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プリンセス ―ショート―
彼女を信じて······
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歯を食いしばるロベリーだが両足が震えだす。
「おや? 頭に包帯とは」
何を言っていると思った瞬間、
ゴツンッ、
「ああっ」
「ロベリー!」
大きな石をぶつけられた様な痛み、傷ついたおでこの包帯から血が滲みはじめた。
それでも引かないロベリーの後ろ姿にオメラは自分が後ろにいるままではと、
「ロベリーさん頑張って!」応援し、振り向いて自分が来た森林へと走り去る。
「ちっ」
消えゆくオメラに舌打ちするとプレシャは距離を取とった。
「しかしロベリー王女、貴様は本当に何を企んでいる。何故オメラ王女を助けた?」
答える気配を見せないロベリーに、ふむっ、と左手で顎を触り、
「貴様がオメラ王女を助けたとて悪名は無くならんぞ?」
プレシャは、何か言葉を発してロベリーの僅かな変化からでも思惑を読み取ろうとしていた。
だが何故か沈黙を破りロベリーが、
「あなたは何故、オメラ王女を?」
ようやく口を開いたかと不敵な笑みを浮かべるプレシャ。
「黙って、ようやく口を開いたと思えば······まずは私の質問に答えてもらおう」
「······もしかしたら狙われるのではないか、と思ったまでです。あなたは?」
「······悲願、ですかね~」
「悲願······」
「それ以上は答えられませんね。いや、訊きたいのならば貴女の思惑を全て語って頂ければ、話しましょう」
真面目な顔をして挑発するような笑みのプレシャ、互いにこれ以上は話をすることも無いだろうと静かに剣を構える。
僅かな風に揺られサラサラと木々が音を鳴らし木の葉の影が2人の肩に落ちた時、
「ロベリー!」
「オメラ王女」
「ちっ」
去った茂みからオメラは戻り騎士2人、兵士7人を連れて戻ってきた。
「え、プレシャ騎士、団長?」
「悪魔の、ロベリー王女か」
どうすればいいのか混乱する彼らに、
「ロベリー王女を援護なさいっ!」
「え、しかし」
「プレシャ騎士団長に斬られそうになった私を助けてくださいました!」
戸惑いながらもお世話になった元騎士団長に剣を、槍を向ける。
ロベリー王女、その左右に2人の騎士、オメラ王女を囲む兵士7人を不気味な目をしながら状況を見渡したプレシャ不利と悟り「まてっ!」その場から森林の中へと逃げ去った。
追いかけようとした騎士たちをオメラ王女は呼び止めると、兵士7人は次にロベリーに刃を向けだす。
森林が冷たく不気味な音に聞こえる一触即発の雰囲気、
「お止めなさいっ」
「オメラ王女、しかしロベリー王女は悪魔と言われすでに2人の王女を殺しております」
警戒する騎士兵士たちはオメラのロベリーを見る強い眼力に押され、
「言ったでしょ、彼女は私を救ってくれたと」
武器を下げていく。
「ロベリー王女」
オメラは近づこうとすると、剣を鞘に収め黙ってその場を離れようとしたが、
「ロベリー!」
あえて王女と付けずに呼びかけられた時、亡くなった友と身体が勘違いし振り向かずともつい足を止めてしまう。
「ロベリー、先程は助けてくれてありがとう」
彼女の背中に語りかけていく。
「あなたが何をやろうとしているのかは分からない。ベルディ王女、バイオレット王女を殺したと耳にしたけど、そんなのうそ······私はあなたを信じます」
僅かに震えているように見えたオメラに、
「······自分の身を、お護りください」
とだけ言いその場を去っていく。
その背を止めず、闇に見を投じるように消えた彼女のあとには日が僅かに指しオメラは両手でロベリーの無事を祈る。
「ロベリー、あなたへの疑問は私を救ってくれたことで晴れました。だから彼女が無事に笑えるように、お願いチュリン」と······。
「ぬぬ、ロベリー王女はいったいどこまで······」
