中学生捜査

杉下右京

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第5話 信念

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老人ホーム夢の空は名古屋の守山と言われる場所にあった。丘の上にあるその建物は5階建てで横幅も広く、規模は大きい。そんな介護施設で不可解な死が多発していた。

「おはようございます!」
加納マリアは元気よく挨拶をして部屋に入った。久野隆は部屋にいてテレビを見ている。山田幸助は1階で何かやっているようだ。
「何かそそる事件でもありました?」
マリアがそう尋ねると
「いえ、特にありません。」
隆がそう答えた。その時、山田が部屋に入ってきた。
「おはよう!暇だろ?」
山田はそういうと笑いながらパンフレットを見せてきた。
「これは、老人ホームのパンフレットのようですね。名前は夢の空ですか。」
「あ!ここって、佐藤先生の働いている介護施設じゃないですか!」
マリアは興奮しながら言った。
「佐藤先生というのはどなたですか?」
マリアは興奮しすぎているのか隆のこの質問に答えず、代わりに山田が説明した。
「佐藤大輔のことだよ。業界ではトップクラスの名声を得ている注目の介護士だ。年は30代前半でイケメンであることから女性からも人気が高いらしい。介護への思いも御立派でまさに乗りに乗ってる介護士だな。」
「そうですか。」
隆はあまり興味はなさそうだ。
「隆さん、行きましょうよ。夢の空。」
山田が笑いながらこちらを見ている。
「用もないのに介護施設には行けませんよ。」
山田が切り札を出してきた。
「実はうちのひいばあちゃんがそこに入所してるんだよ。俺の友達ってことで見舞いにでも行かねぇか。」
「行きます!ね、隆さん。」
「仕方ありません。行きますか。」
「やったー!」
マリアはこんなテンションで疲れないのかと隆は思う。
「その前に、その佐藤さんという看護師の方について下調べをしておきたいのですが。」
隆はそういって隆のデスクにあるパソコンをつけて調べ始めた。動画投稿サイトには、佐藤についての動画が多々投稿されている。佐藤自身も動画投稿サイトのアカウントを持っている。どの動画も視聴回数は10万回を超えている。
「マリアさん、この動画は再生回数が100万回を超えていますねぇ。」
「本当ですね。どんな動画なんです?」
マリアは興味津々だ。
「自分が働いている職場を紹介するという内容のようですねぇ。つまり、老人ホーム夢の空を紹介するということですよ。」
「PR動画ってことだな。」
山田は何回か行ったことがあるようなので内部の構造はある程度把握しているらしい。
PR動画は10分ほどの動画だったので視聴することにした。

「こんにちは!佐藤です。みんな元気ですかー!」
「今日は僕が働いている老人ホーム夢の空を紹介します!」
動画は編集されており字幕を付けたりして見やすくなっている。
「こちらは患者さんのお部屋です。」
といった感じで順番に部屋を案内していく。
動画の最後に佐藤は患者がいる部屋に入って少し患者と話す様子が映されていた。
「いや、ここの老人ホーム本当に楽しいんですよ。」
「佐藤先生みたいな明るい先生もいらっしゃいますからね。」
「本当に助かってます。仲間もいて家より幸せかも。」
患者は口々に施設で充実した生活を送っていると言う。服もかなり華美だ。
「みんな、ありがとう。お世辞じゃないよね?」
佐藤がそう言って笑いを取ると、動画は終わった。

隆とマリアと山田が夢の空の2階にある山田の曾祖母が入所している部屋に入った。他の患者は相部屋にいるが曾祖母は末期の肺がんで余命宣告を受けていた。死が近い患者は個室に入れられるらしい。
「ひいばあちゃん。おはよう。」
山田はそういって個室に入った。隆とマリアも後に続く。
「ひいばあちゃん、この人は僕の友達。久野隆と加納マリアっていうんだ。」
山田の曾祖母は意識があるようだ。
「どうも。ご苦労様。知らないおばあちゃんの見舞いに来てくれるなんて嬉しいねぇ。」
彼女は気前よく迎えてくれた。
「こんにちは。山田君の曾祖母の方ですね。」
「はい。山田節子といいます。」
「この施設の動画を視聴したのですが、とても楽しい所のようですね。」
隆の質問に突如、節子はタメ口になった。
「冗談じゃないよー。見てよ。この服。汚い雑巾みたいじゃないの。」
「僕が見た動画では患者の皆さんは随分華美なものをお召しになっていたと記憶していますが。」
「あの時は強制的に着るように言われたんだよ。普段はこんな薄汚い服だよ。」
隆は特段驚いたりはしなかった。自分の職場を紹介するのに患者がこんな服装では印象が悪いだろう。
「そうでしたか。ちなみに、誰にそう言われたのですか?」
「佐藤先生です。」
衝撃の告白にマリアは驚きを隠せないでいる。
「そうですか。ありがとうございました。山田君、我々はこれで失礼します。」
隆はそういうとマリアとともに病室を去った。すると、上の方から大きな声が聞こえた。
「なんでしょうねぇ。この声は。」
「誰かが叫んでるみたいですね。」
「気になりますねぇ。マリアさん、君は先に帰ってもらっていいですよ。僕が行きますから。」
隆がそう言って立ち去ろうとすると
「私も行きますよ。帰っても暇ですし。」
マリアが着いて行った。

