獣人の子育ては経験がありません

三国華子

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【外伝】

ライガーと麗しの剣士 9

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「本当にお前はアホ垂れだ。こんなに痛みが強くなるまで一人で耐えるなど……」

陣痛の間隔は狭まり、痛みはどんどん強くなる……
横向きに寝た状態でラミールに背中を擦ってもらうと、少しだけ痛みが緩和される。

――本当に生まれるのか? 予定は一ヶ月も先なのに?

シンは動揺を隠せず、目には不安の色を浮かばせていた。
そんなシンの不安を感じ取ったのか、ラミールは背中を押す手を緩るめ、力強い声でシンを励ました。

「安心しろ。獣人は個体差も大きい。きっと元気に生まれてくる」

「……はい」

ラミールの声に平静さを取り戻す。ちょうど陣痛も弱まって来て、次の波までは少し落ち着けそうだ。

「だいぶ降りてきていますね。次はいきんだ方がいいでしょう。最後の休息になりますから、ゆっくり休ませて下さい」

医者の言葉に、心臓がドクンと跳ねる。

――怖い……産むという行為も……生まれてきた子を見るのも。
どんな子でも愛すると誓ったのに……

「シン……案ずるな。お前は一人じゃない」

ラミールの言葉が心に染みる。グランドルと同じ空気感で、同じような事を言う……
だが、今のシンにとっては何よりも心強いものだった。

――グランドルが傍にいるみたいだ。

「……ぐっ……う……」
「来たかっ!?」

「シン殿、膝で立って壁に手をついて下さい。男オメガはこの姿勢が一番楽な筈です」

「よし、シン俺に掴まれ!その方がちゃんと力が入る」

ラミールは正面に膝立ちして、シンを抱き抱えると「俺もバランドルにこうして貰ったんだ」と言って、微笑んだ。
確かに壁より安心感があり、無駄な力が抜けていきみ易い気がする……シンは好意に甘え、その姿勢で出産に挑んだ。

ラミールからはグランドルと同じ、お日様の匂いがした。ラミールの血を色濃く継いでいるのだろう……

「……ううぅ、あぁ……」

そこから約三十分、意識が混濁する程の痛みに耐え、大声で喚き散らしながら、シンは赤子を産み落とした………


「……ラミール様、この子は?」

背後から子を取り上げた医師の困惑するような声が聞こえる。何か問題でもあるのだろうか?

シンの肩ごしに、生まれた子が見えているはずのラミールも、驚きの混じった声で、呟いた。

「……ああ、見覚えのある姿だ……」

――見覚え? 何の事だ?

ぐったりとラミールにもたれ掛かったシンには、まだその姿を確認する事はできないが、看護師が処置をする物音と共に、赤子の可愛い鳴き声が部屋に響いた。

「ミ……ミュ、ミュ」

――熊って「ミューミュー」鳴くんだな……

ボンヤリとそんなことをを考えていると、医師は柔らかで清潔そうな布にくるんだ赤子をシンに向かって差し出した。温かいお湯で羊膜や血液を流して貰ったようでホカホカと湯気が出ている。

「おめでとうございます。元気な男の子ですよ」

――えっ? この模様……

医師から赤子を受け取り、胸に抱く……
その瞬間、視界が急速に曇り、目からポタポタと涙がこぼれ落ちた……


「……ううっ……ふっ……ぐうっぅ」


いつまでたっても嗚咽が止まらない……
終いには赤子の小さな前肢で、ペタペタと頬を叩かれる始末だ。
小さな我が子に頬擦りしても、これが事実であることが信じられない。

「ミュ、ミュウ」

――ちっちゃい……可愛い……

小さなピンクの肉球がついた前肢を懸命に伸ばす姿がなんとも愛おしい。
シンが再び頬擦りしていると、シンを支えながらその様子を見ていたラミールが静かに呟いた。

「俺は、お婆ちゃんになったようだな……」

「うっ、うぅ……はい……」

生まれた子供は、白い被毛に薄く縞の入った、獅子とも虎とも言い難い顔のネコ科の獣だった……

「シン、横になっていろ。それから俺にも少し抱かせてくれないか?」

「ええ、勿論です」

子をラミールに手渡しヘッドレストに寄り掛かる……
だいぶ出血したので、少し貧血気味だった。

ラミールは女神のように美しく微笑むと、人差し指で子の鼻先をつついた。

「……懐かしい。本当にあの愚息が生まれた時にそっくりだ……」

ラミールは、子を抱いたまま扉の外の侍従に声をかけると、寝台横の椅子に戻り、シンの胸にそっと子を置いた。
落ちないように手を添えると「ミュウミュウ」と先程より大きな声をあげる……