嫌な予感と心配し、騎士たちと追いかけるかと話し合っているとロベリーが向かった茂みから、
「すいません、遅くなりました」
「ロベリー王女······包帯から血が、まさかっ!」
「はい、少し戦闘しましたが相手が逃げました」
いったい誰がとロベリーから説明を聞いたヤクナやホセたち。
「――プレシャ? う~む」
「ヤクナ様がご存知無いとは珍しい」
オメラ王女の国デル·サージは、戦争断固反対の国なため最古のヤクナが頭をひねるもプレシャとは戦闘経験や面識がほとんどなかった。
「それで、そのプレシャはどこへ?」
「すいませんが、それも分かりません」
「いえ、しかしこれではますますロベリー王女の······」
「さぁ、話はこれくらいにしてターキシムへと向かいますよ」
「ははっ!」
プレシャの件はこれ以上考えるだけ無駄と判断し、当初の目的であるターキシム城にランク軍は再度行動を開始する······。
ターキシム、それはオブスーン大陸の中心にある国の1つでありそのため、北はラバーグ、北東にはゴルドバ、東はニゲラニ、西はビスカ、南はデル·サージと多くの国の国境が存在する国境国。
正面に噴水があるその先にはターキシム城が建っていた。全体的にレンガのような外壁で霞んだ赤の色と屋根のパステルカラーの緑で親しみやすい。
石でできたアーチ状の入り口に入ると左右は大きなお城で騎士や兵士の姿がよく見え、正面のまたアーチ状の入り口に入ると、外とはうって変わって様々な彫刻の壁、天井にステンドグラス更に進んだ扉を開けると謁見の間。
そこに脚を組み本を読む青髪で目の鋭い王女が座っていると、
「レスタ王女、思ったとおりランク軍がやって来たようです」
「うむ、やはりここに来るか」
「どうなされますか」
本にしおりを挟んで閉じるとひと呼吸して、
「騎士、兵士の準備を」
どれくらいかと訊かれたレスタ王女はなんの心配をする事なく、
「100人ぐらい、いればいい」
かしこまりましたとバルト騎士団長が元気な返事をすると追加で、
「あと、馬は必要ない」
言われた通りに準備に掛かるのだった。
レスタも今日戦うであろうとすでに鎧は着ていたが本をしまいに兵に自室に行くと言って玉座を後にする。
彼女の部屋は玉座から見て右奥の扉から廊下を歩いた先にあった。
その扉の彫刻は『自分を胸のあたりに指差しそのあと手のひらを横にして左二の腕から右二の腕まで横に切るような王女の彫刻』は何時もふと不思議でならないと思うレスタ王女。本で読んだには彫刻には作りてや注文者の思いやメッセージが込められているというが、今はそれどころではないと扉を開け、左側の本棚にしまう。
ふ~っと溜息し自分よりも高い本棚にある様々な本を見回して、
「行くか」
皆の待つ外にへと出ていく······。
レスタ王女に気づく騎士たちは、
「レスタ王女、その、この数では無謀かと······」
不安視する騎士たち、無理もない。ランク軍は約1000人もの兵の数でとても100人程度は太刀打ち出来るわけがないのにレスタは焦り1つ見せず、
「だから、大丈夫だと昨夜言っただろう」
「は、はい」
「ちゃんと私の言う通りにしろ。けっして取り乱して戦おうとするなっ、これは命令だ」
昨夜の作戦会議で決めた事を厳しい目で騎士や兵士1人ひとりに腕を組み訴えていく。
そして最後にバルト騎士団長に、
「······けっして取り乱すなよ」
「はい」
少数先鋭でとても戦争するとは言えない数と万が一争えば間違いなく負けるであろう事は誰の目にも明らかだったが、しかし昨夜の話し合いの結果、レスタはこれで良いと決めた。
そんなレスタ王女への騎士兵士たちからの信頼は厚く、どんな時でも冷静に、無駄な争いや犠牲を生ませないという強い意思と考えで彼女なりに国を護ってきたからである。
半時ちかく経つ頃には、
「きたか、ロベリー王女」
大勢の馬を率いて頭に包帯を巻いた王女と騎士兵士たちが蜂の群れのように現れた。
「これは······レスタ王女、いったい?」
