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夫婦生活
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魔王は結婚した途端、めんどくさくなった。そもそもリスからしたら騙し討ちなのに、まるでリスが結婚したがったように言う。
私が離れがたかったのは、魔王ではなくて、お菓子だ。何をどう解釈したら、そうなるの?
しかも、リスが歩くたび、ついてくる。
「どこまでついてくるの?」
トイレだよ、ここ。
「どこまでも。僕らは夫婦なんだよ。」
無駄にキラキラして言われても。
リスが拒否を示すと、夫婦だから、と押し切りたいようで、腹が立つ。
これ、夫婦なら当たり前なのだろうか。
自信がない。
前はリスの尻尾を触るのは、少しだけだったのに、今はずっと触っている。尻尾を下にして寝るぐらいの遠慮の無さだ。
夫婦は一緒に寝るのが、普通らしい。普通ってなんだ。そもそも魔王が普通を気にするとは思えない。
魔王は手を広げている。こちらに来い、と言うことか。座ると魔王に抱きしめられる。もふもふが気持ちいいらしい。私は大して気持ち良くない。
離してもらおうと、腕の中でもがいたら、魔王に首を噛まれた。
「痛い、何するの?」
「ああ、すまない。なんかいい匂いがして。」お菓子を食べ続けたから甘い香りがするのか。
「私は、お菓子じゃないよ。」
「そうだな、メインディッシュだな。」
ん?そう言うことでもない。
「食べる気?」
まさか。ここで食べるために私をお菓子で釣っていたのか。
「ああ、美味しそうだな。」
ニヤリと魔王が笑う。
リスは血の気が引いた。
すでに魔王にガッチリと捕まっている。
うわぁ、もう私はここで死ぬのね。
涙が出てくる。
魔王は優しく、痛くしない、と約束してくれる。苦しまずに殺してくれるのね。
リスは目を閉じた。
覚悟を決めた。来世があるとしたら、今度こそ幸せになりたい、と願いながら。
服を剥ぎ取られる。
血がついちゃうものね。
リスは唇に何かが侵入してくるのがわかった。何?恐怖に震える。同時に誰かに優しくナデナデされていることがわかった。魔王かなぁ。優しいなぁ。
今からリスを殺そうとしている男に、情が湧いているのがわかって、また涙が出た。涙を舐められる。
リスは目を開けた。
魔王と目が合う。魔王は優しく微笑んでいる。
「泣くな。」うぅ、無理です。
もういっそ「ひとおもいに、やってください。」恐怖に耐えられない。
お願いすると、魔王は困った顔をした。
やっぱり優しい。
「それだと、多分痛くなる。」
リスは頷く。勿論わかっている。
フーと息を吐いて、魔王は服を脱いだ。
ようやく、本気になった。
「痛かったら、やめるから」
リスは首を振る。痛くても最後までして下さい、とお願いする。
魔王は心配そうにリスを見たあと、
「わかった。」と言った。
私が離れがたかったのは、魔王ではなくて、お菓子だ。何をどう解釈したら、そうなるの?
しかも、リスが歩くたび、ついてくる。
「どこまでついてくるの?」
トイレだよ、ここ。
「どこまでも。僕らは夫婦なんだよ。」
無駄にキラキラして言われても。
リスが拒否を示すと、夫婦だから、と押し切りたいようで、腹が立つ。
これ、夫婦なら当たり前なのだろうか。
自信がない。
前はリスの尻尾を触るのは、少しだけだったのに、今はずっと触っている。尻尾を下にして寝るぐらいの遠慮の無さだ。
夫婦は一緒に寝るのが、普通らしい。普通ってなんだ。そもそも魔王が普通を気にするとは思えない。
魔王は手を広げている。こちらに来い、と言うことか。座ると魔王に抱きしめられる。もふもふが気持ちいいらしい。私は大して気持ち良くない。
離してもらおうと、腕の中でもがいたら、魔王に首を噛まれた。
「痛い、何するの?」
「ああ、すまない。なんかいい匂いがして。」お菓子を食べ続けたから甘い香りがするのか。
「私は、お菓子じゃないよ。」
「そうだな、メインディッシュだな。」
ん?そう言うことでもない。
「食べる気?」
まさか。ここで食べるために私をお菓子で釣っていたのか。
「ああ、美味しそうだな。」
ニヤリと魔王が笑う。
リスは血の気が引いた。
すでに魔王にガッチリと捕まっている。
うわぁ、もう私はここで死ぬのね。
涙が出てくる。
魔王は優しく、痛くしない、と約束してくれる。苦しまずに殺してくれるのね。
リスは目を閉じた。
覚悟を決めた。来世があるとしたら、今度こそ幸せになりたい、と願いながら。
服を剥ぎ取られる。
血がついちゃうものね。
リスは唇に何かが侵入してくるのがわかった。何?恐怖に震える。同時に誰かに優しくナデナデされていることがわかった。魔王かなぁ。優しいなぁ。
今からリスを殺そうとしている男に、情が湧いているのがわかって、また涙が出た。涙を舐められる。
リスは目を開けた。
魔王と目が合う。魔王は優しく微笑んでいる。
「泣くな。」うぅ、無理です。
もういっそ「ひとおもいに、やってください。」恐怖に耐えられない。
お願いすると、魔王は困った顔をした。
やっぱり優しい。
「それだと、多分痛くなる。」
リスは頷く。勿論わかっている。
フーと息を吐いて、魔王は服を脱いだ。
ようやく、本気になった。
「痛かったら、やめるから」
リスは首を振る。痛くても最後までして下さい、とお願いする。
魔王は心配そうにリスを見たあと、
「わかった。」と言った。
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