「……まだ信じられません」

「ふふっ、嫁に来る気になったか?」

「……グランドルには他に想う相手がいるようですが……」

シンの言葉にラミールは目を丸くした。ラミールも初耳なのだろうか?

「……どうしてそう思っているのか分からんが、お前自身はどうしたいんだ?」

――俺? 俺はグランドルの邪魔はしたくない。だが……



その時、部屋の外が急に騒がしくなり、扉の向こうからグランドルとバランドルが揃ってやってきた。

体力のある二人が大きく息を切らしているところを見ると、おそらく城からこの東宮まで、全力で駆けてきたのだろう。

「ハァ、ハァ、生まれたって本当か!? シン、身体は大丈夫なのか!?」

「ちょっと落ち着けグランドル。シンは疲れているんだ」

騒がしく入ってきた二人をラミールがキッと睨んで窘めると、二人は大きな身体をピッと正した。
どうやら家族で一番の権力者はラミールみたいだ。

――それにしても、俺の身体? そんなモンどうだっていいだろ? 子の事は報告を受けてないのか?

ラミールが立ち上がり席を譲ると、グランドルは胸を押さえ、息を整えてから、そこに座った。

「大丈夫か?」

「ああ、母子共に健康だ」

シンはグランドルに子の姿が見えるように、おくるみをそっとめくった。

「……抱いてみるか?」
「いいのか?」

シンは静かに微笑むと、胸に抱いた子をグランドルに差し出した。
慣れない手つきで受け取ったグランドルは、大きな手のひらに子を載せたまま、表情を固めた。

「……俺の子だ……」
「……ああ、お前の子だ」
「母上の侍従から訊いてはいたが、本当に……?」

――訊いても信じられなかったのか?
だとしたら過去に味わった絶望は、余程のものだったのだろう。

そんなグランドルに、まるで挨拶でもするように、手のひらの子が声をあげる。

「ミュウ……ミュウ」

「………温かい」

「プッ、そうだな。いいからちゃんと抱いてやってくれ」
「あ、ああ……」

グランドルは片手で胸元に抱き込むと、うつむいて身体を震わせた。

「……信じられない。俺に子供が出来るなんて……」

表情は見えないが、おくるみにポタポタと大粒の涙が落ちる。
その様子を眺めていたシンは、先程のラミールの質問に対する答えを見つけた。

――俺は、どうしたいかって? そんなもん決まっている!

「グランドル、俺と結婚して一緒に育ててくれないか? お前に他に好きな人がいることは知っている…… だが、俺が……あ、いや、俺とこの子が必ずお前を幸せにすると誓う! だから……」

グランドルは、ブンッと勢いよく頭をあげ、涙を浮かべたまま、信じられない物でも見るような目でシンを見つめた。

――なぜ……そんな面白い顔をしている?

「……お前、今なんと言った?」
「えっ? だから結婚……」
「その後だっ!!」
「えっ? 好きな人いるの知ってるよって……」
「……誰のことだ?」
「誰だか知らないけど、その人の為にハーレム解散したんだろ?」

グランドルは眉間に皺を寄せ、口を半開きにして、更に面白い顔になった。

「なぜ、それが自分だとは思わない? 俺はお前を番にすると言っただろう?」

「……はっ? いつの話だよ!」
「一番最初に言っただろう?」

――最初?