青髪のレスタが腕を組んでいる辺りでロベリーは今までの違いに驚かずにはいられない、
「おや? 頭に包帯とは」
何を言っていると思った瞬間、
ゴツンッ、
「ああっ」
「ロベリー!」
大きな石をぶつけられた様な痛み、傷ついたおでこの包帯から血が滲みはじめた。
それでも引かないロベリーの後ろ姿にオメラは自分が後ろにいるままではと、
「ロベリーさん頑張って!」応援し、振り向いて自分が来た森林へと走り去る。
「ちっ」
消えゆくオメラに舌打ちするとプレシャは距離を取とった。
「しかしロベリー王女、貴様は本当に何を企んでいる。何故オメラ王女を助けた?」
答える気配を見せないロベリーに、ふむっ、と左手で顎を触り、
「貴様がオメラ王女を助けたとて悪名は無くならんぞ?」
プレシャは、何か言葉を発してロベリーの僅かな変化からでも思惑を読み取ろうとしていた。
だが何故か沈黙を破りロベリーが、
「あなたは何故、オメラ王女を?」
ようやく口を開いたかと不敵な笑みを浮かべるプレシャ。
「黙って、ようやく口を開いたと思えば······まずは私の質問に答えてもらおう」
「······もしかしたら狙われるのではないか、と思ったまでです。あなたは?」
「······悲願、ですかね~」
「悲願······」
「それ以上は答えられませんね。いや、訊きたいのならば貴女の思惑を全て語って頂ければ、話しましょう」
真面目な顔をして挑発するような笑みのプレシャ、互いにこれ以上は話をすることも無いだろうと静かに剣を構える。
僅かな風に揺られサラサラと木々が音を鳴らし木の葉の影が2人の肩に落ちた時、
「ロベリー!」
「オメラ王女」
「ちっ」
去った茂みからオメラは戻り騎士2人、兵士7人を連れて戻ってきた。
「え、プレシャ騎士、団長?」
「悪魔の、ロベリー王女か」
どうすればいいのか混乱する彼らに、
「ロベリー王女を援護なさいっ!」
「え、しかし」
「プレシャ騎士団長に斬られそうになった私を助けてくださいました!」
戸惑いながらもお世話になった元騎士団長に剣を、槍を向ける。
ロベリー王女、その左右に2人の騎士、オメラ王女を囲む兵士7人を不気味な目をしながら状況を見渡したプレシャ不利と悟り「まてっ!」その場から森林の中へと逃げ去った。
追いかけようとした騎士たちをオメラ王女は呼び止めると、兵士7人は次にロベリーに刃を向けだす。
森林が冷たく不気味な音に聞こえる一触即発の雰囲気、
「お止めなさいっ」
「オメラ王女、しかしロベリー王女は悪魔と言われすでに2人の王女を殺しております」
警戒する騎士兵士たちはオメラのロベリーを見る強い眼力に押され、
「言ったでしょ、彼女は私を救ってくれたと」
武器を下げていく。
「ロベリー王女」
オメラは近づこうとすると、剣を鞘に収め黙ってその場を離れようとしたが、
「ロベリー!」
あえて王女と付けずに呼びかけられた時、亡くなった友と身体が勘違いし振り向かずともつい足を止めてしまう。
「ロベリー、先程は助けてくれてありがとう」
彼女の背中に語りかけていく。
「あなたが何をやろうとしているのかは分からない。ベルディ王女、バイオレット王女を殺したと耳にしたけど、そんなのうそ······私はあなたを信じます」
僅かに震えているように見えたオメラに、
「······自分の身を、お護りください」
とだけ言いその場を去っていく。
その背を止めず、闇に見を投じるように消えた彼女のあとには日が僅かに指しオメラは両手でロベリーの無事を祈る。
「ロベリー、あなたへの疑問は私を救ってくれたことで晴れました。だから彼女が無事に笑えるように、お願いチュリン」と······。
「ぬぬ、ロベリー王女はいったいどこまで······」
嫌な予感と心配し、騎士たちと追いかけるかと話し合っているとロベリーが向かった茂みから、
「すいません、遅くなりました」
「ロベリー王女······包帯から血が、まさかっ!」
