、はい」
まあ、そうなるよな。これも地上と同じだ。
ピーーーーーーー。
同じじゃないか。
「ウソでしょ」
天使のリアクションも同じだ。
「少々お待ちください」
機械の故障を直す技術者でも呼びに行ったのだろうか。しばらくすると、天使は巨体の男と戻ってきた。
何だこの男は。とにかくデカい、ゴツい。
それに髭がビッシリ生えてるのに整っていて、男の俺でもカッコいいと思ってしまう程だ。
その男の表情は、俺を一目見て変わった。さっきの天使と同じ表情をしていた。
「ちょっと付いて来てくれないか」
ディープなダンディボイスで男は言った。
はあ、と言いながら大男が歩く後ろを付いて行った。
着いた所は小さな部屋だった。
何だ?取り調べでもされるのか?
「単刀直入に言わせてもらう」
部屋に入ると急に大男が話し始めた。
「君は勇者だ!」
とてつもない迫力を感じたのと同時にハテナマークが俺の頭に浮かんだ。
「はい?」
そりゃそうなるだろうよ。自分が死んだってのもまだ半分しか受け入れられてないのに、次は勇者か。
「すまない。単刀直入すぎたな。私の名前はアルバッド。アルバッド・ランドだ。よろしく頼む」
名前もイカツイな。
「カンダです」
簡単に自己紹介を済ませたところで、アルバッドが再び話し始めた。
「急なことで色々質問があると思うが、まずは私から話させてくれ」
はあ、と俺は適当に相槌を打った。
「まずはエレメントのことから説明しておこう。人は誰しも光のエレメントと闇のエレメントを持ち合わせている。そうだな、簡単に言えばエレメントは思い出や幸福度として認識してくれたら良い」
エレメント?何だそれ。話が見えてこないけど、聞いといた方がいいのだろうか。
「エレメントは人の魂の中に合計で100%あるんだ。光の割合が多い魂はノースエンド、つまり人間の言う天国ってとこに行くことが出来る。その逆で、闇のエレメントの方が強い魂はサウスエンド、地獄に行くことになる。そしてさっきの機械はエレメントメジャーと言って魂のエレメントを測るための機械なんだ。何で変な音が鳴っていたかと言うと、それはカンダ、君の光のエレメントが強すぎたからなのだよ」
え?俺は生前、いい思い出なんて特になかったぞ。本当に機械の故障じゃないのか?
「何でそんなことが分かるんですか?あなたは実際に俺が機械を通ったとこを見てないですよね」
「ほお、この私を疑うんだな。まあ、いい」
そう言うと、アルバッドは俺を凝視してきた。
「光96%、闇4%ってところだな」
何が起きたんだ?機械でエレメントを判断するんじゃなかったのか?
「驚いたか?私程になると相手を見るだけでエレメントの割合が大体分かるんだ。あのエントランスで働いている天使たちはそれが出来ないから機械を使っているんだ。まあ、そっちの方が合理的だしな」
「でも俺の光のエレメントは何でそんなに高いんですか?」
「それは君の死因にある。うん?テクノブレイク?なんだそりゃ」
そう言うと、アルバッドは「おい!」と言い、誰かを呼んだ。
いや、呼ばないでくれ。
超絶恥ずかしい。
「はい、何でしょうか、アルバッド様」
やばい。よりによって女が来たじゃねえか。
しかもSっぽいメガネ女子だ。
「この死因ってどういう死に方だ?」
はあ、と言いながらその女は俺の死因を見た。
「オナって死ぬことですね」
最悪だ。そんな言葉を恥を見せずにサラッと言いやがった。
「オナっ?」
アルバッドはまだピンと来てない様子だった。
「自慰行為のしすぎで死ぬことです」
メガネをクイッと上げながら、女は言い直した。
「おお、そういうことか!それなら合点がいくぞ」
何が合点が行くだよ。こっちは一生分の恥をかいたんだぞ。
「君の光エレメントが強いのは、気持ちいい死に方、つまり幸福感を感じながら死んだからだ!」
俺はすでに死んでるが、これほど死にたいと思ったことはなかった。
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