人生初のヒートを思い返してみると、ヒートの熱で朦朧としていたが、確かにそのような事を言われた気もする。だが……

「お前サラッと言って、サラッと諦めてなかったか!?」

「そんな重要な事サラッと言えるかっ! ハーレムに勧誘したことは数あれど『番にする』と言ったのは生涯で一度きりだ!! 俺は『考えておけ』と言った!」

「でも『運命の番』じゃないから手放せるって……」

「手放すわけないだろう!『運命の番』じゃないのは事実だが、わざわざ言ったのは、仕事を続けたいと言うお前に気を使わせたくなかっただけだ!」

――えっ!? そんな、ハーレムの勧誘と同じテンションで言われても分かるわけないだろ?
じゃあグランドルの本命って……

シンは急激に体温が上昇するのを感じた。グランドルがそこ迄の覚悟で自分に寄り添ってくれているなど思いもしなかった。

――ハーレムを解散したのも俺の為?

こんな事になるまで、自分は人を愛する覚悟ができていなかった……

――だが、愛される覚悟はもっとできていない!!!

放心するシンに痺れを切らしたグランドルは、子の顎を優しくさすりながら、不安そうに呟いた……

「……お前こそ、生まれてきた子が俺の子だから、急に気が変わっただけじゃないのか?」

――そう思われても仕方ないよな。

シンがグランドルを愛していると気付いたのは、ごく最近の事だ。
やっている事は「あなたの子よ」と事後報告で結婚を迫る、腹黒女と同じだ。
そんな状況では、何を言っても説得力に欠ける……
シンは何も答える事が出来ずに口をつぐんだ。


「あー、ちょっと口を挟んでもいいか?」

そう言いながら、ラミールは子をグランドルから取り上げると、後ろでウズウズしながら待っていたバランドルに手渡した。

独断でこのガレニアを建国した、絶対的王者バランドルが、目尻を下げ、信じられない程優しい顔で初孫を眺めている……

――まさかこんなにバランドル様に喜んで貰えるとはっ! 産んでよかった!!

ラミールもその様子を見つめ、フッと息をつくと、キッと眉を吊り上げ、グランドルに向き直った。

「おい、バカ息子! 元はと言えばお前がシンを不安にさせたんだろう? 中出しまでされたのに、お前が『俺の子じゃありません』みたいな顔をしているから、シンは熊の子だと思い込んでしまったんだ……可哀想に生まれて来るのは熊の子だと思いながらも、健気にお前の名を呼び続けながら、その子を一人で産み落としたんだ!! それなのにシンの愛情を疑うなんて、お前、自分を何様だと思っているんだ!!」

ラミールのマシンガントークに、その場にいた全員が唖然となった。
そして、その暴露された内容にシンは凍りつく……

――ケナゲ!?
何か叫んでた記憶はあるけど……

恥ずっ!

「……本当なのか? シン?」

シンは出産時の一部始終を思い出し、顔を赤らめた。

――そうだ、あの時ラミール様とグランドルを混同して……

あまりの恥ずかしさに、目を合わせる事も出来ずうつむくシンの手に、大きな手が重なる……
グランドルは大きく息を吸うと、今まで聴いたこともないような真剣な声で、シンに言った……


「シン、改めて申し込む。俺の番になってくれ」


顔を上げグランドルに視線を合わせると、金色の真剣な眼差しと目が合った。
シンは自分が、この眼差しにずっと護られてきたのだと感じた……
そして、今は恥ずかしがっている場合でない事も……


「……はい……喜んで」

そう言った時には、既にグランドルの胸に抱き込まれていた。
シンもグランドルの大きな身体に手を回し、力が入らないながらも、精一杯の力で強く抱き締める。

「シン……不安にさせてすまなかった。一人でよく頑張った……」

ラミール様によく似た、優しくて温かいお日様の匂いに包まれて、シンは生まれて初めて、愛される喜びを実感した……



「あのー、グランドル様……無粋である事を承知で申し上げます。そろそろシン殿を安静にさせていただかないと、出血が止まらなくなります」

医師の一声で、出産直後であることを思い出した。グランドルの腕の中があまりに幸せで、心地よくて、すっかり頭から抜けていた。

――だが……ちょっと遅かった……

「シン?……おいっ、大丈夫か!?」

「……ふっ……ふふっ」

心配そうなグランドルの声と、医師の叫びを聴きながら、シンは幸せそうにフニャフニャ顔を緩ませたまま、意識を手放した……


 * * *


「ミュー、ミュー」

――子猫の声がする……可愛い……

「クリスさまー、シンが目覚めましたよー」

――あれっ? ノイ?