「はい、少し戦闘しましたが相手が逃げました」
いったい誰がとロベリーから説明を聞いたヤクナやホセたち。
「――プレシャ? う~む」
「ヤクナ様がご存知無いとは珍しい」
オメラ王女の国デル·サージは、戦争断固反対の国なため最古のヤクナが頭をひねるもプレシャとは戦闘経験や面識がほとんどなかった。
「それで、そのプレシャはどこへ?」
「すいませんが、それも分かりません」
「いえ、しかしこれではますますロベリー王女の······」
「さぁ、話はこれくらいにしてターキシムへと向かいますよ」
「ははっ!」
プレシャの件はこれ以上考えるだけ無駄と判断し、当初の目的であるターキシム城にランク軍は再度行動を開始する······。
ターキシム、それはオブスーン大陸の中心にある国の1つでありそのため、北はラバーグ、北東にはゴルドバ、東はニゲラニ、西はビスカ、南はデル·サージと多くの国の国境が存在する国境国。
正面に噴水があるその先にはターキシム城が建っていた。全体的にレンガのような外壁で霞んだ赤の色と屋根のパステルカラーの緑で親しみやすい。
石でできたアーチ状の入り口に入ると左右は大きなお城で騎士や兵士の姿がよく見え、正面のまたアーチ状の入り口に入ると、外とはうって変わって様々な彫刻の壁、天井にステンドグラス更に進んだ扉を開けると謁見の間。
そこに脚を組み本を読む青髪で目の鋭い王女が座っていると、
「レスタ王女、思ったとおりランク軍がやって来たようです」
「うむ、やはりここに来るか」
「どうなされますか」
本にしおりを挟んで閉じるとひと呼吸して、
「騎士、兵士の準備を」
どれくらいかと訊かれたレスタ王女はなんの心配をする事なく、
「100人ぐらい、いればいい」
かしこまりましたとバルト騎士団長が元気な返事をすると追加で、
「あと、馬は必要ない」
言われた通りに準備に掛かるのだった。
レスタも今日戦うであろうとすでに鎧は着ていたが本をしまいに兵に自室に行くと言って玉座を後にする。
彼女の部屋は玉座から見て右奥の扉から廊下を歩いた先にあった。
その扉の彫刻は『自分を胸のあたりに指差しそのあと手のひらを横にして左二の腕から右二の腕まで横に切るような王女の彫刻』は何時もふと不思議でならないと思うレスタ王女。本で読んだには彫刻には作りてや注文者の思いやメッセージが込められているというが、今はそれどころではないと扉を開け、左側の本棚にしまう。
ふ~っと溜息し自分よりも高い本棚にある様々な本を見回して、
「行くか」
皆の待つ外にへと出ていく······。
レスタ王女に気づく騎士たちは、
「レスタ王女、その、この数では無謀かと······」
不安視する騎士たち、無理もない。ランク軍は約1000人もの兵の数でとても100人程度は太刀打ち出来るわけがないのにレスタは焦り1つ見せず、
「だから、大丈夫だと昨夜言っただろう」
「は、はい」
「ちゃんと私の言う通りにしろ。けっして取り乱して戦おうとするなっ、これは命令だ」
昨夜の作戦会議で決めた事を厳しい目で騎士や兵士1人ひとりに腕を組み訴えていく。
そして最後にバルト騎士団長に、
「······けっして取り乱すなよ」
「はい」
少数先鋭でとても戦争するとは言えない数と万が一争えば間違いなく負けるであろう事は誰の目にも明らかだったが、しかし昨夜の話し合いの結果、レスタはこれで良いと決めた。
そんなレスタ王女への騎士兵士たちからの信頼は厚く、どんな時でも冷静に、無駄な争いや犠牲を生ませないという強い意思と考えで彼女なりに国を護ってきたからである。
半時ちかく経つ頃には、
「きたか、ロベリー王女」
大勢の馬を率いて頭に包帯を巻いた王女と騎士兵士たちが蜂の群れのように現れた。
「これは······レスタ王女、いったい?」
青髪のレスタが腕を組んでいる辺りでロベリーは今までの違いに驚かずにはいられない、
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