騒ぎは屋上で起きていた、誰かが飛び降りようとしている。それを複数の警察官が説得しようとしている。飛び降りようとしているのは夢の空の従業員のようだ。若い男だ。
「やめなさい!」
隆はそういって騒ぎに乱入した。
「あちらの世界に行くと、僕が向き合ってきた人たちに会える。なあみんな。俺も行くよ。いい介護士人生だった。」
そういうと男は笑いながら倒れるようにして落ちていった。ここは5階建ての建物の屋上だ。助かるはずがない。

自殺が起きて少ししたときに北野と沢村がやってきた。
「間違いなく、自殺だろうな。屋上から飛び降りて死んだ。俺らの出る幕はない。」
北野たちは刑事だ。殺人事件などの人為的な犯罪は取り締まるが自殺などは専門外だ。
「沢村、帰るぞ。」
2人が帰ろうとすると。車の前には隆がいた。マリアには先に山田の家に戻ってもらったようだ。
「なんですか。隆さん。もう帰ろうとしたころなんですがねぇ。邪魔しないでもらえますか。」
と沢村
「全くだよ。帰ってもらえますかね。」
北野が邪魔くさそうに言う。
「2人とも申し訳ありません。僕が聞きたいのは遺体の状況です。」
北野が面倒くさそうに答えた。
「ひどい状況でしたよ。血がすごい出てました。」
「そうですか。ありがとうございました。」
隆はそういって山田の家に戻った。

夢の空から山田の自宅までは20分ほどで着く。
「隆さん、おかえりなさい。」
「どうも。山田君はまだ戻っていないようですねぇ。」
「さっき今から帰るって連絡がありましたよ。」
「そうですか。ところで、遺体の身元は分かりましたか?」
マリアは隆の質問を待っていたかのように答えた。
「はい。遺体は小池望、30手前です。夢の空の従業員だそうで、まあまあ評判は良かったそうです。」
「自殺の原因は何だったのでしょう。」
「実は、小池さんの担当していた患者が相次いで連続死してしまったんですよ。そのことで心身を病んで自殺したと考えられますね。」
「なるほど。それなら小池さんが最後に言っていた言葉にも納得できますねぇ。連続死の原因は何だったのでしょう?」
マリアは声を潜めた。
「調べてみたところ、殺人であることが分かったようです。被害者の体内から毒物が検出されたようで。」
「となると、犯人は看護師ですかねぇ。一般人には動機がないので犯行はできないはずです。」
つまり疑いは佐藤にもかかるということだ。
「まず佐藤先生は違うと思いますよ。」
「君、そのような先入観に駆られてはいけませんよ。」
「だからって人を色眼鏡で見るような真似は良くないと思います。」
「我々は殺人事件の捜査をしているのですよ。人が人を殺すのですよ。そのような事件に私情を挟んでしまうということは、真実を見逃してしまう大きな可能性になります。」
「佐藤先生に限ってそんなことはないはずです。」
「僕だって君の気持はよくわかります。しかし、人間たるもの、表の顔と裏の顔があるということを理解しなければなりません。君は佐藤大輔という男の事を動画投稿サイトでしか知らないのですから。」
マリアは答えられなかった。
「だからといって、特定の人を疑い続けるのはその人を追い詰めることになってしまう可能性があります。捜査とは非常に難しいものなのですよ。会いたい人がいます。行きましょう。」
隆はそういって出て行った。マリアは後に続いた。