「えっ、全部、夢?」

シンが、ガバッと身体を起こすと、クリスとノイが、覗き込んでいた。

「夢じゃないよ、シン。出産おめでとう」

クリスはニコニコしながら、シンの枕の横に置かれた籐製の籠を指差した。

「ミュ、ミュウ」

――俺、本当に産んだんだ……グランドルの子供……

猫の赤ちゃんよりは大きいが、成猫よりは小さい……そして脚が太い。
被毛が乾いて生まれたての時より一回り大きくなったように見える……

シンは籠から子を抱き上げて、フワフワの背中を撫でた。

「ネコ科は妊娠期間短いんだって、早産じゃないから神経質にならなくて大丈夫だってお医者様が言ってたよ」

「よかった……」

赤子はシンの腕の中で体を反転させ、脚をパタパタさせている……
どこから見ても健康で元気な子供だ。そして、めちゃくちゃ可愛い。

「可愛いね。グランドルも赤ちゃんの時はこんなに可愛かったんだね」

「フッ、あいつは何処に居る?」

「グランドルなら、渋々仕事に戻ったよ。最近また国境あたりが騒がしいから、ガインとグランドルは休む暇もないみたい。少なめに見積もって一騎当千だから……」
「そうか……」
「バランドル様とラミール様は、シンを迎え入れる準備をすると言って帰って行ったよ」

――俺というか『孫』だろう……

正直、自分にこんな幸せの形があった事が、未だに信じられない。
思えば転生前から家族とは縁遠く、いつの頃からかそれを寂しいと思うことすら止めてしまった。
なのに、子供と夫と両親の全てを、たった1日で手に入れたのだ。

いや、シンが受け入れなかっただけで、グランドルもラミールも最初からシンを受け入れてくれていたのだ。

たとえ……生まれた子が熊であったとしても……


――ガインに「視野が狭い」と言われるわけだな……

自然とシンの口元には、笑みが浮かび、その姿をクリスとノイも微笑ましく眺めていた。

「シン……よかったね。シンにも家族が出来た」

「……ああ、お前にも心配をかけたな」
「ふふっ、俺とサミアンが今までかけた心配に比べれば大したことないだろ?」
「……それもそうだな」
「なあ、シン。俺達転生してから随分色々あったな……」

クリスは遠くを眺めるような眼差しで、そう言った。
この世界に来てからの全てを思い返しているのだろう……

「ああ」

「俺、こっちの世界に来たこと後悔してないよ。寧ろこの世界に来られて良かったと思ってる」

「……クリス?」

「シンもだろ? この世界に来て良かっただろ?」

うつむいていてその表情を確かめる事は出来ないが、クリスの手は僅かに震えていた。

――そうか、コイツも俺を転生に巻き込んだ事に責任を感じていた。俺の幸せを願ってくれていたのに、俺はいつ迄たっても、自らそれに手を伸ばそうとしなかった……

「ああ、長らく待たせたが、俺は今幸せだ……転生前より……ずっと……」

「……そうか、よかった……」

クリスは目に薄らと涙を浮かべ、嬉しそうにクシャっと笑った。

「それよりこれから大変ですよー。王制は廃止されたとはいえ、廃止前ならグランドル様は獅子族の王子様ですからね」

相変わらずの能天気なタイミングでノイが水をさす。

「おうじさま?」

シンとクリスは、呆けた顔で見つめ合った。

「ブッ、ククッあいつ王子って顔かよ!」

「ププッ、どうみても戦士だよな! でもそれだとシンは王子に嫁ぐお姫様って事になるぞ!」

「俺が? 精神年齢は四十過ぎのオッサンだぞ!」

「アハハッ! 俺達転生時には既にアラフォーだったもんなぁ!」

二人が、しこたま笑っていると、ノイは意地悪そうにニヤリと笑い、いつもより低い声で呟いた。

「笑っていられるのは、今のうちだけですから、好きなだけ笑えばいいです……」



数日後、二ヶ月後にラピヤの隣街イルシュにある獅子族の城でグランドルとシンの結婚式と成婚パレードが大々的に開催されるという発表があった……
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