「隆さん、どうも。」
隆は北野と沢村を呼んだ。
「今日は何の御用ですか?我々も暇ではないのですがねぇ。」
と北野
「また俺たちになにか調べさせる気ですか?」
と沢村
「調べたいというより、聞きたいことがあります。」
「捜査に関してなら守秘義務があるのですがねぇ。」
北野はそういって突っぱねようとする。
「そこをなんとか。」
北野は舌打ちをしつつも、隆たちに情報を教えてくれた。
「連続死した患者は全員、小池が担当していた患者でした。つまり、小池が連続殺人事件を起こしたと我々は考えています。」
「では、小池の自殺の動機についてはどのようにお考えですか?」
「良心の呵責に耐え切れず死んだってとこでしょう。」
「ちょっといいですか?」
北野と隆のやり取りにマリアが割って入った。
「なんです?」
「良心の呵責で小池さんが自殺したのなら、小池さんが最後に言った言葉の納得がいきません。」
北野は初めて聞いた事実に耳を疑う。
「小池が最後に何か言ったんですか?」
「はい。僕が向き合ってきた人たちに会えるとか言っていました。」
マリアの言ったことに隆が補足した。
「つまり、一連の事件の犯人は小池ではないということです。」
「じゃあ、誰が犯人なんです?」
「それはまだ僕にも分かりません。何か分かったら教えてください。」
隆はそういうと立ち去った。

山田から緊急の電話がかかってきたのは隆とマリアが山田の家に戻って30分程経過した時だった。
「もしもし。」
電話には隆が出た。
「おお、隆か、ひいばあちゃんの意識が無くなった。たった今だ。すぐ来てもらいたいのだが。」
「分かりました。すぐに伺います。万が一のためにご家族の方をお呼びした方が良いと思います。」
「家族はみんな仕事に出てて連絡がつかないんだよ。」
「そうですか。とにかくすぐに伺います。」
隆はそういって電話を切った。
「マリアさん。夢の空に行きましょう。」
「節子さんの意識が無いそうです。」

隆とマリアは20分ほどで夢の空に着いた。入口では山田が待っていた。
「ああ、山田君、どうですか?」
「まあ来てくれ。」
節子は横たわっていた。当然だが話しかけても答えない。
「さっきから口をパクパク動かしているのだが、何やっているんだ?」
「山田君、これは死戦期呼吸です。」
「死戦期呼吸?呼吸をしているのか?」
「死戦期呼吸とは口をパクパクしながら呼吸する呼吸法です。呼吸しているように見えるのですが実際は必要な酸素を肺に取り込めておらず、効果的な呼吸はできていないのですよ。この呼吸を始めると数時間で亡くなってしまう可能性が極めて高いと言われています。」
隆は深刻そうに言った。
「マジかよ?おい、ひいばあちゃん。目を覚ましてくれよ。目を開けてくれ。」
山田は必死に節子に声をかけるも応答はなかった。
「介護士を呼びましょう。」
隆はそういうと、ナースコールで介護士を呼んだ。
「もしもし、患者さんが死戦期呼吸をしています。すぐに来てください。」
到着までにかなり時間がかかった。
「失礼します。」
そして部屋に入ってきたのは佐藤だった。動画で見た時よりも太っているように見える。
佐藤は節子の状態を確認すると残念そうな表情を見せた。
「残念ですが、節子さんは亡くなられる可能性が高いと思います。」
山田には佐藤の言葉の意味が理解できなかった。無理もない。
「なんだそれは!介護士である以上、最後まで最善の治療をするんじゃないのか!」
「お言葉ですが、打つべき手は打ちました。もうこれ以上は。」
「ふざけるな!」

2人が揉めている病室の窓際でマリアは
「分かっていても嫌なものですね。死って。」
と言った。
「死というのはそういうものです。山田君には気の毒ですが。」
隆は病室から出ていった。

佐藤が病室から出てきたのはそれから30分ほど経過した時だった。隆とマリアは病室の前で待っていた。
「佐藤先生、予定していたインタビューの件なのですが。」
隆は少し前に佐藤へのインタビューのアポを入れていた。自由研究という名目だが真の目的は捜査のためだ。
「あ!忘れてました!」
佐藤はそう言って笑ってみせると2人を案内した。
「我々がお聞きしたいのは患者さんに対する扱いについてです。佐藤先生は普段、そのように患者と接しているのですか?」
案内されたのは会議室のようなところだった。大きいテーブルがある。隆たちから見て佐藤はテーブルをはさんで向こう側にいる。
「大事なのは患者さんに笑顔になってもらうことです。そのためには看護師も笑顔でいる必要があります。だから普段から患者さんには笑顔で接するようにしています。」
「それは、素晴らしい心がけですねぇ。患者さんに笑顔になってもらうとおっしゃいましたが、笑顔というのは作り笑いも含めるのでしょうか?」
「は?」
佐藤は隆の予期せぬ質問にそう反応した。
「患者さんはあなたの事を傲慢な人だと言っていました。佐藤さんが担当している患者は無理やり笑わされたり、楽しそうにしていろと言われているそうです。ひどいときは、暴言や暴力を振るわれることもあったそうです。」
「そんなことをした覚えはありませんが。」
佐藤の顔色が一気に悪くなった。
「おやおや、機嫌を損ねてしまいましたか。申し訳ありません。そういえばつい最近、小池先生という方が屋上から飛び降りて自殺をしたそうですねぇ。その自殺には小池さんが担当していた患者の連続死が原因の可能性が極めて高いです。」
「何が言いたいのですか?」
「しかし、その連続死は何者かに殺害されていたことが判明し、連続殺人に変わりました。毒物が被害者の体内から検出されたそうです。」
「ちょっと、水を持ってきますね。」
そう言って部屋を出て行った佐藤は30秒程経過した時に水を持って戻ってきた。早速マリアがその水を飲もうとする。
「マリアさん、その水を飲んではいけませんよ。」
隆はマリアを手で制した。
「佐藤さん、あなたは自分で自分の首を絞めるつもりですか。この水に入っている毒物が患者さんが殺された時に使われた毒物と同じだった場合、十分な証拠になりますよ。なによりあなたが毒物を持っているだけで大きな証拠となります。」
「なんのことかな。」
「あなたが夢の空患者連続殺人事件の犯人ですね。そして自分が向き合ってきた患者が殺されたことにより、小池さんが自殺をした。」
「なぜそう思われるのです?」
「事件当日、あなたは死亡者のカルテを倉庫に片付けに行っていますね。他の従業員に確認済みです。つまり、その時間にあなたは犯行が可能だった。そして、その時間は被害者の死亡推定時刻と一致します。」
「だからって私がやったという証拠がないじゃないですか。」
「ですから、あなたが持っている毒物が何よりの証拠ですよ。もういい加減に自白したらどうですか?」
「佐藤さん!」
隆が怒鳴った。佐藤はしばらくたってから真実を口にした。
「俺は小池を助けるつもりだったんだ。俺らは毎日毎日、患者のことを第一に考えて仕事をしてきた、毎日住み込みで働いてきたよ。それでも患者の前では明るくふるまわないといけない、俺たちの辛さがお前たちにわかるか?小池も毎日疲れ果てていたよ。そんな小池を見てて思ったんだよ。なぜ俺たちが死にかけの患者を相手にしないといけないのか、ってね。死にかけの患者を殺してあげることが俺たちにできる患者への対応だと思った。」
「それで、患者さんを殺したんですね。」
「ああ、小池を助けるためにな。」
「しかし、結果としては小池さんを追い詰めることになってしまったというわけですね。」
「まあな。」
「しかし、あなたは、小池さんの患者しか殺していません。それにより警察は当初、小池さんが連続殺人事件の犯人だとしていました。ということはあなたは患者を殺すことに多少の罪悪感があったのではありませんか?」
「そんなことはない。ただ、自分が罪に問われるのが恐ろしかった。」
「つまり、罪の意識はあったということですね。」
「そうなのかもしれない。」
佐藤は認めた。
「でも、自分のしたことは間違いだと思っていない。どうせ死ぬんだったら早い方が良いだろう?」
「ふざけたことを言っているのではありませんよ!」
隆が再び怒鳴った。
「あなたがどのように仕事をしていたのかはわかりませんが、患者さんは近く自分の死が来ることを悟っているのですよ。この施設に入所して過ごす数か月は患者さんにとって、とても大切な時間なのですよ。死が近いからと言ってそんな時間を奪うのは立派な殺人ですよ!さらには、純粋に患者さんと向き合ってきた小池さんを自殺させるなど言語道断ですよ!」
佐藤は崩れ落ちた。
「警察だー。」
部屋に北野と沢村が入ってきた。北野が佐藤に近づいて行く。
「佐藤大輔だな。殺人の容疑で逮捕状が出てる。」
佐藤は北野と沢村に連れて行かれた。

隆とマリアは山田の家に戻った。
「佐藤先生は純粋な介護士だと思っていました。やっぱり人には表裏がありますね。」
とマリア。
「佐藤さんも介護士になりたての頃には患者の最後を手伝っていたのかもしれませんねぇ。時間がたつにつれて考え方が変わる、人間とはそういうものです。」
「そうですね。」
マリアは自分が信じてきた佐藤が殺人を犯したことにショックを受けている。
「彼には罪を償って、人間の命の重さを再確認してほしいですねぇ。」
隆はそう言うとサイダーを飲み始めた。
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